「転職が決まらない…辛い」長引く転職が辛くなったら見直したいポイント
[最終更新日]2024/11/16
さまざまな理由で「転職」を決意し行動に移してみたものの、「なかなか転職が決まらない」と焦っている人もいるかもしれません。
長引く転職活動の最中で、「一体何が原因で転職が決まらないのか」立ち止まってしっかり考える時間も大切です。
目次
1)「転職活動が長引いた人」の活動期間・応募社数は?
はじめに、「転職に思ったよりも時間がかかった」という100人の社会人へアンケートを行った結果を紹介します。
(アンケート集計期間:2022年7月)
転職活動にどのくらいの時間を要しましたか?
およそ4割の人が「転職までに半年以上かかった」と回答しています。
全体の数値を見ても、3ヵ月以上転職が決まらない時、「長引いている」と感じやすい傾向があるようです。
転職期間中、何社くらいに応募しましたか?
一方、転職活動期間中に応募した求人数ではおよそ半数の人が「10社未満」と回答しています。
ここで、「転職活動期間に比べ、応募社数が少ないのでは?」と疑問に感じられた人もいるかもしれません。
これらの数値からうかがえる「転職が長引く人の傾向」については、次章で詳しく解説していきます。
2)アンケートからわかる、転職が長引く人の傾向とは?
先のアンケートの結果から、「転職が長引きやすい人」には以下の2つのタイプが見られました。
転職活動期間に比べ、応募社数が少ない人
1社の内定を得る人の平均応募社数は、約20社
人材紹介会社のマイナビ社では、「1社の内定を得る人の平均応募者数は、約20社」と公表しています。
※参考:マイナビ転職「平均応募社数や選考通過・内定の確率はどれくらい?」の内容を元に、弊社にて図作成
ある求人へ100人が書類応募を行った後、一次面接に進む確率はおよそ30%。その後、最終面接を経て内定と進む人は4.5%、100人中およそ4.5人の割合です。
もちろんこの割合がすべての転職者に当てはまる訳ではありませんが、内定を獲得するために「20回以上のチャレンジ数(応募数)が必要になる」ことが多いのです。
ここで1章の円グラフの結果を振り返ってみると、「転職が長引いた」と感じる人のうち、20社以上へ応募した人は全体の3割以下と、平均応募社数に満たない人の方が多いことが分かります。
応募社数が少ない転職者の多くは、「在職中に転職活動」している
応募社数が20社未満だった人には、どのような背景があるのでしょうか。
アンケートからは、「在職中に転職活動を進める時間がなかなか取れなかった」という意見が多く見られました。
当時平日は仕事をしながらの転職活動だったのですが、有給を取りづらい環境だったので面接の日程調整が難しかったです。(東京都/30代/女性)
仕事をやりながらの転職活動に悪戦苦闘した。ハローワークに通う時間が限られたり、なかなか良い求人に出会えなかったのも要因の一つ(新潟県/30代/男性)
仕事をしながら転職をしていたので、あまり活動が出来なかった。また、慎重に転職をしたかったので、たくさんの中から厳選して選んだから(愛知県/30代/女性)
忙しくて時間を取れない場合は、「退職後の転職活動」の方がいい?
転職活動は基本、在職中に行うことが望ましいです。
退職後の活動は「活動期間は収入が途絶えてしまう」「無職期間が長引くと選考で不利になることもある」というデメリットがあるからです。
一方で、「在職中だとどうしても時間が取れない」という人は、退職後から本格的に転職活動を始めることもやむを得ないケースもあるでしょう。
ですが、その際も在職中から以下の取り組みをしておくことをおすすめします。
- ①自己分析とキャリアの棚卸しは在職中に済ませておく
- ②求人チェックおよび企業研究は1日5~10分でも毎日行う
- ③休日も相談できる転職エージェントを利用する
①の「自己分析とキャリアの棚卸し」については、転職方針(軸となる希望条件)を明確にする行為です。
転職活動が長引いた人のコメントでは、「方針が定まらないまま活動をしたことが原因だった」という声も多いです。
これらは在職中・離職中に限らず、転職しようと決めた時点でなるべく早く行っておくべきです。
具体的なやり方・進め方については、この記事後半の「自己分析の進め方」をご参照ください。
②の「求人チェックと企業研究を毎日行う」は、応募ペースを上げるだけでなく転職活動自体を習慣化させるうえでも重要です。
多くの求人サイトでは毎週新たな求人が掲載されます。なかには短期で募集が終わってしまうものもありますので、条件に合致する求人の見落とし防止にも役立ちます。
また、③にある通り土曜や日曜も対応可能としている転職エージェントもあります。
転職エージェントでは求人紹介だけでなく、転職活動の効率的な進め方やスケジューリングもアドバイスしてくれますので、在職中で忙しい人こそ活用したいサービスです。
転職成功する人の転職サービス平均利用数は4.2社
求人探しの際は、転職サイト、転職エージェント、ハローワークいずれかのサービスを利用することになります(または「知人からの紹介」や「企業HPへの直接応募」のケースもあります)。
こうした転職サービスの活用の仕方は人によってさまざまですが、転職活動期間に比べ応募社数が少ない人では「転職サービスを1つだけしか利用していない」「転職サイトメインで求人を探している」ケースが多く見られました。
転職サイトメイン、または転職サービスを1つしか利用していない場合、比較検討できる求人の数および応募社数は少なくなりがちです。
一方で転職する人はどのように転職サービスを利用しているかというと、リクルートの調べでは「平均4社以上の転職エージェントを利用している」といいます。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」より
転職サービスの複数利用は、「自分に合ったサービスの見極め」にも役立つでしょう。
とくに現在利用している転職サービスで「希望する求人がなかなかない」「担当者のサポートがあまりない」という人は、新たな転職サイト・エージェント登録を検討した方がよいでしょう。
応募数は多いが、なかなか内定が出ない人
先に「1社の内定を得る人の平均応募社数は、約20社」とお伝えしましたが、アンケートでは「50社以上応募してもなかなか決まらなかった」という方も数名いらっしゃいました。
応募数を多くしてもなかなか内定が得られないのは、どのような原因や背景があるのでしょうか。
自身の「市場価値」を正しく測れていない可能性あり
それなりに応募はしていてもなかなか内定が出ない場合、自身の「市場価値」を正しく測れていないために適切な希望条件を設定できていなかった可能性が考えられます。
妥協した企業への就職は悪循環を生むと考えていたため、かなりハードルを高くして企業を選んだことで該当する企業が少なかった。(福岡県/20代/男性)
給与面ばかり条件がいい所を探していたので、思うような会社に出会うまで時間がかかってしまったのが一番の原因だと思う。(宮崎県/30代/女性)
仕事内容、求人、勤務地の3つにこだわりがあり、すべてを満たす求人がなかなか見つからず、妥協したくなかったことで長引いてしまいました。(岐阜県/30代/男性)
転職における市場価値とは、企業が評価するその人の「将来価値」です。
将来価値の大きさは、転職する人の「できること」と企業の「求めていること」の重なりの広さで決まります。
転職者が自身の市場価値を見誤ってしまう要因としては、以下の2つが挙げられるでしょう。
- ①自分自身のこれまでの経歴・スキルの棚卸しができていない
- ②業界研究や企業研究が不十分
①については、転職者自身が自身の強みや課題について明確になっていない・客観的な評価ができていないケースです。
そのため、やや高望みをしてしまったり、選考時に適切な自己PRができないといったことが起こりがちです。
②は、「転職者が、自身を客観的に評価できていない状態」と言い換えることもできるでしょう。その業界・企業を詳しく知らなければ、その領域での市場価値を計ることなどできないからです。
自身の市場価値は、キャリアの棚卸しおよび業界研究・企業研究を丁寧に行うことによって明るみになることが多いです。
「自分の市場価値なんて、イメージが付かない」という人は、いちど転職エージェントに「私の現在のスキル・経験で活躍できる業種・職種はどんなものがありますか。また、そこでの市場価値はどれくらいですか」と聞いてみるのがよいでしょう。
厳しい評価がかえってくることもあるかもしれませんが、最も大切なのは「現状を知ること」です。いまのご自身の立ち位置が分かれば、対策も立てやすくなるはずです。
気持ちに焦りが生じると、冷静な判断ができなくなるので注意
なかなか内定が決まらず気持ちに余裕がなくなってくると、冷静な判断力を失ってしまう可能性があります。
入社後の働き方や今後のキャリアプランといった中長期的な視座に立って物事を考えることができなくなってしまい、「とにかく内定がもらえそうなところ」を狙って応募する、などという行動に走りがちになります。
転職は内定がゴールではなく、入社して働き出してからが本当のスタートです。
転職活動中の一時の気持ちの焦りから、じっくり考えることなく重要な決断を下してしまうべきではありません。
また、気持ちが焦ることでさらに選考に通りにくくなる悪循環を招くこともあります。
「とにかくたくさん応募しなければ」と、応募書類を使い回して大量に応募したり、企業分析が不十分なまま面接にのぞんだりすれば、準備不足が原因で選考通過を逃してしまう原因にもなるのです。
3)転職が決まらないときに見直したい5つのポイント
ここからは、長引く転職活動をクリアするための具体的な対策について説明します。
「なかなか転職が決まらない…」という人は、「自己分析」「企業の選び方」「転職活動のパートナー」「書類選考」「面接対策」のいずれかを見直すことによって、解決できることが多いです。
気になるポイントから、チェックしてみてください。
「自己分析」で見直したいポイント
何のための転職か「優先順位」を明確にする
転職先に求める条件は欲張り出せばさまざまなものが挙げられるはずです。
- 仕事内容(より大きな仕事をしてみたい・やりがいのある仕事をしたい)
- 就労環境(働きやすい環境で就労したい・残業など長時間労働を改善したい)
- 給与条件(今よりも年収アップしたい・成果に見合った報酬を受け取りたい)
- 事業内容(将来性のある仕事をしたい・世の中への貢献度が高い仕事をしたい)
これらの条件を「できれば全て叶えたい」と思っていると、ぴったりの職場が見つかるまでに長い期間を要するのは明らかです。
転職活動にあたって自己分析をするのは、自分にとって何が重要であり、転職先に何を求めているのか、優先順位を明確にするためなのです。
優先順位を付けるからには、優先度が低い条件は「あえて無視する」覚悟も必要です。
転職活動の方向性を明確化することで、転職先の候補も絞り込みやすくなるはずです。
転職理由が“他責”になっていないか
転職理由が自責ではなく他責になってしまっていると、企業側にネガティブな印象を与えやすくなってしまいます。
たとえば「職場の人間関係が良くない」という問題点は転職理由としてありがちですが、ここで言う「人間関係」とは周囲の社員全員のことではなく、ごく一部の限られた人物のことを指しているケースがほとんどです。
どこの職場にも馬が合わない人は1人や2人いるはずですので、「この人はうちに入社しても人間関係で悩むのではないか?」「問題があるのはこの人自身なのでは?」と思われてしまう可能性もあります。
転職理由が他責になりがちな人は、「自分ができることの範囲内で、少しでも良くする方法はないか?」を摸索してみましょう。
それを転職理由に言い添えることで、印象はずいぶん変わります。困難な状況に立たされたときの前向きさや粘り強さが評価されることは十分あり得るのです。
自己分析の進め方
自己分析のコツは、「根本に立ち返る」ことです。
具体的には、次の4つのステップに沿って進めていくと良いでしょう。
- STEP1 今までの経験を振り返る
…これまで培った知識・スキル・そして経験を振り返り、整理していきます(キャリアの棚卸し) - STEP2 これから何をやりたいかを考える
…STEP1で整理した内容を踏まえて、これから先どんな働き方をしたいか、転職後にどんな知識・スキルを身につけたいかを考えます - STEP3 現在、何が出来るかを考える
…STEP2で描いた今後の働き方に役立てられそうな、いま現在の自分の強み・活かせるスキルを整理します - STEP4 応募先企業で求められていることを確認する
…応募しようと考えている企業が求める人物像を確認し、STEP1~3で導き出した自身の状態との共通点(またはギャップ)を明確にします
自己分析の例
自己分析の流れ | 各STEPの例 |
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STEP1:経験の棚卸し | 小売店で5年間販売員として勤務。店舗での接客販売、在庫管理、ディスプレイ作成などを担当。特に、丁寧な接客を心がけ、顧客からの信頼を得ることに注力。商品の知識を深め、的確なアドバイスを行うことで、顧客満足度向上に貢献。また、店舗運営の効率化を提案し、業務改善にも貢献した経験あり。 |
STEP2:やりたいこと | 今後のキャリアを考え、デスクワーク中心の仕事に就きたい。正確性や効率性を重視する仕事でスキルを磨きたい。 |
STEP3:現在の強み | 販売職で培ったコミュニケーション能力は、顧客との信頼関係構築に役立った。相手のニーズを的確に把握し、分かりやすく説明するスキルは、デスクワークでも活かせる。また、店舗運営の経験から、業務の効率化や改善策を提案する力も身につけている。基本的なPCスキル(Word、Excel)は業務で使用しており、データ入力や資料作成は問題なく行える。さらに、販売職で培った責任感や丁寧な仕事ぶりは、どんな仕事でも活かせる強みである。 |
STEP4:応募企業分析 | 企業の求める人物像 求めるスキル:コミュニケーション能力、PCスキル(Excel、Wordなど) 求める経験:顧客対応経験、事務経験 企業文化:協調性重視、丁寧な仕事ぶりを評価 自己分析との共通点 強みの一致:コミュニケーション能力、顧客対応経験 スキルの一致:基本的なPCスキル ギャップの確認 必要なスキルの強化:Excelスキル向上、事務経験 キャリアアップのための準備:OAスキル研修、簿記3級取得 |
STEP1が「キャリアの棚卸し」、STEP2~4が「自己分析」の行為になります。
これらを行っておくことによって、自身がどんな企業に応募すべきかの方針を立てやすくなり、また職務経歴書や面接の際の自己紹介や自己PRは格段に進めやすくなります。
「企業の選び方」で見直したいポイント
企業選びで譲れないこと・妥協できることを洗い出す
求人を探すとき、「どんな条件が満たされるか」を重視して検索する人は多いはずです。
しかし、その条件があまりに多かったり理想が高すぎたりすると、応募の対象となる求人自体が少なくなってしまいます。その結果、応募までに時間を要してしまい、転職活動全体の期間がかかってしまう原因になるのです。
なかなか希望条件に合う企業が見つからない、という人は「やりたいこと」ではなく「やりたくないこと」を判断基準にしてみましょう。
どうしても外したい条件が入っていなければ、ひとまず応募対象の求人として考えておき、選択肢を狭めないようにするのです。
求人票に書かれている事項は事実のはずですが、転職希望者の期待に完全に沿っているかどうかは別問題です。
たとえば、年収を条件に求人を探したつもりが、実際は「目標を100%達成した場合のインセンティブ」を基準に計算された年収額が掲載されているのかもしれません。
求人に書かれている情報だけを元に「希望条件と異なる」と判断してしまうと、実は良い条件の企業を見落としてしまう原因にもなるのです。
「企業の選び方」で見直したいポイント
中途採用の場合は特に、企業は近い将来の人事を想定して採用計画を立てているはずです。
応募要件に「リーダー経験者歓迎」と書かれているのであれば、現場の即戦力として採用し、近い将来リーダー職に登用したいと考えていることが読み取れます。
このように、求人や企業ホームページを読み込んで、応募先企業の人材ニーズを予測し、そこに「はまる」ように応募書類を作成したり、面接対策を考えたりすることで、選考通過の確率を高めることにつながります。
ときどき、自分がこれまで経験してきた仕事内容を手当たりしだい職務経歴書に羅列する人がいますが、応募先企業に「刺さる」経験でなければたくさん書いても意味がありません。
応募先企業の人材ニーズが自分の能力とかけ離れていれば、採用される確率が極めて低いと考えざるを得ないでしょう。
反対に、自分の経験を必要としている可能性が高い企業であれば、有力な採用候補者として一気に最終面接まで進んでしまう場合もあります。
企業研究をする際に、優先して見るべきポイント
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
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事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、競合他社のHP、四季報、業界地図等 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | 経営者や社員のインタビュー記事、口コミサイト等 |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票等 |
「転職活動のパートナー」で見直したいポイント
想定よりも転職活動が長引いている、選考で落とされる状態が続いている場合、現在利用している転職エージェントやハローワークの担当者との相性が良くない可能性もあります。
自身のキャリアについて適切なアドバイスをくれる担当者を見極めるうえでも、複数の転職サービスを利用し見極めをすることをおすすめします。
現在、ハローワークまたは転職サイトメインで活動している人
ハローワークの相談員も求人紹介などのサポートはしてくれますが、転職エージェントのように転職市場についての専門的な知識を有しているわけではありません。
そのため、書類選考や面接を通過するためのコツやセオリーを知るには、総合型の転職エージェントに複数登録することをおすすめします。
おすすめの転職エージェントについては後述する「転職活動が長引いた際に登録したい、おすすめの転職エージェント」をご参照ください。
現在、転職エージェントメインで活動している人
現在、転職エージェントメインで活動している人は、担当エージェントが自身の希望する領域に詳しいかなど、相性面の見極めは重視しておくとよいでしょう。
担当者によっては特定の業種・職種への支援実績が豊富だったり、「ミドル世代のサポートに強い」といった強みがあります。
また、目指す業種・職種が明確な人は、特化型の転職エージェントや中小の転職エージェントの方が有益なアドバイスをもらいやすいでしょう。
現在の担当者に不満を感じていたとしても、複数のエージェントに接するうちに、親密なサポートをしてくれる担当者に出会えるはずです。
おすすめの特化型転職エージェント
タイプ | 20代に特化 | 20代・若手 | 20代に特化 | 20代に特化 | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 | 障がい者 | 障がい者 |
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サービス名 | マイナビジョブ'20s | キャリアスタート | ハタラクティブ | キャリアパーク | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Japan | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 | LITALICO仕事ナビ | デイゴー求人ナビ |
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公開求人数 | 約5,800件 | 非公開 | 約4,700件 | 非公開 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約14万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 | 約4,000件 | 約200件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | 営業職、管理部門、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業種・職種 | 営業、販売、接客、施工管理、ITエンジニア | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 | デスクワーク | 事務・軽作業 |
対象地域 | 関東・関西・中部 | ◎全都道府県 | 北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、九州 | 東京・大阪近郊 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
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表内の求人数は2024年11月時点のものです。
地方での転職活動をする人は、その地域に強い転職エージェントを
地方にお住まいの方で、「地域柄、(都市部から離れているので)転職エージェントの利用は難しそうだ」と諦めてしまう人の話をたまに聞きます。
ですが、その地域ならではの地域密接型としてサービスを提供している転職エージェントも少なくありません。
地方在住でも転職エージェントを有効活用できることは多いのです。
以下に各都道府県でのサポートに強い転職エージェントをまとめていますので、地方での転職活動をする人はチェックしてみてください。
地域区分 | 都道府県別おすすめ転職エージェント紹介記事 |
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北海道・東北地方 | 北海道、青森、秋田、宮城、岩手、山形、福島 |
関東地方 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬 |
中部地方 | 新潟、長野、富山、山梨、静岡、岐阜、愛知、石川、福井 |
関西地方 | 大阪、兵庫、京都、滋賀、三重、奈良、和歌山 |
中国地方 | 鳥取、岡山、広島、島根、山口 |
四国地方 | 香川、徳島、愛媛、高知 |
九州地方 | 福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
「書類選考」で見直したいポイント
書類選考で不採用が続いている場合は、まず以下の点を振り返ってみてください。
- 「この人に会ってみたい」と思ってもらえるレポートか
- ひとつの職務経歴書をいくつもの企業に使いまわしていないか
- 杓子定規な文章で飾られていないか
これらのうちひとつでも「クリアできていない」要素があるとしたら、あなたの職務経歴書はもっと良くしていけるはずです。
具体的には、以下の取り組みをしておくとよいでしょう。
「選考に通りやすい職務経歴書」作成のポイント
- #POINT1 最初の職務要約ですべてを語る
- #POINT2 緩急をつける
- #POINT3 企業毎に職務経歴書を書く
- #POINT4 定量的に書く
- #POINT5 「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
- #POINT6 「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る
採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。
そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。
自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。
Point2)緩急をつける
ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。
全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。
例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。
その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。
「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。
Point3)企業毎に職務経歴書を書く
職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。
効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。
イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。
ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。
Point4)定量的に書く
よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。
例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度を知ることができません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。
アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。
Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。
他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。
たまに、経営層の価値観とマッチした等のラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。
Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。
例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。
それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功確度を高められるはずです。
ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。
「面接対策」で見直したいポイント
「書類選考は通っても、面接で落とされる」という人は、スキル・経験に関わる自己PRよりも想いやスタンスの伝え方について見直しておくのがよいでしょう。
書類選考が通っている時点で、企業が求めるスキル・経験の一定はクリアできている可能性が高いからです。
たとえば、当日前までに以下を面接時に伝えられるように準備をしておくのです。
- 他の企業ではなく、この企業にこそ入りたいという理由
- 入社後に活躍できることとチャレンジしたいこと
ひとつ目はいわゆる「志望動機」です。ポイントは、その企業ならではのメリットや魅力、または自分との相性を見出しておくことです。志望動機がはっきりしている転職者は採用担当から好まれやすいです。
ふたつ目は、いわば「これまでの自分」よりも「これからの自分」のPRです。
選挙のときによく候補者や政党が掲げる「マニフェスト」をイメージするとよいと思います。採用企業としても、過去のあなたの実績よりも未来のあなたの可能性を重要視するはずです。
また、企業面接では一定の「質問の型」(良くされる質問)というものがあります。
質問の受け答えだけを丸暗記するのはあまり意味があるとは思えませんが、転職慣れしていない方が「面接がどういうものか、イメージを持ちたい」と考えるうえでは役立つこともあるでしょう。
以下、企業面接でよくある質問をまとめた記事を紹介しますので、興味のある方はご参照ください。
参考:面接のフェーズ別「質問例&回答例」紹介記事
①序盤編(自己紹介・自己PR) 企業面接での自己PR・自己紹介をする際のポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介しています。 | |
②中盤編(志望理由・転職理由) 企業面接で必ず聞かれる「志望理由」・「転職理由」に関わる応答でのポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介します。 | |
③適性・職務要件確認編 企業面接で、面接官が転職者の適性、知識・スキルの確認時に聞かれる「適性・職務要件」の確認でのポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介します。 | |
④最終面接・役員面接・条件確認編 企業の最終面接、役員面接、条件確認時におけるポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介します。※本記事の内容です。 | |
⑤「女性ならではの質問」編 企業面接において、女性転職者が受けやすい質問・確認について、ポイントと注意点、およびおすすめの受け答え方法を紹介しています。 |
4)転職活動が長引いた際に登録したい、おすすめの転職エージェント
転職エージェントには各社特徴や強みとする分野がありますので、自分の状況や求めているアドバイスに合ったエージェントを選んで登録することが大切です。
そのためには、まずはそれぞれの転職エージェントの大まかな特徴・強みを把握したうえで、「ここが良さそう」と思ったところを2~3社登録し、使いながら「自分に合うサービスか」を見極めていくと良いでしょう。
以下、あなたに合ったサービスを見つけやすくするためにおすすめの転職エージェントをパターン別にピックアップしました。
タイプ別のおすすめ転職エージェント
なるべく早く転職したい、積極的に求人提案を受けたい人はdoda・リクルートエージェント・ワークポート
「なるべく早く転職したい」、「積極的に求人提案を受けたい」という人はdoda、リクルートエージェント、そしてワークポートのサービス利用がおすすめです。
doda、リクルートエージェントは共に国内最大手の人材紹介会社として、豊富な求人と充実したサービス体制があり、「的確かつスピーディな対応」への評判が高く、職務経歴書などの書類添削や応募企業の情報収集、面接対策についても、これまでの実績に基づいた適切なサポートを行ってくれます。
ワークポートはIT・Web業界への転職支援に強い転職エージェントで、かつキャリアアドバイザーからの積極的な求人提案をしてもらえると評判です。ITエンジニアやWebディレクター・プロデューサーといった職種への転職を希望される方にマッチしやすいでしょう。
ただし、これら大手転職エージェントは若手のキャリアアドバイザーも多く、当然その品質は一定ではありません。
相性の良くないアドバイザーや経験の浅いアドバイザ―が担当になったときにうまくリスクヘッジできるように、複数の転職エージェントに登録しておきサポート品質を比較確認できるようにしておいた方が良いでしょう。
サービス名 | リクルートエージェント | doda | ワークポート |
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特徴 |
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公開求人数 | 約49万件 | 約26万件 | 約11万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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登録先サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
キャリアアドバイザーにじっくり相談してもらいたい人はマイナビエージェント・JACリクルートメント・キャリアスタート
転職エージェントでキャリア相談をしたい方、また今回の転職活動に不安を感じている方は、じっくり相談を聴いてもらえる転職エージェントがおすすめになるでしょう。
相談をどれだけ聞いてもらえるかは担当となるキャリアアドバイザーによっても変わってきますが、以下の転職エージェントは「話をよく聞いてもらえた」という評判が多いです。
マイナビエージェントは20代~30代前半の若手社会人向けの転職支援に強く、JACリクルートメントは年収600万円以上のリーダー・管理職層の転職支援に強いです。キャリアスタートは20代の既卒・フリーター・第二新卒に特化した転職エージェントです。
サービス名 | マイナビエージェント | キャリアスタート | JACリクルートメント | ヒューレックス | LHH転職エージェント |
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特徴 |
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公開求人数 | 約6.9万件 | 非公開 | 約2.0万件 | 約2.6万件 | 約1.5万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | 営業職、管理部門、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | 20代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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サービス登録先サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
キャリアアップ転職を目指す人は、JACリクルートメント、ビズリーチ、パソナキャリアハイクラス
今回の転職で、「キャリアアップや年収アップを果たしたい」という方は、ハイクラス向けの転職サービスを利用すべきでしょう。
好待遇の求人はピンポイントのタイミングで募集されることが多く、その殆どが「非公開求人(転職サイト等一般の求人媒体には紹介されない求人)」か、それぞれの転職エージェントのみが持つ「独占求人」です。
よって、ハイクラス向けの転職エージェントは「中長期的に利用する」イメージで、かつ複数登録しておくのがおすすめです。
以下に紹介するのは、特にミドル世代向けの転職支援実績の豊富な、ハイクラス向けの転職エージェント(一部ヘッドハンターサービス)です。
サービスの特徴を見て、自分に合いそうと感じたものから登録を検討してみてください。
サービス名 | doda X | WARCエージェント | JACリクルートメント | ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | パソナキャリアハイクラス |
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特徴 |
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公開求人数 | 約6.0万件 | 非公開 | 約2.1万件 | 約14万件 | 約40万件 | 約1.4万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | 経理・財務、人事・労務、法務、総務、情報システム部門など | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
おすすめの人 |
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サービス登録サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
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まとめ 適切な見直しをすることで転職活動は必ず好転する
ここまでの内容を改めて振り返ってみましょう。
転職活動が長引いてしまう人に見られがちな傾向
- 転職活動期間に比べ、応募社数が少ない人
→転職サイトメイン、または転職サービスを1つしか使っていない - 応募社数は多いが、なかなか内定に繋がらない人
→市場価値を見誤っている、気持ちに焦りが生じている
転職活動が長引いている時に見直すべきポイント
- 自己分析
→転職先に求める優先順位を明確にする、転職理由はポジティブなものを伝える、現在の自身の強みを整理する - 企業選び
→「譲れない条件」を明確にする、企業研究を入念に行う - 転職のパートナー
→複数のサービスを利用し、自身に合ったエージェントを見極める - 書類作成
→「合ってみたい」と思わせるレポートに、職務経歴書は使いまわさない、定量的に書く - 面接対策
→「その企業だからこそ」の志望理由を、「入社後にチャレンジしたいこと」にフォーカス
転職活動がうまくいかくなって辛い気持ちになったときは、この記事で紹介した5つのポイントについて見直してみてください。
適切に見直しを図ることで、転職活動は必ず好転に向かうはずです。