転職サイトと転職エージェントの違いとは?あなたに合うサービスの選び方
[最終更新日]2024/09/10
転職活動を始めるにあたって、「転職サイト」と「転職エージェント」、2つの違いについてよく分からないという人もいるのではないでしょうか。
ですが、両者の違いをしっかりと理解しつつ使い分けることで、より効率的に転職活動を進められるはずです。
この記事を読んでわかること
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目次
1)「転職サイト」と「転職エージェント」の違いって何?
転職サイトと転職エージェントの違いを一言でいうと、「基本自力で活動するのが転職サイト、活動をサポートするアドバイザーが付くのが転職エージェント」です。
転職サイト | 自分で求人を探し、応募する |
---|---|
転職エージェント | 担当アドバイザーが求人を紹介・提案してくれ、以降の活動もサポートしてくれる |
転職サイトとは
転職サイトとは、「求人情報を閲覧し、自分で応募できる」サービスです。
サービスに登録すると、転職者は多くの求人情報を閲覧でき、興味を持った求人に連絡や応募ができます。
一方で、転職活動自体へのサポートは基本ありません。自分はどんな求人を選ぶと良いのか、そしてどういったスケジュールで進めていくと良いのか、転職者自身が決めて行動する必要があります。
国内の代表的な転職サイト
タイプ | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | IT・Web業界に強み | 20代・若手に強み | ベンチャー企業に強み | ハイクラス転職に強み | 女性の転職に強み | 女性の転職に強み |
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サービス名 | doda |
リクナビNEXT |
エン転職 |
Green |
Re就活 |
Wantedly |
ビズリーチ |
LIBZ |
女の転職type |
メリット |
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デメリット |
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求人数 | 約26万件 | 約45万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約1.0万件(※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出) | 約10万件 | 約14万件 | 非公開 | 約2,400件 |
得意業界/職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | IT・Web業界 | 営業・企画・事務・管理・販売・技術職(エンジニア)等 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | 営業・企画・管理・販売系職種 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
スカウトの多さ | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
転職エージェントとは
転職エージェントは、サービス登録後に担当アドバイザーが付き、以下のサポートを行ってくれます。
- 求人の紹介…転職者の志向やスキル・経験に合わせて、おすすめの求人を提案してくれる
- キャリアプランのアドバイス…転職者のキャリア相談に応じてくれる
- 書類添削・面接対策などのサポート…書類審査や面接に通過する確率を高める為のアドバイス・支援をしてくれる
- スケジュール調整…複数の企業に同時進行で応募する際に、面接日程などのスケジュールを調整してくれる
転職サイトのサービスが「転職者の自発的なアクションに委ねられる」のに対し、転職エージェントのサービスは「基本、担当アドバイザーの方から働きかけてくれて、活動全体を通して支援」してくれるのです。
国内の代表的な転職エージェント
サービス名 | マイナビエージェント |
doda |
リクルートエージェント |
ワークポート |
type転職エージェント |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約6.7万件 | 約26万件 | 約47万件 | 約11万件 | 約1.0万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | 営業、IT、システムエンジニア、プログラマ、コンサルタント |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | 20代後半~30代前半(エンジニアのみ39歳までOK) |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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詳細を見る |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
2)転職サイトと転職エージェントの特徴比較
「サービスの手厚さと幅広さ」という観点でみると、転職サイトよりも転職エージェントの方が優れているように感じられるかもしれませんが、両者の形態はその他にも違いがあります。
どちらをメインに使っていくと良いかは、転職者の状況や活動方針によっても変わってくるでしょう。
ここでは以下の6つの要素において、転職サイトと転職エージェントを比較しつつ、サービスの特徴(メリット・デメリット)について解説します。
比較内容 | 転職サイト | 転職エージェント |
---|---|---|
一度に閲覧できる求人の数 | ◎ 多い |
△ 1回に付き10件前後 |
求人の質 | △~〇 質は様々 |
〇~◎ 担当が選定してくれる |
企業からのスカウト・オファーメールの有無 | 〇 あり |
― なし |
キャリア相談ができるか | ― できない |
〇 できる |
書類添削・面接対策をしてもらえるか | ― なし |
〇 あり |
企業とのやり取りをサポートしてくれるか | ― なし |
〇 あり |
求人の数と質
求人選びで「量」を取るなら転職サイト・「質」を取るなら転職エージェント
一度に比較できる求人の数 | 求人の質 | |
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転職サイト | ◎ 多い |
△~〇 質は様々 |
転職エージェント | △ 1回につき10件前後 |
〇~◎ アドバイザーによる選定 |
転職サイトには数多くの企業からの求人が掲載されています。「多くの求人を見て、選択肢を広げたい」という人には、転職サイトの利用がおすすめでしょう。
たとえば大手の転職サイト「リクナビNEXT」では、2024年9月時点でおよそ18万件の求人が掲載されています。
しかし、掲載されている求人は多岐に渡り、また質もまちまちです。どの求人が自分にマッチするか、転職者自身が探していく必要があります。
一方、転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーが転職者の志向やスキル・経験に合わせてマッチする求人を提案してくれます。
1回に提案する求人の数は大体10件前後と少なめですが、「厳選された候補のなかから、求人をじっくり選びたい」という人には転職エージェントがおすすめになるでしょう。
とくに高年収帯・ハイクラス向けの求人は、転職エージェントでの取り扱いが多くなります。
また、転職エージェントで紹介される求人は、転職サイトや企業ホームページには掲載されていない「非公開求人」のものも多くあります。
転職エージェントで紹介される「非公開求人」とは
非公開求人とは、その名の通り一般の人が閲覧できる求人媒体には公開されていない、非公開の求人のことを指します。
企業がなぜ非公開で求人を出すのかというと、大きく以下の理由があります。
- 気密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用であるため
- 採用コストの節約(公開求人にした場合、応募者が増えるので選考にかかるコストが膨らむ)
- 企業の方で急ぎの採用が必要になったため
上記理由もあって、非公開求人は公開求人と比べて好待遇のものであることが多いです。
こうした非公開求人を紹介してもらえるのも、転職エージェントのメリットと言えます。
企業からのスカウト・オファーメールの有無
スカウト・オファーが来るのは転職サイト
企業からのスカウトメールの有無 | |
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転職サイト | 〇 あり |
転職エージェント | ─ なし ※一部サービスではあり |
転職サイトに登録すると、企業から「あなたの経歴に興味を持ちました」というようなスカウトメール・オファーメールが届くことがあります。
昨今、「優秀な人材の獲得に向けて、積極的に働きかけたい」と行動する企業は増えてきており、そうした経緯で転職サイトに登録した人向けにスカウトメール・オファーメールを送ることがあるのです。
経歴が豊富でスキルや知識が高いほど、それらメールは届きやすくなります。「自分はどんな企業から求められているか」という確認にも有効でしょう。
ただし、なかには企業が不特定多数の転職者に一律で送るようなスカウト・オファーメールもあるので、「本当に有意義なスカウト・オファーか」については都度確認する必要があります。
また、転職サイトによってはそういったメールが毎日のように送られ、「スパム化」状態になることもあります。
キャリア相談、書類添削・面接対策、企業への仲介
キャリア相談はじめ対人サポートがあるのは転職エージェント
キャリア相談 | 書類添削 面接対策 |
企業とのやりとり | |
---|---|---|---|
転職サイト | ― できない |
― なし |
― なし |
転職エージェント | 〇 できる |
〇 あり |
〇 あり |
転職サイトでは、キャリア相談や書類添削・面接対策のサポートはありません。
転職活動を進めていくにあたり生じた疑問や悩みも、転職者自身で対処していく必要があります。
転職エージェントでは「○○の業界に興味があるのですが、どのような対策が必要ですか?」「今の経歴やスキルで転職はできますか?」といった問いに対しても、キャリアアドバイザーが明解なアドバイスをしてくれます。
また、転職エージェントでは、選考にあたっての書類添削や面接対策などのサポートも行ってもらえます。
たとえば書類選考に落ち続ける状況が続いた場合、自身の強みや志望動機を正確に伝えられているかを疑ってみる必要があります。
独力で転職活動を進める場合はどうしても視野が狭くなってしまいやすく、時に第三者の意見によって打開策が生まれる可能性もあります。
その他、年収交渉など応募先企業とのやり取りについて担当アドバイザーが代行してくれるのも転職エージェントのメリットでしょう。
3)転職サイトと転職エージェント、どっちを使う?どう使い分ける?
基本的には、転職サイト・転職エージェントのどちらのサービスも登録しておくと良いでしょう。
両サービスのメリットを活用することによって、相乗効果によりさらにスムーズに転職活動を進められるからです。
例えば、転職エージェントで活動のアドバイスを受けながら、自身でも転職サイトで求人検索をして、そこでの求人情報の傾向を把握したうえで、そこから先の進め方を転職エージェントで相談する──といったことも出来ます。
続いては、具体的な転職サイト・転職エージェントの使い分け方について、よくあるニーズ毎に紹介します。現在あなたがイメージしている転職活動で近いと感じるものからチェックしてみてください。
「なるべく多くの求人情報をチェックして、比較検討したい」という場合
大手転職サイト・大手転職エージェントの組み合わせがおすすめ
転職サイトをメインに活用しつつ、併せて転職エージェントからは「非公開求人」を紹介してもらうと良いでしょう。
また、紹介される求人は転職サイト毎に違いがあります。ご自身のチェックできる範囲で複数登録しておくことをおすすめします。
おすすめの転職サイト
- リクナビNEXT:常時幅広い分野で求人が掲載
- Re就活:20代向けの未経験歓迎の求人が多い
- Green:IT・Web業界の求人豊富・スカウトも活性
- リブズ:女性の働きやすい職場探しにおすすめのサイト
- その他分野別に強い転職サイト
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント:求人数・転職支援実績ともに国内No.1
- doda:全業種・職種で豊富な求人。転職サイトとしても活用できる
- その他分野別に強い転職エージェント
「自分にマッチする求人を厳選して、紹介してほしい」という場合
転職エージェントの複数利用がおすすめ
転職エージェントをメインに利用していくのがおすすめです。
ただし、転職エージェントによって特徴や強みは異なり、そのほか担当につくアドバイザーとの相性の問題もあります。ひとつのサービスのみではなく、基本複数のサービスに登録して、徐々に自分に合うサービスに利用を絞っていくと良いでしょう。
転職エージェント選びのポイント
また、担当アドバイザーから提案される求人の良し悪しを判断できるようにするためにも、転職サイトも登録して自分でも求人をチェックしておくことをおすすめします。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント:これまでの支援実績をもとに適切なアドバイス
- doda:担当アドバイザーの積極的な求人提案が期待できる
- JACリクルートメント:年収600万円以上の優良求人が豊富
- マイナビエージェント:マッチする求人を担当アドバイザーがじっくり検討
- パソナキャリア:対面サポートの品質に強み
- その他分野別に強い転職エージェント
「自分のペースで転職活動を進めたい」という場合
基本転職サイト利用、その他、「ペースに合わせてくれる」転職エージェントの利用も
「自分のペースで転職活動をしたい」のなら、まずは転職サイトの利用がおすすめです。
ただし、転職活動をすべて一人で行うのは時間や手間がかかったり、ときに相応の難易度が伴います。
大変さを感じるようなら、「(急かさずに)ペースに合わせてくれる」と評判の転職エージェントも併用しておくと良いでしょう。
おすすめの転職サイト
おすすめの転職エージェント
- JACリクルートメント:ベテランのキャリアコンサル率が高い
- パソナキャリア:対面サポートの品質に強み
「企業からどれだけスカウト・オファーメールが来るか確認したい」という場合
スカウトメール・オファーメールが活性している転職サイトの複数登録を
企業からのスカウト・オファーが活性している転職サイトを複数登録しておくと良いでしょう。
また、その際は登録時に職務経歴をしっかり記入するようにしましょう。企業は職務経歴の充実した転職者に対して、「転職への意志が高そう」と判断することが多いです。
おすすめの転職サイト
「キャリア相談をしたい・適職診断をしてほしい」という場合
基本転職エージェントをメインに利用
「キャリアプランや今後の働き方について、じっくり相談したい」と言う場合は、転職エージェントメインの利用が望ましいでしょう。
ただし、転職エージェントによって特徴や強みは異なり、そのほか担当につくアドバイザーとの相性の問題もあります。ひとつのサービスのみではなく、基本複数のサービスに登録して、徐々に自分に合うサービスに利用を絞っていくのがおすすめです。
また、Web上のアンケート形式で完結できるような簡易的な適性診断・適職診断でしたら、dodaの「適性診断」やリクナビNEXTの「グッドポイント診断」といったものもあります。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント:スピーディな転職支援に定評
- doda:担当アドバイザーの積極的な提案とサポート
- JACリクルートメント:キャリアコンサルの品質が高い
- マイナビエージェント:じっくり、丁寧な転職支援
- パソナキャリア:対面サポートの品質に強み
- その他分野別に強い転職エージェント
「書類添削・面接対策をしてほしい」
業界・分野に強い「特化型」の転職エージェントがおすすめ
書類添削・面接対策は転職エージェントのみのサービスになります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーはこれまでの転職支援の経験をもとに、「選考通過の確度を高めるためのアドバイス」をしてくれます。
また、目指す業界・分野(または企業)への支援実績のある転職エージェントを選ぶことによって、より有益なアドバイスが得られます。
おすすめの転職エージェント
- リクルートエージェント:職務経歴書エディター・面接力向上セミナーの利用満足度が高い
- doda:レジュメビルダーほか転職支援ツールが豊富
- JACリクルートメント:キャリアコンサルの品質が高い
- マイナビエージェント:書類添削・面接対策のサポートが手厚い
- パソナキャリア:対面サポートの品質に強み
- その他分野別に強い転職エージェント
4)おすすめの転職サイト5選
リクナビNEXT
全業種・職種で豊富な求人、未経験者歓迎求人も多い
リクナビNEXTは、豊富な求人数と、企業からの「スカウト機能」を兼ね備えた転職サイトです。
転職者のおよそ8割が利用経験があることからも、いかに信頼が置かれているサービスかがうかがえます。
未経験歓迎の求人も多いため、社会人経験の浅い人にもおすすめです。
リクナビNEXTでのみ掲載されている「非公開求人」も全体の約87%にのぼり(※公式サイトより)、サイト内検索も「雇用形態」や「従業員数」「年収」などで細かく絞り出すことが可能なので、より自分の希望に即した企業の求人を探しやすくなっています。
同じく運営元である「株式会社リクルート」の転職エージェントサービス「リクルートエージェント」と併用することで、キャリアアドバイザーからのサポートを受けつつ転職活動をすることも可能になります。
Green
IT・Web企業からのスカウトが多い
Greenは、おもにIT・Web業界への転職を検討している人向けの転職サイトです。
約30,000件の求人を保有しており、そのうち6割はITエンジニア・技術職向けの求人です(2024年9月現在)。
Greenの大きな特徴は、未経験歓迎の求人が多いこと」、そして「企業からのスカウトを多く貰えることが多い」点です。
つまり、Greenでは求職者が直接企業にアプローチするとともに、企業側からのコンタクトを得られることもふんだんにあるのです。
IT・Web業界への転職を検討している人は、まずは一度試しに登録してみて、希望する領域の求人の掲載状況やスカウトの頻度からニーズ確認するだけでも、Greenを利用するメリットはあるでしょう。
Re就活
既卒・第二新卒特化の転職サイト
Re就活は20代・既卒・第二新卒向けの求人を紹介している転職サイトサービスです。
20代専門の転職サイトとしてはNo.1の実績を誇り、かつ優良企業からのスカウト機能も備えています。
Re就活は社会人経験の浅い人や正社員未経験の人向けに、特定の業界や職種に偏らず幅広い分野の求人を扱っています。
希望する仕事内容の求人が見つかる可能性が十分にありますので、20代で転職を考えている人であれば登録するメリットががあるでしょう。
求人がとくに多い業種としては「サービス」「IT・通信・インターネット」「メーカー(機械・電気・電子)」が挙げられます。職種では「営業系」「企画・事務・管理系」の求人が多く見られるほか、「ITエンジニア」「販売・サービス」「技術系(電気・電子・機械)」といった求人も豊富です。
ビズリーチ
年収600万円以上を目指す人は必ず登録しておきたい転職サイト
ビズリーチは企業・ヘッドハンターからのスカウトのある転職サイトです。
紹介される求人は経営管理(管理職・役員)やプロジェクト管理、専門職といったハイクラス・エキスパートのものが多いです。
カバーしている業種も幅広く、地方案件も豊富です。
「ハイクラス転職サービスにはどんな求人があるのだろう?」「自分の場合、どのような企業からスカウトが届くのか?」といった際にビズリーチは有効でしょう。
登録後のスカウト・オファーの受信状況で、自身の市場価値の確認を計ることもできます。
リブズ
女性の活躍支援に積極的な企業を探したい人におすすめの転職サイト
「女性の働きやすい職場を探している」「女性のキャリアパスに理解のある企業に入りたい」という人は、リブズがおすすめです。
リブズは、女性の転職に特化した転職サイトです。
提携企業は女性の活躍推進やキャリア形成に積極的な企業がほとんどで、かつ企業からのスカウトも活性しています。
また、リモートワークやフレックス勤務といった柔軟な働き方に対応している求人も多いです。
正社員だけでなく業務委託案件も扱っていますので、柔軟な働き方ができる職場を探している人もマッチしやすいでしょう。
5)おすすめの転職エージェント6選
doda
担当エージェントから積極的な提案を受けたい人におすすめの転職エージェント
dodaは国内でもトップクラスの求人数を保有しており、かつ担当エージェントの「積極的な支援」に定評があります。
他サービスにはない非公開求人の割合が高く、希少性の高い企業の求人に出会える可能性も高まります。
dodaは企業からのスカウトメールも多いです。どのような企業からスカウトが届いたのかによって、自身の市場価値の確認にも繋がります。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
リクルートエージェント
求人数・支援実績ともに国内No.1の転職エージェント
リクルートエージェントは、転職サイトサービス「リクナビNEXT」と同じ株式会社リクルートが運営している転職エージェントサービスで、求人数・サポート実績ともに国内No.1を記録しています。
転職活動が初めての人、具体的なビジョンが定まっていない人であっても、プロのアドバイザーが有益なアドバイス・サポートを行ってくれます。
リクルートエージェント独自の支援サービスも充実しており、採用面接の必勝法が学べる無料セミナーの実施や、担当アドバイザーによる企業の生の情報や選考でのポイントをまとめた「エージェントレポート」など、転職活動を強力にバックアップしてくれます。
マイナビエージェント
求人数よりもサポートの質重視の人におすすめの転職エージェント
マイナビエージェントは職務経歴書作成支援や面接対策といった選考サポートが丁寧と評判の転職エージェントです。
とくに20~30代の若手転職者のサポートに強く、幅広い業界・業種の求人を扱っています。
多くの企業との間に太いパイプを持ち、マイナビエージェントだけの「非公開求人」も多いです。
サポートの期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、入社後のミスマッチリスクの低減にも大きく寄与するでしょう。
パソナキャリア
全都道府県に拠点があり、「対面サポートが丁寧」と評判の転職エージェント
パソナキャリアは全都道府県に拠点があり、地方転職や対面サポートに強みのある転職エージェントです。
「幅広い年齢層・地域に向けてのサポート」と「キャリアアドバイザーの品質」に定評があります。
また、利用者のおよそ67%が転職後に「年収アップ」を実現しており、キャリアアップ転職を目指す人にもおすすめです(※公式サイトより)。
JACリクルートメント
年収600万円以上の転職で、充実のキャリアコンサルを受けたい人におすすめの転職エージェント
JACリクルートメントはミドル・ハイクラス層をメインターゲットに支援をする転職エージェントサービスです。
中でも「管理部門・管理職」ポストでの求人を多く扱っており、そのうちの約6割が「非公開求人」であることから、「新規事業」や「極秘案件」に関わるチャンスも高まるでしょう。
そのほかのJACリクルートメントの特徴としては、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といったキャリアコンサルティングが充実している点が挙げられます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
type転職エージェント
東京首都圏のIT・Web業界への転職を目指す人におすすめの転職エージェント
type転職エージェントは、20~40代まで幅広い年齢層に向け転職支援を行っており、サービス利用者のおよそ71%が、年収アップを成功させています(※公式サイトより)。
数ある転職サービスの中でも、type転職エージェントは30年近くの実績を持つ老舗サービスとして、多くの企業との間に信頼関係を築いています。
そのため他サービスにはない「独占求人」も多く、大手から優良中小企業まで幅広い求人に出会えるでしょう。
対応エリアは関東一都三県に限られてしまうものの、そのエリア内においてとくにIT・Web業界の良質求人の品質に強みがあります。
その他、分野別に強い転職エージェント一覧
タイプ | 20代に特化 | 20代・若手 | 20代に特化 | 20代に特化 | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビジョブ'20s |
キャリアスタート |
ハタラクティブ |
キャリアパーク |
マイナビIT AGENT |
レバテックキャリア |
ワークポート |
doda X |
JACリクルートメント |
リクルートダイレクトスカウト |
ビズリーチ |
ジャスネットキャリア |
マスメディアン |
クリーデンス |
MS Japan |
エンワールド |
ロバート・ウォルターズ |
メイテックネクスト |
レバウェル介護 |
かいご畑 |
メリット |
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公開求人数 | 約5,700件 | 非公開 | 約4,500件 | 非公開 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約5.9万件 | 約2.1万件 | 約36万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | 営業職、管理部門、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業種・職種 | 営業、販売、接客、施工管理、ITエンジニア | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | 関東・関西・中部 | ◎全都道府県 | 北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、九州 | 東京・大阪近郊 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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表内の求人数は2024年10月時点のものです。
まとめ)あなたの理想に合った転職サイト・エージェント選びを
「転職サイト」と「転職エージェント」の違いと、両者のサービスを使い分ける際のポイントについて解説してきました。
転職サイト・転職エージェントそれぞれ活用メリットがあります。
それらのメリットと更には各サービスの特徴も踏まえたうえで、「今自分にとって役立つサービスは、どれだろう」という観点で、利用するサービスを選んでいくと良いでしょう。
また、転職サイトも転職エージェントも、「実際に使ってみる」ことによってその有益性が確認できます。はじめのうちはひとつに絞ってしまわずに、色々試してみながら、あなたにフィットするサービスを見つけていってください。