30代後半の転職は慎重かつ「情熱」を持って! 転職成功のポイント3つ
[最終更新日]2024/08/26
30代後半の社会人が転職しようと思ったとき、まず心に留めておかなくてはならないことがあります。
それは「20代・30代前半と同じ土俵で戦うのではなく、30代後半ならではの経験やスキルで勝負すべき」ということです。全くの未経験業種にジョブチェンジするなど、ある意味思い切った挑戦でも20代なら可能ですが、30代、とくに30代後半になってくるとそう簡単にはいかないのが実情です。
目次
1) 30代後半の転職は「管理能力」が求められる
30代後半の社会人に求められるもの、その一つに「管理能力」(=マネジメントスキル)があります。
これは、「チームや組織を統率する業務に就いた経験がある」ことだけが全てではありません。
この章では「管理能力」の詳細と、企業側が管理能力を求める背景について解説します。
30代後半の転職者に、企業が求めていることは
30代後半の転職者に企業が求めることは、主に以下が挙げられます。
- 十分な実務経験と、入社後すぐに活躍できる即戦力
- 年少者の模範となり人材を育成する指導・管理能力
- リーダーや管理職としての経験
- 取引先など業界内での人脈
- 経験業務に対する深い知識
企業側にとって、30代後半の中途入社者の実務スキルは「持っていて当然」という認識です。
それよりも、上記で挙げたような「他者に働きかける力」が求められるのです。
30代後半は、企業からとくに「管理能力」が求められる
注意しておきたいのが、「管理能力」の捉え方です。
これは「リーダー」「マネジャー」などの肩書きそのものを指すわけではないことを理解しておきましょう。
管理能力を求められるということは、「後輩や部下を指導・育成し、かつチームや部署を牽引して結果を出す」ことが期待されているのです。
仕事を自分のパフォーマンスだけで完結してしまうのではなく、周囲を巻き込んで各自に役割を与え、ときにはモチベーションを高める言葉を投げかけながら、チームや部署全体に働きかけます。
そのためには実務をよく理解している必要がありますし、その業務が意味するところを正確に部下に伝えるコミュニケーション能力も求められます。
企業が求める「管理能力」は、これらの力を総合的に持っていること認識しておきましょう。
「管理能力」が求められる求人は、「組織力強化」・「新事業立ち上げ」・「欠員補充」のケースが多い。
中途採用者に管理能力を求める企業によく見られるのが、「組織力強化」を課題としていることです。
たとえば中小企業の場合、新入社員を毎年採用できるわけではない企業も少なくありません。
よって、新卒の段階で将来的にマネージャーとしての活躍する資質を持っている人物かどうか、判断を下すのは極めて難しいケースが多いのです。
新卒採用者からの管理職登用が難しいとなると、外部から中途採用で適任の人材を引っぱってくるしかありません。これが「管理能力」を条件に中途採用募集が行われる背景なのです。
また、組織にとって前例のない新規事業の立ち上げに際して、経験のある人材を採用し責任者に抜擢するケースもよく見られます。
その他にも、中堅の社員が急に退職することになり、欠員を補うために同等のレベルのスキルや経験を持つ人材を採用する、といったパターンもめずらしくありません。
上記に挙げたように、中途採用者からの管理職登用を検討する背景には様々ありますが、共通して言えるのは「自社の将来を担える人材を見極めている」ということです。
企業にとっても中途採用は大きな決断であるだけに、ミスマッチを避けるためかなり慎重に採用活動を行っていることが予想されます。
ですので、求職者側もその企業のビジョンに合致するようなアピールポイントを複数用意しておく必要があります。
2)30代後半の転職を成功させるために、意識したいポイント3つ
30代後半の転職は、どのような方向性やスタンスでのぞむのかをよく考えておく必要があります。
何となく転職活動を始めてしまうことがないよう、ポイントを押さえてしっかりと準備を進めましょう。
自身のキャリアプランをしっかり描いておこう
転職活動を進める前に、いちど以下について考えてみましょう。
- 仕事に何を求めるのか
- その仕事を通じて達成したいことは何か
- 何を優先し、何を切り捨てるべきか
これらが曖昧なまま「今より条件が良い職場」といった近視眼的な仕事の選び方をしてしまうと、入社後にミスマッチに苦しんだり、求められている力を発揮できず居づらくなってしまったりといった事態になりかねません。
まずはこうしたキャリアビジョンを描き、そこから逆算して転職先を選ぶという手順で考えることが大切です。
補足:キャリアプランとキャリビジョンについて
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
その際に、キャリアプランとセットで使われる言葉に「キャリアビジョン」があります。 キャリアビジョンは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです。
つまり、まず「目標」としてキャリアビジョンを描き、それを実現するためにキャリアプランを立てるということです。
キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン (仕事で実現したいこと) | キャリアプラン (そのためにやるべきこと) | |
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1年後 |
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5年後 |
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10年後 |
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「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。
以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある人はあわせてご覧ください。
冷静さはとても大切。でもそれだけでなく、「情熱」もしっかり出していく
30代後半になると、会社とはどのような場所なのか、自分が働く上で発揮できる力のレベルと範囲はどのぐらいなのか、客観視するだけの冷静さが身についていることでしょう。
しかし、こうした冷静さは、ときとして「凡庸さ」と紙一重になることがあります。
「この人はとても理知的にしっかりと物事を考えているのだけれど、どこか決定的な魅力に欠ける」と採用担当者に思われてしまったら、採用決定まであと一歩のところでチャンスを逃してしまう可能性もあります。
20代の転職希望者のように情熱や意欲で乗り切るのではなく、30代後半ならではの「情熱」を持つことはとても大切なことです。
30代後半が持つ仕事への情熱とは、「実現できる」という自信と「実現しよう」という意気込みです。
その想いをアピールするためにも、まずは自分はどの分野・領域で発揮すべきかを再確認し、言語化しておくようにしましょう。
転職は、可能な限りじっくりと。「勝機をじっと見極める」ような転職を
30代後半からの転職は「焦りは禁物」です。
20代や30代に入ったばかりの人材なら、ある程度「急ぎの転職」をしようとしても実現できるケースがあるのですが、30代後半でそれをやろうとするとリスクが高いことを理解しておきましょう。
仮に30代後半に転職してからミスマッチが発覚した場合、40代に入ると転職はよりシビアに、狭き門になっていきます。
そうなると、より良い条件で転職できる確率は確実に下がっていくため、できる限りじっくりと見極めるつもりで転職活動を進めておくべきなのです。
また、30代後半の社会人は職務経歴が豊富なこともあり、企業側も転職希望者の力量やスキルレベルを見極めやすい面があります。
よって、「決まるときはトントン拍子に決まる」という現象が起こりやすくなるのです。
希望に合った条件や仕事内容の職場がなかなか見つからないようであれば、「今はまだその時期ではない」と余裕を持って臨む心持ちも必要です。
30代後半の転職は、転職エージェントの活用を
30代後半の転職活動、特に「キャリアアップ」や「今回が初めての転職」という人は、転職エージェントの活用がおすすめです。
キャリアアドバイザーは皆、業界や転職に関する知識を有していますので、今後のキャリア形成へのアドバイスや面接・職務経歴書での強みの出し方など「転職支援のプロ」として実用的なアドバイスをもらえます。
さらに、複数のエージェントを並行して活用することで、目にすることのできる求人数や転職への選択肢も増えていきます。
参考:30代の転職で、「自分に合った転職エージェント」の選び方
30代後半の転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 30代向けの主要な転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 担当アドバイザーとのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は、就職活動を成功に導くためにとても重要な要素となってきます。
というのも、担当するキャリアアドバイザーによっては、あなたの望む方面での知識が十分でなかったり、相性等の不一致から活動を進めにくくなるといった問題が出てくる可能性もあるからです。
キャリアアップやキャリアチェンジを考えている人にとっては、あなた自身がアドバイザーに求めるレベルも高くなってくると思いますので、この辺りの見極めはより一層重要になってくるでしょう。
事前に複数の転職エージェントに登録しておくことで、「自分に合ったサービス、および担当アドバイザー」を早めに見出し、円滑に就職活動を進めていくけるのです。
自分に合う担当アドバイザーを見つけるには、以下のポイントについて確認すると良いでしょう。
- 「親身に相談に乗ってくれるか」
- 「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」
- 「紹介・連絡のペースは適切か」
以上のような点を確認することで、あなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
次の章からは30代後半の転職者をターゲット層とするおすすめの転職エージェントを紹介します。
3)30代後半の転職におすすめの転職エージェント
doda X(デューダ エックス)
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年収800万円以上の企業からのスカウトが多く届く転職サイト。ヘッドハンターからのサポートも受けられます!
doda X(デューダエックス)は、「キャリアに戦略を。」をキーワードにハイクラス人材に向けた支援をするヘッドハンティング型の転職サービスです。
doda Xに登録すると、ヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせて厳選スカウト求人を提案してくれます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものが殆ど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたいという人にマッチしやすいサービスでしょう。
doda Xに在籍するヘッドハンターは約6,300名(2024年8月時点)。レジュメの効果的な見せ方や面接対策などの転職サポートもしっかりサポートしてくれます。
doda Xの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約5.9万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
dodaXでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。doda専属のキャリアカウンセラーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
30代後半からの「ミドル世代」への転職サポートに強いのがJACリクルートメントのサービスです。
キャリアアップを念頭に置いた転職の際は、ぜひ利用しておきたいサービスと言えます。
JACリクルートメントの特徴として「転職エージェント形式」に特化したサービスを展開していることが挙げられます。
こちらは、在籍するキャリアアドバイザーが、「求人紹介~選考対策~内定後のフォロー」までを一手に引き受けてくれるサポート体制で、業界の中でも珍しく、利用者から高い評価を得ています。
紹介する求人も、約7割がJACリクルートメントだけの非公開求人であるのも魅力の一つです。
また、紹介先企業へはエージェント自らが訪問し、「企業文化」や「事業戦略」をリサーチしたうえで求職者の適性に見合ったものを紹介してくれるので、入社後のミスマッチも極力減らすことに成功しているのです。
転職でキャリアアップを目指している人は、JACリクルートメントのサービスが大きく役立つことでしょう。
JACリクルートメントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.3万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト
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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営する転職サイトです。
年収600万円以上のミドル・ハイクラス層を対象とした求人を紹介しており、企業やヘッドハンターからの直接スカウトも多いです。
リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選べる」ことが大きな特徴です。
自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧できます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。
また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約34万件(2024年8月現在) |
良質なスカウトをゲットする際は、登録時に記入するレジュメを充実させることが重要です。「アピールできる経歴が思いつかない」という人は事前に事前にキャリアの棚卸しをしておきましょう。
ビズリーチ
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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
30代後半となると、社会人として多くのスキルや経験を積み重ねてきたことでしょう。
そんな中での転職は、ぜひともミスマッチのない、自身の経歴をきちんと理解してくれる企業と出会いたいものです。
そんな人におすすめなのがBIZREACH(ビズリーチ)のサービスです。
こちらは「スカウト制」の転職サービスで、「あなたの経歴に興味を持ったヘッドハンターからのコンタクトを待つ」というかたちで転職活動を進めていきます。
だからこそ、転職前に双方のミスマッチも無く、企業側は「本当に欲しい人材」を、求職者側は「本当に行きたい会社」を選べるのです。
ビズリーチはハイクラス向けへのサポートに特化しており、対象となるのは年収750万円以上の求職者になります。
さらなるステップアップを目指す人、自分を本当に欲しいと思ってくれている企業に入りたいという人は、ビズリーチのスカウトサービスを利用してみるとよいでしょう。
ビズリーチの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約13万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進等)|管理(経理・財務・税務・IR等)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士等)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
ここまでお伝えした通り、30代後半のミドルの転職においては企業研究が非常に重要です。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約45万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
LHH転職エージェント
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営業、エンジニア、経理、人事等、専門領域のエージェントが担当に付き、非常に高精度な企業情報をシェアしてくれます。
LHH転職エージェントは、人材紹介会社のアデコが運営する転職エージェントサービスです。
アデコグループは全国に拠点を持つだけでなく、海外60ヵ国にもエリアを広げ、「いずれは海外勤務を」と考える社会人に向けての「外資系・グローバル企業」の転職サポートも手厚く行っています。
LHH転職エージェントの最大の特徴は、求人企業に関する詳しい情報を知れる点です。
「360°式コンサルティング」と呼ばれるサポート体制で、「企業からの採用相談」から「転職者のサポート」までを、同一のコンサルタントが行うことにより、より詳細な企業の情報を伝えることを可能にしています。
30代後半で転職を考えている人の中には、「今回が最後の転職にしたい」「次の職場でキャリアアップを叶えたい」という人も多いでしょう。
そんな方々におすすめなのかLHH転職エージェントのサービスです。
LHH転職エージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.6万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業系|販売・サービス系|ファッション系|マーケティング系|クリエイティブ系|IT系|エンジニア(電気・電子・機械・化学・素材・食品・化粧品・プラント・インフラ・エネルギー)系|メディカル系|人事・労務系|総務・広報|法務・知財|経理・財務系|経営/事業企画系|コンサルタント系|内部統制・監督系|購買・物流・貿易系|金融系|建築・不動産系|事務系など |
豊富な求人を擁するLHH転職エージェントですが、担当エージェントの数はやや少なめです。レスポンスの遅れ等が気になる場合は、他の転職エージェントにも登録しておきましょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年8月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
また、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。
企業からのスカウト・オファー狙いの転職活動を予定している人、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について知りたい人は、dodaがおすすめでしょう。
そのほか、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約26万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
「特化型」の転職エージェント
エンジニアや経理、医療専門職など特定分野で求人を探す予定の人は特化型エージェントにも登録しておくとよいでしょう。
特定の業界・職種へのサポートに強く、アドバイザーの深い知識と豊富な経験が期待できるのが特化型エージェントの特徴です。
ただし、特化型エージェントは総合型エージェントほど規模が大きくなく、対応エリアが限られているケースがあります。地方での転職支援には対応していないケースもありますので、対応エリアを事前によく確認しておくことが大切です。
「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Agent | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 |
メリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
4)実際に30代後半で転職成功した人の体験談
私の転職体験談:コンプライアンス違反を指摘したらリストラされ、その後システムアーキテクトを初挑戦
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転職活動を始めて、一番悩んだのは「転職理由」でした。
──退職に至る経緯を素直に話せば、前職での不正行為を露呈させることになりかねなかったので。企業との面談の場で、転職理由を歯切れよく話せない私がいました。
そんな折、前職の際に付き合いがあった取引先の担当の方から、「システム構築関連の仕事で募集している会社があるからどうだ」という話を頂いたのです。
まさに、願ったり叶ったりのお話でした。紹介いただいた方は、私のこれまでの経歴についても口添えしてくれていて、あくまで機密保持契約に関わらない範囲ですが、私も本当の転職理由を話せました。
幸運なことに、私の「コンプライアンスにうるさい」性質を、好意的に解釈していただきました。
「まあ、そういう頑固な方が、かえってうちの会社に合ってるかもしれない」と言っていただいて。
ようやく、私の転職先が決まりました。
私の転職体験談:33歳。DTPオペから、未経験でWebデザイナーに転職!
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38歳という年齢は、転職をする上で決して若いとは言えない年齢です。
そこで私は、転職エージェントを利用してみることにしました。希望職種は、Webデザイナー職。
DTPオペをやっていたのでソフトウェアは使えるし、経験は買ってくれるだろうと思いまして。──ですが、業界未経験が大きなハンディであったのか…まったくうまくいきませんでした。
70社近く書類を送って、書類が通ったのがたった5社。
その5社も、面接で全部落とされました。それで私は、やり方を変えることにしました。
それは、「転職サイトでWebデザイナーの求人を探すのではなく、人員の足りていないWeb制作会社を調べる」という方法です。早速、Webサイトで企業を探していき、可能性のありそうなところに1社ずつ電話しました。
幸運なことに、とある企業さんが、私の話をそのまま聴いてくれて、そして採用されました。
成功の要因は、その企業(今現在働いている会社です)が、Webの会社でありながらチラシ制作などの印刷の仕事もたくさん持っていたからです。
私のこれまで培った「印刷の知識と経験」という、強みが活かせたのでしょう。あとは私の「転職にかける熱意」が、先方に伝わったのでしょうか。
私の転職体験談:営業職から人事の仕事へ。「女性が働ける社会」を作りたい。
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「仕事もプライベートも両立できる場所」を探していたのですが、私は30半ばに差しかかったころ。
年齢的にも「結婚や出産で辞めてしまうのではないか」そのように懸念する面接官の方も多かったです。なかなか一筋縄ではいきませんでした。
自分一人で行動するのには限界かもしれないと思い、私は「type女性の転職エージェント」に登録しました。
こちらは担当者も女性の方で非常に話しやすく、かつ「女性向け」の求人をたくさん紹介してくれました。
そこで紹介していただいた人事の仕事に応募し、見事内定をいただけたのです。内定後も入社日の設定であったり、給与の交渉で年収アップをしてくれたりと、エージェントの方には本当にお世話になりました。
以上、3名の方の転職体験談をご紹介させていただきました。
こうして並べてみると、どの方も共通して「これまでのキャリア・管理能力」「転職への熱意」を推して転職活動を進めた結果、納得のいく転職をされたことがうかがえます。
30代後半の転職はとくに、「自身の強み」を理解したうえで進めていくことが成功へのカギです。
まとめ 30代後半の転職活動は「戦い方」を理解して挑もう
若年層の転職は、がむしゃらな意欲やポテンシャルを買われて採用が決まる、といったケースも少なくありませんが、30代後半となるとそうもいかないところがあります。
転職市場においてどのような能力や経験が求められているのかを知り、そこへ向けて自分の強みを集中的にアピールする必要があります。
こうした「戦い方」を理解した上で転職活動に挑むことが、30代後半の転職では非常に重要です。
「決まるときはスピーディに決まる」と大きく構え、焦ることなく着実に転職活動を進めていきましょう。