「転職の活動期間はどれくらい?」転職スタート時期の目安・準備・スケジュール
[最終更新日]2024/11/16
「転職活動を、いつ・どのタイミングから始めようか…」と悩んでいませんか。
特に、現在働きながら転職を考えている方々は、業務との兼ね合いもありますので、転職に向けてのスケジュールを立てることに難しさを感じている人も多いことでしょう。
転職活動を始めるベストなタイミングが分かれば、それに合わせてスケジュールを組み、スムーズに活動をすることが可能になります。
目次
1)転職活動にかかる期間と大まかな流れ
転職活動を始めるにあたって、「とりあえず現職を辞めてから考えよう」というスタンスは避けなければなりません。
まずは転職活動の全体像をつかみ、必要な期間と大まかな流れを理解した上で、応募や退職申し出のタイミングを逃さないようにすることが大切です。
転職活動にかかる期間と流れを確認しておきましょう。
転職活動にかかる期間は平均3ヵ月程度。それ以上かかる人も多い
転職サイトに掲載されている求人を見ると、「応募から採用決定まで3週間程度を予定しています」などと書かれていることがあります。
しかし、転職活動は実際には平均3ヵ月程度はかかると言われています。求人に記載されている選考フローは、あくまでも企業側にとっての最短期間であることを理解しておく必要があります。
転職活動~入社までに半年程度かかった人も全体の3〜4割となっており、場合によっては1年以上を転職活動に費やしたという人もいます。
このように、転職活動にかかる期間は順調に進んで3ヵ月程度で、場合によっては長期化するケースもあることを知っておきましょう。
こんな要因によって転職活動が長引くことも
では、転職活動が長期化してしまった人には、どんな原因が考えられるのでしょうか。以下に一例を挙げてみます。
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最初に1社だけ応募したものの、書類選考の結果が出るまで2週間かかり、しかも書類落ちだった。
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応募者多数のため書類選考に時間を要していると言われた。
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面接の日程を設定するのに手間取った。在職中だったので有休を取得しやすいタイミングを見計らっていた。
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前職が少人数の会社だったため、担当していた業務の幅が広く、引き継ぎに2ヵ月以上は必要だった。
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退職を申し出たところ上司から強く引き留められ、説得するのに時間がかかった。
このような理由によって、想定していたよりも時間がかかってしまうケースが多々見られます。
希望通りの時期に転職を決めるには、事前に流れを把握することが重要
先に挙げたような要因を踏まえたうえで、はじめに転職活動の大きな流れと想定される期間を把握しておくことが大切です。
①活動スタート期
活動スタート期では、転職のゴール・方向性を定めるために以下を行います。
- 自己分析
- キャリアの棚卸し
- 転職意思の決定
転職活動における自己分析とは、現在の自分の強みと課題、そして実現したい将来像を明るみにすることです。
キャリアの棚卸しは、これまでのキャリアで培った知識・スキル・経験を整理し、改めて自身の適性や志向性を確認します。
そして、転職意思の決定とは、自己分析・キャリアの棚卸しを通して、今回の転職で何を実現すべきかの転職方針(転職の軸)を決めることです。
転職活動中は様々な判断・意思決定が求められます。
その際に最善の選択ができるようにするために、このフェーズのアクションは怠らずにしっかり取り組むことが大切です。
②情報収取・検討期
このフェーズの活動目的は、適切な求人を見つけることです。
そのために、以下の行動をします。
- 転職サービス(転職サイト・転職エージェント・ハローワーク等)の登録
- 業界・企業研究(応募する求人の選定)
求人選びは、転職サイトや転職エージェント、またはハローワークといった無料の転職サービスに登録して探すのが一般的です。
とくに転職エージェントでは、担当につくエージェントがヒアリング後に直接求人紹介をしてくれるので便利です。
ただし、紹介される求人は転職サービスによって異なります。
転職サービスは一つしか登録してはいけないという決まりはありませんので、はじめにいくつか複数のサービスに登録して、自分に合うと思えるところを見つけていくのがよいでしょう。
おすすめの転職サービスおよび選び方については、以下の記事が参考になります。
また、求人選びの際は、自分自身でもその企業の事業内容、業績、職場の雰囲気などを確認することが大切です。
こうした求人企業を調査する一連の作業を企業研究といいます。
あわせて読みたい
- 企業研究の正しいやり方・方法は?転職に役立つ効果的なリサーチの手順
- 転職時の企業研究の正しいやり方・方法を調査テンプレートとあわせて紹介します。企業研究のやり方が今ひとつ分からない・・・という人は、ぜひ参考にしてください。...
企業研究をしっかり行っておくと、職務経歴書作成や面接の際にその企業の求人ニーズに合わせたPRにも役立ちます。
③応募・面接期
「応募しよう」という求人が見つかったら、続いて以下のアクションを行います。
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 企業への応募
- 面接(一次面接~最終面接)
多くの方が転職活動に持つイメージとは、このフェーズのことでしょう。
なお、ほとんどの場合において転職者は複数の求人企業に並行して応募することになります。
求人への応募は前述の「企業研究」とセットで行われますので、応募の機会ごとに「企業研究→書類作成→(書類通過の場合)面接」というプロセスが発生します。
この間が、転職活動においてもっとも忙しくなる時期です。
とくに働きながら活動をする人は、時間を確保しにくいこともあるでしょう。
ポイントは、毎日少しずつでも活動にかける時間を設けておくことです。
活動を毎日コンスタントに行うことによって、準備・行動・振り返りの機会を持ちやすくなり、結果的に活動品質を高めていくことができます。
書類作成・面接準備の具体的な進め方については、以下の記事を参考にしてください。
退社・入社準備期
晴れて内定を受け取ったあとは、新しい会社への入社までに以下を進める必要があります。
- 雇用契約の確認と締結
- 現職での退職願・退職届の提出
- 業務の引継ぎ
内定後に企業から送られる雇用契約書については、しっかり条件を確認しておくようにしましょう。
今ではあまり聞かなくなりましたが、いざ入社してみたら「会社が社会保険に加入してなかった」「面接のときに聞いたのとまったく違う業務内容だった」という転職者の話も実際にあります。
また、現職での退職手続きは引継ぎ期間を含めておおよそ1ヵ月、有給消化をする予定の人は消化日数分を加味して入社日を設定しましょう。
退社・入社準備について詳しく確認したい人は、以下の記事を参考にしてください。
2)失敗しないスケジュールを立てるには3つの「タイミング」を意識しよう
続いて、転職活動をスムーズに進めていくためのスケジュールの立て方をご紹介します。
意識すべきは、以下の3点です。
① 入社したい時期を決める
最初に、転職先で就業を開始するタイミングを決めておきます。
これにより、半年・1年と転職活動が長引いてしまうことを防ぎます。
特に強い希望がない場合は大まかな目安で構いません。
前述したように少なくとも3ヵ月程度の余裕をもって入社したいタイミングを決めておき、それに向けて全ての準備を進めていくという考え方が、無理なく転職活動を進めるスケジューリングの基本となります。
② 退職できる時期を確認する
おおよその入社時期を決めたら、次に現職の退職可能な時期を確認します。
法令上は「退職日の2週間前」までに申し出れば雇用契約を解除できますが、現在の業務の引継ぎなどを考えると、「退職日の1ヵ月前」までに退職の旨を伝えるのが望ましいでしょう。
一般的な内定~退職までの流れは次のようになります。
- 応募先の企業から内定の連絡を受ける
- 現職の上司に退職の意思を伝える
- 退職日を確定させ、退職願を提出する
- 入社可能日を転職先の企業へ伝える
- 退職日まで1ヵ月程度の期間で引き継ぎをする
つまり、正式な入社日が確定できるのは、今の職場を退職する日が確定してからとなります。
「現職の上司に退職の意思を伝えるのが遅れたため、予定していた入社日に間に合わなくなってしまった…」ということがないように、ご注意ください。
③ 入社時期(=退職可能日以降)から逆算して準備期間を決める
入社希望日と退職可能日の目安を決めたら、そこから逆算して転職活動の準備期間を決めていきます。
準備期間とは、実際に企業へ応募する前の準備段階のことで、求人を検索したり自己分析・企業研究を行ったりする期間のことを言います。自己分析や企業研究は綿密に行うべき行程ですので、少なくとも2週間程度は確保しておいたほうが良いでしょう。
ここまでの内容をまとめてみます。
- 転職準備期間:2週間
- 転職活動:1~3ヵ月
- 退職までの期間:1ヵ月
- 合計2.5~4ヵ月
こちらはあくまで一般例の数値です。しかし、このように入社時期から逆算してスケジュールを立てていくと、転職活動全体にかかる期間や準備に充てる時間が見えてきますし、転職活動中の進捗状況の目安にもなります。
3)転職活動は在職中・退職後どちらから始めたほうがいいの?
前章で紹介したスケジュールは、在職中に転職活動をする場合を想定しています。
一方で、「現職をすぐにでも退職したい」「退職してから転職活動だけに専念したい」と考えている方もいるでしょう。
続いては、転職活動を在職中から始めるのと、退職後に行うのとで、どのような違いがあるのか、見ていきましょう。
在職中に転職活動を始めるメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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在職中に転職活動をする大きなメリットは、転職先を確保してから退職を申し出ることができる「安心感」でしょう。
もしも想定より転職活動が長引いてしまっても、その間の収入源が途絶えることはないので気持ちに余裕をもって転職活動にのぞめます。
退職に際しても、転職先がすでに決まっているのであれば、会社から強く引き留められることもほとんどありません。
反対にデメリットとしては、現職が忙しい人ほど時間の確保が難しく、平日に面接が行われる場合は休みを取って出向かなくてはならないことが挙げられます。
複数社の選考が並行して進んでいれば、できるだけ面接を同日の午前と午後に振り分けるなど、スケジュール管理の力が問われることになります。
退職後に転職活動を始めるメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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退職してから転職活動を始める場合、時間に余裕があることが最大のメリットと言えます。平日/休日問わずにスケジュールを調整でき、転職活動に集中できます。
また、ハローワークで失業給付の申請ができることもメリットの1つです。
自己都合退職の場合は給付開始まで3ヵ月程度の期間が必要ですが、それ以降は失業給付を受け取ることが可能です。
デメリットとしては、「無職中の期間」および「おおよその転職活動にかけている期間」が、企業にも悟られてしまう点があるでしょう。
転職活動が長引いてしまった場合、「この人は、これまで不採用が続いているのかもしれない」「勢いで前職を辞めてしまったのではないか」と誤解されてしまう可能性もあります。
また、活動期間が長引くことによって、その分無収入の期間が延び、気持ちにも焦りが生じてしまう可能性があります。
「早く内定をもらわなければ」という焦りから、妥協して転職先を決めてしまい、結果として後悔の残る転職をしてしまうパターンも少なくありません。
転職活動を始めるなら、やはり在職中がおすすめ
以上のことを踏まえると、やはり転職活動は在職中に進めておくことをおすすめします。
先にお伝えした通り、転職者が在職中か離職中かによって、企業の捉え方は大きく異なります。
また、在職中の転職活動では、最悪転職先が決まらなかったという事態になっても「現職に留まる」という選択肢を持てます。
よほどの理由がない限りは、転職活動は在職中に行っておいた方が無難でしょう。
4)転職活動を長引かせないための対策3つ
転職活動が長引いてしまっている人や、少しでも早く転職を終わらせたいという人は、併せて以下の点についても意識しておくと良いでしょう。
自己分析・企業研究を入念に行う
転職は、求職者と企業の双方が「一緒に働きたい」と思わなければ決まらないものです。
まずは自身の「今後の目指したい働き方」を明確にしたうえで、そのうえで目指す企業の「求める人物像」とマッチするかを確認しつつ転職活動を進めるべきでしょう。
そのうえで重要となるのが「自己分析」と「企業研究」です。
自己分析とは、「自身のこれまでの経験」から「強み(できること)」や「弱み(苦手なこと)」を確認し、そして「今後、自分はどうしていきたいか」を探求していくことです。
そして、企業研究もまた、その企業の「これまでの活動(軌跡)」から「強み(できること)」、「弱み(課題)」、そして「今後目指していくこと」を明るみにしていくことを指します。
自己分析と企業研究をしっかり行っておくことで、企業に対して自身のどんな点をPRしていけば良いかが明確になりますし、なにより「自分はこの企業と合いそうか」という観点を持って、ミスマッチの無い企業選びが実現されやすくなります。
また、自己分析や企業研究が充分にされていない場合、「自己PRすべき『自身の強み』があいまい」であったり、「企業が求める人物像を把握できていない」というような、転職活動が長引く要因にもなりかねません。
自己分析と企業研究は、転職活動の品質を高めるだけでなく、活動の長期化を防ぐうえでも非常に有効なのです。
転職で「譲れない条件」「妥協できる点」を明確にする
「転職しよう」と至った動機は大抵複数あるものです。例えば、「年収や待遇のアップ」、「人間関係の改善」、「福利厚生の充実」、「やりたい仕事ができる」、「残業の無い職場で働きたい」など、 それらのすべてが当てはまる、という方もいるかもしれません。
しかし、これら動機を複数抱えたままでの転職活動は迷いや心変わりが生じやすく、活動期間の長期化にも繋がります。
なぜなら、転職活動では「判断」・「決断」を求められるシーンが数多くあるからです。
「どの企業に応募すべきか」もそうでしょうし、「応募書類や面接では、何を一番に伝えていくか」や、「複数の企業で選考が進んだ場合、どの企業を優先するか」といったものもあります。
転職活動を長期化しないためにも、これら判断・決断を迷いなく進められるようにしておく必要があるでしょう。
そのためには、あらかじめ「譲れない条件」と「妥協できる点」を明確にしておくことが大切です。
ポイントは、「今回の転職で、自分は何を実現したいのか」を明確にすることです。
仮に「年収アップ」と「残業の少ない職場」、更には「自分のやりたい仕事」といった3つの転職理由があったときに、どれも譲れない条件なのか、それとも「今すぐに解決しなくても良い問題か」を考えておくのです。
複数の転職理由を全て叶えることも可能かもしれません。ですが、当然ながら難易度は相応に高まります。
自分の希望を100%適える転職をしようとじっくり取り組む方はそれでも良いかもしれませんが、なるべく早く活動を終えたい方は「譲れない条件」を掲げ、迷いのない判断・決断を意識しつつ進めていくことをおすすめします。
「複数の転職エージェント」を並行して利用する
転職の際、「転職エージェント」を利用する人がほとんどでしょう。
転職エージェントでは求人紹介から、キャリアプランのアドバイス、応募書類の添削・面接対策、その他面接日程の調整などのスケジューリングまで行ってくれます。
転職エージェントの利用は転職活動をスムーズに進めるうえでとても有効ですが、更に効率を上げる為に「転職エージェントの複数利用」をしておくことをおすすめします。
各転職エージェントで独自に扱っている求人があり、複数のサービスを併用することで希望に合った企業に出会える確率を高められるからです。
また、担当アドバイザーのサポート品質を確認するうえでも、複数の転職エージェントを利用していた方が比較検討しやすくなるでしょう。
ちなみに、国内最大手の人材紹介会社「リクルート」の調査結果によると、転職者の転職エージェントの利用者数は平均2.1社、そのうち転職を成功させた人の平均は4.2社となっています。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」より
次章では、転職活動をスムーズに進めていくうえでの「おすすめの転職エージェントサービス」を紹介します。
気になったサービスから2~3登録して、サービスの使い心地や担当アドバイザーとの相性を見定めていくと良いでしょう。
5)「転職活動をよりスムーズに進めたい」という方におすすめの転職エージェント
転職エージェントは「総合型」と「特化型」を組み合わせての利用がおすすめです。
「総合型」とは、幅広い職種に対応可能な転職エージェントのことです。
一方、「特化型」は特定の業種や職種を専門とする転職エージェントのことを言います。
ここでは、代表的な5社の「総合型」転職エージェントと、分野ごとの「特化型」転職エージェントを紹介します。
どのサービスも無料で利用できますので、気になったサービスがあったら試してみてください。
おすすめの「総合型」転職エージェント
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
また、マイナビエージェントは業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。
業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.9万件(2024年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
転職にあたってできるだけ多くの求人を比較検討したい人に推おすすめのサービスが、dodaです。
dodaは国内大手の転職エージェントで、掲載求人数もトップクラスです。
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
自分でじっくり求人チェックしたい場合は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用こともできます。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約26万件(2024年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
ここまでお伝えした通り、転職時の企業研究は非常に重要です。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約49万件(2024年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
リクルートエージェントやdodaといった大手総合型エージェントと比べると求人数は少なめですが、その分一つ一つの求人の質は高いです。
じっくり中長期で利用したい転職エージェントです。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.0万件(2024年11月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
おすすめの「特化型」転職エージェント
タイプ | 20代に特化 | 20代・若手 | 20代に特化 | 20代に特化 | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 | 障がい者 | 障がい者 |
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サービス名 | マイナビジョブ'20s | キャリアスタート | ハタラクティブ | キャリアパーク | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Japan | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 | LITALICO仕事ナビ | デイゴー求人ナビ |
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公開求人数 | 約5,800件 | 非公開 | 約4,700件 | 非公開 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約14万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 | 約4,000件 | 約200件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | 営業職、管理部門、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業種・職種 | 営業、販売、接客、施工管理、ITエンジニア | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 | デスクワーク | 事務・軽作業 |
対象地域 | 関東・関西・中部 | ◎全都道府県 | 北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、九州 | 東京・大阪近郊 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
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表内の求人数は2024年11月時点のものです。
まとめ)転職活動では、先の見通しを立てて動くことが重要
転職活動のベストなタイミングについて解説してきました。
ここまでのポイントをおさらいしてみましょう。
- 転職活動の期間は最短でも「3ヵ月」
- 入社時期から逆算してスケジュールを立てる
- 原則として、「在職中」に転職活動を始めるのがベスト
これらのポイントを意識することで、転職活動もスムーズに進められます。
転職活動を成功させるためにも、まずは目標を設定し、それに向けて計画を立てて動き始めるように心がけましょう。