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「転職面接が緊張と不安しかない…」は解消できる!リラックスして臨むコツ9選

[最終更新日]2024/09/23

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転職面接の緊張と不安。リラックスして臨むコツ9選

転職面接に対して苦手意識を持つ人は少なくありません。
普段誰かと会話をするのが好きな人だとしても、転職面接となると緊張するものです。

しかし転職に成功するためには、面接を突破する必要があります。
では、可能な限り面接を落ち着いた気持ちで、平常心かつ万全の状態で面接に臨むにはどうしたらよいのでしょうか。

目次

1)緊張は、ないよりあった方が良い

働く人たち、それぞれの後ろ姿イメージ

私たちは、緊張をしたときにその感情を「押さえよう」「無くそう」としがちです。

ですが、人は緊張感がないと、理想的な心理状態をつくれないものです。

理想的な心理状態とは、よく「フロー状態」と表現されることがあります。
親しい人との会話で、自然と次に語るべき言葉が次々と溢れた経験はありませんでしょうか。充実なコミュニケーションは、その人の心理状態にも大きな影響があるのです。

まずは今ある緊張感を否定するのではなく、肯定しておきましょう
そのうえで、緊張のその先にある理想的な心理状態を目指して、準備を進めるのがよいと思います。

「転職面接が不安、緊張する…」その理由の大半は、準備不足にある

転職面接が不安になったり緊張したりするのか、そこには様々な理由がありますが、いちばんは「分からないもの」だからでしょう。

面接でどのような質問があるのか、相手がどんな点を評価してくるのか、そもそも対象の企業はどんな会社で、今回どんな人物を求めているのか──。

人は、分からないものに対しては本能的に不安感を持ちます。

逆に言えば、その「分からないもの」を少しでも解消していくことによって、面接前の不安感や緊張は軽減し、「自信」や「希望」といったポジティブな感情に変換できます。

次の章からは、これからのあなたの転職面接を「分かるモノ」にしていくための対策を、「事前準備」と「当日対策」の2つに分けて紹介してます。

「まだやっていなかった」というものがあったら、逆にそれはチャンスかもしれません。
緊張や不安を取り除けるほか、面接通過の確度を高めていけるはずです。

2)転職面接で緊張しないための対策 ~事前準備編~

まずは「転職面接で緊張しないための対策」のうち、事前準備について紹介します。

ここで紹介する事前準備は、全部で4つあります。
それぞれ1つずつ、準備する内容について具体的に説明します。

事前準備は、いずれも難しいものではありません。
しっかりと事前準備をすることで、面接に対する緊張はかなり解消され、当日はベストな心理状態で臨めるはずです。

企業研究を十分に行う

企業研究を行い、入手できる情報を全て仕入れておくことで志望度の高さをアピールできる

緊張しないための事前対策1つめは企業研究を十分に行うことです。

分からないことを質問されると誰でも焦り、それが態度に出るものです。
逆に、分かっていることには自信を持って対応できるでしょう。
企業を深く知ることによって興味・関心が高まり、面接の場で「前向きさ」が伝わる効果も期待できます。

また、企業は人材を募集するにあたって「こんな人を採用したい」といった条件を設定しています。
条件に合う人材に応募してもらいたいのはもちろんのことですが、それ以前に「当社に関心を寄せている人」「仕事内容に興味がある人」であることが大前提と考えていいでしょう。

応募する企業のHPをすみずみまで見ておくのはもちろんのこと、プレスリリースや経営者のブログ・SNSをチェックするなど、入手できる情報は全て仕入れておく姿勢でのぞむことが重要です

面接前の企業研究で見るべきポイント

面接前の企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする インタビュー記事、口コミサイト等
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 企業HP、求人票等

こうした企業研究を進めておくと、たとえば面接の際によく聞かれる以下の質問に答えやすくなります。

各質問文のリンクをクリックすると回答例を確認できます。
ご自身でどのような回答をできるかシミュレーションしたのち、ご参考ください。

質問の「回答例」は丸暗記せず、ストーリーで覚える

●なぜ今転職を希望しているのか ●なぜ弊社を選んだのか ●企業理念や主力商品などについて ●入社後にやりたいことは

緊張しないための対策2つめは「質問の回答例は丸暗記せずストーリーで覚える」ことです。

転職面接における「よくある質問」を知っておくことは大事です。
ですが、通り一遍の回答に終始してしまわないように、そしてさらに自分の言葉で伝えられるようにすることがより大切なのです。

そして、その際に有効なのが、回答の際に「あなただけのストーリー」として伝えること。

ストーリーとして伝える技法がいくつかありますが、面接の際は以下の「イントロ・ボディ・エンディング」で構成される三段論法がおすすめです。

自己PR三段論法 ①「起」イントロ:つかみ=聞く人の注意を引く ②「承・転」ボディ(伝えたいこと)=イントロからの具体的なエピソード ③エンディング(まとめ)=結論

まずイントロでは、自身のアピールポイントをはっきり伝えつつ、「それに関連する事柄で、以前このようなことがありました」といった物語の導入を述べて、聴き手(面接官)の注意をひかせます。

続いてボディの箇所では、具体的なエピソードを詳細に、冗長になりすぎない程度に伝えます。

ストーリーの締めである「エンディング」は「このように、私には〇〇という強みがあります」と、再度アピールポイントを伝えてまとめることで、何をアピールするためのエピソードだったのかを強調します。

ポイントは、①具体的な事例を分かりやすく伝えること、そして②アピールポイントは簡潔にまとめることです。

面接前に、想定質問に対してどんな回答をすべきか、上記のようにショート・ストーリーの構成として覚えておくことをおすすめします。
文章の丸暗記よりも断然覚えやすいですし、面接時は「あなたならではの回答」が発揮されやすくなります

「それでも、まずは回答例をチェックしたい」という人は

自分の言葉として、ストーリーとして回答するのが大事というのはわかったけれど、まずは一般的な回答例を参考にしてから考えたい」という人は、以下の記事もあわせてご確認ください。

転職面接時によくある質問と回答例を、フェーズ別にまとめています。

転職面接時によくされる質問例&回答例10選①序盤編(自己紹介・自己PR) ①序盤編(自己紹介・自己PR)
企業面接での自己PR・自己紹介をする際のポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介しています。
https://studio-tale.co.jp/career-stories/guide/common-questions-in-job-interviews---motivation/ ②中盤編(志望理由・転職理由)
企業面接で必ず訊かれる「志望理由」・「転職理由」に関わる応答でのポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介します。
転職面接時によくされる質問例&回答例10選③適性・職務要件確認編 ③適性・職務要件確認編
企業面接で、面接官が転職者の適性、知識・スキルの確認時に訊かれる「適性・職務要件」の確認でのポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介します。
転職面接時によくされる質問例&回答例10選④最終面接・役員面接・条件確認編 ④最終面接・役員面接・条件確認編
企業の最終面接、役員面接、条件確認時におけるポイント・注意点、およびよくある質問と回答例を紹介します。
転職面接時によくされる質問例&回答例7選⑤「女性ならではの質問」編 ⑤「女性ならではの質問」編
企業面接において、女性転職者が受けやすい質問・確認について、ポイントと注意点、およびおすすめの受け答え方法を紹介しています。

1日1分の発声練習をする

緊張しないための対策3つめは「1日1分の発声練習をする」ことです。
面接が決まったら、1日1分で構いませんので、面接で最初に発言することが想定される台詞の発声練習をするのです。

発声練習をするメリットは、「当日スムーズに話せるようにする」点、そして「面接本番をシミュレーションできる」点にあります。

たとえば、冒頭の入室シーンのアクションと発声練習をあわせてやっておくと、当日のイメージを持ちやすく緊張を少なからず緩和できるでしょう。

●服装・髪型は、相手に好印象を与えられるように! ●15分前に現地に到着、5分前には受付対応を済ませておく ●面接のために時間を割いていただいていることへの感謝の念を伝える

また、発声練習も出だし1分間のシーンのみで十分です。

最初のスタートをうまくこなせれば、以降はスムーズに進みやすくなるものです。
以下のような台本を作成して、取り組んでみてください。

発声練習の台本

本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございます。

〇〇と申します。株式会社□□□という▲▲を主事業とする会社にて、企画営業職を4年経験してまいりました。

直近2年間は、リーダー職として部下の育成とともに顧客開拓の効率化を目指し、営業フローの作成と改善を行っておりました。

昨期・今期ともに個人・チームの売上目標を達成しております。

営業・マーケティングの効率化に向けて、御社のご実績とノウハウに大変興味を持っており、また私自身の経験を経験をぜひ御社でも活かしたいと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。

緊張すると声が震えてしまったり、言葉が途切れたりするのは、誰にでも起こることです。
ですが、事前に練習しておけば、「本番で失敗してしまった」というリスクはかなり抑えられます。

特に効果的な方法は「面接練習の動画撮影」です。
最初は撮影することに抵抗を感じるかもしれませんが、ある程度発声練習をして「これくらいで大丈夫かな?」と思った時に撮影をして見返してみてください。──きっと、(こんな様子だったのか!)と、ぎこちなさや声の暗さ・小ささに驚くと思います。

自分が話す様子を動画撮影して表情や姿勢、声のトーンをチェックしてみる

実際に自分がどんなふうに話しているかを知ることは、話しかたの改善につながります。
表情や話しかたを見返し、気になる部分を改善しておくと、本番でもスムーズに話せるでしょう。

「笑顔」の練習で第一印象アップ

緊張しないための対策4つめは「笑顔の練習をする」ことです。
一般的に、第一印象というものは「変えることが難しい」といわれています。

また、企業採用担当の方で「笑顔で話す応募者とそうでない応募者では、印象が全く違う」と話す人は多いです。
笑顔や表情によって、面接での第一印象をアップさせましょう。
日頃から練習しておくと、いざというときに自然な笑顔が出るものです。

この練習においても、動画の撮影は効果的です。
「自然な笑顔ができているか」「どうしたら自然に見えるのか」を自分で研究してみましょう。
前歯が見えるくらいの笑顔が、もっとも自然で、相手に与える印象も良くなります。

このとき、自分の姿勢もあわせてチェックしてみてください。
まっすぐ背筋を正した状態で自然な笑顔が出せるよう、繰り返し練習しておきましょう。

3)転職面接で緊張しないための対策 ~面接当日編~

つぎに「転職面接で緊張しないための対策」のうち、面接当日の対策について紹介します。
面接が決まって企業の分析をし、発声や笑顔の練習をしても、本番で失敗したら悔しいものです。

そこで、そんな失敗をせずベストな面接を迎えられるように、5つの対策を紹介します。
この5つも、それほど難しいものではなく、誰にでもできるものばかりです。

ぜひ当日に向けて、しっかりと内容をチェックしてみてください。

会場へは余裕を持って到着する

入室・あいさつ➡自己紹介、自己PR➡質疑応答(面接官→転職者)➡質疑応答(転職者→面接官)➡事務連絡(次回以降の流れ説明等)➡あいさつ・退室

面接当日の対策1つめは「会場へは余裕を持って到着する」ことです。
ぎりぎりの到着になってしまうと、気持ちが落ち着かなくなり、緊張もしやすくなります。
時間に余裕を持たせるだけで、緊張する要素を1つ減らせます。

会場への移動手段は事前にきちんと確認しておき、余裕を持って到着しましょう。
道に迷うことがないように、駅から面接会場までの道のりはあらかじめチェックしておいてください。
可能であれば、面接より30分前には会場付近に到着するのが理想的です。

会場付近についたら、まずトイレを済ませて身だしなみの最終確認を行います。
そして15分前には会場に行き、5分前になったら面接を受けに来たことを伝えるとスムーズです。

Web面接・オンライン面接の場合は、5分前にはログインする

Web面接・オンライン面接においても、所定時間を過ぎての参加は厳禁です。

パソコンが立ち上がらない、接続が悪いなどの理由は準備不足と捉えられます。必ず5分前には面接の準備を整えて画面の前でスタンバイしておきましょう。

「ゆっくり話す」「深呼吸する」など具体的な動作をイメージする

結論から話すと、何を伝えようとしているのかが明確になり、印象に残りやすい

面接当日の対策2つめは「ゆっくり話す、深呼吸する、など具体的な動作をイメージする」ことです。
普段、緊張しているとき「リラックスしよう」と思っても、なかなかうまくいかないものですよね。

これはリラックスするために具体的な動作をイメージしていないことが大きく関係しています。
強い緊張状態に陥ると、自然と呼吸が浅くなり、肩が張ったり、思考力が落ちたりするものです。
これでは、落ち着いた状態で面接に臨めませんよね。

そこで、リラックスして面接を受けるために、なるべく具体的な動作をイメージしてみてください。
「落ち着いて話す」「深呼吸をする」など分かりやすい動作を意識して緊張をほぐしましょう。

また、回答するときは「結論から伝える」ことを意識するとよいでしょう。
まずどう答えるかについて思考を整理しやすくなり、また人は話始めると自然と次に伝えるべき言葉が浮かぶことが多いからです。

「緊張するのは当たり前」と考える

実際のところ、 面接官は相手が緊張していても、それほど気にしていない。

面接当日の対策3つめは「緊張するのは当たり前と考える」ことです。
直前まではまったく平気だったのに、面接が始まった途端に緊張するということもあるでしょう。
しかし実際のところ、面接官は相手が緊張していても、それほど気にしていません。

転職面接は、その後の人生に大きく影響する、とても大事な場面です。
そんな大事な場面で、まったく緊張しないほうが難しいことは面接官もよく理解しています。
緊張することなく完璧に面接をこなせる人など、それほど多くはありません。

そのため、質問に対して緊張して言葉に詰まったとしても、気にしなくて構いません。
「緊張するのは当たり前」「誰でも面接は緊張する」と考えることで、過度の緊張を防げます。

「自分も会社を面接している」と考える

逆質問=「意欲・関心が高そうだ」 回答=「自分に合った会社かも?」

面接当日の対策4つめは「自分も会社を面接していると考える」ことです。

希望する企業に合格したい、とだけ考えると、心の余裕が失われてしまいます。
しかし「このさき自分が働きたいと思う職場か自分も面接する」と考えてみたら、どうでしょうか。
部屋の雰囲気や、面接官の受け答えなどを落ち着いて観察できるはずです。

そして気持ちに余裕が生まれれば、自然と緊張も落ち着いていくことでしょう。
希望する企業だとしても、面接時の感触が良くなければ、入社したいとは思いませんよね。

面接を受けて合格したとしても、入社したいと思える会社でなければ断れるのです。
自分も会社を面接していると考え、気持ちに余裕を作りましょう。

「今、緊張しています」と素直に伝える

面接当日の対策5つめは、面接官に、「『今、緊張しています』と素直に伝える」ことです。
しっかりと事前準備を行い、当日の対策を行っても、どうしても緊張することもあるでしょう。

さらに「緊張するとどうしても早口になってしまう」という人も決して少なくありません。
しかしそれでは、面接官に必要なことが伝わらない可能性も考えられます。

そこで面接中に「どうしても緊張が強い」と感じたら、素直に面接官に伝えるのも対策の1つです。
緊張していると相手に伝えることにより、気持ちが安心し、緊張が和らぎます。

また、緊張をごまかそうとするよりは「緊張している」と素直に話すほうが好印象を与える場合もあります。

4)面接対策に定評のある、おすすめ転職エージェント

転職エージェントを「信頼できるパートナー」として認識することが、転職成功の鍵

ここまで紹介した通り、転職面接では、事前の準備や当日の対策が非常に大切です。
しかし自分1人では気付けない改善すべき部分があるということも考えられます。

そこで、「面接対策を徹底したい」という場合には、転職エージェントの活用もおすすめです。
なぜなら、第三者からアドバイスを受けることで、あらたに改善すべき部分が見つかるかもしれないからです。

転職活動の際には、多くの人が「転職エージェント」を利用しています。

その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人をする理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。

転職エージェント サービスの仕組み

上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。

それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。

ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。

あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。

転職エージェントについての説明を詳しく見る

ここからは、面接対策に定評のある、おすすめの転職エージェントを紹介します。

転職エージェントごとに、提供している面接対策には違いがあります。
それぞれの特徴を踏まえ、自分の性格にあった面接対策を提供している転職エージェントを活用してみましょう。

doda

doda doda(デューダ)公式サイト

豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。応募企業毎に模擬面接とアドバイスをしてくれます。

面接対策に定評のある転職エージェント1つめは「doda」です。
dodaでは、キャリアアドバイザーが採用担当役になって面接のロールプレイングをしてくれる、「模擬面接」というサービスを提供しています。

これにより、実際の面接に近い形で面接の練習をすることが可能です。
さらに、応募企業ごとに個別の面接アドバイスをすることもあります。

dodaで面接対策を受ける場合は、事前に自己PRや志望動機などを提出しておかなくてはなりません。
しかし、そのぶん「しっかり丁寧な面接指導が受けられる」として好評です。

またdodaのキャリアアドバイザーは採用担当経験者が多いため、実用的なアドバイスを受けることが可能です。

dodaの活用メリットとおすすめポイント

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年9月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。

「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスを利用できます。

dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認できるでしょう。

スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約26万件(2024年9月現在)
とくに多い職種 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など
豊富な求人&充実の支援ツール
ワンポイントアドバイス

dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

国内No.1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、面接に苦手意識のある人は「面接力向上セミナー」がおすすめです。

面接対策に定評のある転職エージェント2つめは「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントでは、全国各地で「面接力向上セミナー」を無料で開催しています。
開催は不定期ですが、内容は非常に充実しています。

「面接力向上セミナー」では、座学形式で「面接の注意点」「企業研究や自己分析の方法」などが学べます。
さらに面接官の立場をシミュレーション体験できるのも、面接力向上セミナーの大きな特徴の1つです。

普段転職を考える場合は、「求職者」の立場で面接対策を考えるのが一般的です。
しかし面接官の立場から考えることで、企業が採用したいと思える人物像について考えられるのです。
そのため「面接力向上セミナー」は実に有意義な対策といえます。

リクルートエージェントの活用メリットおすすめポイント

リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No.1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • エージェントレポートや面接力向上セミナー等の「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約47万件(2024年9月現在)
とくに多い職種 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など
求人数・サポート実績No1
ワンポイントアドバイス

リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。

マイナビエージェント

書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。

面接対策に定評のある転職エージェント3つめは「マイナビエージェント」です。
転職の経験がない場合「転職面接の雰囲気が想像できない」と感じることでしょう。

しかしマイナビエージェントの転職サポートでは、複数回の面接対策を行っています。
さらに、応募書類の添削指導も行っています。

この2つにより、マイナビエージェントの転職サポートは「選考突破率が高い」といわれています。
「面接には特に自信がない」という場合、複数回の面接対策は心強いことでしょう。

キャリアアドバイザーから直すべき部分について、しっかりアドバイスを受けることが可能です。
そのため、転職初心者には、特におすすめの転職エージェントであるといえます。

マイナビエージェントのおすすめポイント

マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。

とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。

業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。

マイナビエージェント主な専門領域

引用元:マイナビエージェント公式サイト

また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

マイナビエージェントサポートの期間:dodaやリクルートエージェント等はサポート期間が3ヵ月間。マイナビエージェントは無期限でサポートを受けられます。

一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヵ月間」などの期限が設けられています。

一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。

期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。

実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。

マイナビエージェントの特徴

特徴
  • 国内企業とのリレーションが強く、優良求人の紹介を受けやすい
  • 特に20代~30代の若手社会人への転職支援に強み
  • 書類添削や面接対策などの支援サポートをじっくり丁寧に行ってくれる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約6.5万件(2024年9月現在)
とくに多い職種 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど
利用者のペースに合わせて転職活動をサポート

マイナビのプロモーションを含みます

ワンポイントアドバイス

業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。

パソナキャリア

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!イチ押し

ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。

面接対策に定評のある転職エージェント4つめは「パソナキャリア」です。
パソナキャリアでは、転職サポートとして、模擬面接専任のアドバイザーからのサポートを行っています。
もし面接で落ちた場合でも、パソナキャリアでは、しっかりとフィードバックをしてくれます。

そのため不採用になったとしても、次の採用試験に向けた対策を具体的に考えることが可能となります。
また、パソナキャリアでは、面接のポイントをまとめた「ノウハウ本」を提供しています。

模擬面接だけでは掴みきれなかった内容も、ノウハウ本から吸収できるでしょう。
練習だけでなく、面接のノウハウも提供してくれるため、安心して面接に臨むことが可能です。

パソナキャリアの活用メリットとおすすめポイント

パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。

転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、利用者の年収アップ率61.7%という実績からもサポート品質の高さがうかがえます。

人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。

転職エージェントによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取ることは重要です。

地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。

パソナキャリアの特徴

特徴
  • 全都道府県に支店あり。対面サポートを受けやすく、UIターン転職にも強い
  • 「担当者がじっくり相談に乗ってくれる」という評判が多い
  • 企業への交渉力が強く、転職者の年収アップ成功実績が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約4.0万件(2024年9月現在)
とくに多い職種 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など
利用者満足度4年連続【1位】
ワンポイントアドバイス

丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。

まとめ)準備に不安があるなら転職エージェントの面接対策の活用を

面接に臨む男性

この記事では、面接の事前準備や当日の対策、面接対策におすすめの転職エージェントについて紹介しました。
何も練習しなくても落ち着いて面接に臨めるのなら、それに越したことはありません。

しかし何度か転職の経験があったとしても、いざ面接となると緊張するものです。
そして適度に緊張していたほうが、面接においては良い結果を生む場合もあります。

とはいえ過度に緊張しないためには、事前に練習や準備をしておくと良いでしょう。
前述の通り、転職エージェントでは模擬面接などの実践的な面接対策も行っています。
1人での準備に不安があるのなら、ぜひ転職エージェントを活用して面接対策を行ってみてください。

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