事務職おすすめ転職エージェントを厳選紹介。あなたに合ったサービスはコレ!
[最終更新日]2024/06/06
事務職はオフィスワークの中でも、男女問わずに人気が高い職種です。
しかし、 「事務職は具体的にどのような仕事内容なのか」「未経験からの転職も可能なのか」などの不安を抱えている方も少なくないはず。
目次
事務職におすすめ転職エージェント6選
サービス名 | ミラキャリ |
リクルートエージェント |
doda |
マイナビエージェント |
パソナキャリア |
LHH転職エージェント |
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メリット |
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デメリット |
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事務職求人数 | 約5.3万件 | 約1.8万件 | 約1.1万件 | 約1,500件 | 約900件 | 約300件 |
サポート地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 |
対象年代 | 20代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年5月時点のものです。
ミラキャリ
未経験から事務職正社員を目指せる20代向け転職エージェント
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事務職の求人数 約5.3万件(2024年5月時点) 特徴 - 未経験から事務職正社員を目指せる
- 東京首都圏で常時5万件以上の豊富な求人
- 担当者のじっくり親身なサポート
対応エリア 東京・神奈川・埼玉・千葉 公式サイト https://mirai-step.jp/
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未経験から事務職正社員を目指せる、20代向けの転職エージェントです!書類添削・面接対策の支援を手厚くおこないます。
ミラキャリのおすすめポイント
ミラキャリは、未経験から事務職正社員を目指す20代向けの転職エージェントです。
同サービスの強みは、別職種から事務・オフィスワークへのキャリアチェンジの「対応力」があることです。
事務職は人気職種のひとつで、かつ「正社員」となると多くの転職サービスでは未経験者向けのサポートは敬遠しがちです。
一方のミラキャリでは接客業・介護職などデスクワーク経験のない求職者に向けても精力的なサポートをおこなっています。
ミラキャリの評判とおすすめ使い方
ミラキャリを利用した人たちの評判・口コミからは、「真剣に向き合ってくれた」「献身的な相談相手になってくれた」といった意見・感想がみられます。
「寄り添い型」のサポートである一方、デスクワーク経験のない人には「ビジネスマナーのレクチャーからおこなうこともある」と言います。
精力的な支援を十二分に受けられるよう、活動にかける時間をしっかり確保しておくのがよいでしょう。
リクルートエージェント
事務職の求人は国内No.1。スピーディに転職したい人にもおすすめ
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事務職の求人数 約1.8万件(2024年5月時点) 特徴 - 国内No.1の転職支援実績
- 豊富な実績と企業とのコネクションを活かした転職サポート
- 企業からスカウトを受けることも
対応エリア 全国 公式サイト https://www.r-agent.com/
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントのおすすめポイント
リクルートエージェントは求人数・転職支援実績ともに国内No.1の転職エージェントで、事務職の求人もおよそ1.2万件(2024年5月現在)と非常に豊富です。
就活サイト「リクナビ」など、多様な求人サービスを通して企業とのパイプを築いているため、個人ではなかなかできない企業の情報収集や採用決定時の給与交渉を代行してもらえるなど、大手ならではの組織力を生かしたサービスを受けられます。
また、企業からのスカウトサービスもあるため、転職の選択肢はさらに広がるでしょう。
若手の転職サポートにも比較的強いので、実務未経験から事務職を目指したい人におすすめの転職エージェントです。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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営業事務・営業アシスタント | 約1.5万件 |
経営企画事務・事業企画事務 | 約150件 |
マーケティング事務 | 約250件 |
経理事務 | 約1,300件 |
法務事務 | 約150件 |
特許事務 | 約60件 |
総務事務・庶務 | 約750件 |
人事事務 | 約1,200件 |
医療事務・レセプト業務 | 約500件 |
不動産事務 | 約450件 |
学校事務・大学事務 | 約60件 |
doda
事務職で常時1万件以上の求人。地方の転職支援にも強い
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事務職の求人数 約1.1万件(2024年5月時点) 特徴 - 国内最大級の転職エージェント
- 国内トップクラスのマスコミ業界求人数
- 求人検索・アドバイザーからの求人紹介・企業からのスカウトという3つのルートで求人を探せる
対応エリア 全国 公式サイト https://doda.jp/
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
dodaのおすすめポイント
dodaもリクルートエージェントに次ぐ国内大手の転職エージェントです。
事務職の求人数はおよそ5,400件と、求人の幅広さにおいては随一のレベルにあると言っていいでしょう。
dodaはキャリアアドバイザーによるサポートだけでなく、転職者自身での求人検索・応募や、企業からのスカウトと、選択肢を多く持てることも特徴の一つです。
事務職は職場によって仕事内容や待遇に大きな開きがあることもめずらしくありません。希望条件に合う求人をなるべく多く比較検討してみたい人は、dodaに登録しておくといいでしょう。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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経理事務・財務アシスタント | 約2,100件 |
総務・法務・知財・人事アシスタント | 約2,000件 |
購買・物流・貿易アシスタント | 約700件 |
企画・マーケティングアシスタント | 約450件 |
金融事務 | 約1,000件 |
医療事務 | 約450件 |
営業事務・一般事務 | 約5,300件 |
マイナビエージェント
20代~30代への転職支援実績が豊富。書類添削・面接対策に強み
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事務職の求人数 約1,400件(2024年5月時点) 特徴 - 大手人材会社マイナビが運営
- 若手人材への転職支援に強い
- 広告・Webメディア、マーケティングの求人が多い
対応エリア 全国 公式サイト https://mynavi-agent.jp/
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントのおすすめポイント
マイナビエージェントは20~30代の若手社会人への支援に強い転職エージェントです。
就活サイト「マイナビ」で培った企業とのパイプを生かし、独自の非公開求人の紹介をしています。
大手だけでなく中小の優良企業をの求人も多く、働きやすさにこだわって転職先を検討したい人に最適です。
面談によるサポートも充実しており、先に挙げたリクルートエージェントやdodaが「3ヵ月間」をサポート起源としている一方で、「無期限」でサポートしてくれるのも転職者にとって心強いポイントでしょう。
自身の適性を踏まえ、じっくり転職活動に臨みたい人におすすめの転職エージェントです。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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管理部門アシスタント | 約300件 |
事務/アシスタント | 約1,000件 |
貿易事務・国際事務・英文事務 | 約80件 |
パソナキャリア
メーカー・製造業の事務・管理系求人が豊富。一人ひとりに丁寧なサポート
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事務職の求人数 約900件(2024年5月時点) 特徴 - 25万人以上の転職支援実績
- 2021年オリコン顧客満足度調査で、転職エージェント部門3年連続1位
- 47都道府県すべてに拠点を置く
対応エリア 全国 公式サイト https://www.pasonacareer.jp/
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアのおすすめポイント
パソナキャリアは転職希望者へのサポートの手厚さに定評のある転職エージェントです。キャリアアドバイザーとの面談では、応募書類の添削や面接指導といった実践的なアドバイスをしてもらえます。
事務職の求人数はおよそ1,100件です。未経験から事務職を目指したい人におすすめの転職エージェントです。
また、パソナキャリアは全都道府県に拠点を置いているため、都市部だけでなく地方の求人も多いのが特徴です。UターンやIターン転職を検討している人もぜひ選択肢の1つに加えておきたい転職エージェントと言えるでしょう。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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一般事務 | 約450件 |
営業事務 | 約350件 |
貿易事務 | 約60件 |
会計・経理事務 | 約200件 |
特許事務 | 約10件 |
英文事務 | 約30件 |
医療事務 | 約20件 |
金融事務 | 約20件 |
LHH転職エージェント
世界最大級の人材会社「アデコ」が運営する転職エージェント
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事務職の求人数 約300件(2024年5月時点) 特徴 - 世界最大級の人材会社「アデコ」が運営
- 外資系企業やグローバル企業に強い
- 企業情報に詳しいコンサルタント
対応エリア 全国 公式サイト https://jp.lhh.com/
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事務職専任のアドバイザーがサポート。とくにメーカー系・外資系企業の求人紹介に強みがあります。
LHH転職エージェントのおすすめポイント
LHH転職エージェントは、人材紹介会社アデコが運営する転職エージェントサービスです。
求人紹介は都市部のみならず、地方へのUターン・Iターンを検討している人にも幅広く求人を紹介しています。
事務職の求人数はおよそ300件です。
LHH転職エージェントの特徴としては、企業への営業活動と転職者への求人紹介を、一貫して同じ担当者が担っている点にあります。これにより、紹介企業の詳しい情報を、余すところなく転職者へ伝えることを可能にしています。
企業のより詳しい内情が知りたい方は、LHH転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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一般事務・OA事務 | 約200件 |
営業事務 | 約150件 |
貿易事務 | 約20件 |
保険事務 | 約10件 |
その他事務系職種 | 約60件 |
「派遣社員」として事務職への転職を目指す人に、おすすめの派遣会社4選
事務職としての働き方は正社員だけではありません。
ここからは、事務職転職に強いおすすめの「派遣会社」を4社ご紹介します。
「まずは派遣からステップアップしたい」「ワークライフバランスを重視したい」人は、転職エージェントを利用しつつ、派遣会社も併用するとよいでしょう。
サービス名 | スタッフサービス |
アデコ |
テンプスタッフ |
ミラエール |
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メリット |
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デメリット |
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事務職求人数 | 約2.9万件 | 約6,500件 | 約4.5万件 | 非公開 |
サポート地域 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 | ◎全国 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | 20代 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年5月時点のものです。
スタッフサービス
「求人の多さ」が強みの派遣会社。未経験向けの案件も豊富
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事務職の求人数 約2.7万件(2024年5月時点) 特徴 - 求人数が豊富
- 47都道府県に拠点あり
- キャリアアップ研修が充実している
対応エリア 全国 公式サイト https://www.022022.net/
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都市部から地方まで満遍なくサポートを提供している派遣会社です。
デスクワーク系のほかメディカル・エンジニア案件を探したい人にもおすすめです。
スタッフサービスのおすすめポイント
スタッフサービスは創業1981年の大手人材会社であり、創業当初から派遣求人をメインに取り扱っている老舗企業です。
多くの企業との取引実績があることから、保有している求人数は派遣会社の中で最も多く、職種・業種ともに多様な領域をカバーしています。
事務職の求人もおよそ19,000件(2024年5月現在)と、国内トップです。
また、スタッフサービスはキャリアアップ・スキルアップのための「スタッフサービスe-ラーニング」という無料コンテンツがあります。
これはwordやexcelなどのPCスキル、ビジネスマナー、ITスキルなどの全35種類の講座をネット環境があればどこでも受けられるというもので、働きながらビジネススキルの向上を目指せます。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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一般事務 | 約1.1万件 |
事務全般 | 約400件 |
営業事務 | 約4,200件 |
経理事務 | 約2,700件 |
総務事務 | 約1,300件 |
人事事務 | 約1,500件 |
貿易事務 | 約550件 |
金融事務 | 約650件 |
英文事務 | 約100件 |
アデコ
30年にわたり人材派遣の実績&外資系・グローバル企業の紹介にも強い
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事務職の求人数 約6,500件(2024年5月時点) 特徴 - 企業とのマッチング力が高い
- 福利厚生が充実している
- スキルアップ研修あり
対応エリア 全国 公式サイト https://www.adecco.co.jp/
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お仕事探しとあわせてキャリア相談を受けたい人におすすめ!紹介予定派遣・常用型派遣の案件も多いです。
アデコのおすすめポイント
アデコは30年以上にわたり日本で人材派遣を行ってきた老舗の派遣会社です。
長らく人材ビジネスに携わってきたこともあり、企業との信頼関係も強固に築いており、独自の求人紹介を行っています。
事務職の求人数はおよそ5,300件と、国内でもトップクラスです。
アデコは日本だけでなく、世界60ヶ国以上で人材関係のビジネスを展開するグローバル企業で、本部はスイスにあります。
そのため、日本においても外資系企業の派遣案件が他社と比べて豊富で、外資系企業で働いてみたい人にとっても有力な選択肢の1つとなる派遣会社と言えるでしょう。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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一般事務・OA事務 | 約5,800件 |
営業事務 | 約1,900件 |
学校事務 | 約90件 |
貿易事務 | 約250件 |
英文事務 | 約250件 |
その他オフィスワーク・事務 | 約40件 |
教育関連専門業務 | 約30件 |
テンプスタッフ
「女性が働きやすい環境づくり」をサポート
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事務職の求人数 約3.4万件(2024年5月時点) 特徴 - 福利厚生が充実している
- 就業後もフォローを行っている
- 登録にあたって年齢制限なし
対応エリア 全国 公式サイト https://www.tempstaff.co.jp/
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「案件の幅広さ」ならココ!英文事務や貿易事務、データ入力など幅広い事務業務案件を多く見つけられます。
テンプスタッフのおすすめポイント
テンプスタッフは、担当者が派遣先の紹介からキャリアカウンセリング、就業後のフォローまで一貫して行ってくれます。
派遣の働き方に慣れている人だけでなく、初めて派遣登録をした人に対しても、どのようなキャリアを築いていけるかをヒアリングしながら二人三脚でサポートしてくれるという評判が多く見られます。
また、小さな子どもがいる家庭など、派遣で働く上で家庭の事情を考慮する必要がある人も少なくありません。テンプスタッフは「女性が働きやすい環境を創ろう」をサービスコンセプトとして掲げ、女性スタッフが就業する上で必要とされることの多い家事代行・ベビーシッターサービスなども用意しています。
福利厚生制度も充実しているので、事務職で、かつ家庭と両立しながら働きたい人におすすめです。
事務職の職種別求人数(2024年5月時点)
職種分類 | 求人数 |
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一般事務 | 約2.6万件 |
営業事務 | 約9,100件 |
データ入力 | 約6,100件 |
学校事務 | 約850件 |
人事・総務 | 約5,700件 |
貿易・海外営業事務 | 約1,300件 |
旅行事務 | 約80件 |
ミラエール
20代の事務職専門の派遣会社。無期雇用派遣で働ける
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事務職の求人数 非公開 特徴 - 未経験事務職のサポートに強い
- 常用型派遣で安定して働ける
- ミラエール独自の昇給制度
対応エリア 全国 公式サイト https://www.022022.net/
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20代事務職に特化した派遣サービス。教育制度・福利厚生も充実しています。
ミラエールのおすすめポイント
ミラエールは事務職に特化した常用型派遣サービスで、20代の方を対象としています。
20代であれば事務職未経験からチャレンジ可能である点が大きな特徴です。
常用型派遣とは、通常の派遣社員とは違い、ミラエールを運用しているスタッフサービス社の社員として、月給制の無期雇用での働き方が可能となるのです。
派遣社員の悩みに多い「給料が上がらない」「交通費の支給が無い」といった悩みも、こちらで解消できます。
有給取得や産休・育休の取得も可能なので、将来的なプランも描きやすいかもしれません。
事務職の転職に向けて、転職エージェントの有効活用法
事務職はひとつ求人あたりの競争率が高く、経験者も含めた転職希望者が殺到するため、経験が浅い人や未経験者は戦略的に転職活動を進める必要があります。
事務職への転職に向けた転職エージェント・転職サイト活用方法について見ていきましょう。
転職サイトと転職エージェントを併用する
事務職のような人気職種への転職には、転職サイトと転職エージェントを併用することをおすすめします。
特に転職エージェントの「非公開求人」は、キャリアアドバイザーを通じてのみ応募可能であるため、一般公開されている求人に比べると競争率が高くなりにくいメリットがあります。
また、面接指導や応募書類の添削といったカウンセリングがあるのも転職エージェントの強みです。
選考でアピールすべき自身の強みやこれまでの経験について、客観的な立場からアドバイスをしてもらえます。
転職エージェントで求人紹介や面接対策を進めつつ、自分でも転職サイトで求人をチェックしておくことで、よりスムーズに転職活動を進められるでしょう。
事務職の転職におすすめの転職サイト
サービス名 | doda |
リクナビNEXT |
エン転職 |
Green |
LIBZ |
とらばーゆ |
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メリット |
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デメリット |
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事務職の公開求人数 | 約1.1万件 | 約4,500件 | 約600件 | 約400件 | 非公開 | 約800件 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
スカウトの多さ | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | ◎多い | ─少ない |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年5月時点のものです。
転職エージェントは「求人数、拠点の有無」でチェックし、複数登録を!
転職サービスはどれも同じということはありません。それぞれ得意とする業界・職種や、ターゲットとなる年代、年収帯は異なります。そのため、転職サービスを1社だけに絞らず、2社以上に登録しておくことによって、各社の強みを活かしつつ転職活動に臨めます。
リクルート社の調査によると、転職を成功させた人の平均転職エージェント利用社数は4.2社ほどであったといいます。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」の内容をもとに、弊社にてグラフ作成
事務職に強い転職エージェント選びの際は、以下の2点を優先的に見ておくと良いでしょう。
- 取引企業の多さ(≒求人数・実績)
- 対応エリア・拠点の有無
一点目の「取引企業の多さ」では、あわせてその転職エージェント・サイトの運用年数等の実績も確認しておくことをおすすめします。
当然ですが、サービスの運用年数が長く実績が豊富であるほどノウハウは貯まり、適切なサポート・アドバイスが行われやすくなります。
二点目の「対応エリア・拠点の有無」については、お住まいの地域に拠点を持つ転職サービスは地域企業との関係性が深まっているケースが多いです。また、サポートを対面で受けたい転職者にも適しているでしょう。
これら特徴・傾向は各転職エージェント・サイトのサービスHPで確認できることが多いです。
転職エージェント選びでは、「担当キャリアアドバイザーの良し悪し」の見極め法を知っておく
転職エージェントを利用する場合、担当キャリアアドバイザー次第でサポートへの満足度は大きく変わります。
担当キャリアアドバイザーの見極めは、以下の観点を持っておくと良いでしょう。
- こちらの話を親身に聴いてくれるか
- 求人紹介の際に、「なぜそれがおすすめか」について納得いく説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種および企業について、詳しいか
例えば、2つ目の「なぜおすすめなのかを説明してくれるか」については、担当アドバイザーから求人を紹介された際に、「なんでこの企業を私に薦めたんですか?」といった質問をしてみましょう。
その回答を聞けば、担当アドバイザーがどれだけあなたのことを想って求人紹介しているかが分かるでしょう。
あまりきちんと考えて求人紹介していないと感じられた場合や、「こちらの希望する分野について、あまり詳しくなさそうだ」と感じられるようでしたら、他の転職エージェントにシフトしていくか、またはキャリアアドバイザーの担当変更を検討することをおすすめします。
未経験から事務職への転職をする際に意識すべきポイント3点
未経験の人が事務職を目指すには、いくつかのハードルがあります。ただ、ある程度以上の年齢になると経験者が有利になる傾向があるものの、若いうちであれば未経験から事務職を目指すのは決して無理なことではありません。
事務職へ転職するのであれば、漠然としたイメージで転職先を決めてしまうことがないよう、仕事内容や志望理由をじっくり掘り下げて考えておくことが大切です。これから事務職を目指すにあたって意識しておきたいポイントを確認しておきましょう。
事務職の「仕事内容」を把握しておく
事務職の仕事は誤解されていることが多いのが実情です。事務職の仕事内容をイメージしたとき、「単純な入力作業」や「雑用をこなす程度」と考えているとしたら、大きな誤解をしている可能性があるため注意が必要です。
企業の規模や部署の数にもよりますが、とくに中小企業では事務職が「何でも屋」として幅広い仕事を任されていることは決してめずらしくありません。書類の作成や処理に留まらず、伝票の入力、電話対応や来客対応を事務職がこなしている組織は多く見られます。小さな組織になると、経理や総務の機能も事務職が全て担っていることもあるほどです。
事務職はさまざまな部署の社員と日常的に接し、来客や取引先の担当者など社外の方々とのやりとりも必要になるため、コミュニケーション能力が求められる仕事でもあります。「1日中、黙々とPCに向かってデータ入力をしている」といった偏ったイメージを持たないよう、仕事内容をしっかりと把握しておくことが大切です。
事務職の仕事内容
様々な書類作成 | 見積書や納品書、請求書といった取引時に活用される書類のほか、議事録や、案内書といった社内向け文書など、様々な書類作成を行います。 作成する書類はその会社の業界や規模、業務内容によっても大きく異なります。 |
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書類のファイリング・整理 | 社内で作成または印刷された書類を、分類(ファイリング)して整理する業務です。各書類はエビデンスとしての役割を持ち、また「監査」時に確認されるものもあります。 |
データ入力 | 毎日の更新作業として、事務職がデータ入力業務をすることも多いです。入力内容は、日々の売上やコスト管理、その他勤怠情報など様々です。 |
伝票処理・整理 | 入金や出金、振替などの伝票処理と整理をしていく仕事です。 |
郵便物の発送・受け取り | 会社で発送する郵便物を発送したり、届いた郵便物を受け取り、仕分けたり届けたりする仕事です。 |
備品管理・発注 | コピー機の備品(インクや紙等)や文房具の在庫管理、その他社員の使用する業務ツール(PCやカードキー等)の備品を管理、または発注等をする仕事です。 |
電話・メール対応 | 会社の代表番号にかかってきた電話や、ホームページ経由の問い合わせメール等の対応を行ったり、担当者に取り次ぐ仕事です。 |
来客対応 | 来客があった際に、取り次ぎを行います。待合や会議室に案内し、お茶出し等をする場合もあります。 |
その他 | 会社によっては、事務職と兼任で経理や総務、人事の仕事を担ったり、営業職スタッフの支援業務(営業事務)として従事する場合もあります。 |
事務職の仕事内容については、以下記事にて詳しく紹介しています。宜しければ、以下の記事もご覧ください。
応募前に、「なぜ事務職で働きたいのか?」の問いにトコトン向き合う
事務職は未経験から目指すのが大変な面がある職種ですが、一方で組織内の仕事を覚えてしまえば、長く続けられる安定した仕事でもあります。出産や育児といった将来的なライフステージの変化に対応しやすいことも、事務職の人気の理由の1つなのです。
ただし、「安定的に働けるから」だけでは、企業にとって「この人を採用したい」という動機として不十分と言わざるを得ません。なぜ事務職なのか、他の職種ではいけないのか、といったところを、トコトン突き詰めて考えておく必要があります。
また、冒頭でもお伝えしましたが、事務職は人気の職種の一つで、「正社員」での募集枠は倍率が高く、一筋縄で「転職成功」とは言い切れない側面もあります。
そのためにも、確たる転職理由と志望動機を用意しておくことは不可欠なのです。
転職理由や志望動機を考えておく必要に迫られて、取って付けたような建前を考えたとしても、面接で突っ込まれれば建前だということはすぐに分かってしまいます。自己分析やこれまでのキャリアの棚卸しを通じて、自分のどのような部分が事務職に向いていると考えられるのか、なぜ事務職として働いていきたいのか、といったことを言語化し、実際に紙に書き出すなどして整理しておきましょう。
転職活動は効率的に進めていくこと
人気職種への転職活動となると、応募者が多く競争倍率が高いことが予想されます。応募後、書類選考結果が届くまでに時間がかかったり、面接と面接の間の空白期間が長くなったりすることも考えられます。1社に応募して選考結果を待つのではなく、何社から同時並行で選考を進めていく必要があります。
ただし、あまり多くの企業に一度に応募してしまうと、選考の進捗状況が把握しづらくなったり、1社1社の面接にかける熱量が散漫になったりする可能性があります。できるだけ多くの企業に応募しつつ、選考にかける力の精度を下げることなく転職活動を進めるかがポイントになるのです。
転職活動の鉄則は「辞めてから転職活動を始めるのではなく、在職中に動いておき内定を獲得してから退職を申し出る」ことです。
今の仕事を続けながら、合間を縫って転職活動を効果的に進めていくためにも、効率的な活動の仕方を考えておく必要があるでしょう。転職サービスを上手に活用して、効率的な転職活動へとつなげていくことが非常に重要になるのです。
まとめ 事務職を目指すなら「なぜ事務職か」を明確にしておこう
ここまでの内容を振り返ってみましょう。
事務職の転職に向けて、転職エージェントはどう活用するのがベスト?
- 転職サイトと転職エージェントを併用する
- 転職エージェントは「求人数、拠点の有無」でチェックし、複数登録を!
- 転職エージェント選びでは、「担当キャリアアドバイザーの良し悪し」の見極め法を知っておく
はじめて事務職を目指す際に、意識したいポイント3点
- 事務職の「仕事内容」を把握しておく
- 応募前に、「なぜ事務職で働きたいのか?」の問いにトコトン向き合う
- 転職活動は効率的に進めていくこと
事務職を目指すのであれば、転職後の数年間のことだけでなく、5年・10年というスパンでキャリアプランの見通しを立て、「なぜ事務職か」を自分の言葉で説明できるようにしておく必要があります。
事務職を目指す志望動機をしっかり説明できるようになるまで考え抜いておけば、「やりたいことと違った」といった転職後のミスマッチを防ぐことにもつながるはずです。
また、実際に転職活動に臨む際は、本記事でご紹介した転職サービスを利用してみてください。
皆さまの転職が成功することを、心より応援しています。