エン転職の特徴と評判・口コミは?メリット・デメリットとおすすめの人を紹介
[最終更新日]2024/08/08
テレビCMなどで目にする機会の多い「エン転職」ですが、実際に転職活動に利用するにあたっては、サービスの特徴や利用者からの評判は気になるはずです。
「エン転職を利用するとどんなメリットがあるの?」
「SNSで悪い評判を見かけたけど大丈夫?」
この記事では、エン転職のサービスの特徴と評判、メリット・デメリットについて詳しく解説しています。
目次
エン転職の特徴とおすすめの人
エン転職がおすすめの人
エン転職は求職者の「ユーザーファースト」を大切にしているといいます。
たとえば、担当者は直接求人企業へ赴き取材を行い、求人情報では求職者が求める情報を優先して紹介しています。
仕事内容や募集条件の記載はもちろん、その他にも「取材から受けた会社の印象」「この仕事のやりがい&厳しさ」「この仕事の向き&不向き」といった情報も載っています。
事前に企業の雰囲気などが推し量れる情報が、エン転職には充実しています。
また、WEB履歴書(レジュメ)を登録しておけば、条件に見合った企業や転職エージェントからスカウトが届くようになっています。
エン転職は「職種未経験」の求人も多数掲載されており、ターゲット層は主に20~30代前半です。
エン転職の特徴
サービス概要 | 転職サイト 《主なサービス内容》
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取り扱う求人の業種・職種 | 全業種・職種 |
対応エリア | 全国 |
利用者層 | 全年齢(主に20~30代前半) |
公開求人数 (2024年8月時点) |
約14万件 |
料金 | 無料 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
エン転職ではどんな職種の求人が検索可能?
エン転職ではでは「営業系」の求人が最も多く、「企画・事務・マーケティング・管理系」「施設・設備管理、技能工、運輸・物流系」などの求人も多く見られます。
エン転職の職種別の求人数(2024年8月現在 公開求人のみ)
職種分類 | 求人数 |
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営業系 | 約1,700件 |
企画・事務・マーケティング・管理系 | 約1,800件 |
販売・サービス系(ファッション、フード、小売) | 約550件 |
専門サービス系(医療、福祉、教育、その他) | 約300件 |
専門職系(コンサルタント、金融、不動産) | 約250件 |
クリエイティブ系 | 約300件 |
エンジニア系(IT・WEB・ゲーム・通信) | 約550件 |
技術系(電気、電子、機械) | 約200件 |
技術系(建築、土木) | 約300件 |
技術系(医薬、化学、素材、食材) | 約100件 |
施設・設備管理、技能工、運輸・物流系 | 約750件 |
公務員、団体職員、その他 | 約80件 |
エン転職の評判・口コミ
続いて、エン転職を実際に利用した人の評判・口コミで、良い評価のもの・悪い評価のものでそれぞれどんな意見が多かったかみていきましょう。
エン転職の良い評判・口コミで多かった意見
- 企業や転職エージェントから頻繁にスカウトが届く
- 一つひとつの求人情報が充実している
エン転職の良い評判・口コミでは、「スカウトが多く届く」、「求人情報が充実している」という意見が多かったです。
実際の評判・口コミのコメントを見てみましょう。
ネット上のエン転職の評判・口コミ【高評価】
エン転職今の職場の求人募集でも使ったのですがたしかに応募する側から見ても連絡取りやすかったりスカウトあったりですごく楽でした!!今お声掛け頂いているので自分に合うかどうか見極めつつ色々見つけれたらと思います!
エン転職のスカウト設定を深夜にONにして、今の時間で7件スカウトとオファーが来てるのすごいな。一昨年なんて引っ越し会社とタクシー会社しかスカウトなかったのに…
スカウトくるのも面白いですよね!いろんな企業があるんだなーって!そこから興味持って転職してみたくなっちゃったりもしますがw
このサイトを使おうとしたきっかけは、とにかく情報量の多さ!転職サイトにもたくさんあるけど、このサイトだけで募集している企業が多いから、情報の整理もしやすいし、数少ない好待遇の求人も見つけやすかった。
媒体の中ではエン転職が一番好き。データベースは少ないし、希望条件を並べて検索したときの「えっこれだけ……?」みたいな絶望はあるんですけど、求人の一稿一稿が驚くほど丁寧で情報量の密度が高い。
バカリさんがCMやってるエン転職ってサイトおすすめです。
数が半端じゃないのと社員の匿名口コミがあるので労働環境も見抜けます。
エン転職の悪い評判・口コミで多かった意見
一方のエン転職の悪い評判・口コミでは、「スカウトメールがしつこい」「求人が少ない」という意見がありました。
ネット上のエン転職の評判・口コミ【低評価】
リクナビマイナビはユーザーが一定期間ログインしないとさっさと見放すけど、エン転職だけは一生求人メール送ってくるし応募を促してくる
スカウト? web履歴書見てないよね?高卒と書いてるのに、短大卒以上が条件…勤務地も職種も、全く希望してない所…そんな所からバンバン、スカウト来る。
今家にPCないからスマホから転職サイト見てるんだけどマイナビ使いづらい。エン転職が一番使いやすいけど求人少ない。うーーーん
エン転職とか岐阜の求人全然ないからハロワだな、ハロワ行こ
評判・口コミから分かるエン転職のメリット
エン転職に登録するメリット
企業や転職エージェントから頻繁にスカウトが届く
利用者の評判・口コミからは「企業や転職エージェントからのスカウトの多さ」に対しての高評価が多く見られました。
エン転職今の職場の求人募集でも使ったのですが、たしかに応募する側から見ても連絡取りやすかったりスカウトあったりですごく楽でした!!
今お声掛け頂いているので自分に合うかどうか見極めつつ色々見つけれたらと思います!
エン転職のスカウト設定を深夜にONにして、今の時間で7件スカウトとオファーが来てるのすごいな。一昨年なんて引っ越し会社とタクシー会社しかスカウトなかったのに…
エン転職には、登録時の転職者のレジュメ内容をもとに、企業や転職エージェントからスカウトが届く機能があります。
利用者からの評判を見ると、エン転職ではスカウトの頻度が高いことがうかがえます。
エン転職では、以下3種類のスカウトがあります。
エン転職のスカウトの種類
企業からのスカウト | 転職者のレジュメを見たうえで、企業から送られてくるもの。 内容によっては「前給保証」「一次面接免除」などの特典がついていることも。 |
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企業からのオファー | エン転職やエン・ジャパンが提供している求人支援ツール「engage(エンゲージ)」に参画している企業から届く「軽め」の求人案内。 レジュメ内容と募集条件が一部合致していれば届く仕組みになっている。 |
転職エージェントからのスカウト | エン転職に登録している転職エージェントが、転職者の希望条件に合った求人情報を紹介してくれる。 サイト上には掲載されていない非公開求人を紹介してくれることもある。 |
希望条件により近い条件で転職ができる可能性が高いのは、やはり「企業からのスカウト」でしょう。
企業が求める人材像と近いほどスカウトは届きやすいため、登録時のレジュメはしっかり書き込んでおくと良いでしょう。
一つひとつの求人情報が充実している
エン転職の評判・口コミでは、「求人情報が充実している」という意見も多数見られました。
このサイトを使おうとしたきっかけは、とにかく情報量の多さ!転職サイトにもたくさんあるけど、このサイトだけで募集している企業が多いから、情報の整理もしやすいし、数少ない好待遇の求人も見つけやすかった。
利用してて一番良かったなと思ったのが、その企業に勤めた経験がある人の口コミ情報。これのおかげで企業の良いところも厳しいところも事前に知れてすごく勉強になった。
やっぱり最初からある程度の覚悟を決めて行ったから面接もうまくいったんだと思う!
媒体の中ではエン転職が一番好き。データベースは少ないし、希望条件を並べて検索したときの「えっこれだけ……?」みたいな絶望はあるんですけど、求人の一稿一稿が驚くほど丁寧で情報量の密度が高い。
特に好きなのは企業担当者の主感コメントが入ってるところ。細やかなアナログ感がとてもよい。
エン転職には、一般的な転職サイトに掲載されている仕事内容や募集条件の他、以下のような+αの情報が掲載されています。
- 取材から受けた会社の印象
- この仕事のやりがい&厳しさ
- この仕事の向き&不向き
これらの情報は、エン転職の担当者が自ら求人企業へ赴き取材した内容を元にしています。
応募前に詳しい企業情報を知れるのは、転職者にとっても大きなアドバンテージになるはずです。
さらに、求人ページにはエン・ジャパンが運営している企業口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」の情報も掲載されています。
求人企業について現社員・元社員からどのような口コミが寄せられているのか調べられるのも、エン転職ならではの強みと言えるでしょう。
評判・口コミから分かるエン転職のデメリット・注意点
エン転職のデメリット・注意点
スカウトが「しつこい」と感じられることもある
エン転職では「スカウトがしつこい」という口コミもいくつか見られました。
リクナビマイナビはユーザーが一定期間ログインしないとさっさと見放すけど、エン転職だけは一生求人メール送ってくるし応募を促してくる
エン転職登録したらスカウトメールがバンバンきて趣味のメールが完全に流れてしまう…
上記の口コミから、エン転職では企業や転職エージェントによるスカウトが「良くも悪くも」活発化していることがうかがえます。
人によってはスカウトの多さがメリットにもデメリットにもなりうるということでしょう。
送られてくる求人紹介・スカウトメールの量が気になる人は、マイページから「スカウトメールの停止」を選択することも可能です。
全体的な求人の数は少なめ
エン転職では「求人が少ない」という口コミもいくつか見られました。
今家にPCないからスマホから転職サイト見てるんだけどマイナビ使いづらい。エン転職が一番使いやすいけど求人少ない。うーーーん
そうなんだよね~~~!!もう岐阜県内で転職しようかと思い始めている??
ただマイナビとかエン転職とか岐阜の求人全然ないからハロワだな、ハロワ行こ
エン転職は国内の主要転職サイトの1つではありますが、大手のリクナビNEXT、マイナビ転職などの転職サイトに比べると、保有している求人の数はあまり多くはありません。
よって、希望する職種や転職者の年齢・地域によっては、該当する求人が見つからない可能性も考えられます。
また、冒頭でもお伝えした通り、エン転職は「20~30代前半の若手社会人」がメインのターゲット層です。
そのため、社会人としての経歴やスキルがある程度高いミドル向けの求人や、「年収アップ」を目的としたハイキャリア向けの求人も少ない傾向があります。
30代後半以上の人は、同じくエン・ジャパンが運営する30代~40代向けの「enミドルの転職」の活用をおすすめします。
また、「多くの選択肢を検討したい」という人はリクナビNEXTやdoda、マイナビ転職などの大手転職サイトを併用すると良いでしょう。
エン転職の年代別おすすめの人と利用が要注意の人
20代のエン転職がおすすめの人と利用が要注意の人
今回が初めての転職になる20代の人、「自分の市場価値を知りたい」といった20代の人はエン転職の利用により転職成功の確度を高められるでしょう。
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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20代の人がエン転職を利用する際の注意点は、以下があります。
- 高年収の求人は少ない傾向がある
- リクルートエージェント、dodaなどに比べると求人の数は少ない
エン転職に登録した人の評判・口コミのなかには、「求人が少なかった」という声も見られます。
また、「未経験歓迎」の求人が多い傍ら、年収アップを想定した転職にはあまり向かないかもしれません。
「より多くの求人を比較したい」もしくは「今よりも良い条件で働きたい」という人は、リクナビNEXTやdoda、マイナビ転職も併用した方が、よりスムーズに転職活動を進められるはずです。
また、「転職先について特にイメージが固まっていない」という状態で転職サービスを利用するのも注意が必要です。
エン転職を効果的に利用する際は、事前に転職の意思を固めておくこと、そして今回の転職で目指すべき方針・ゴールをある程度定めておいた方がよいでしょう。
方針・ゴールが定まっていないと求人の優先付けが難しくなり、適切な判断を取りにくくなりがちだからです。
具体的な対策としては、事前に自己分析やキャリアの棚卸しを行っておくとよいでしょう。
また、フリーターや正社員経験の浅い人は、マイナビジョブ20’sやJAIC(ジェイック)、就職ショップなどの、20代の正社員化を目指す人向けの転職サービスを利用すると良いでしょう。
30代のエン転職がおすすめの人と利用が要注意の人
エン転職は30代を対象とした求人も豊富です。
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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30代の人がエン転職を利用する際の注意点は以下があります。
- 30代後半以降の求人は少なくなる傾向がある
- キャリアップ・ハイクラス向けの求人が少ない
エン転職は30代後半以降の求人は少なくなる傾向があります。
若手社会人を対象にした求人が多いことから、年収アップを目的に転職をする場合には、条件に合致した求人が見つからないこともあるでしょう。
「より多くの求人を比較したい」という人は、リクナビNEXTやdoda、マイナビ転職も併用した方が、よりスムーズに転職活動を進められるはずです。
キャリアアップ・ハイクラス向けの転職を考えている人は、JACリクルートメントやリクルートダイレクトスカウト、ビズリーチといった専門スキル・ハイキャリア人材を対象としたサービスにも登録しておくことをおすすめします。
また、30代でエン転職を利用する際は、多くの求人から「迷いのない判断」ができるよう準備しておくことをおすすめします。
事前にキャリアの棚卸しやキャリアプラン立てを行っておくと、自分に合った仕事や職場環境の求人を見つけやすくなります。
40代以降のエン転職がおすすめの人と利用が要注意の人
エン転職には40代以降の募集求人もありますが、20代、30代と比べるとその数は少ない傾向があります。
おすすめの人 |
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利用が要注意の人 |
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40代の人がエン転職を利用する際の注意点は以下があります。
- 希望する業種と職種の組み合わせによっては求人が無い場合もある
- キャリアップ・ハイクラス層向けの求人は少なめ
40代以降の社会人は経験の積み上げが高まっている一方で、得意領域は専門化しがちです。また、採用企業も自社の事業に関わる知識・経験を持つ人材として40代転職者を求める傾向が強まります。
そのため40代の転職は、若い世代と比べて企業とのマッチングの難易度が高まりがちです。
タイミング等によっては、エン転職の求人から希望する条件のものをすぐに見つけられないこともあるでしょう。
希望にマッチする求人に出会える確率を高めるためには、ミドル世代への転職支援に強いJACリクルートメントやリクルートエージェント、dodaといった転職エージェントにも登録しておくのが効果的です。
エン転職を最大限有効活用するための3つのポイント
ここからは、エン転職のサービスを有効活用するための3つのポイントについて紹介します。
スカウトを多くもらいたいなら、レジュメ内容を充実させよう
エン転職の登録時には、レジュメ(WEB履歴書)を記入する必要があります。
前職での経歴や保有スキルを整理して丁寧に書くという作業について、「得意な作業だ」という人は少ないでしょう。ですが、ここは手間を惜しまずにしっかり入力しておくようにしましょう。
なぜなら、多くの企業や転職エージェントは登録時のレジュメ内容を見て、「転職への本気度(意思)が感じられる」、「転職成功の見込みがある」と思った転職者にスカウトを送ることが多いためです。
自身のこれまでの経歴や希望条件にマッチした企業からスカウトをもらうためにも、「面倒くさいからレジュメの記入は簡単に済ませよう」ではなく、時間を取って詳細に記入することをおすすめします。
なお、「レジュメに何を書いたらいいか分からない」という人は、エン転職公式サイトより、サンプルの参照も可能です。
エン転職の職種別職務経歴書サンプル集
参照:エン転職公式サイト
興味のある企業へは積極的に「気になる」アクションを
「この企業、良さそうだけど応募するかどうかはもう少し検討したい」
そんな場合は、求人ページの「気になる」ボタンを押しておくことをおすすめします。
チェックを入れた求人は「気になるリスト」に保存されるので、いざ応募しようという時に再び検索する必要がありません。
また、「気になる」ボタンは、企業の人事担当者へ通知が行く仕組みになっているので、「御社の仕事に興味があります」という意思表示にもなります。
場合によっては、「一次面接免除」などのスカウトが届く可能性もあります。
人気の求人ほど、すぐに募集枠が締め切られてしまうこともあるので、簡単なアクションだからこそ後回しにせず行っておくことをおすすめします。
複数の転職サイト/エージェントに登録し、サービス内容の見極めをする
転職サービスはエン転職のほかにも複数存在します。
特に、大手企業の求人や多くの求人を比較したい人は、以下の大手の転職サイトにも登録したほうが選択肢が広がるでしょう。
国内の主要転職サイト一覧
タイプ | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | IT・Web業界に強み | 20代・若手に強み | ベンチャー企業に強み | ハイクラス転職に強み | 女性の転職に強み | 女性の転職に強み |
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サービス名 | doda |
リクナビNEXT |
エン転職 |
Green |
Re就活 |
Wantedly |
ビズリーチ |
LIBZ |
女の転職type |
メリット |
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デメリット |
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求人数 | 約26万件 | 約45万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約1.0万件(※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出) | 約10万件 | 約14万件 | 非公開 | 約2,400件 |
得意業界/職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | IT・Web業界 | 営業・企画・事務・管理・販売・技術職(エンジニア)等 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | 営業・企画・管理・販売系職種 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
スカウトの多さ | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
また、転職エージェントでは、応募書類の添削や面接対策、キャリア相談などのサポートを無料で受けられるというメリットもあります。複数のエージェントからキャリアに関するアドバイスを受ける中で、「この担当者は頼りになりそう」という判断軸も持てるようになるはずです。
他の転職エージェントについて知りたい人は、後述する「エン転職とあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス」もご参照ください。
エン転職のサービス登録から内定までの流れ
エン転職は、他の多くの転職サービス同様公式サイトより「無料」で登録できます。
以下エン転職のサービス利用(登録)の流れについて、ざっと説明していきましょう。
(1)エン転職インターネットのページから登録
エン転職の登録は、PCまたはスマホのインターネットで、いつでも無料で行えます。
「無料登録」のボタンを押した後、画面の流れに沿って、氏名、メールアドレス、パスワード等を入力していきます。
その後、生年月日や電話番号の入力を終えると、わずか1分ほどで登録は完了します。
(2)レジュメ(WEB履歴書)の入力
続いて、ガイドに沿って経験業種・職種の選択を行います。
最後に職務概要の入力欄がありますが、こちらの内容を充実させておくと企業の目に留まりやすく、スカウトが届く可能性も高くなります。
レジュメ内容は後から編集も可能なので、まとまった時間が取れない人はここではスキップしても構いません。
(3)求人の検索~応募
求人を検索し、希望条件に合う求人が見つかったら、「この求人に応募する」ボタンから応募しましょう。
Web履歴書が完成していれば、そのまま応募へと進められます。応募するべきか迷っている場合は「気になる」ボタンを押して、企業に意思表示をしておくのがおすすめです。
応募後はエン転職の「応募・メッセージ管理」に企業からメッセージが届きます。
面接回数は企業によって異なりますが、2〜3回というパターンが多いでしょう。選考結果は「応募・メッセージ管理」に届きます。全ての選考を通過すれば、晴れて内定獲得です。
エン転職利用にあたってよくある質問【FAQ】
Q1)転職すると決めたわけではないのだが、登録しても大丈夫ですか?
すぐに転職する予定がなくとも、転職サイトを通じて情報収集をすることは大切です。
転職活動は「必要に迫られて開始する」よりも「自身のキャリアプランを立てておき、常日頃から希望に合う求人をチェックする」人の方が転職成功しやすいといいます。
各サービスの転職支援の実績・ノウハウを最大限活用するうえでも、早いタイミングで登録しておくと良いかもしれません。
Q2)企業や転職エージェントからのスカウトに返信期限はありますか?
企業からのスカウトへの返信期限はおよそ2週間ほどです。
そのため、スカウト内容が自身の希望条件に沿う案件であれば、早めに返信するようにしましょう。
Q3)応募した企業へはどんな情報が開示されるのですか?
エン転職から企業へ応募した際は、登録時のレジュメ内容の「プロフィール」「学歴・語学・資格」「職務経歴」の内容が企業側に開示されます。
その他、応募画面で表示されない情報について企業へ伝えたい場合は、「備考」欄へ記載するようにしましょう。
Q4)応募した企業から返信がないのですが?
応募した企業によっては、人事採用担当者の都合などにより連絡が遅れる可能性もあります。
仮に求人応募から1週間以上経っても音沙汰がない場合は、企業へ直接連絡を取るようにしましょう。
Q5エン エージェントとの違いは?
「エン転職」は転職サイト(求人をサイト上で検索・応募できるサービス)、「エン エージェント」は転職エージェント(担当アドバイザーより、求人紹介から応募・面接までのサポートを受けられるサービス)と、サービス方式に違いがあります。
「エン転職」を利用する場合、転職者は自身で求人の検索から応募までを行います。
一方の「エン エージェント」を利用する場合、担当のエージェントからおすすめの求人紹介をはじめ、書類添削や面接対応、キャリア相談といったサービスまで無料で受けられます。
「自分のペースで転職活動を進めたい」という方はエン転職が向いているでしょうが、「エージェントからのサポートを受けたい、転職について相談したい」という方はエン エージェントの活用がフィットするでしょう。
Q6)サービスを退会するにはどうすればいいですか?
エン転職のサービスの退会は、マイページより「各種設定」→「退会の手続き」の手順で手続きが可能です。
なお、退会手続きをする前に「現在、選考途中の企業はないか」は必ず確認しておくようにしましょう。
また、一度退会しても再度サービスに登録することも可能ですが、その際はまた一から職務経歴などの情報を記入する必要があります。
仮に「スカウトが多くて確認するのが面倒くさい」などの理由で退会を検討されているようでしたら、「情報配信設定」「スカウト」の通知をOFFにすることでストレスなく利用を継続することも可能です。
エン転職とあわせて利用しておきたい、おすすめの転職サービス
ここからは、エン転職とあわせて登録がおすすめの転職サービスをご紹介します。
リクルートエージェント|実績のあるエージェントのサポートが欲しい人におすすめ
エン転職を利用して、「希望する条件の求人が少ない」と感じた人は、リクルートエージェントとの併用がおすすめです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。大手企業とのリレーションも厚く、「他の転職サービスでは紹介してもらえなかった求人を、リクルートエージェントでは紹介してもらえた」ということも多いでしょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
「なるべく早く転職先を決めたい」という人には、エン転職とあわせてdodaの利用をおすすめします。
dodaは求人数・実績において国内トップクラスを誇ります。
実績で培ったノウハウがあり、「積極的に求人紹介をする」タイプのアドバイザーが多いため、「スピーディ」かつ「自分にマッチする求人が見つかりやすい」特徴があります。
dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる」、「企業からのスカウトが多く届く」ことです。
アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。
企業からのスカウトについては、実際にdodaを利用した人たちからは「スカウトメールがたくさん届く」「(スカウトメールによって)色んな企業を知れる」といった評判・口コミが多く見られます。
業種や職種、地域に関わらず豊富な求人を擁していますので、「まずは求人をチェックしてみよう」という際にもおすすめのサービスです。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約25万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは全国の幅広い業種・職種の求人を取り扱う、転職エージェントです。
「20代~30代の若手社会人への支援に強い」と紹介されることが多いですが、40代以降のミドル世代やハイクラス向けの求人も多いです。
マイナビエージェントの主な特徴は、「営業職」「ITエンジニア」「Webクリエイター」「メーカーエンジニア」「金融」など、業界・職種ごとにサポートチームが分かれている点です。
マイナビエージェントの担当領域一覧
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これら領域に精通した専任のキャリアアドバイザーが、転職活動を力強く支援してくれます。
書類添削・面接対策の支援にも力を入れており、利用者からは「書類選考、面接準を丁寧に支援してくれた」という評判も多く見られます。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.3万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアも、マイナビエージェント同様に「エージェントにじっくり相談したい」という人におすすめの転職エージェントです。
パソナキャリアの強みは、全都道府県に拠点があり都心部では複数の支店を持っているという「支店の多さ」にあります。そのため、地方転職や対面サポートを希望する転職者におすすめです。
また、同サービスは「担当エージェントのサポート品質」に関する高評価の口コミが多いです。
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、担当エージェントがしっかりサポートしてくれるでしょう。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.7万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
Green
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都市部のIT・Web企業の求人が非常に豊富な転職サイト。企業からのスカウト・オファーも多いため、エンジニア転職の選択肢を広げたい人はぜひ登録しておきたいサービスです。
Greenは、おもにIT・Web業界への転職を検討している人向けの転職サイトです。
約3.0万件の求人を保有しており、そのうち6割はITエンジニア・技術職向けの求人です(2024年8月現在)。
同サービスのユニークな点は、企業からのスカウト・オファーが活性していること、そして気になった企業に対して「カジュアル面談」を申し込めることです。
実際、Green経由で転職先を決めた人のおよそ6割が、「スカウト経由の応募」であったといいます。
カジュアル面談は、選考とは関わりなく企業担当から情報集めができます。実際に話して意気投合することになれば、そこから選考にも進めるわけです。
Greenの評判・口コミでは、「企業からのスカウトがたくさん届く/希望にマッチした求人が多い」という意見・感想が多く見られます。
とくに多い職種は、エンジニア、デザイナー、営業、マーケターです。これら職種へのジョブチェンジを目指している人は、Greenへの登録がおすすめです。
Greenの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約4,000件(2024年8月現在) |
エン転職の評判・特徴・メリット まとめ
ここまでのエン転職の評判・特徴・メリットを振り返ってみましょう。
- 企業や転職エージェントから頻繁にスカウトが届く
- 一つひとつの求人情報が充実している
社員による企業への取材や、取材で得た独自の情報の掲載など、エン転職は他社にはない情報の充実さが強みの1つです。
求人探しの際に、「企業の詳しい情報が知りたい」と思っている人は、エン転職を活用することで希望に合った転職先を見つけられるかもしれません。