31歳で転職したほうが良いケースとは?成功談・失敗談とおすすめ転職エージェント
[最終更新日]2024/09/27
現在31歳、もしくはもうすぐ31歳で、「転職しようか迷っている」という人は多いのではないでしょうか。
社会人生活も30代に差し掛かると、仕事もすっかり板につき、生活も安定してきている頃かもしれません。
そこでふと過ぎる「今の職場でいいんだろうか?」という考え。そんな人も決して少なくはないのでは。
「30代になっても転職は不利にならないの?」「さすがに未経験だとそろそろ厳しいんじゃ……」
目次
31歳の転職におすすめの転職エージェント
サービス名 | マイナビエージェント | doda X | リクルートエージェント | doda | ワークポート | JACリクルートメント |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約6.7万件 | 約5.9万件 | 約47万件 | 約26万件 | 約11万件 | 約2.0万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
1)31歳転職の判断軸は?「転職」が良いケースと「再検討」が良いケース
一般的に年齢を重ねるほど転職は難しくなると言われており、30代を迎えた転職活動に二の足を踏んでいる人もいるでしょう。
しかし、結論から言えば、10年近くの社会人経験を重ねた転職者は「即戦力」を期待できる人材として、企業から求められることも少なくありません。
同時に、転職は現職で積み上げたキャリアを一度手放すことでもあるので、理由や状況によってはすぐに転職を決断するのではなく、今一度じっくり検討すべきケースも存在します。
「31歳で転職した方が良いケース」と「いったん再検討する方が良いケース」について確認してみましょう。
31歳で転職した方が良いケース |
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いったん再検討する方が良いケース |
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31歳で転職した方が良いケース
現職ではキャリアアップが見込めそうにない
30代後半から40代以降のキャリアプランが明確で、かつ今の職場では望むようなキャリアを描けないと判断した場合は、転職を決断しても良いでしょう。
新卒から数えれば、31歳は社会人として10年目を迎える頃合いであり、培ってきた知識やスキルも十分にあると考えられます。
それらの実績を活かせて、かつ自身の望むキャリアを実現できる企業を見つけることが転職成功のポイントになります。
即戦力で活躍が見込める業界・職種がある
30代は20代の若手社員に比べると、未経験の業界・職種への転職の難易度は高まります。
そのため、まったくの0から学び直す必要のある業界・職種への挑戦は、それなりに転職活動も長期化する覚悟を持って臨むべきでしょう。
一方で、たとえ業界や職種が違っても、現職での経験やスキルが活かせる仕事も存在します。
企業が求める実績や資格・スキルを保持しており、即戦力での活躍が見込めるようであれば、転職を検討してみても良いでしょう。
今後のライフステージの変化を見据えている
30代を迎えると、仕事だけでなく私生活の面でも結婚や出産、育児などのライフイベントが起こる可能性が生じてきます。
家庭を持った場合を見据え、現職での待遇やキャリアでは不十分だと感じられる場合は、転職を考えるべきでしょう。
また、既婚者や家庭を既に持っている人の場合、転職は自分一人だけでなく家族にも影響を及ぼすことになります。
一人で決断してしまうのではなく、夫婦で話し合うことも大切です。
いったん再検討する方が良いケース
明確な転職理由がない
明確な転職理由がなく、「何となく今の仕事が合わないから」などの理由で転職を検討している場合は、一度転職理由についてじっくり考える時間が必要でしょう。
転職で実現させたいキャリアなどの「軸」を持っていないと、転職した先でも同様に仕事に愛着ややりがいを持てず、同じように転職を繰り返してしまう可能性も否定できません。
「今よりも待遇の良い職場に転職したい」「ワークライフバランスの整った職場で働きたい」、「将来的に順調なキャリアアップを目指したい」など、自身の転職の「軸」を明確に定めておくようにしましょう。
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転職以外の選択肢を考えたことがない
たとえば「同じ職場内に気の合わない同僚や上司がいる」などの理由で転職を検討している場合、解決策は転職だけとは限りません。
部署異動が可能な職場であれば苦手な社員とも離れてこれまで通り仕事をすることも可能でしょう。
反対に感情や出来事に任せて不用意に転職をしてしまうと、転職した先でまた同じような問題に行き当たる可能性もあります。
あくまで転職は「他に選択肢がなくなった場合」として取っておき、何が自身にとっての最善なのかをじっくり考えてみましょう。
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2)31歳で転職した人達の体験談事例を参考にしよう
ここからは、実際に31歳で転職した人達の体験談事例を紹介していきます。
あなたと近しい環境・状況での体験談もあるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。
31歳、今後のキャリアを考えて転職したケース
31歳の転職体験談① 秘書から司法書士へ。主体的に仕事をすることの楽しさ。
佐藤さん(女性) 東京都|秘書→司法書士
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職場環境も給与も不満はありませんでしたし、プライベートも充実していました。
しかし、入社から4年目のとき、状況は変わりました。
営業や総合職の同僚たちが次々と仕事で成果を出し、昇進していく様子を見て、うらやましく感じたのです。秘書兼アシスタントでは、なかなか昇進もありませんでしたし、与えられた仕事を淡々とこなしていくだけの日々に寂しさを感じるようにもなりました。
(スキルアップして、もっと仕事の幅を広げたい!)と思い、転職を考え始めました。
<中略>
司法書士の仕事自体は未経験でしたので、大まかな業務を教わることはできましたが、新しい職場は基本「教わるのではなく、自分で学ぶ」スタンスでした。
「1週間で即戦力になってもらえるようにするから」と上司に言われた時は「大丈夫かな」と心配でしたが、今では何とか一人で仕事を回せるようになっています。
何が自分にとっての最善なのかをきちんと考える
大手銀行の部長秘書・アシスタント業務をこなしていた佐藤さん。
しかし、待遇の上がらない秘書業への不満と、次々に仕事で成果を出し昇進していく同期の背中を見送っていくうちに、「今よりもスキルアップできる職場へ」との思いを強め、転職を決意します。
佐藤さんの場合、今まで通り秘書業をコツコツとこなしていったとしても、目標である「スキルアップ」は見込めなかったため、司法書士の資格取得に向け勉強を続け、見事司法書士として転職活動を成功させました。
このように、「目標」を掲げることは、転職活動においての行動指針になり得ます。
たとえば佐藤さんのように「今よりもステップアップできる職場へ」という目標でしたら、自ずと「目標を達成するための行動」が見えてくるはずです。
また、万が一転職活動が長期化した際や、「どこにも受からないんじゃないか」と弱気になってしまった際にも、この目標があるか無いかで、そこからの立ち直り方にも差が出てくるでしょう。
転職活動を決心した際には、「何が自分にとっての最善なのか」「そのためには何をすればよいのか」きちんと考えたうえで臨むことが大切です。
31歳の転職体験談② プロジェクトマネジャーに向けて次のステップへ
tomaruさん 千葉県|プログラマー→プログラマー
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当時、私はプログラマーをしていました。もともとビジネス関係のプログラミングがしたかったということもあったのですが、正直、仕事自体はあまり好きではなくて(笑)。
ノルマもきつくなく、職場の環境も良かったのですが、仕事内容がぱっとしない物が多く、新鮮味に欠けていたと感じていました。
また、「ここで続けていても、自分には次のステージが用意されていないだろう」という想いもありました。
当時の目標としては「将来的にはプロジェクトマネージャーになる」といったものがあったのですが、その為にはより大きな経験を積むことが必要だと思っていましたが、今の職場ではそれは望めなそうだ、と。
後は、同年代で同じような職種の知人・友人達と比較して、年収がやや低めであったことも不満のひとつでした。
<中略>
転職後の職場では、仕事ができる人は多く、経験を積みたいと思っていた自分にとっては大変良い環境でした。
例えば、職場配属後から実践的なコーディング(指示書に沿ってプログラムを作成すること)をすぐに任せてもらえたのは嬉しかったですね。とはいえ、職場慣習には厳しい会社だったこともあり、それまでのやり方をたしなめられることも度々ありました。特にコーディング時の制約は多く、ストレスを感じることもありました。
つまり、転職先の会社は、私にとって良かった面もあり、悪かった面もあった、ということです。ですが、転職というのはきっとそういうものなのでしょう。
今は「良かった面」の方がやや多いように感じていますので、引き続き頑張っていこうと思っています。
「今の会社のルール」が、「社会全体のルール」ではない。
tomaruさんも、現職でのステップアップの可能性の低さと、周囲の友人たちが自分と比べて高い給料を稼いでいる現状に不満を抱き、転職活動に乗り出します。
無事に転職活動を終えたtomaruさんは、「前の会社のルールがベストのやり方ではなかった」ことに気付いたといいます。
一つの会社に長く勤めていると、その他の会社のルールや文化を知る機会はなかなか訪れません。
「残業代は支給されないのが普通」「休日出勤は、誰でもやっているもの」
上記のような体制の会社の場合、そこで働く人たちの中には「会社のルール=社会全体のルール」と思い込んでしまっているケースもあります。
今の会社の体制や人間関係に疑問を感じている場合、転職活動を行い、「今よりも良い条件の会社が世間にはたくさんある」と知ることで、悩みや疑問の解決に繋がることもあるのです。
31歳の「今」だからこそ、今後の自分にとって一番良い環境はどこか、見つめ直してみると良いかもしれません。
31歳で、未経験の業界・業種へ転職したケース
31歳の転職体験談③「もうここでは働きたくない!」ブラック企業から未経験事務職へ
マユミさん(女性) 大阪府|DTP制作→事務職
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転職活動は前職を辞めてから始めました。
実を言うと、私は以前から何度か職を変えていたので、「また?」と思われるのが気が引けて、両親や友人にも相談できませんでした。
生活費も切り詰めての、苦しい転職活動でした。(どこにも受からなかったらどうしよう…)という不安も襲ってきました。
しかし運が良かったのか、応募先の企業から一社、面接のお報せが届き、無事に採用が決まったのです。
管理職の経験があったことや、PCスキル、電話応対なども問題ないと判断されたのが大きかったのかもしれません。1ヵ月も経たないうちに転職活動を終えられ、とても安心しました。
<中略>
今回の転職で感じたことは、「30代でも未経験・正社員になれる」ということ。
プロのエージェントのサポートなしでは絶対にうまくいかないだろうと思っていたので、その点は意外でした。(まだまだ可能性はあるんだ)と自信を持てました。
前職がいくら嫌いでも、使える武器はすべて使う
マユミさんはカタログ制作の会社で管理職を務めていましたが、度重なる残業などで部下が次々に辞めていき、次第に自身も「今より楽な職場」への転職を目指すようになります。
マユミさんが最終的に転職したのが、未経験の事務職でした。
転職活動においてマユミさんの強みとなったのが、管理職としての経験と、PC、電話応対といったスキルでした。
「どこにも受からなかったらどうしよう」という不安を抱えながらの活動でしたが、実際には1ヵ月も経たないうちに転職活動を終えられたと言います。
このように、たとえ前職の劣悪な環境が原因で転職をしたとしても、前職で培ったスキルや経験は決して無駄にしてはいけません。
未経験の職種への転職ですと、「前職での経験やスキルは役に立たない」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、一見無関係な経験やスキルであったとしても、思わぬところで採用に結び付くこともあると、マユミさんの体験談からも分かります。
「使えそうな武器はすべて使う」という気持ちが、転職成功への原動力となるのです。
31歳の転職体験談④ SEの長時間残業状態から未経験で営業事務に転職!
ゆいさん(女性)神奈川県|SE→営業事務
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営業事務としての仕事は初めてだったので、わからないことは本当に沢山ありました。
例えば、契約書や見積書、請求書の作り方や、押捺者の回覧ルートなどなど。
社内ルールを把握していくのですらとても苦労しました。それから、頭を使うところも前職では大きく変わって。
システムエンジニアは、数学のように答えが決まってるのをいろんな方向から探るイメージでしたが、営業事務は、柔軟性とコミュニケーション力も試されるような仕事でした。<中略>
転職した当初、やっぱり不安でした。
「このままじゃいけない」という気持ちがありつつも、一方では「これまでと同じように変わらずいたい」という安定志向の気持ちも強くて。
でも、その安定志向の気持ちは、どんどん自分の意識のアンテナが狭まり、余裕をなくしていきました。「現状を変えることで、人生をより楽しむことに繋がる」ことを体感できたのは本当に良かったです。
チャレンジし続けることで、現状は変えられる
ゆいさんは長時間残業に耐えかね、システムエンジニアから未経験の営業事務の仕事へと転職しました。
ゆいさんは「現状を変えたい」という思いと「このままでいいかな」という安定志向の気持ちとの間で揺れ動いていたそうですが、思い切って転職活動に臨んだことで、残業の少ない職場に出会えました。
転職活動は100%成功するとは限りません。
現状への不満から逃れることに注力するあまり、転職した先で別の問題に直面することもあります。
そのため、転職活動になかなか踏み切れないという人もいるかもしれません。
一度でも、「転職」を考えたその瞬間から、良くも悪くも今の仕事を客観視できるようになってきます。
それは「転職」という選択肢が浮かび上がってきたことで、今の仕事への執着が一度弱まるためです。
そんな時こそ、自分自身と向き合う必要があります。
「失敗のリスクを負ってでも、転職がしたいのか」「今の会社で様子を見ながら頑張りたいのか」
そうして導き出した答えは、自分が心からそう思ったことに違いありませんから、あとはその目標に向かって突き進むだけです。
転職をしてもしなくても、行動した先にこそ、自分にとっての理想があるのです。
31歳、特にやりたいことはないが転職したケース
31歳の転職体験談⑤ やりたいことが見つからない──無気力な私が、「医療事務」に転職して
みかんあめさん(女性) 大阪|事務職→医療事務
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何といえばいいのでしょうか。いつも何がしたいかわからない状態で、それで何かをとりあえず手に取ってみても、それは「なりたい自分」に繋がるかというと、繋がらないことは明白で──、でもだからと言って「これだ」と思えるものがない。…そんな状態なのです。
転職活動は、まさに「自分と向き合う」為の行動で、正直とても辛かったです。
調べれば調べるほど、私は世間から必要とされていない存在であることが露呈されるような、まるで「カテゴリー・エラー(あなたはカテゴリ外です)」と言われているような、そんな気分の日々でした。
「今の自分ができること」で考えてみる
「なんとなく」で大学の事務職員になったみかんあめさんですが、仲の良かった先輩が退職したのをきっかけに、今の職場にいることが嫌になり、転職を決意します。
しかし、やりたいこともなく悩んでしまう期間が続き、「どうしよう」と思っていたところ、病院の事務職員募集の求人を目にします。
「困っている人、悩んでいる人を助ける仕事なら、自分の性格にも合っているかもしれない」と感じたみかんあめさんは、見事、病院事務職員として転職を果たしました。
みかんあめさんにとっての仕事のやりがいは「人の役に立ったと実感できること」であったと、転職活動を通じて学んだそうです。
このように、たとえやりたいことが無い、という状況でも「自分が役に立てること、前向きに取り組めそうなことは何か」という観点で活動を進めていく中で、活躍できる職場を見つけることも可能になります。
3)31歳の転職は「即戦力となれる実績やスキルがあるかどうか」がカギ
31歳という年齢は、新卒採用で数えるならば間もなく社会人10年目の節目の歳です。
人によってはリーダーやマネージャーなど、「中間管理職」としてのポジションにつき、仕事を動かしていく立場にもなります。
また、結婚や出産を経験する人も増えてくる年齢でもあり、仕事の面でも生活の面でも、変化が訪れることの多い時期でしょう。
そんな31歳の年齢を、企業側は次のような視点で見ていることが考えられます。
31歳の転職者に対して、企業はどういう見方をする?
- 新しい環境でもすぐに馴染めるコミュニケーション能力がある
- マネジメントスキルやリーダーシップへの期待
- 前職で培った知識・スキルを活かし「即戦力」として活躍できる
20代の転職とは違い、「ポテンシャル」でのみ評価される年代ではないことは意識しておくべきでしょう。
30代からはポテンシャルはもちろんのこと、前職で培ったスキルや知識を活かした「即戦力」としての活躍が求められるようになります。
したがって転職活動では、自身の強みを把握し、それを強く押し出していけるかどうかが成功のポイントとなります。
たとえ未経験の分野であったとしても、前職でリーダーやマネージャーとして勤めていた実績がある場合、企業側から即戦力として部下を統率していけるスキルが備わっていると判断される可能性も高くなります。
そのため、前職の「キャリアの棚卸し」と、「自己分析」の徹底を意識して転職活動に臨むようにしましょう。
自己分析の進め方
自己分析のコツは、「根本に立ち返る」ことです。
具体的には、次の4つのステップに沿って進めていくと良いでしょう。
- STEP1 今までの経験を振り返る
…これまで培った知識・スキル・そして経験を振り返り、整理していきます(キャリアの棚卸し) - STEP2 これから何をやりたいかを考える
…STEP1で整理した内容を踏まえて、これから先どんな働き方をしたいか、転職後にどんな知識・スキルを身につけたいかを考えます - STEP3 現在、何が出来るかを考える
…STEP2で描いた今後の働き方に役立てられそうな、いま現在の自分の強み・活かせるスキルを整理します - STEP4 応募先企業で求められていることを確認する
…応募しようと考えている企業が求める人物像を確認し、STEP1~3で導き出した自身の状態との共通点(またはギャップ)を明確にします
STEP1が「キャリアの棚卸し」、STEP2~4が「自己分析」の行為になります。
これらを行っておくことによって、自身がどんな企業に応募すべきかの方針を立てやすくなり、また職務経歴書や面接の際の自己紹介や自己PRは格段に進めやすくなります。
キャリアの棚卸し、自己分析の進め方については以下記事にも詳しく説明しています。
興味のある人は、併せてご覧ください。
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次章では、「31歳の転職を成功するための方法・進め方」について、より具体的なお話をしていきます。
転職成功の確度を更に高めていく為に、ぜひチェックしてみてください。
4)31歳の転職を成功するためのポイント3つ
ここからは31歳の転職活動を成功させるための3つのポイントについて解説していきます。
- 企業研究・業界研究は入念に
- 前職での実績は具体的な「エピソード」として話せるようにする
- 転職エージェントのサービスを活用しよう
企業研究・業界研究は入念に
31歳の社会人は実績やスキルは十分に身につけられていますが、とはいえ転職活動の際は、自身が応募しようとしている企業・業界の調査は決して怠るべきではありません。
応募先企業の魅力や特長を知ることはもちろん、企業研究・業界研究には自身の望むキャリアが叶えられる会社かどうかの確認や、労働環境が「ブラック企業」の条件に抵触しないかなどを事前に知っておけるメリットがあります。
企業研究の詳しい進め方は、以下「企業研究 見るべきポイント」を確認してください。
企業研究 見るべきポイント
企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
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事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHPなど |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイトなど |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票など |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得られれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
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前職での実績は具体的な「エピソード」として話せるようにする
前職でどれだけアドバンテージとなる実績やスキルを培っていても、それを応募書類上や面接の場でうまく相手に伝えられなければ意味がありません。
前職での実績を伝える際は、具体的な数字などを用いながら「エピソード」として伝えることで、企業側もあなたの活躍をイメージしやすくなります。
自己PRの効果的な伝え方(エピソードとして話す)
エピソードを紹介する目的は、自己PRでのアピールポイントを補完することにあります。
その為、何をアピールしているかが伝わりやすい構成を意識すると良いでしょう。
お薦めする話し方は、「イントロ」「ボディ」「エンディング」で構成される三段論法です。
まずイントロでは、自身のアピールポイントをはっきり伝えつつ、「それに関連する事柄で、以前このようなことがありました」といった物語の導入を述べて、聴き手(面接官)の注意をひかせます。
続いてボディの箇所では、具体的なエピソードを詳細に、冗長になりすぎない程度に伝えます。
エピソードの締めである「エンディング」は「このように、私には〇〇という強みがあります」と、再度アピールポイントを伝えてまとめることで、何をアピールするためのエピソードだったのかを強調します。
ポイントは、①具体的な事例を分かりやすく伝えること、そして②アピールポイントは簡潔にまとめることです。
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また、数値を用いて伝える際には、異業種であっても客観的に基準が分かるような数字を使うことを意識しておきましょう。
たとえば「売り上げ目標額」や「達成率」「売り上げの昨年比」などが挙げられます。
前職で「社長賞」や「MVP」などの表彰経験があれば、それらもエピソードに盛り込むことで企業の採用担当者へも響きやすくなります。
こうした伝え方は、本番でいきなり完璧にこなせるものではなく、練習あるのみです。
身近な友人・知人・家族を相手に客観的に聞いてもらうのも良いでしょうし、転職エージェントを活用することで「転職のプロ」からの視点が加わり、より納得感の持てる自己PRが出来上がります。
転職エージェントのサービスを活用しよう
先に挙げたような企業研究・業界研究や、相手に伝わる自己PRの作成は独力でもある程度まで行うことはできますが、より転職の成功率を高めたいなら、転職エージェントサービスの活用も検討してみましょう。
転職エージェントサービスは一部を除き無料で登録・利用が可能で、事前に自身のキャリアプランや希望条件を伝えておくことで、一般には出回らない非公開の求人を紹介してもらうこともできます。
その他にも応募書類の添削や面接対策、内定後の条件交渉を代行してくれたりと、転職活動を進めるうえでの強力なバックアップとなります。
次章では代表的な国内の転職エージェントサービスをご紹介しますので、あわせてご覧ください。
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5)31歳の転職におすすめの転職エージェント
現在、国内には数多くの転職エージェントサービスが存在します。
各サービスごとに強みとしている業界・業種や求人数、サポート内容などに違いがあるため、1社に絞らず2~3つのサービスに登録しておくと、各サービスの強みを享受でき転職活動に有効活用できます。
また、キャリアアドバイザーは各業界・業種に精通したプロフェッショナルなので、転職に関する悩みはもちろん、自身の目指す業界の最新動向や選考でのポイントについて客観的なアドバイスをもらえます。
ここでは代表的な6サービスをご紹介します。
31歳の転職におすすめの転職エージェント(全職種向け)
サービス名 | マイナビエージェント | doda X | リクルートエージェント | doda | ワークポート | JACリクルートメント |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約6.7万件 | 約5.9万件 | 約47万件 | 約26万件 | 約11万件 | 約2.0万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい30代の人に適しています。
引用元:マイナビエージェント公式サイト
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.5万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
doda X(デューダ エックス)
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年収800万円以上の企業からのスカウトが多く届く転職サイト。ヘッドハンターからのサポートも受けられます!
「忙しくて、転職活動に時間をかけられない…」という31歳の人におすすめのサービスが、doda X(デューダエックス)です。
doda Xの特徴は、企業からのスカウトが多いこと、そしてヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせてキャリア提案をしてくれることです。
求人チェックや書類作成をする暇を見つけにくい人も、「スカウトを待つ」「ヘッドハンターのサポートを受ける」スタイルで効率的な活動をおこなえます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものが殆ど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたいという人にマッチしやすいサービスでしょう。
doda Xの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約5.9万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
doda Xでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。doda専属のキャリアカウンセラーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
「企業研究が苦手・やり方が分からない」という31歳の転職者の人は、レポート情報が大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに31歳時期の転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約47万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは求人数・実績において国内トップクラスを誇ります。
実績で培ったノウハウがあり、「積極的に求人紹介をする」タイプのアドバイザーが多いため、「スピーディ」かつ「自分にマッチする求人が見つかりやすい」特徴があります。
dodaのサービスの主な特徴は、「転職サイト・転職エージェント両方の機能を利用できる」、「企業からのスカウトが多く届く」ことです。
アドバイザーにキャリア相談をしながら求人を紹介してもらえるほか、自分でも登録後のマイページから気になった求人をチェックして応募が可能です。
企業からのスカウトについては、実際にdodaを利用した人たちからは「スカウトメールがたくさん届く」「(スカウトメールによって)色んな企業を知れる」といった評判・口コミが多く見られます。
dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認できるでしょう。
また、スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。31歳転職者の人は20代での実務経験をレジュメにしっかりアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約26万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
ワークポート
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エンジニア、営業、メーカー系はじめ豊富な求人。転職決定率の高さに定評があり、「転職活動をエージェントから力強くプッシュしてほしい」人におすすめのエージェントです。
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。
転職先を検討するにあたって、できるだけ多くの求人を比較した上で応募先を決定したい人や、担当アドバイザーからの提案を多く受けたい人は、ワークポートのサポートがマッチしやすいでしょう。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約11万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | ソフト開発・システムエンジニア系|クリエイティブ系|通信・インフラエンジニア系|ヘルプデスク・ユーザーサポート|研究・製品開発/品質・評価系|コンサルタント・プリセールス系|ゲーム制作関連|ものづくり系エンジニア|金融・保険・証券系|建設・土木・プラント・設備|不動産専門職|営業系|事務・管理系(総務・経理・財務・人事など)|経営企画・事業開発|マーケティング・プロモーション系など |
ワークポートの積極的な提案を最大限活用するには、初回面談時に希望する職種・働き方をしっかり伝えることです。事前にキャリアの棚卸しをしておくとスムーズでしょう。
JACリクルートメント
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管理職クラスの転職で4年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
JACリクルートメントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.0万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう
ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいことです。
30代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Agent | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 |
メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約5.7万件 | 約2.1万件 | 約36万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
まとめ)転職は大きなイベント。だからこそ事前準備を怠らないようにしよう
ここまでの内容を振り返ってみましょう。
31歳の転職の転職を成功させるポイント
- 企業研究・業界研究は入念に
- 前職での実績は具体的な「エピソード」として話せるようにする
- 転職エージェントのサービスを活用しよう
転職活動は良くも悪くも、これまでの生活や環境が変化する大きなイベントです。
そのため、事前準備や面接の場での伝え方一つにもしっかりと取り組んでいく必要があります。
同年代で転職を経験された人の体験談や、転職を成功させるためのポイントを意識し、あなたなりの成功を掴み取ってください。