25歳で転職したほうが良いケースとは?成功談・失敗談を交えてポイント・注意点を紹介!
[最終更新日]2024/07/13
現在25歳、もしくはもうすぐ25歳で、「転職しようか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。
転職はいつどのタイミングで行動しても、チャンスが平等に訪れるとは限りません。年齢や社会人経験年数によって、転職適齢期とも言えるタイミングが何度か訪れるものです。
目次
25歳の転職におすすめの転職サイト・転職エージェント
サービス名 | マイナビジョブ'20s | マイナビエージェント | doda | リクルートエージェント | キャリアスタート | type転職エージェント |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約5,700件 | 約6.7万件 | 約26万件 | 約45万件 | 非公開 | 約1.0万件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 営業職、管理部門、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業種・職種 |
対象年代 | 20代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | 20代 | 20代・30代 |
対象地域 | 関東・関西・中部 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年10月時点のものです。
1)25歳は転職のベストタイミング!まずは一歩、検討を進めてみよう
25歳は「転職のベストタイミング」だといわれています。
本格的に転職活動をする予定はなくても、1度は転職を検討してみても良いかもしれません。
そして転職を考えているなら積極的に転職活動することをおすすめします。
では、なぜ「25歳がベストタイミング」だといわれるのか、その理由を見てみましょう。
なぜ25歳の転職はベストタイミングなのか?
- 「第二新卒」を積極的に採用する企業が多い
- 3年間勤めた経験が評価される
- 未経験の別業種への転職でも採用されやすい
- 転職に失敗しても再挑戦がきく
明確な定義はありませんが、23~25歳は「第二新卒」として扱われます。
第二新卒は社会人としての経験がありつつ柔軟性が高く、転職しても新しい企業になじみやすい傾向にあります。
そのため第二新卒を積極的に採用する企業もあり、新卒時よりも良い条件で転職できることも少なくありません。
新卒で入社した会社で25歳まで働き続けたと仮定します。
25歳は「大卒なら3年、高卒なら7年」同じ会社で勤務したことになりますよね。
一般的に「大卒後、入社3年以内での離職率は3割以上」といわれています。
卒業後、3年または7年勤務したことは実績として認められるでしょう。
さらに25歳であれば若くて育成の余地があるので、別業種への転職でも成功率は高めです。
新しい業種や職種にチャレンジするなら、このタイミングがベストだといえます。
2)25歳転職の判断軸は?「転職」が良いケースと「再検討」が良いケース
25歳で転職した方が良いケース |
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いったん再検討する方が良いケース |
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25歳で転職した方が良いケース
チャレンジしたい業界・職種がある
25歳で転職した方が良いケース1つめは「チャレンジしたい業界・職種がある」場合です。
新卒で就職した段階では分からなかったことに25歳前後で気付くかもしれません。
「事務として入社したが営業の仕事に強い興味がある」「仕事で知った別な業種にチャレンジしたい」、いずれも考えられますよね。
前述の通り、25歳なら未経験でも別な業界や職種で採用される場合も珍しくありません。
「20代前半までは未経験者の応募も可」という企業も多数あります。
ここ1年間での成長があまり感じられない
25歳で転職した方が良いケース2つめは「ここ1年間での成長があまり感じられない」場合です。
若くて吸収も良く柔軟性がある23~25歳の段階で成長が感じられないと、仕事に対する意欲も下がりがちです。
この場合は、まず「現在の仕事が自分に向いているのか」を考えてみる必要があるでしょう。
憧れていた職種であっても、向いていないという可能性は考えられます。
今後の成長も見込めないと感じるのなら前向きに転職を検討してみても良いかもしれません。
忙しさやストレスで体調に支障をきたしている
25歳で転職した方が良いケース3つめは「忙しさやストレスで体調に支障をきたしている」場合です。
仕事の忙しさや人間関係のストレスは、自力での解決が難しいものです。
無理をし過ぎて病気になれば苦労し続ける可能性があります。
「眠れない」「食べる気力がない」「胃痛がある」「気分が沈む」という症状が続いているなら要注意です。
働いていれば多少ストレスを感じるものとはいえ、体調に支障をきたしているなら転職を考えましょう。
いったん再検討する方が良いケース
転職後に目指したい分野が見つかっていない
再検討する方が良いケース1つめは「転職後に目指したい分野が見つかっていない」場合です。
興味を持てなければ、新しい分野に行っても何も身に付かないで終わってしまう可能性があります。
すぐに転職したくなってしまうことも考えられます。
そのため何も目指したい分野が見つかっていないのに漠然と転職するのは、おすすめできません。
現在の職場でスキルアップを目指した方が良い場合もあります。
焦らずに、しっかり再検討しましょう。
「転職せずに留まった場合」を考えていない
再検討する方が良いケース2つめは「転職せずに留まった場合を考えていない」場合です。
若い世代の転職では、「現職の強みや優位性」が分からないままに転職してしまう人も少なくありません。
転職をするなら、現職について改めて見直す必要性があります。
その結果として「前職の方が良かった」「転職が失敗だった」と感じる人もいます。
後悔しないよう、転職せずに留まった場合についても考えてみる必要があるでしょう。
3)25歳の転職で成功するためのポイント4つ
ここからは「25歳の転職で成功するためのポイント」を4つ紹介します。
しっかり下準備を行って転職活動することで、理想に近い仕事が見つけやすくなるでしょう。
それでは、転職活動のポイントを1つずつ見ていきましょう。
自分の強み・適性を明確にする(キャリアの棚卸し)
25歳の時期に転職をする際にまず行うことは、「キャリアの棚卸し」です。
これまで業務で対応した内容を洗い出し、まとめてみましょう。
キャリアの棚卸しとは、これまで携わってきたすべての仕事について書き出し、整理することです。 キャリアの棚卸しをすることによって、以下の効果が期待できます。
- 自分の強みと適性、そして今後目指すべきキャリアの方向性が明確になりやすい
- 転職時の職務経歴書作成や面接で、PRポイントを作りやすくなる
キャリアの棚卸しは、以下のステップで進めていきます。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」など - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識など - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
大切なポイントは、①と③です。
まず、①の「これまで経験した業務」とは、あなたのひとつの「資産」として考えるべきでしょう。経験していない人が持つことのない知識や技巧が必ずあるはずです。
そして、③の「これからも続けていきたいと思えること」は、ここにその人の強み・適性が現れます。
良く勘違いされることですが、人の強みとは、他の人と比べて優れている点を指すのではありません。困難や障害があっても「継続できる」こと、それがその人の強みです。
そして、そうした強みを仕事にしていくことで、自ずと価値発揮や活躍の場が増えていきます。
キャリアの棚卸しの例(25歳 女性 販売職)
ステップ | キャリアの棚卸し例 |
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①これまで経験した業務 | 顧客対応、商品陳列、在庫管理、レジ操作、販売促進イベントの企画・実施、売上データの分析、スタッフの教育・指導、フィッティングアドバイス、クレーム対応、店舗のレイアウト変更 |
② ①で得られた知識・スキル | コミュニケーションスキル、接客マナー、商品知識、在庫管理スキル、レジ操作スキル、イベント企画力、データ分析力、リーダーシップ、ファッションコーディネートスキル、問題解決能力 |
③ ①・②を通じ、これからも続けていきたいこと | 顧客とのコミュニケーションを強化し、販売促進イベントの企画・実施、店舗運営の効率化と改善 |
④ ①~③が活かせる仕事・働き方 | 店舗マネージャー、マーケティング部門、販売促進マネージャー、イベントプランナー、ファッションコンサルタント |
周囲の人の体験談を聴き、「ロールモデル」を作る
人は生き方や働き方について、「身近な他者」を参考に決めることが多いものです。
こうした「ロールモデル」を持つことは、転職の軸を見出すうえでも有効です。
特に25歳の時期においてはまだまだ社会人としての経験が浅く、自分の経験だけでこれから長い人生のキャリアを考え決めることは困難なはずです。
キャリアとは本来、無数の道があります。
多くの道をイメージして、その中から自分に合ったキャリアを選んでいくうえでも、他者の働き方や体験談は参考にするべきでしょう。
「周りに参考になりそうな人がいない」という人は、以下に25歳で転職を果たした人たちの体験談を一部紹介します。
完全にあなたと同じ状況でなくとも、「なるほど、こういう考え方や行動は参考になる」といった気づきがきっと見つかるはずです。
「やりたいことがある」「将来が見えない」ことで、25歳の転職に踏み切るケース
アパレル販売員から、Webディレクターに転職 たきさん 女性 東京都
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私が想像していた以上に、仕事は過酷でした。
毎日当たり前のような残業が課せられるうえ、残業代は固定で長く働いても給与は一切増えませんでした。
また、最初の3ヵ月はまともな休みが貰えず、丸1日休みが頂けるのが1ヵ月に2,3日程度で。アルバイトは若い子が多く、少し注意するだけですぐ無断欠勤したり、急なシフト変更が多く、そしてそれをカバーするのが全て私です。
(まあ、仕事なんてそんなもんだよね…)
はじめはそんな気持ちもあって…というか、自分にそう言い聞かせ働き続けていたのですが、段々とストレスが溜まっていってしまって。就職して1年後には、(…もう無理、耐えられない)と思い、私は転職を決意しました。
「将来が見えない」と思うのなら、早めに転職の検討を
25歳の人材が、企業から見てどう映っているのか、イメージしてみたことがあるでしょうか。
大卒の人であれば、社会人3年目。社会人として仕事にも慣れてきて、気持ちの余裕が出てくる頃です。
社会人としての基本的な振る舞いが身についているので、仮に中途採用で入社してきたとしても、新卒1年目のように社会人としてのマナーから研修をする必要はありません。
一方で、最初に入った会社での勤務は3年に満たないはずですので、まだその会社の「色」に染まり切っておらず、扱いやすい年代とも言えます。
このように、25歳の人材は企業にとって大変魅力的で、積極的に採用したいと考える会社が少なくないのです。
やりたいことがある人、今の職場で未来が見えないと感じている人は、25歳のタイミングでいちど「転職」という選択をしてみてはいかがでしょうか。
自分自身の市場価値は、特定の企業内で働いているとよく分からないものです。
ところが、転職活動を始めてみると自分でも気づいていなかった面が評価され、より良い環境で働けるチャンスを手にできることもあるからです。
未経験業種・職種を目指して、25歳で転職するケース
不動産業界から、IT業界に転職 ココ太郎さん 男性 東京
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思うことは、転職してよかったということですね。
もし、営業にずっといた場合今の自分はなかったと思います。営業を続けていた自分はきっと今の自分と完全に別人になっていたと思います。
新しい刺激は、最初はとても辛いことも多いですが、乗り越えてくると楽になります。
初めはIT関係に転職など無理だと思いましたが、全然そんなことはなかったです。
エンターテイメント業からIT営業に転職 ひろみさん(男性 25歳) 東京都
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今回転職を行って、「営業能力は業種問わず通用する」ということに気付けました。
業種が違えば、売るものが違うのでクライアント、ターゲット層なども変わってきますが、根本的に「商品を売る」ということに関していえば、すべて一緒です。
このことに気づけたのが、一番の収穫であったと思います。
25歳の転職は、「キャリアチェンジ」も比較的成功しやすい
エンターテイメント業界からIT業界へと転職した事例です。業界は異なりますが、営業職として職種は変えずに転職したところが大きなポイントでしょう。
この事例のように、別の業界で培った経験や能力を発揮してほしい、という意味合いで業界未経験者を受け入れる企業も少なくありません。
営業にとって商材が変わっても「商品を売る」ことに関しては同じ、とあるように、職種が同じなら必要とされる能力や資質には共通しているところが必ずあります。そのことに自信を持ち、異業種であっても臆さずこれまでの経験をアピールすることが大切です。
経験をもとに異業種で成功できれば、さらなる自信につながることでしょう。必要以上に「異業種」を意識しないほうが、うまくいく場合もあるのかもしれません。
年収アップを目指して、25歳で転職するケース
人材派遣会社営業から、メーカー営業に転職 ふ さん 男性 福岡
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新しい会社の社員規模は1500名。──前の会社の50倍です。
前職よりはるかに大規模の会社に入社できたということもあり、(ここからもっとステップアップしていけるぞ)と息巻いていました。ですが、いざ入社したら中途入社がほとんどで、かつ人間的に尊敬できる人は誰一人いませんでした。
表向きには「みんなで頑張ろう的」なムードなんです。だけど、ふと裏に回れば、そこでは陰口や文句のオンパレード。──さすがに落胆しました。
肩書は営業職でしたが、商品のPRをすることもなく、日々電話で受注や見積もり依頼を受け、その対応に追われて。
製品納品時には土日祝日も関係なくお客様の希望スケジュールに沿った立会と業者の手伝いです。
とにかく、忙しかったですね。
25歳の転職は「年収アップ」よりも「成長できる」の優先がおすすめ
転職したことでかえって収入が下がったり、その後のキャリアプランに響いたりすることはないのか?という点は、多くの人が気になっているところでしょう。反対に、せっかく転職するなら年収アップを狙いたい、という考えの人もいるかもしれません。
正直なところ、25歳で転職して年収アップを狙えるかと言うと、「絶対に無理ということはないものの、年収アップそのものを目的化するのは危ない」と言わざるを得ません。
企業の採用担当者から見たとき、25歳の人材はまだ「若手」の部類に入り、第二新卒の扱いとなります。これまでの経験をもとに即戦力として活躍することを期待し、高めの報酬で迎えられるのは、ミドルと呼ばれる30歳前後の年代が多いでしょう。
むしろ、25歳で転職するのであれば、目の前の年収よりも「今後何をしたいのか」「本当に目指したいことは何か」という視点で転職先を選んだほうが、長い目で見たとき良い方向に向かう可能性が高いはずです。
入念な企業研究をする
2020年以降、企業は若手社会人に対しても「即戦力人材」を求める機運が強まっています。
一方で、「その会社で、自分がどれだけ活躍できるか」については、求人情報を見ただけではわかりません。
応募する会社が、果たしてあなたの掲げた強みや適性、そして目指す働き方に合致するかについて、事前に入念に調査することが大切です。
以下に企業研究を進める際のポイントも紹介します。
転職活動をする場合は、以下に注意して企業研究を行ってみてください。
企業研究をする際のチェックポイント
企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
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事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHPなど |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイトなど |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票など |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得られれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
転職エージェントの有効活用
転職の意思が明確にあるという25歳の人は、転職エージェントを使っての活動が望ましいでしょう。
なぜなら、転職エージェントでは求人紹介をしてくれるだけでなく、先に紹介したキャリアの棚卸し(キャリアプランの策定)や企業の詳しい状況についても提供してくれるからです。
また、「どういう人が書類や面接の選考で通りやすく、どういう人が落ちやすいか」についてイメージを持てない人はぜひとも転職エージェントを利用するべきです。
転職エージェントはこれまで数多くの転職支援を行った実績から、企業や業界ごとの選考通過のポイントを熟知していることが多いです。
ですが、転職エージェントは会社や担当アドバイザーによって業界や年齢層などの得意分野があるため、どこに登録するか、またどのアドバイザーが担当に付くかによってサポート内容が少なからず変わります。
次章では、25歳の転職におすすめの転職エージェントを7点紹介しています。
「ここが自分に合いそう」と思えるサービスがあったら、出来たらリスクヘッジを兼ねて2~3つほど登録を検討してみてください。
4)25歳の転職におすすめの転職サイト・エージェント8点
この章では、25歳の転職におすすめの転職サイト・エージェントを8社、紹介します。
ここで紹介する転職サイト・エージェントはどれも実績豊富ですが、サービスや時期によっては希望する分野の求人が少ない場合もあります。
そうしたリスクを軽減するためにも、はじめに2~3つ登録し、しっかり比較してからメインで利用するサービスを見定めていくことをおすすめします。
参考:転職エージェントを利用する際のポイント
また、自分に合ったキャリアアドバイザーを見分けるポイントとして、以下の3つを意識しておくと良いでしょう。
特に2点目の「なぜその求人がおすすめなのか」明確な理由をもって説明できるアドバイザーは「転職者ファースト」でサポートを行ってくれていることが窺えます。
転職エージェントの利用で自分に合ったアドバイザーを見分けるポイント3つ
- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、「なぜおすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
また、マイナビエージェントは業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。
業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.1万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年7月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約25万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
25歳での転職では、ミスマッチのない職場選びをするためにも企業研究が非常に重要です。その際、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに25歳への転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約42万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
キャリアスタート
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20代の「一人ひとりのキャリアプランと働き方」を提供する転職エージェント。学歴・職歴問わず、充実の支援を受けられます!
キャリアスタートは、主に新卒・既卒・第二新卒といった20代への転職支援をする転職エージェントです。
サービス開始からこれまで数万人の求職者の転職支援を行っており、とくに企業とのマッチング分析、面接トレーニングのサポートに強みがあります。
同サービスを利用した求職者の内定率は86%、また入社後の定着率は92%と、サポート品質の高さが数値によく表れています(※2024年7月 公式サイトより)。
サービス登録後は、担当キャリアアドバイザーとのキャリア相談の機会があり、そこで一人ひとりの志向や特性に合わせて、適切なキャリアの方向性のアドバイスが行われます。
25歳の転職で自分が目指せる業種・職種がどこか知りたい人は、キャリアスタートのサービスメリットを感じやすいはずです。
キャリアスタートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、大阪 |
求人数 | 非公開 |
とくに多い職種 | 営業職|管理部門|Webエンジニア|インフラエンジニア|販売・サービス など |
スキル・経験よりも「転職意欲の高さ」を重視する転職エージェントです。転職への想いを言語化しておくと、あなたの求めるサポートが実現しやすくなります。
Re就活
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第二新卒・既卒・フリーターへの転職支援に特化した転職サイト。ポテンシャル重視の企業からのスカウトも届きます!
Re就活の活用メリットは、大きく以下の点が挙げられるでしょう。
- スカウトサービスで、実務経験のない人でもポテンシャル採用の可能性が高まる
- 転職イベント・特集ページで業界・企業への知識・理解を深められる
とくに一点目の「スカウトサービス」では、既卒・フリーター向けのスカウト機能を適用する転職サービスはRe就活を除いてほとんどありません。 どんな企業があなたのポテンシャルを求めるのかを知るのにも役立つでしょう。
また、Re就活は転職イベントもふんだんに行われています。登録後のマイページでは近日開催のイベントや業界・領域ごとの特集ページが常時掲載されているので、業界・企業研究にも役立ちます。
Re就活の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1万件 ※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業系|企画・事務・管理系|販売・サービス系(ファッション、フード、小売)|ITエンジニア系(SE・システム開発・インフラ)|技術系(電気、電子、機械)|専門サービス系(医療、福祉、教育、その他)など |
Re就活は「転職サイト」として求人探しをはじめとする情報収集に有効です。担当者からのサポートはありませんので、マイナビエージェントやdodaなどの転職エージェントの併用がおすすめです。
マイナビジョブ20’s
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第二新卒・フリーターへの転職支援に特化したサービス。求人の7割が「未経験OK」なので、ジョブチェンジしたい人にぴったりです!
マイナビジョブ20’sは若手社会人に特化した転職サービスです。
今回が初めての転職という人や、社会人としての経験が浅い第二新卒・既卒の人におすすめのサービスです。
社会人経験の浅い人や未経験者向けの求人が充実しており、今回が初めての転職という人も、「経験が浅い」「社会人経験が短い」ことを理由に転職支援を断られることはありません。
実際、マイナビジョブ20’sで紹介される求人の約70%は、「未経験OK」の求人です。
未経験でも意欲を重視して採用する企業を紹介してもらえますので、社会経験を問わず転職先を見つけやすいのが特徴です。
マイナビジョブ20’sの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 東京・神奈川・札幌・大阪・愛知 |
公開求人数 | 約5,800件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業|事務・管理・企画・経営|販売・フード・アミューズメント|美容・ブライダル・ホテル・交通|WEB・インターネット・ゲーム|クリエイティブ|ITエンジニア|電気・電子・機械・半導体|医薬・食品・化学・素材|建築・土木|コンサルタント・金融・不動産専門職・士業など |
転職の方向性が定まっていない人は、登録後に無料で利用できる「Web適性診断」を試してみましょう。診断内容を踏まえ、担当エージェントに相談できます。
就職ショップ
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未経験からの正社員内定率80%以上!はじめての正社員転職の際におすすめです。
就職ショップは20代・既卒・フリーターを中心とした若手人材向けに特化したサービスとなっています。
扱っている求人はすべて未経験者歓迎・人物重視のため、社会人経験が短い人や経歴にあまり自信がない人でも問題なく利用できるのが特徴です。
「あなたの可能性は、あなたが思うよりずっと大きい」というキャッチフレーズの通り、キャリアコーディネーターが就職・転職希望者の可能性を十分に引き出し、若手育成に力を注ぐ企業を紹介してくれます。
また、就職ショップでは応募時に書類選考「なし」で直接面接へと進められる求人が多いといいます。
就職ショップの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 関東、関西 |
拠点 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、神戸 |
求人数 | 非公開 |
とくに多い職種 | 営業|製造|接客・販売|事務|ITなど |
就職ショップは「模擬面接」が強み。練習を通じて担当コーディネーターに「良かった点・悪かった点」の両方をフィードバックしてもらうとよいでしょう。
目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう
目指す業界・職種などの分野が明確にある20代の方は「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェントは、特定の分野に精通したエージェントがサポートと求人紹介をしてくれます。
「この分野における業界や市場について、詳しく知りたい」という方や、「これまで培った知識・スキルを活かせる働き方について相談したい」という方で、目指す分野に特化したエージェントがある場合は、いちど試してみることをおすすめします。
各分野別のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Agent | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 |
メリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約5.7万件 | 約2.1万件 | 約36万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
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表内の求人数は2024年10月時点のものです。
まとめ)キャリアや強みを見直して転職するかしっかり検討しよう
はじめに紹介した通り、25歳は転職にはベストなタイミングです。
そこで転職も視野に入れながら、どんな業界や職種があるのか、積極的にチェックしてみましょう。
もちろん「必ず転職しなくてはならない」というわけではありません。
転職が必要か、まずはキャリアや強みを見直したうえで検討してみてください。
さらに転職エージェントを利用すると、現在の仕事と求人を比較できるため便利です。
的確なアドバイスも受けられるため、転職エージェントを利用するメリットは少なくありません。
現在の職場の良い部分を再認識できる可能性もあります。
たとえ転職しないと決めた場合でも、きっと今後の役に立つことでしょう。