今は一介のプログラマー。いずれはプロジェクトマネジャーになることを目指して|私の転職体験談
転職前
- 職業
- IT企業
- 職種
- プログラマー
- 従業員規模
- 30名程度
- 年収
- 480万円
転職後
- 職業
- IT企業
- 職種
- プログラマー
- 従業員規模
- 100名以上
- 年収
- 680万円
目次
tomaruさんの転職ストーリー
1これまでの私
「将来的にはプロジェクトマネージャーになる」という目標を掲げて
転職前は一人暮らしでした。
当時は千葉県の柏という場所に住んでいました。賃貸暮らしでした。
当時、私はプログラマーをしていました。もともとビジネス関係のプログラミングがしたかったということもあったのですが、正直、仕事自体はあまり好きではなくて(笑)。
ノルマもきつくなく、職場の環境も良かったのですが、仕事内容がぱっとしない物が多く、新鮮味に欠けていたと感じていました。
また、「ここで続けていても、自分には次のステージが用意されていないだろう」という想いもありました。
当時の目標としては「将来的にはプロジェクトマネージャーになる」といったものがあったのですが、そのためにはより大きな経験を積むことが必要だと思っていましたが、今の職場ではそれは望めなそうだ、と思っていました。
プロジェクトマネージャー(PM)とは
プロジェクトマネージャー(PM)とは、主に大規模開発プロジェクトの計画および管理を主な仕事としたマネジメント職です。
納期や製品の品質・完成度などをコントロールし、クライアントの求める成果を提供することがプロジェクトマネージャーの役割になります。ITエンジニア業務のなかで用意されることの多いポジションですが、その役割は技術領域よりもいわゆる「人・モノ・カネ」といった事業推進に関わる事柄を取り扱う仕事になります。
参考:プログラマーとプロジェクトマネジャー(PM)の仕事の違い
項目 | プログラマー | プロジェクトマネージャー |
---|---|---|
主な役割 | ソフトウェアの設計・開発・テスト | プロジェクト全体の計画・管理・進行 |
仕事内容 |
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必要なスキル |
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責任範囲 |
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コミュニケーション |
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仕事の成果測定 |
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あとは、同年代で同じような職種の知人・友人達と比較して、年収がやや低めであったことも不満のひとつでした。
2転職のきっかけ
「そろそろ潮時かな…」と思ったのが、転職のきっかけです
何かを機にして「転職しよう」と思ったというよりも、かなり前から転職はいつかしようと考えていました。
転職前の会社では経験はそこまで積めないことは就職して直ぐに分かっていましたし、勤続しても給料も大して伸びないことが分かっていたからです。
とはいえ、転職の直接的なきっかけとなったのは、そのときの職場で配置転換の話が来たことでした。
配置転換後の職場はノルマがきついことで知られていました。
また新たに人間関係を構築するのも面倒だと感じたこともあって、「ここが良いタイミングかもしれない」と考えるようになり、そして、私は
- 私
-
「本格的に転職活動を始めよう」
と決めました。
3転職中
リクルートエージェントと、友人のアドバイスに助けられた転職活動
職場を辞める前には特に転職活動らしいことはしませんでした。
そのため、仕事を辞めた後は一から情報集めをしなければいけませんでした。それまで転職をしたことがなかったこともあり、「転職するならまずここに登録しておけ」と多くの人に言われて、リクルートエージェントに登録しました。
リクルートエージェントを使ってみての感想は、…とても良かったですね。エージェントの方から連絡を頂けて、その後は最新の業界事情を教えてもらえただけでなく、面接対策もしてもらえましたし。
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また、IT業界で働いている友人の助言があったことも助かりました。経験を積みたかったこともあり、激務が予想される会社にしようとしましたが、友人が
- 友人
-
「いやいやいや、そこの会社は辞めたほうがいいよ。離職率もすごく高いし、ブラック寄りだと思うから」
と教えてくれて。実際、後になって、その会社の良くない評判を耳にしました。
その後、私はリクルートエージェントから紹介してもらった企業から内定を頂き、無事転職活動を終えました。
4転職後
転職先のプログラマーの仕事は、スキルアップに繋がるか。
転職後はまず1ヵ月の研修がありました。
この研修は念入りなもので、プログラミングスキルを更に高められました。
正直、転職時の研修に期待していなかったこともあり、意外でした。ありがたかったですね。
研修を終えた後に、職場に配属されましたが、職場の雰囲気は多少ギスギスしていて、あまり良いものではありませんでした。
ですが、仕事ができる人は多く、経験を積みたいと思っていた自分にとっては大変良い環境でした。
例えば、職場配属後から実践的なコーディング(指示書に沿ってプログラムを作成すること)をすぐに任せてもらえたのは嬉しかったですね。
とはいえ、職場慣習には厳しい会社だったこともあり、それまでのやり方をたしなめられることも度々ありました。特にコーディング時の制約は多く、ストレスを感じることもありました。
つまり、転職先の会社は、私にとって良かった面もあり、悪かった面もあった、ということです。ですが、転職というのはきっとそういうものなのでしょう。
今は「良かった面」の方がやや多いように感じていますので、引き続き頑張っていこうと思っています。
5その後、どうなったか。
プロジェクトマネジャーへの道は諦めない。
この転職は私にとって初めての転職でしたが、転職を通して色々なことを学べました。
例えば、それまでの会社のやり方がベストではないことに気づけたことはその一つです。
実際、転職をしなければこういったことも学べなかったと思います。また、会社の規模が違うだけで部署の働きや人間関係も大きく異なるということも学べました。
何より、転職をすることで給料が大幅に上がっただけでなく、経験も詰めるようになったことは良かったです。
「自身の成長」と「待遇」の、この2つの点は転職時の大きな目標だったこともあり、今回の転職は成功したといっても良いと思っています。
でも、後悔していることもあって。
それは、職場の人間関係です。転職先の企業はそこまで仕事量も多くなくて良いのですが、飲みにいくなどの交流がほとんどないのです。なんとなく、淡白な人間関係を良しとしている風土がああるように感じられます。
私としては、仕事で一緒に働くということは、その期間において生活の大部分を一緒に過ごすことになるいわばパートナーですので、親睦は深めるに越したことはないと思っています。
ですので、今の職場がそんな私の信条から、かなりかけ離れていたのは、少し残念でしたね。──転職活動時に、もうちょっと下調べをしておけばよかったと思いました。
◇ ◇ ◇
私が今後取り組んでみたいことは、「プロジェクトマネージャーの資格を取る」ことです。
プロジェクトマネージャーとして実際に働いていくにはまだまだ先が遠いのですが、資格だけは取っておきたいと思っています。
また、数年先にまた転職をしようと考えています。現在の会社も決して悪くはないのですが、転職をして更に経験を積みたい──そう思っています。
やりたいことは色々とあるのですが、今はポストを上げることは余り興味がありません。
今私が集中していることは、「自分自身の成長」。これのみですね。
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