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ITエンジニアが地方転職する際のメリット・デメリットとおすすめ転職エージェント

[最終更新日]2024/03/20

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ITエンジニアが地方転職する際のメリット・デメリットとおすすめ転職エージェント

ITエンジニアとして経験を積んできた人の中には、「いつかは地元で暮らしたい」と思っている人もいるかもしれません。

そう思いつつも、「ITエンジニアの仕事は圧倒的に東京が多いから…」「地方でITエンジニアの求人を探すのは大変だから…」とあきらめかけていませんか?

実際のところを言うと、ITエンジニアは「地方転職・U・Iターン転職を実現しやすい」職種の一つでもあります。
その理由は、他の職種と比べてITエンジニア職を求める求人企業は地方にも多く存在するというところにあるでしょう。

一方で、そうはいっても「ITエンジニアだったら必ず地方転職を成功できる」ということではありませんし、満足いく転職にしていく為には、まずはITエンジニアが地方転職する際の注意点や特徴(メリット・デメリット)をしっかり把握しておく必要があります。

目次

1)ITエンジニアが地方転職する際の、主な2つの働き方

地方IT企業に転職かリモートワーク。都市部に比べると数が少なく、選択肢は限られてくる

まず、そもそも地方でITエンジニアとして働くことは可能なのか?仕事そのものがあるのか?という疑問を持つ人は少なくないことでしょう。

結論から言えば、地方でITエンジニアとして働くことはできますし、求人も存在します。
ただし、東京などの都市部に比べると数が少なく、選択肢が限られてくる面は否めません。

ITエンジニアの仕事が都市部、とくに東京に集中しやすいことはたしかですが、次の方法であれば地元に戻ってITエンジニアの仕事を続けることは可能かもしれません。

Uターン・Iターン転職を考えているITエンジニアの人は、これらの方法で地元への移住が可能かどうかをまず検討してみるとよいでしょう。

地方のIT企業に転職する

地方IT企業に転職の際は条件をよく確認しておく。地方に本社機能を持つ企業→東京での就業時と遜色ない好条件で転職できる可能性も。地方に支社機能を持つ企業→転勤の可能性や、昇給ペースが緩やかになる場合も。

地方のIT企業というのは、2つの意味合いがあります。

  • 地方に本社機能を持つ企業
  • 地方に支社機能を持つ企業

自動車メーカーなら、愛知県のトヨタ、広島県のマツダといったように、地方で名を馳せた企業へ転職できれば、東京で働いていたときと見劣りしないぐらいの好条件で転職できる可能性があります。

地方に支社機能を持つ企業とは、東京など大都市に本社があり、地方に支社や支局を持つ企業のことです。

この場合、仮に地元で働きたいという希望がかなったとしても将来的に別の地域へ転勤する可能性がある場合や、地域を限定して就業する場合は昇給のペースが緩やかになることもあるため、前もって条件をよく確認しておくことが大切です。

また、都市部と地方とでは物価が違うため、企業によっては地域ごとに基本給や手当に差をつけている場合もあります
せっかく物価の安い地方に転職できてもメリットがあまりなかった、といったこともあり得ます。

ともあれ、地方のIT企業に転職するのはUターン・Iターン転職を実現する上で有力な選択肢の1つになることは間違いないでしょう。

リモートワーク環境のある企業に転職する

リモートワークの際の出社ペースなど条件を要確認。企業「週1回は出社してミーティングに参加してほしい」

近ごろでは、リモートワークを導入している企業も増えてきました。

特にIT企業では、エンジニア間のやりとりをSlackなどのチャットアプリで行い、データの受け渡しが必要な場合はクラウドストレージを使って行っているため、実質的にオフィスへ出社する必要がないケースも見られます。

そこで、希望する社員はリモートワークで在宅勤務してもよい、といった規程を設けている企業も出てきているのです。

ただし、リモートワークOKの企業であっても、たとえば週1回程度は出社してミーティングに参加することが義務づけられていたり、何かあったときにオフィスへ出向くことが可能なエリアに住むことが条件になっていたりすることもあります。

リモートワークと聞くと、「勤務時間も休憩時間も自分の好きなようにできる」というイメージがあるかもしれませんが、仮にそうだったとしてもオフィスに出社している社員と連絡を取り合う関係上、オンタイムに仕事をせざるを得ないことが少なくありません。

また、周囲の社員とこまめにコミュニケーションを取りやすいオフィス環境とは異なるため、情報共有が遅れたり、情報共有そのものが薄くなりがちだったりするといった問題が生じることもあります。

2) ITエンジニアの地方転職のメリット

住み慣れた地元で暮らせる

住み慣れた地元で暮らすことで子育てや両親の介護などもしやすくなる

地方転職、とくにUターン転職のメリットとして筆頭に挙げられるのが、住み慣れた地元で暮らせる点です。

地元を離れて働いていると、盆や正月などまとまった休みが取れる時期でなければ帰省できないことがほとんどです。

帰省ラッシュとUターン・Iターンラッシュに巻き込まれながら往復するため、帰省するたびにかなりの時間と労力を費やしていることになります。地方転職してしまえば、この時間と労力をカットできるのです。

子供がいる人は、地方での暮らしは都市部に比べて子育て環境に恵まれている点も多いはずです。

自然豊かな環境で子供を遊ばせられるなど、特に子供が小さいうちは環境面で得られるメリットは大きいでしょう。

さらに、自分の両親が高齢になり介護や介助が必要な状況になったとしても、近くに住んでいればすぐに対応できる状況を作っておけます。地元で働けることによって、多くのメリットを得られるのです。

専門性を活かしてキャリアアップできることもある

政府や各自治体、地方企業の施策により、住む場所に縛られずキャリアアップが可能になりつつある

ITエンジニアの仕事は都市部、特に東京に集中しているイメージが強いかもしれませんが、地方にもキャリアアップを実現できる仕事は存在します。

政府は近年、地方活性化戦略に注力しています。
優秀な人材が東京に一極集中してしまうことは地方にとって大きな損失になるため、地方で能力を発揮してもらいやすくなるよう、各自治体と連携してさまざまな施策を打っているのです。

東京にはない新たな価値を創出すべく、ユニークな試みをしている地方企業も出てきています。

こうした企業で働くことによって、ITエンジニアとしての専門性を活かしつつ、東京では得られないユニークなキャリアを形成していくこともできるのです。

また、最近では地方にサテライトオフィスを設置する企業や、在宅でのリモートワークを導入している企業も出てきています。

こうした仕組みを活用することで、住む場所に縛られることなくキャリアアップを目指すことも可能になりつつあるのです。

リモートワークいろいろ ●モバイルワーク(電車で移動中の営業・出張先でサテライトオフィス・コワーキングスペースで会議・カフェで働くノマドワーカー)●在宅勤務(在宅勤務日に自宅でPC作業・自宅が職場の自営業)

支出改善、通勤時間の節減を実現しやすい

地方では職場のすぐ近くに住んでも家賃が抑えられるケースが多く、通勤の時間や労力を節減できる

たとえば東京の都心部が勤務先の場合、職場のすぐ近くに住もうと思うとそれなりの家賃やローンを覚悟しておかなくてはなりません。

必然的に、家賃か通勤時間か、の二択になってしまうところがあります。

地方は都市部に比べると家賃をはじめとする物価が安く、職場のすぐ近くに住んでもさほど負担に感じにくいケースが多いと言えます。

通勤にかける時間や労力を節減できることは、会社員にとって大きな魅力の1つです。

地方に住むよりも都市部のほうが便利と考える人も多いはずですが、日常生活で必要な買い物などは車さえ持っていれば問題なく済ませられることがほとんどです。

ネットショッピングで手に入るものも増えていますので、地方に住んでいることを理由に手に入らないものは、実はほとんどなかったりするのです。

3) ITエンジニアの地方転職のデメリット

年収が下がるケースが多い

年収アップやキャリアアップが転職の一番の理由という人は地方転職は慎重に!

転職の理由に「年収アップ」「キャリアアップ」を挙げている人は、Uターン転職に対して慎重になったほうがいい場合もあります。

一般的に都市部よりも地方のほうが給与水準は低めですので、Uターン転職することによって年収ダウンとなることも少なくありません。

また、関わる仕事のチャンスの多さという点においては、やはり都市部のほうが恵まれていると言わざるを得ません。

これから仕事の幅を広げ、年収アップにつなげていきたいといった希望がある人は、安易にUターン・Iターン転職の道を選ばないほうがいいかもしれません。

もちろん、少々のデメリットを覚悟でUターン・Iターン転職に踏み切るのも1つの考え方ですので、キャリアダウンと決めつけるのもよくありません。

ただし、一般的な見方としてキャリアダウンのイメージがつきまとうことは知っておいたほうがいいでしょう。

都市部と比べて求人数は少なくなる

求人の絶対量が少ないため、移住してから求人を探すのはリスクが高い

仕事の「多い・少ない」は人口に左右されますので、都市部に比べると地方のほうがどうしても求人の絶対量が少なくなる傾向があります。

求人の数が少ないということは、仕事の選択肢が少なくなるということですから、希望に合った求人に出合える確率も必然的に低くなることを意味しています。

よって、ITエンジニアがUターン・Iターン転職を実現するとしたら、「いずれ地元に戻りたい」という希望を持っていたところへ、ちょうど希望する仕事内容や条件に合った仕事が見つかったため転職に踏み切る、といった順序になるケースが多いはずです。

少なくとも、「まず移住してから考える」といった行き当たりばったりのやり方はリスクが高いと言えるでしょう。

決して多くない選択肢の中で、希望する条件の仕事に巡り会えるかどうかが重要なポイントになってくるのです。

大手企業が少ない・業界の最前線で働ける機会が少ない

業界の最前線を走り続けたいという強い希望がある場合は都市部を離れないほうが得策

地域によっては大手企業が拠点を構えている場合もありますが、一般的に大手企業は都市部に集中しています。

地方へ転職することで、大手ではなく中小企業で働く可能性があることは前提として知っておいたほうがいいでしょう。

また、業界内で注目される新しい技術やトレンドは、東京や大阪など大都市発のプロジェクトとなることが多いのが実情です。

業界の最前線を走り続けたいという強い希望があれば、都市部を離れないほうが得策と言えます。逆を言えば、最前線で働く機会を逸したとしても、地元に戻って働くメリットを取りたいと考える人がUターン・Iターン転職に踏み切るべきなのです。

地方で働いていても最新情報に触れることは不可能ではありませんが、自発的に情報に触れる努力を続ける必要があることは意識しておいたほうがいいでしょう。

4)「地方転職をしてやりたいこと」が実現できそうか調査を

これから10年先、20年先に実現したい働き方と暮らし方、地方転職で叶いそう?

Uターン・Iターンをはじめとする地方転職でときどき見られるのが、「地方転職の良い面ばかりが独り歩きしている」というパターンです。

まずは地方転職にはメリットとデメリットがあることを理解し、その上で自分がやりたいことが地方転職によって実現できそうかどうかをよく調べておくことが重要です。

ここでいう「やりたいこと」とは、これから10年先、20年先を見据えた働き方と暮らし方を含めてのことです。

そのため、これらを実現できるかを明確に見極めるためには以下の3点をすることが大切です。

どう働きたいかの「キャリアプラン」を立てる

キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。

具体的には、以下のようにプランを建てていきます。

キャリアプランの立て方 Step1 キャリアの棚卸しをする これまで経験した業務を洗い出します。そして更に「得意なもの」「これからも続けていきたいこと」についても考えていきます。 STEP2 新たにチャレンジしたいことを考える STEP1で出したリストを見ながら、「新たにチャレンジしたいこと・実現したいこと」を考えてリストに追加します。 STEP3 実現するために、必要な知識・スキルを考える STEP2の「実現したいこと」を叶えるために、どんな知識・スキルが必要になるか、またそのために求められるアクションを考えます。 STEP4 キャリアプランのスケジュールを立てる STEP2と3で導き出した「実現したいこと」と「必要なアクション」を時系列で整理します。 ※ まず1年~3年のスパンで考えると、整理しやすいです □キャリアプランの例(ITエンジニアの場合) 1年後 実現したいこと ・リーダー職 SEとして上流工程に携わる そのためにやること 言語およびサーバー環境に関する知識 業務遂行力を高める 3年後 実現したいこと プロジェクトマネージャーとして活躍 そのためにやること 専門スキルを高める マネジメントスキルを高める 5年後 実現したいこと ITサービスの新規事業立ち上げ または独立・フリーランスに そのためにやること事業運営の上流から下流までの経験 経営の知識を深める

キャリアプランを立てる際、まず「キャリアの棚卸し」を行います。

キャリアの棚卸しで出てきた経験(または知識・スキル)をもとに、あなたが新天地でチャレンジしたい働き方をイメージします。
たとえばITエンジニアなら「技術志向・マネジメント志向のどちらを目指すか」であったり、「事業会社(ベンダー・自社開発)とシステム会社、どちらが自分に向いているか」などがあるでしょう。
そして、それを実現するためにどんな行動が必要かを考えていきます。

キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります

ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。

数か月に1度のペースでキャリアプランを考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。

どんな暮らしをしていきたいかの「ライフプラン」を立てる

ライフプランとは、人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して計画をたてることです。

具体的には、以下のプロセスでプラン立てを行います。

ライフプランの作り方 Step1  目標を立てる 「実現したいこと」の洗い出し 自家用車や持ち家の購入、海外旅行、子どもの大学進学など、これから先の人生で「実現したいこと」をリストアップします。 STEP2 スケジュールを立てる 「いつまでに実現したいか」を 考える STEP1で出したリスト項目それぞれについて、「何年後に実現したいか(またはすべきか)の時期・スケジュールを考えます。 STEP3 「どのくらいの金額が必要か」を出す 実現したいことそれぞれにどのくらいのお金が必要か、またお金を積み立てていくとして毎月どのくらいの金額があると良いかを算出します。 STEP4 毎月の収支イメージ・生活様式を新たにする STEP3で算出した金額を毎月の支出に落とし込みます。その後、その支出を継続するうえで現実的な生活プランを建てます。 □ライフプランの例: 海外旅行(2年に1度)・マイカー購入・マイホーム購入(頭金)・子どもの大学費・老後を楽しむ為の資金 それらすべて毎月の積立額にした場合の合計:24万円

上記図の例では、Uターン後の目標として海外旅行、マイカーとマイホームの購入、そして子どもの大学入学と老後資金を挙げており、これら全てを貯蓄でまかなうとしたら毎月24万円の積立が必要となることが分かります。
(※ すでに貯蓄がある場合や積立投資などの資産運用を行っている場合は、この限りではありません。)

ライフプランを立てることによって、「早めの貯蓄が必要になりそうだ」という気づきがあるかもしれません。
または、「転職時の給与条件として、これくらいは欲しい」という新たな希望条件が出ることもあるでしょう。

パートナーや家族のいる方は、転職の際にこれからのライフプランについてパートナー・ご家族の方と話し合うことをおすすめします。
ライフプランを交えての転職活動はパートナー・ご家族の方にとも共有する「共通目標」となり、活動を応援してもらいやすくなるでしょう。

キャリアプラン・ライフプランを実現できる職場選びができる「企業研究」の仕方を知る

ITエンジニアが地方転職の求人選びをするとき、最も避けるべきは「業務内容と待遇条件のみで決めてしまう」ことです。

後悔のない地方転職にしていくために、希望するキャリアプラン・ライフプランを実現できる職場かどうか、また事業内容や主力製品・サービスについて、自分が興味・関心を持ち続けられる分野かどうかなど、多面的な評価・チェックをするべきでしょう。

転職時の企業研究のポイント①成長性・安定性はどうか?→同業他社と比較して確認 ②どのような人物が活躍しているか?→事業内容・業界動向と実際に働く人たちの様子をチェック→企業理念と職場環境も確認を ③多少の困難があっても続けられそうな仕事か→実現したい将来像に近づけられそうか

企業ホームページはもちろんのこと、口コミサイトを参考にしたり、製品・サービスを実際に使ってみたりするのも、事前の調査として役立ちます。

情報を収集したら、自分がやりたいことや今後のキャリアプランと応募先企業の事業内容との整合性が取れているか確認しましょう。
大きくずれているようであれば、応募そのものを検討する必要があるかもしれません。企業が目指す方向性と、自身が今後やりたいことが、同じ方向を向いていることが大切なのです。

企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHPなど
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする インタビュー記事、口コミサイトなど
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 企業HP、求人票など

こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得られれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。

5) Uターン・Iターン転職したいITエンジニアにおすすめの転職エージェント

ITエンジニアを対象とした転職エージェントは年々増加傾向にあります。

多種多様な転職サービスが登場するにつれて、それぞれの転職サービスが自社の強みを活かしたものへとブラッシュアップされていった結果、転職エージェントが細分化しているのが今の状況です。

Uターン・Iターン転職という明確な目的がある人は、自分の目的に合った転職エージェントを選択するのが最も得策でしょう。

ここからは、Uターン・Iターン転職を考えているITエンジニアにおすすめの転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントIT
POINT!

ITエンジニア求人数は国内No1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

全国の地域で対応が可能で、かつITエンジニアの公開求人は約8.9万件と他の転職エージェントから一線を画すボリュームです(2024年3月現在)。各都道府県のITエンジニア求人も豊富です。
拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
前述の企業研究をしっかり進めるうえでも、レポート情報は大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに地方転職の成功に向けて有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェントの特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • 職務経歴書エディタや面接力向上セミナーなどの「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄
ITエンジニアの公開求人数 約8.9万件(2024年3月現在)
エンジニア求人国内No.1

マイナビIT AGENT

マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ
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マイナビIT AGENTは、マイナビ社が運営するIT業界特化型の転職エージェントです。

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ITエンジニアにとって働きやすい環境は、大手企業や大都市にばかり集中しているわけではありません。地方の優良企業の中には、ITエンジニアが開発に集中しやすい恵まれた環境の職場も数多くあるのです。

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マイナビIT AGENTの特徴
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マイナビのプロモーションを含みます

dodaエンジニアIT

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dodaエンジニアITは、転職サービス大手のdodaが運営するITエンジニア専門の転職エージェントです。

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案件数が豊富であるだけに、たとえば大手企業の地方拠点にある開発チームといったように、他の転職サービスではなかなか探し出せないレアな求人に出合える確率も高まるはずです。

キャリアアップもUターン・Iターン転職も諦めたくない人は、dodaエンジニアITのキャリアアドバイザーに相談してみるといいでしょう。

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サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡
ITエンジニアの公開求人数 約5.5万件(2024年3月現在)
職種ごとに専門のサポート

レバテックキャリア

レバテックキャリア。IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門
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レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。

レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントです。

IT業界に精通したキャリアアドバイザーが直接IT企業各社に出向き、採用担当者や現場のエンジニアと話すことで、企業がどのような人材を求めているのかを高い精度でヒアリングしている点が特徴です。

レバテックキャリアは東京だけでなく、大阪と福岡に拠点がありますので、こうした大都市出身でUターン・Iターン転職を考えている人にとって最適な転職エージェントと言えます。

もちろん、東京都心や大阪・福岡の中心部だけでなく、周辺地域への転職にも対応していますので、関東・関西・九州地方へのUターン・Iターンを希望しているITエンジニアは、ぜひとも登録しておきたい転職エージェントの1つです。

レバテックキャリアの特徴
  • 担当アドバイザーは全員エンジニア経験者。専門分野において適切なサポート・アドバイスが受けられる
  • 企業情報を熟知した担当のフォローにより、書類通過率・内定決定率が高い
  • AI・ビッグデータ・FinTechなどのトレンド技術を扱う求人が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 東京、神奈川、大阪、福岡
ITエンジニアの公開求人数 約2.2万件(2024年3月現在)
利用者の8割が年収アップ

都道府県ごとのおすすめ転職エージェントについて

現在Uターン・Iターン転職を検討していて行先の都道府県が決まっている人は、以下記事にて都道府県毎におすすめ転職エージェントを紹介していますので、あわせてご確認ください。

地域区分 都道府県別おすすめ転職エージェント紹介記事
北海道・東北地方 北海道青森秋田宮城岩手山形福島
関東地方 東京神奈川千葉埼玉茨城栃木群馬
中部地方 新潟長野富山山梨静岡岐阜愛知石川福井
関西地方 大阪兵庫京都滋賀三重奈良和歌山
中国地方 鳥取岡山広島島根山口
四国地方 香川徳島愛媛高知
九州地方 福岡佐賀大分長崎熊本宮崎鹿児島沖縄

まとめ)Uターン・Iターン転職は「地元ならではのメリット」を意識しよう!

Uターン・Iターン転職する上で避けたい考え方の1つに、「地方へ行くのだから少々の妥協は仕方ない」という諦めが挙げられます。

たしかに都市部と全く同じ働き方のまま地元へ戻るのは難しいかもしれませんが、地方で働くことの良い面を意識しておくことで、地方ならではのメリットを活かしたキャリアを築いていくことも不可能ではありません。

ITエンジニアとしてのキャリアは、今後ますます全国的に求められていくことが想定されます。

スキルや経験を武器に、理想のワークスタイルとライフスタイルを手に入れるUターン・Iターン転職をぜひ実現してください。

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