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システムエンジニアで、社長と喧嘩して退職して、仕事が見つからなくて、上京した話|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
SIer
職種
システムエンジニア(SE)
従業員規模
10人
年収
300万円

転職後

AFTER
職業
SIer
職種
システムエンジニア(SE)
従業員規模
20人
年収
400万円

目次

クロさんの転職ストーリー

1これまでの私

就職難の末、辿り着いた会社。

イメージ図:SEの仕事

大学を卒業してから、ひとり暮らしを始め、地元のSI企業に就職しました。
職種はシステムエンジニア(SE)です。

参考:SI企業のシステムエンジニア(SE)の主な仕事内容

仕事内容 説明
要件定義 顧客のニーズをヒアリングし、システムに必要な機能や仕様を明確にします。これには、業務フローの理解と改善提案も含まれます。
設計 要件定義に基づいてシステムの詳細設計を行います。システムの構造やデータベース設計、インターフェース設計などが含まれます。
プログラミング 設計書に基づいて実際のプログラムコードを作成します。システムの動作を実現するための具体的な処理を実装します。
テスト 作成したシステムが要件通りに動作するかを確認するためのテストを行います。単体テスト、結合テスト、システムテストなどが含まれます。
運用・保守 導入後のシステムの運用をサポートし、不具合対応や機能追加などの保守業務を行います。顧客からの問い合わせ対応も含まれます。

当時は就職難と言われていて、なかなか就職活動には苦戦しました。

そんな中、内定をいただいた企業は「経験不問」と求人に記載されていたこともあり、システムエンジニアについて右も左もわからない状態でしたが、就職しました。

規模はあまり大きくなく、社長がワンマン経営するような会社で、下っ端SEの意見など通らないことも多く、厳しいこともありましたが、システムエンジニアとしての腕を磨きながら、社会人として色々なことを勉強させていただきました。

将来のことは、あまり考えていませんでした。

仕事に特別やりがいを感じることもなく、生活費を稼ぐためと割り切っていました。

今思い返せば、その時点でどこか冷めたところがあったのかもしれません。
特に趣味などもなく、仕事と家を往復する日々でした。

2転職のきっかけ

ある日、社長と大ゲンカ。

イメージ図:ある日、社長と大ゲンカ。

転職しようと思い立ったきっかけは、社長と言い争いをしたことです。

もともと働くのに良い環境というわけではありませんでした。
こちらの意見は聞き入れてもらえませんし、残業代や休日手当等、最低限の待遇すらも認められていない環境で。

そのため、数年で離職される方も多く、自分もいつかはと思っていました。

また、勤務から5年以上経っていたので、SEの仕事については、他の会社でも問題なく仕事ができると思っていました。
いま思えば、それは大きな誤解だったと理解していますが、その時は、そこまで深く考えられていませんでした。

ある時、納期が遅れている仕事の対応で、10日間ほどほぼ休まず仕事をし続けたことがありました。

さすがにその間の給与が反映されないことは、割に合わないと人事部にかけあったところ、社長室へと呼び出され「うちの意向に沿えないなら、辞めればいい」とを言われました。

私もこれまでのうっ憤が極に達しており、売り言葉に買い言葉で、ほとんど口げんかに近いやり取りをしてしまいました。

一時の感情に流されたのもありますが、どのみちこんな会社には長くいられないと思い、転職することを決意しました。

3転職活動中

「上京してみれば?」と誘われて。

イメージ図:都会の街並み

転職活動は、なかなかうまくいきませんでした。
特に準備もせず、離職したため、貯金を切り崩す生活を送りました。

貯金もそこまで多くありませんでしたので、次第に焦りを感じていました。

次の転職先が決まるまではと、アルバイトも始めてみましたが、

(こんな生活がいつまで続くんだろう?)

と、結局不安は増すばかりでした。

そんな時に声をかけてくれたのが、大学のときの友人です。
その友人は大学を卒業後、上京してそちらで働いていたのですが、久しぶりに地元に戻って来るから飲みに行かないか、と誘われたのです。

そこで友人に、若干の恥じらいもありつつ現状について告白すると、

友人

「東京に来いよ。こっちの方が何倍も仕事があるぞ」

と軽い調子で薦められました。
あまりにも能天気な提案に苦笑しつつも、なんだか心が動いたのも事実です。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:東京のSEの仕事

結果、上京してすぐに就職先が決まったのですから、友人には感謝しなければいけません。

前職と同じ、システムエンジニアの仕事です。

それほど大きな職場ではありませんでしたが、良い上司に巡り合えました。
聡明な方で、こちらの意図を汲んで指導をしていただけるので、仕事がやりやすく、とても助かっています。

また、前職はいわば「社内のシステム関連の雑用全般」のような仕事を請けていたのですが、
こちらでは様々な仕事を経験することができたので、それも大変うれしい変化でした。

また、経済的にも精神的にもに余裕が生まれると、徐々に将来のことも考えられるようになりました。

システムエンジニア(SE)の仕事における、都市部と地方の違い

都市部の傾向 地方の傾向
仕事の種類 多種多様なプロジェクトがあり、大規模な案件や最先端技術を扱う機会が多い。 小規模なプロジェクトが多く、地域密着型の案件が中心。業務内容は幅広くなることが多い。
キャリアパス 専門分野でのキャリアアップや転職機会が豊富。大企業での勤務も多い。 地域内でのキャリアパスが中心。長期的な関係を重視する企業が多い。
勤務環境 競争が激しく、残業やプレッシャーが多いことも。高層ビルやオフィス街での勤務。 比較的リラックスした環境。自然や住宅街に近い場所での勤務が多い。
給与 高めの給与水準が期待できるが、生活費も高い。 給与水準は都市部に比べて低いが、生活費も抑えられる。
人間関係 大規模なチームでの仕事が多く、個人プレーが重視される傾向がある。 アットホームな雰囲気で、チームワークが重視される。
スキルアップ 最先端技術やトレーニングプログラムへのアクセスが容易。 地域限定の研修や自己学習が中心になることが多い。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:東京のSEの男性

今回の転職で気付けて良かったことは、狭い価値観で留まることなく、もっと広い世界を知る必要があるということです。

将来を考えて、目標を立て、先に進み続けることが肝心です。

残念だったことは、転職の時期です。
もっと早くに転職しておけば良かったな、と思います。

転職に対して、前向きに考えていれば、良い時期に転職できたかもしれません。
入念に準備していれば、生活に困ることもなかったと思います。

また、できれば前職は円満退社しておきたかったですね。


今後、取り組んでみたいことは、資格を取得すること。
自分のできる領域を増やし、社会人としての能力を上げておきたいです。

まだ結婚してはいませんが、そう思える相手も上京してからできたので、これからは自分のことだけではなく、家族としての将来も考えていきたいです。

ゆっくりではありますが、目標に向かって、歩いていきます。

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