『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

SE・ITエンジニアにおすすめ資格10選 【初心者~上級者の難易度別に紹介】

[最終更新日]2024/03/14

このページには広告リンクが含まれています
みんなの転職「体験談」。は、⼀部の企業とアフィリエイトプログラムを提携し情報提供を⾏っております。 当サイトを経由してサービス利⽤があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取ることがありますが、提携の有無などによって当サイトでのサービス評価が影響を受けることはありません。 また当サイトで得た収益に関しては、閲覧頂く皆さまにより役⽴つ情報をご提供できますよう、コンテンツ品質の向上に還元しております。
SE・ITエンジニアにおすすめの資格 ●難易度別に紹介|国家資格・ベンダー資格

IT系の資格には国家資格に加えて、さまざまな民間資格があります。どの資格を取るべきか悩み中の人も多いのではないでしょうか。

せっかく資格を取っても、あまり役立たないのではもったいないもの。

あらかじめ資格の特徴や難易度を把握したうえで、将来に役立つ資格を取ることがおすすめです。

目次

1)SE・ITエンジニアが資格を取得するメリット

SE・ITエンジニアが資格を取得するメリット ●客観的なスキルレベルの証明になる ●企業からやる気や意気込みを評価されやすい ●資格手当・報奨によって、収入が増えることもある

資格はSEをはじめITエンジニアの仕事をするうえで、必須ではありません。
エンジニアのなかには「資格を取っても無意味」という人もいます。

一方で、企業のなかには有資格者の人数を積極的に公表する 、資格の有無を評価や昇進に関連付ける場合もあります
一概に「資格は無駄」と切り捨てることはできないでしょう。

そもそも資格は、エンジニアのレベルを認定する側面もあります。
また、資格を取得することで、以下に挙げるメリットが得られます。

  • 客観的なスキルレベルの証明になる
  • 企業からやる気や意気込みを評価されやすい
  • 資格手当・報奨によって、収入が増えることもある

業界の評価が高く実力を裏付けできる資格であれば、取得によりあなたの評価は高まります。
本記事で解説する資格を参考に、目指す資格を選びチャレンジすることをおすすめします。

SE・ITエンジニアの資格は大きく分けて2種類

国家資格|●特徴:・受験料が安価 ・国内では信頼性が高い ・取得した資格は生涯有効 ●資格の例:・基本情報技術者 ・情報セキュリティマネジメント試験 ・応用情報技術者 ベンダー資格|●特徴:・世界共通で通用する場合が多い ・受験日や会場の選択肢が多い ・特定の製品とリンクする資格もある ●資格の例:・オラクルマスター ・CCNA ・Linux技術者認定試験

SEに関する資格は、国家資格ベンダー資格の2種類に分けられます。

「国家資格のほうがベンダー資格よりも良さそう」と思いがちですが、IT系の資格の場合は必ずしもそういえません。

国家資格とベンダー資格の違い

国家資格 ベンダー資格
メリット
  • 受験料が安価
  • 国内では信頼性が高い
  • 取得した資格は生涯有効
  • 世界共通で通用する場合が多い
  • 受験日や会場の選択肢が多い
  • 特定の製品とリンクする資格もある
デメリット・注意点
  • 海外やグローバル企業で通用するとは限らない
  • 試験によっては、受験のチャンスが年1回程度と限られる
  • 受験料が数万円となる場合が多い
  • 評価の高い資格ばかりとは限らない
  • 期限が設定されている資格もある
代表的な資格例
  • 基本情報技術者
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 応用情報技術者
  • オラクルマスター
  • CCNA
  • Linux技術者認定試験

将来に役立つ資格を選ぶ際には、上記の違いを把握することも重要です。

2)SE・ITエンジニアに役立つ国家資格一覧【初心者~上級者 難易度別】

SE・ITエンジニアに役立つ国家資格といえば、情報処理推進機構が実施する「情報処理技術者試験」が有名です。
この試験には12もの試験区分があり 、それぞれ認定するスキルレベルも大きく異なります。

ここでは初心者・中級者・上級者の3つに分けて、それぞれのレベルにおすすめする資格を取り上げます。資格の特徴を把握したうえで、チャレンジする資格を決める参考にしてください。

初心者(実務経験1年未満)

これからSE・ITエンジニアの道を歩もうとする、またはSE・ITエンジニアになったばかりの人には、以下の資格をおすすめします。

基本情報技術者

基本情報技術者試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール CBT方式のため、試験実施期間のなかで受験者が希望日・時刻を指定する
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト 基本情報技術者試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

基本情報技術者は、ITエンジニアに求められる基礎的なスキルを認定する資格です。

ITエンジニアへの第一歩を踏み出した人に適した資格といえるでしょう。但し合格率は20~30%程度 と、楽に合格できる試験ではないことに注意が必要です。

この試験では技術面はもちろん、プロジェクトマネジメントや企業活動など、システム開発に関する幅広いスキルが試されます。

プログラミング言語に特化した試験問題があることも特徴のひとつです。合格すると上司や先輩の指導のもと、設計や構築、運用の業務を遂行できるスキルが認定されます。

試験はコンピュータを活用したCBT方式で行われ、上期・下期それぞれについて実施期間が設けられます。受験日や時刻は選べますが、受験できる機会は1つの期間につき1回限りですので注意してください。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール CBT方式のため、試験実施期間のなかで受験者が希望日・時刻を指定する
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト 情報セキュリティマネジメント試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

情報セキュリティマネジメント試験は、業務遂行に必要なセキュリティに関するスキルを認定する資格です。

本来はシステムを利用する側に向けた資格ですが、ITエンジニアになったばかりの人にとってはセキュリティのスキルが身についているという点で、アピールのひとつとなります。

資格の取得により、リスク評価や情報資産の管理、各種規程の策定、有事の際の対応、外部委託する際のセキュリティ確保など、多種多様なスキルが認定されます。

合格率は50%前後ですから、しっかり対策すれば合格できるでしょう。

基本情報技術者と同様、試験はCBT方式で行われ、上期・下期それぞれに実施期間が設けられます。受験日や時刻は選べますが、受験できる機会は1つの期間につき1回限りですので注意してください。

中級者(実務経験1~3年)向け資格

実務経験が1~3年にもなると、ひと通り仕事にも慣れてくるもの。
より責任のある仕事を任されたいという思いも出てくることでしょう。ステップアップするためにも、以下の資格取得をおすすめします。

応用情報技術者(AP)

応用情報技術者試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール 年2回(4月・10月)
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト 応用情報技術者試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

応用情報技術者はシステム開発のプロジェクトにおいて、即戦力の証明となる資格です。
例えば開発業務はもちろん、設計から運用・保守まで一通りの業務をこなすことが可能です。また技術調査や情報戦略の立案において、活躍できるスキルも認定されます。

プロジェクトメンバーとしては十分なスキルを備えており、プロジェクトリーダーを目指せるレベルのエンジニアといえるでしょう。

試験は4月と10月に、筆記試験で行われます。午前試験はマークシート、午後試験は記述式です。

基本情報技術者よりも高度なぶん、技術面だけでなくマネジメントや経営・情報戦略という観点でも、より深い知識とスキルが求められます。

また合格率は20%台前半であり、基本情報技術者の合格者が受験することを考えると簡単な試験とはいえません。

データベーススペシャリスト試験(DB)

データベーススペシャリスト試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール 年1回(10月)
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト データベーススペシャリスト試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

企業が情報システムを用いる際は、データベースの活用が欠かせません。
この試験に合格すると、データベースに関するスペシャリストとして認定されます。

特定のデータベースシステムに依存しないことは、特徴のひとつ。
加えてデータベースシステムの構築・運用からテーブルのレイアウト、パフォーマンス向上など、データベースに関する幅広い知識やスキルを求められることが特徴です。

試験は10月に、筆記試験で行われます。午前試験はマークシート、午後試験は記述式です。
午後の試験は事例をもとにした出題もあるため、業務経験に基づく高いスキルが求められます。また合格率は15%前後であり、難易度の高い試験に挙げられます

上級者(実務経験3年以上)向け資格

実務経験が3年以上ともなると、プロジェクトリーダーなど責任のある地位を任される人も出てくることでしょう。
より高いレベルの仕事をするためにも、以下の資格にチャレンジすることをおすすめします。

それぞれの資格について、詳しく確認していきましょう。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール 年1回(10月)
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト プロジェクトマネージャ試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

プロジェクトマネージャはシステム開発プロジェクトの「ヒト・モノ・カネ」を取り仕切る、花形といえる職種です。
技術力は当然として、統率力、予実管理やリスクマネジメントも欠かせないスキルに挙げられます。

顧客の依頼を正しく読み取り、必要に応じて交渉するスキルも欠かせません。プロジェクトマネージャの資格を取ることで、システム開発を率いる高いスキルが認定されます。

試験は10月に、筆記試験で行われます。
午前試験はマークシート、午後試験は記述式と論述式です。

論述試験ではご自身の経験をもとに、題意に沿って解答しなければなりません。また合格率は15%前後 。受験者層を考えると、難易度の高い試験に挙げられます。

システムアーキテクト(SA)試験

システムアーキテクト試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール 年1回(4月)
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト システムアーキテクト試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

システムアーキテクトは、要件定義や設計といった上流工程に特化した資格です。

顧客の要求を正しく把握した上で、業務改善・改革に役立つシステムの設計をすることは重要な役割に挙げられます。

OSやミドルウェアを、適切に選択することも重要。
ときには業務知識も活用し、顧客に対してより良い方法を提案する場面もあるでしょう。システムアーキテクトの資格を取ることで、これらの業務を遂行できるスキルが認定されます。

試験は4月に、筆記試験で行われます。午前試験はマークシート、午後試験は記述式と論述式です。論述試験ではご自身の経験をもとに、題意に沿って解答しなければなりません。
また合格率は15%程度であり、受験者層を考えると難度の高い試験となっています。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
実施機関 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験スケジュール 年1回(4月)
受験料(税込) 7,500円(2024年2月現在)
公式サイト ネットワークスペシャリスト試験 試験情報|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 

この試験は、ネットワークのプロフェッショナルを認定するものです。
ベンダーフリーの資格であるため、特定の製品に関する知識は求められません。一方で有線から無線まで、ネットワークに関する幅広い知識やスキルを求められることが特徴です。

加えて試験に合格するためには、企画や要件定義から保守・運用まで、さまざまな工程において高いスキルを持っていなければなりません。
試験の合格により、高いスキルを持つネットワーク技術者として認定されます。

試験は4月に、筆記試験で行われます。
午前試験はマークシート、午後試験は記述式です。午後の試験は事例をもとにした記述式ですから、高いスキルが求められます。また合格率は12~15%程度と、難易度はかなり高くなっています

3)SE・ITエンジニアに役立つベンダー資格一覧

●ベンダー資格の特徴 ・難易度が幅広い ・受験日や時間を都合にあわせて選べる ・特定の製品とリンクする資格がある ・有効期限が設けられていることも 「oracle、Linux、AWSなどのサービスを軸にキャリアを進む人はvender系の資格がおすすめ」

ここまでは国家資格を取り上げてきましたが、ベンダー資格もSE・ITエンジニアに役立ちます。運営元はOracle社やシスコなどのIT企業や、LPI-Japanなどの団体となっています。

ベンダー資格は国家資格よりも、はるかに種類が多いことは見逃せません。加えて以下の通り、国家資格とは異なる特徴があります。

  • エントリー向けからスペシャリスト向けまで難易度が幅広い
  • 受験料が1万円以上と、高額な試験も多い
  • テストセンターで端末を使って行う試験が多い
  • 受験日や時間も都合にあわせて選べる
  • 特定の製品とリンクする資格がある
  •  
  • 取得後、有効期限が設けられている資格がある

受験するベンダー資格を選ぶ基準として、IT業界で評価されているかどうかは重要な要件です。
以下に代表的な3つの資格を紹介します。いずれも著名な資格ですので、ご自身のキャリアと大きく関わると判断できそうなら、目指すことを検討してみてください。

SE・ITエンジニアに役立つベンダー資格一覧

オラクルマスター

ORACLE MASTER Portal オラクル認定資格制度|Oracle University
実施機関 日本オラクル株式会社
試験スケジュール 随時受付・実施
受験料(税込 2024年2月現在)
  • Bronze DBA 12c:26,600円
  • Bronze SQL基礎I:13,600円
  • 12c SQL基礎:13,600円
  • Oracle Database 12c: Administration:26,600円
  • Oracle Database 12c: Advanced Administration:26,600円
  • ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 12c 実技試験:238,000円
  • ※時期によって、受験料割引などのキャンペーンがあります。
公式サイト ORACLE MASTER Portal オラクル認定資格制度|Oracle University

Oracle Databaseの管理スキルを証明する資格です。
DB技術者にとって必要なスキルの習得と、新機能の採用やプロジェクトへの参画の幅を広げられます。

Cisco Certified Network Associate(CCNA)

CCNA - Training & Certifications - Cisco
実施機関 シスコシステムズ(Cisco Systems)
試験スケジュール 随時受付・実施
受験料(税込) 42,900円(2024年2月現在)
公式サイト CCNA – Training & Certifications – Cisco

アソシエイトレベルの職務に備えるための認定プログラムです。
受験に際しては、以下の条件を満たしていることが望まれます。

  • 1年以上のシスコソリューションの実装および管理経験
  • 基本的なIPアドレス指定の知識
  • ネットワークの基礎に関する深い理解

Linux技術者認定試験

IT資格といえば LinuC(リナック) _ Linux技術者認定試験LinuC _ LPI-Japan
実施機関 LPI(Linux Professional Institute)
試験スケジュール 随時受付・実施
受験料(税込 2024年2月現在)
  • LinuC:15,000円
  • LPIC:15,000円(LPIC-3のみ30,000円)
公式サイト Linux技術者認定試験LinuC|LPI-Japan

「クラウド」「オープンソースのリテラシー」「システムアーキテクチャの知見」を含む、Linux技術者としてのスキルを証明する認定資格です。

まとめ)目指すキャリアにあわせた資格を取得し、ご自身の価値向上につなげよう

ここまで解説した通り、資格にはさまざまなものがあります。国家資格はもちろん、評価の高いベンダー資格が多数あることもおわかりいただけたことでしょう。

経験年数やレベル、キャリアパスにより、目指すべき資格は分かれます。あなたが目指すキャリアにあわせて、取得する資格を選びましょう。

また弱点を強化する目的で資格を取得することも、よい方法のひとつです。本記事で紹介した資格のなかには合格率が低いものも多数ありますが、豊富な経験を積んだうえでしっかり試験対策を行えば、合格も十分に可能です。

SE・ITエンジニアは資格がなくても仕事はできますが、資格があることでスキルを客観的に裏付けることができます。適切な資格を選んで取得し、ご自身の価値向上につなげましょう。

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]