『みんなの転職「体験談」。』
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27歳、事務職から未経験でシステムエンジニアに転職|私の転職体験談

みみちゃん さん(女性 27歳 東京都)
成功!

転職前

BEFORE
職業
製造業
職種
事務職
従業員規模
50名
年収
250万円

転職後

AFTER
職業
IT・システム開発
職種
システムエンジニア
従業員規模
100名
年収
400万円

目次

みみちゃんさんの転職ストーリー

1これまでの私

事務職で、毎月100時間のサービス残業の日々。

イメージ図:事務職で、毎月100時間のサービス残業の日々

私が転職をしたのは、24歳の時です。
知人の紹介で事務職として入社した、製造業の会社でした。

製造業の事務職とは

製造業の事務職は、製造現場や営業部門をサポートするための各種事務作業を担当します。
受発注管理や在庫管理、データ入力、電話応対など、製造プロセスの円滑な進行をサポートする重要な役割を果たします。

製造業の事務職の主な仕事内容

仕事内容 説明
受発注管理 顧客からの注文を受けて発注処理を行い、製造部門や倉庫と連携して納期や出荷スケジュールを調整します。正確な受発注データの入力も担当します。
在庫管理 製品や部品の在庫状況を把握し、適正在庫を保つための管理を行います。製造部門と連携し、在庫不足や過剰在庫が発生しないように調整します。
出荷手配 顧客への製品出荷の手配を行います。物流業者との連絡や出荷スケジュールの確認、出荷に関する書類作成なども担当します。
書類作成 見積書や納品書、請求書など、取引に必要な書類を作成します。取引先に送付する資料や社内向けの報告書の作成も含まれます。
電話・メール対応 顧客や取引先からの問い合わせに対応します。納期や在庫に関する問い合わせやクレーム対応、社内各部門との調整も行います。

そこでは、社員の年齢層がとても高く、皆「仕事はパソコンよりも紙のほうがやりやすい」といった人たちが多くて。
自然とPCを扱う業務は私の役割として集中されることが多く、非常に忙しい日々を送っていました。

残業は毎月100時間以上こなしていました。ですが、残業手当は支給されず、昇給もありませんでした。

社長

「悪いんだけど、うちでは今後も昇給・残業代の支給はできない」

──就職して1年ほど経ったある日、社長に直接告げられた言葉です。
つまり、俗にいう「ブラック企業」だったんです。

幸い、実家から車で30分ほどで通勤できたため、それでなんとか生活できている状態でした。

一緒に住んでいた両親には仕事のことで心配をかけたくなく、私は職場のことを「頼られている」「忙しいがやりがいのある仕事だ」と説明していました。

2転職のきっかけ

社長の理不尽な要求に、段々と社員が減っていって…。

イメージ図:社長の理不尽な要求に、段々と社員が減っていって…。

入社して3年ほど経って、入社時にいた私の先輩たちは、そのときには殆ど辞めていました。
その間も社長の理不尽な要求が多かったからです。

決定的だったのは、ある日、退職予定だった同僚が「有給休暇を消化したい」と言ったことをきっかけに、社長からの露骨な嫌がらせやいじめが始まったことです。

(こんな上司の下ではもう働けない…。)

私はそんな社長の態度を見て、このときはっきりと転職を決意しました。

決意した後気は楽になりましたが、待っていたのは「膨大な量の引継ぎ」でした。
私は退職願いを出す半年ほど前から少しずつ準備をはじめ、なんとか引継ぎの迷惑をかけることなく、円満に退職できました。

3転職中

事務職から、IT企業への未経験転職を目指して。

イメージ図:事務職から、IT企業への未経験転職を目指して。

転職活動は、退職後に開始しました。

もともとPCや機械が好きで、前職でもPC関係の業務を中心に行っていたため、未経験ながらIT業界に就職先を絞って転職活動を行いました。

マイナビ転職に掲載されていた沢山のIT企業の中から、家から通いやすい企業をピックアップし、数社面接を受けました。

「未経験の業種に応募しても相手にされないのではないか」と不安がありましたが、活動して1ヵ月経ったあたりから、何社か内定をいただけたのです!

なかでも、現在勤務している会社は自分のことを非常に高く評価してくださり、未経験ながら前職より高い報酬を約束してくれました。

「これで、やっと両親を安心させられる」と思ってほっとしたのを覚えています。

4転職後

必死に努力し、1年後には「チームリーダー」に。

イメージ図:必死に努力し、1年後には「チームリーダー」に。

転職先は、教育系のWebサービスを開発する会社です。そこで私はプログラマーとして働き始めました。

Webサービスのプログラマーとは

Webサービスのプログラマーは、インターネットを介して提供されるアプリケーションやサービスの開発を担当する技術者です。
バックエンドからフロントエンドまで幅広い技術を駆使して、ユーザーが快適に利用できるWebサービスを構築します。

Webサービスのプログラマーの主な仕事内容

仕事内容 説明
バックエンド開発 サーバーサイドのロジックやデータベースの設計・開発を担当します。ユーザーのリクエストに対して適切なデータを処理・返却するシステムを構築します。
フロントエンド開発 ユーザーが直接操作する部分(UI)の開発を行います。HTML、CSS、JavaScriptなどを使用し、使いやすく視覚的に魅力的なWebページを作成します。
APIの設計・実装 他のサービスやシステムと連携するためのAPIを設計・実装します。APIを通じて、外部システムとのデータ交換や機能統合を可能にします。
データベース管理 Webサービスで扱うデータを効率的に保存・管理するために、データベースの設計や最適化を行います。スケーラビリティを考慮したデータ管理も重要な業務です。
パフォーマンス最適化 Webサービスが高負荷の状態でも快適に動作するように、サーバーやデータベース、コードの最適化を行います。ページ読み込み速度やサーバーのレスポンス速度の改善も含まれます。

前職と違い、非常に年齢層が若い会社でした。
年齢が近いこともあり、社員同士の仲が良く、非常に活気のある社風で良い刺激を受けられました。

昇給や残業代の支給はもちろんのこと、資格取得手当も充実しており、手に職をつける絶好の環境であると感じました。

少し「ちょっと…」と思ったのは、男性が多い職場だったせいか、「女だから」「女のくせに」と言われることが何度かあったことです。

ですが、直属の上司には恵まれて、私のことを性別に関係なくしっかり評価をしてくれました。
そして1年後には、私は「チームリーダー」として活動するまでになりました。

更には、「技術でも誰にも負けたくない!」気持ちから、業務に関連する難関資格を複数取得して、社内で「優秀社員」として表彰して頂きました。

5その後、どうなったか。

社員全員が働きやすい環境を作っていきたい。

イメージ図:社員全員が働きやすい環境をつくっていきたい。

転職してよかったな、と思いますね。
ですが、今思うと、前職に勤めていた時は、「ブラック企業だから」「社長が横暴だから」とすぐに周りのせいにして自分の殻に閉じこもっていたな…と思うようになりました。

もちろん、環境や上司との相性は大切ですが、転職前の当時の自分は、「周りに認めてもらう努力」をしていなかったと思います。

不平不満を言ってもきりがありませんし、何も生みません。

現状に不満があるのであれば、資格を取得したり、改善する意見を出すべきだったと思います。

そう思えるのは、現在そうやって資格を取得したり、業務の改善案を出して、より仕事がしやすい環境を自分で作ることが出来ているからでしょう。

今後は自分だけでなく、後輩や周りの社員も仕事がしやすくなるための仕組みや働きかけを考えていきたいですね。
社員全員が働きやすい環境をつくること」──これが、私が理想と考えている、企業の在り方です。

◇ ◇ ◇

現在私は経験3年のSE(システムエンジニア)として仕事をしています。

SE(システムエンジニア)とは

SE(システムエンジニア)は、企業や組織の要件に応じたシステムの設計、開発、運用、保守を担当する技術職です。
クライアントの業務やニーズを理解し、最適なシステムを設計し、プロジェクトを通じて実装・導入を行います。

SE(システムエンジニア)の主な仕事内容

仕事内容 説明
要件定義 クライアントの業務内容や課題をヒアリングし、システムに求められる機能や性能、規模を定義します。
システム設計 要件定義に基づいて、システムの基本設計や詳細設計を行います。システム全体の構成、データベース設計、各機能の設計などを具体的に決めます。
プログラミング 設計したシステムを実際に開発・実装します。プログラミング言語を用いて、システムの機能を作り込みます。
テスト システムが正しく動作するかを確認するため、単体テストや統合テストを行います。
運用・保守 システム導入後、運用中に発生するトラブルへの対応や、必要に応じた改善、機能追加を行います。

はじめはプロジェクトのメンバーとして簡単な仕事から少しずつ習得し、現在はチームリーダーを任されています。

今後はプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとして、プロジェクトをけん引する立場になりたいと考えています。

最近では、プロジェクトマネジメント関連の資格試験を受験し、合格することが出来ました。

今はまだプロジェクトリーダーになるには経験不足ですが、今後はプロジェクトリーダーを意識して仕事をすることで、より良い成果をあげられるよう務めたいと思います。

千里の道も一歩より。

今後も確実に経験を積み、より困難な仕事に立ち向かい、成長していきたいと思います。

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