転職するかしないかを「相談できる人がいない」は73％｜みんなの意見

転職するとき

［最終更新日］2024/11/06

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回答数：136名

26%

74%

: いる

: いない

年代別

20代

30代

40代

50代以降

50%

男女別

男性

女性

50%

「「転職しようかな…」を相談できる人は、周りにいる？」｜アンケート結果

いる	26％
いない	74％

年代別・男女別の結果

年代	いる	いない
20代	24％	76％
30代	20％	80％
40代	37％	63％
50代以降	20％	80％

男女別	いる	いない
男性	19％	81％
女性	28％	72％

回答者のコメント

「いる」と答えた人のコメント

転職エージェントに相談した。求人についてというより、キャリア相談。聞いてくれるところはちゃんと聞いてくれる。（A30代 A男性）
ハローワークの担当さんによく相談しました。（A30代 A女性）
良く話します。友達も結構その手の話が多いかも。それで本当に転職するかどうかは別ですが。（A30代 A女性）
旦那には話す。でもあまり良いアドバイスはもらえない笑。結局は自分で考えないと。（A40代 A女性）
ただ、友人ではおらず体験談のような経験をした人もいない（他の人とは目先での相談しかできない）（A20代 A男性）
転職頑張る（A20代 A女性）
(^^)／＼(^^)最高（A40代 A女性）
例えいるとしても、自分の事を100%知ってる人はいる訳ないですよね。「自分の実力」と「モチベーション」を計りに懸けるしかないと思います。（相談しちゃいましたけど・・・。）（A40代 A男性）
お母さんと彼氏（A30代 A女性）
友人にも、元同僚にも、相談しました。（A20代 A男性）
20代での転職経験者は、周りを見ればたくさんいるし、相談しやすい（A20代 A女性）
同世代の友人（A20代 A女性）

「いない」と答えた人のコメント

今月で退職する予定です。今は何かやりたいことはありません。私も発達障害でこだわりが強く出来ない事が多くなりました。看護師として働く事は自信を持って言えません。この先何処に職場を決めるのがいいのか悩んでいるところです。（B50代 B女性）
後一歩の後押しが欲しいのですが、甘えと思いつつ、相談できません。家族には相談できていますが、自分の決断への相談ができません。（B30代 B男性）
信頼できないから（B50代 B女性）
この年齢での転職は難しいのではと踏み出せない。ただ耐えるしかできなくて我慢するしかない。（B40代 B女性）
思い立ったらすぐ行動に移す。家族や友人へは事後報告が多い。「転職活動中」というと、色々噂が立つし、結果決まらなかったときがいやだから。（B20代 B女性）
転職エージェントに相談はするけど、「相談相手」といえるかというと、少し疑問。あまり自分のことを見てくれているわけではないような気もする。（B40代 B男性）
誰かに言ったら筒抜けな職種なのでなかなか言えない（B20代 B女性）
一人暮らしなので。派遣社員なので職場での関係も表面的なので、そういうリスクのある話もあまりしない。（B20代 B女性）
自分で決める。自分の人生だから。（B20代 B男性）
嫁に言っても反対されるだけなので。最初から自分で決めます。（B50代 B男性）
独身なので。この歳になると、普段から話せる友達も少なく、会社も見渡せば若い人ばかり。孤独なものです。（B40代 B男性）
看護師を続けたいけれど、病棟勤務以外した事がないのでどこで働けばいいのか分からないです。（B30代 B女性）
公務員からの転職を考えていますが悩んでいます。（B20代 B女性）
転職する勇気が欲しい（B40代 B男性）
転職したいが勇気がありません。自信もなくて（）
いないです。（B30代 B女性）
心配もされるし、反対もされるでしょうし、家族にはとても言えません。（B40代 B男性）
転職って、周りからしたら具体的にアドバイスしづらい内容だとおもう。から、しない。（B20代 B女性）

: 「『転職しようかな…』を相談できる人は、周りにいる？」のアンケートで、「いる」と答えた方は、全体の27％。「いない」と答えた方は、全体の73％という結果になりました（2024年11月現在）。

家族や友人などの近しい人には、「反対される」「わかってもらえない」といった理由で相談できないという意見が多かったのも印象的でした。

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１）転職を考えているときに「相談する人がいない」は73％

アンケート「『転職しようかな…』を考えているときに、相談する人はいますか？」で、「相談する人はいる」と答えた人の割合は27％、「いない」と答えた人は73％でした。

「いる」と答えた人は40代が最も多くなっています（年代別「いる」と答えた人の割合　20代：24％　30代：20％　40代：38％　50代以降：20％）。

また、男女別では男性で「いない」と答える方が女性と比べて多かったです。
（男女別の割合　男性「いる:19％　いない:81％」　女性「いる:29％　いない：71％」

「相談する人がいない」と答えた人の、その理由は？

「相談する人はいない」と答えた人は、どのような意図・背景があるのでしょうか。
アンケートのコメント内容について、観てみましょう。

相談しない理由についての言及のあったコメント（一部抜粋）

「転職って、周りからしたら具体的にアドバイスしづらい内容だとおもう。だから、しない」（女性 20代）
「誰かに言ったら筒抜けな職場なのでなかなか言えない」（女性 20代）
「一人暮らしだから相談する家族はいない。派遣社員なので職場での関係も表面的なので、そういうリスクのある話もあまりしない」（女性 20代）
「自分で決める。自分の人生だから」（男性 20代）
「独身なので。この歳になると、普段から話せる友達も少なく、会社も見渡せば若い人ばかり。孤独なものです」（男性 40代）
「嫁に言っても反対されるだけなので。最初から自分で決めます」（男性 50代）
「心配もされるし、反対もされるでしょうし、家族にはとても言えません」（男性 40代）

上記のコメントを見ると、相談できない理由は様々あるものの「相談はしたいが、できない」という想いが垣間見えます。
不要に職場の周囲の人たちに知られてしまうリスクや家族に心配・反対されてしまうという意見が多く見られました。

「自分で決める。自分の人生だから」（男性 20代）という意見もありましたが、こうした「相談不要」論を挙げる人は少数派でした。

「相談する人はいる」と答えた人の多くは、具体的にだれに相談している？

相談先は、家族・友人・同僚・転職エージェント…　「相談はするけど、あまり期待はしていない」

「『転職しようかな…』を相談する人がいる」と答えた人の具体的な相談先は、家族、友人、会社の同僚、転職エージェント、ハローワークなどが見られました。

ただし、以下のように「相談するけれど、あまり期待していない」という意見も散見されました。

「旦那には話す。でもあまり良いアドバイスはもらえない笑。結局は自分で考えないと」（女性 40代）
「例えいるとしても、自分の事を100%知ってる訳ないですよね。「自分の実力」と「モチベーション」を計りに懸けるしかないと思います。相談しちゃいましたけど・・・」（男性 40代）
「他の人とは目先での相談しかできない」（男性 20代）
「良く話します。友達も結構その手の話が多いかも。それで本当に転職するかどうかは別です」（女性 30代）

２）実際に転職活動に踏み切った人の相談する・しないの割合は

今回のアンケートは、「転職しようか、まだ決めていない」フェーズでの相談相手の有無についてでしたが、実際に転職すると決定したあとはどうでしょうか。

以下は、みんなの転職「体験談」。で直近転職活動を行った方100人における、転職での相談相手の有無の結果です。

転職活動時に、相談相手はいた？　相談相手はいた：91％　相談相手はいなかった：9％

データ元：みんなの転職「体験談」。 2021年4月～2024年11月までの体験談投稿者100名のデータより算出

いざ転職活動に踏み切った際は、上記のようにほとんどの人が相談相手を持っていることがうかがわれます。

「相談相手はいた」と答えた人の、実際の相談先は以下のとおりです。

転職活動時の相談相手は？（複数回答）　友人（プライベート）：21人　家族：41人　会社の同僚・上司：14人　仕事上の知人（社外）：13人　ハローワーク：35人　転職エージェント：43人　その他：8人

データ元：みんなの転職「体験談」。 2021年4月～2024年11月までの体験談投稿者100名のデータより算出

このうち、約半数の人が1箇所ではなく複数個所の相談先を利用しています。
また、まったく相談しない人や1箇所のみ相談する人と比べて、複数個所に相談する人は転職後の満足度が約2倍高まっていることが確認できました。

３）「転職しよう」と決心してからは相談する。それまでは相談しない？

ここまでのアンケートと調査の結果から、「転職しようと決心してからは相談するが、それまでは相談しない」人が多いことがわかります。

ですが、そもそもの「相談」のメリットとは、「多様な視点を得ること」および「不安などのネガティブ感情を除去すること」にあります。

転職しようかどうしようか迷っている時こそ、相談の恩恵を受けるべきでしょう。

一方で、転職エージェントやハローワークは（基本的に）転職の意思を固めた人に対してサポートを提供する相談窓口のため、決心前の相談先として機能しない場合もあると思います。

また、家族への相談は相手から心配される（ときに反対される）ことがあるでしょうし、会社の同僚・上司への相談は前述のアンケートコメントにあった通り「退職意思が誇張されて広まってしまう」等のリスクがあります。

こうしたところに、転職を決定する前の相談の難しさがあるのでしょう。

「相談を受け入れてくれるか」ではなく、「新しい視点を得られるか」で相談先を決める

私たちは他人に相談する際に「この人は自分の相談を聴いてくれるか」、「期待する回答を得られるだろうか」を考えてから相談するかしないかを決めることが多いと思います。

ですが、転職するかしないかの際は、「新しい視点を得られるか」の観点で相談相手を選ぶべきでしょう。

判断に迷う時とは往々にして、自分の中に充分な判断材料がないために起きるものです。
そして、不足した判断材料はたいてい自分の生活圏や思考範囲の外側にあります。

いつもと同じ生活・行動をしていても、その材料が揃うことはないでしょう。家族や会社の同僚など、ライフスタイルや価値観の近しい人への相談から新しい視点を得られることはそれほど多くないかもしれません。

一方で、あなたと全く違った働き方や生活をしている人からは、これまでの固定観念を覆すような意見・アドバイスを得られやすいはずです。
別業種で働く知人や、しばらく会ってなかった地元の友人などへの相談を検討してみると良いと思います。

それから先に挙げた「転職エージェント」においても、最近では「転職するかどうかの相談の受付も可能」とするサービスもいくつか見られるようになっています。

そうした相談先をなるべく複数持って、意見の偏りが出ないように新しい視点を吸収していくのが望ましいでしょう。

公式サイト上で「相談のみも可能」としている主な転職エージェント

サービス名	マイナビジョブ20's	リクルートエージェント	マイナビエージェント	パソナキャリア	LHH転職エージェント	ヒューレックス
メリット	20代既卒・第二新卒に特化転職後定着率93.6%	国内No1の求人数＆実績的確かつスピーディなサポート	20代～30代の転職に強いじっくり・丁寧なサポート	利用者の67.1%が年収アップ全都道府県に拠点	人材紹介会社「アデコ」が運営法人営業とコンサルタント兼任	地方独自の求人紹介が可能求人のマッチング度が高い
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公開求人数	約5,700件	約49万件	約6.9万件	約4.0万件	約1.5万件	約2.6万件
得意業界/職種	営業・技術職・販売など	全職種・業種	IT・通信、メーカー、介護など	製造、IT・通信、不動産など	IT、メーカー、金融など	営業職、技術職、ITエンジニアなど
対応拠点	◎全国	◎全国	◎全国	◎全国	関東・関西・東海	宮城・東京・愛知・大阪・福岡・沖縄
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