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転職エージェントに“本音”はどこまで伝える?プロが教える本当の話

[最終更新日]2026/04/25

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転職の裏側 転職活動で大切なことは「本音で話すこと」転職エージェント・キャリアアドバイザー インタビュー

「転職の裏側」シリーズでは、採用担当の人事の方々や転職エージェントからの、転職活動を行う際の「核」となる情報をお伝えしていきます。

第一回は、「転職エージェントにはどこまで本音で話すべき?」。

お話しいただくのは、大手転職エージェントで長年キャリアアドバイザーとして多くの転職者の方々を転職成功に導いた宮野木さん(仮名 男性)。

この記事でわかること(早見表)

  • 転職エージェントには本音を話すべき?
    → 基本的にYES。本音を話さないと求人のミスマッチが起きやすい。「企業への伝え方」はエージェントと一緒に整理する。
  • 希望年収はどう伝えるべき?
    → 希望年収と最低受諾ラインの2段階で伝えると交渉しやすい。低く言いすぎると交渉余地が縮まるので正直に伝えることが重要。
  • 転職理由の本音(お金・人間関係)はそのまま伝えていい?
    → エージェントには正直に話してOK。企業向けの「ポジティブな転換理由」はエージェントが一緒に作り上げてくれる。
  • 複数のエージェントを同時に使っていることは言うべき?
    → 正直に伝えて問題なし。担当者が競争意識を持ち、より積極的なサポートをしてくれることが多い。
  • 担当者と合わない場合はどうすればいい?
    → 担当者変更を申し出ることができる。合わないと感じたら早めに伝えるか、別のエージェントに切り替えることを検討する。

目次

今回インタビューを受ける人

宮野木 哲さん

30代 男性
某大手人材紹介会社のキャリアアドバイザー。毎月20~30名の求職者との面談を行い、転職に関するアドバイス・サポートをする。

1)転職エージェントをきちんと利用すれば、まず転職自体はできるはず。

転職で「内定をもらう」と「転職成功する」は別の話

「転職成功」といえる状態って…?

今日は、よろしくお願いいたします。
早速ですが、これまでキャリアアドバイザーとして多くの転職活動者を支援した宮野木さんが考える、「転職を成功する人にある共通点」についてお話しください。

宮野木さん

いきなり核心をついてきましたね笑 まず、「転職成功」をどう定義するかですよね。
今は有効求人倍率(※)も高く、言ってしまえば売り手市場。つまり、転職者数より求人数の方が多い。

「転職する」という行為のみを成功とみなすのなら、(仕事内容や労働環境を選ばなければ)だれでも成功出来てしまうでしょう。

たしかに、その通りかもしれませんね。

宮野木さん

ただ、そこには「自分の希望にかなった」転職かどうかは含まれていない。それに、誰だって転職する際は今の職場に不満や物足りなさを感じている訳ですよね。ですので、せっかく転職したとしても、それら不満や物足りなさが解消できていなければ、その転職は「成功」とは言いにくいでしょう。

実際、「数ヵ月前に転職したばかりですが、やっぱり違うなと思って、もう一度転職活動を始めたい」と言ってくる転職者の方は少なくありません。

※有効求人倍率とは

有効求人倍率とは、「仕事の数(求人数)」を「仕事を求めている人の数(求職者数)」で割った数値のことです。
数値が高ければ、求人数が多く、相対的に求職者の数が不足しますので、転職もされやすくなります。

現在(2025年6月時点)の国内の有効求人倍率は1.26倍。つまり、求人は求職者数の3割ちかく多くあることになります。

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年3月分)について

「後悔のない転職」ができたかどうか

後悔のない転職をするには…?

宮野木さんの言う「転職成功」とは、どのようなイメージでしょうか。

宮野木さん

後悔のない転職ができたかどうか」で見ると良いかもしれませんね。人は後悔の念が強まると、前向きなエネルギーが弱まる傾向があります。

また、仕事では常に成長が求められます。転職の結果が成長にブレーキをかけてしまうものでしたら、成功とは言いにくいでしょう。

なるほど。では、それら転職成功の条件を満たすうえで、実際の活動ではどんな点を意識していくとよいでしょう。

宮野木さん

大きくは2つでしょうか。「熱意」と「本音で話すこと」です。

正直、業務スキルは(この2つと比べれば)それ程重要ではないです。

企業が求めるスキルレベルに達していなければ転職成功は難しいのですが、そこで求職者が「伸びしろ」を熱意持ってアピールできれば話は変わってきます。

転職活動者が、企業が求めるスキルに達していなくて、かつそのスキルを克服しようという熱意がない状態は、そもそもその求人を選んでいること自体が誤りですので、「転職の成功・失敗」よりも前段の話になるでしょう。

もし一つの求人に複数の応募者がいて、どの応募者も企業の求めるスキルに一定達しているとしたら、その企業は「このなかで更に高いスキルを持つ人」を選ぶのではないでしょうか。

宮野木さん

たしかにそのケースはあります。ですが、選考の最終フェーズにおいてはスキルよりも、転職者の「熱意」や「(求職者と企業の)共感度合」が決め手になることの方が多いです。

また、そもそもこの2つが不足していると、いわゆる「ミスマッチ採用」も起きやすくなります。

スキルがあれば内定は貰えるかもしれない。しかしながら、「内定をもらう=転職成功」ではないとお伝えしましたとおり、それだけでは不十分です。

私たちキャリアアドバイザーが求職者の方々を転職成功に導くためには、まず「ミスマッチ採用」をなくしていくことを意識します。
そして、そのためには求職者の方々の「熱意」と「本音で話すこと」が不可欠になってくるのです。

2)転職者に求められるのは、「熱意」と「本音で話すこと」

ミスマッチ採用をなくすために─。熱意を持って活動、本音で話すこと

なぜ、ミスマッチ採用を無くしていくために、「熱意」と「本音で話すこと」が必要となってくるのでしょう?

宮野木さん

まず、熱意がなければ転職活動自体続けられないでしょう。仮に続けられたとしても、妥協してしまうかもしれない。

熱意の度合いは、転職活動時の「活動量」からも垣間見えます。例えば、求職者の方が転職エージェントに初めて相談に来て、その後転職活動をする人は全体の50%程、つまり、2人に1人の割合なんです

転職エージェントに相談に来て、その後本当に活動をする人は2人に1人

転職エージェントの相談後実際活動するのは2人に1人?

え、そんなに少ないんですか?

宮野木さん

そうですね。まあ、転職エージェントへの相談は、まだ「転職したいけれど、具体的に行動を移そうかどうしようか」という状況の人も沢山来ますからね。
そういう人はそういう人で、転職エージェントのキャリアアドバイザーから色々情報を聴けるのはメリットもあるでしょう。

ただ、「転職活動を続けよう」と思われた人も、その後転職エージェントにお電話や来訪などで再度相談する人はまた少なくなって、ここでまた半分くらいになります。相談に来ない方は、現職で忙しくされているんでしょうけれどね。

転職活動をされている方々には、もっと私たち転職エージェントのキャリアアドバイザーを上手く使ってくれれば良いのに、とよく思います

「再度転職エージェントに相談に来られる方」というお話がありましたが、そういった行動を取る人の方が転職活動はうまく行くんでしょうか?

宮野木さん

結果的にはそうなることが多いです。

私たちキャリアアドバイザーとの接点を多く作っていただけると、その分こちらからもアドバイスが多くできるようになりますから。

すると、私たちも求職者の方々によりフィットする求人情報を渡せるようになります。そうすると、前段でお話したような企業との「ミスマッチ」も起こりにくくなるのです

なるほど、だから「熱意」の云々が「ミスマッチ」と関わってくるんですね。

宮野木さん

そうですね。それともう一つ、転職エージェントのキャリアアドバイザーとは「本音で話していく」こと。これが、転職を成功していく上で一番重要だと、私は思っています。

「本音」を言うからこそ、キャリアアドバイザーは適切に、かつ想いを持って活動できる

転職成功のために大事なのは転職エージェントに本音で話す事

なぜ、キャリアアドバイザーに本音で話すことが、転職成功でそれ程大事になるんでしょうか?

宮野木さん

転職の希望を、「本音」で話してくれないと、こちらも本当にその方にとってベストな求人情報を提供できないからです。

例えば、ある20代SEの求職者の方でいたのですが、その方は「年収アップ」と「スキルアップ」を転職の目的・ゴールにされていました。

ですが、本当は「残業の無い働き方」を強く求められていたのです。

結果どうなったかというと、晴れて転職は決まりましたが、残業が以前よりも格段に多くなってしまい、半年経って「やっぱりここじゃない」と、再度転職の相談に来られました。

その後、もう一度その方と、「次の転職で目指したい目標・ゴール」について話し合って、その時に、「実は、もっとプライベートを充実したい(プライベートの時間を確保したい)気持ちがあった」というのを打ち明けてくれて。「もっと早く言ってくれれば良かったのに」と言いました笑。

ですが、それからはとてもスムーズに転職活動が進みましたね。求職者の方の本当の希望を把握できたので、私たちキャリアアドバイザーとしても、マッチする求人情報を探しやすくなりましたし、アドバイスも適切に行えました

なるほど…、たしかに、本音で話したほうが転職のミスマッチングをなくしていけそうですね。でも、一方で「残業の無い働き方」を希望する気持ちを最初に話せなかった、その求職者の方の気持ちもわかるような気がします笑。

宮野木さん

そうですね笑。特に日本人は奥ゆかしいところがあるから、転職希望に「残業を減らしたい」とか「年収を上げたい」とか、言いにくいなと感じる人が多いんでしょうね。

ですが、どちらの希望も、あって当然だと私は思っています。皆さんそれぞれの人生を生きていらっしゃって、ご家庭もあるでしょうし、「仕事だけでなく、きちんと家庭(プライベート)の時間も確保したい」と思う気持ちがあるのは至極当然のことです。

また、「年収を上げたい」という希望も同様ですね。私たちは皆、人生の大半の時間を費やして仕事に従事している訳ですから、相応の対価を求めるのは当然の要求でしょう。

そして、そういう希望・要求を叶えられる職場(求人情報)も、あります。
だから、それら希望・要求をOPENにしても、きちんと求職者と企業とニーズがマッチングすれば、困る人は誰もいない。

私たちキャリアアドバイザーとしても、本音で言ってくれた方がアドバイスもしやすくなりますし、何より、「私たちも本音で応えよう」という気持ちになれます

3)転職理由は、「用意するもの」ではなく「探求するもの」

キャリアアドバイザーと話すことで転職理由の「探求」ができる

ちなみに、求職者の方々の「本音の転職理由」ってどういうのが多いんですか?

宮野木さん

やはり一番多いのが、「年収(収入)」ですね。

今の給料に不満があったり、目標として「年収〇〇万円」という風に掲げていたり。大体、求職者の約50%が、「年収(給料)UP」を一番の転職理由としています。

へー!年収アップの転職って、そんなに多いんですね。

宮野木さん

ええ、その他「職場の人間関係へのストレスや疲れ」が20%程。

「もっと違う働き方がしたい」というようなキャリアチェンジの希望も同じく20%くらいですね。このあたりが上位の転職理由といったところでしょう。

「本音の転職理由」は、本当に企業に受け入れられるか

本当の転職理由を企業に言っちゃってもいいの…?

ところで、そういった本音の──いわば赤裸々な求職者の方々の転職理由は、企業側の方ですんなりと受け入れてもらえるんでしょうか?

宮野木さん

そのままダイレクトな表現のままでは、受け入れられにくかったりすることもあるでしょうね。
そして、そういう時こそ、私たち転職エージェントのキャリアアドバイザーを上手く使ってほしいな、と思います。

どういうことかというと、転職の際の理由や希望って、多くの場合一つではないですよね。大抵の求職者の方々は、3つ以上あります。

そして、それらを丁寧に整理して見ていくと、もっと上位概念としての、真の理由がみつかったりするんです。

例えば、IT業界のSE職の求職者の方で、「年収を上げたい」、「残業時間を減らしたい」、「皆が明るい表情で仕事出来ている環境で働きたい」という転職理由(希望)があったとします。

これら気持ちの背景には、「組織・チームの皆が成果を出していくために、意欲的かつ効率的に協働していける、そんな働き方を(求職者は)求めており、自身もそんな環境づくりに貢献したいという、強い想いがある」という風なのかもしれません。

もしそうだとしたら、そういう本当の想いを、求人企業側に伝えていくと良いですよね

うわあ、一気にポジティブな転職理由になりましたね笑

宮野木さん

実際、転職理由のほとんどはポジティブな側面があるんですよ。人ってそもそもそういうものなんじゃないですかね。

ネガティブな気持ちになっているのは、「こうありたい」というポジティブな願いの裏返しだったりしますから。

そして、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求職者の方々のそういう「本当の理由・想い」を探求する作業をお手伝いするのも、一つの大切な役目だと思っています。

求職者の方は、転職理由を「用意しよう」という風に考えがちですよね。でも実際は、こういう風に「探求していく」ものだと思います。

その探求は、一人でやるよりもキャリアアドバイザーと一緒にやったほうがまさしく効率的です。
そういう意味で、求職者の方々は、私たち転職エージェントを上手く活用してくれると良いな、と。

「キャリアアドバイザーとの相性」が気になるときは?

なんか本音で話しにくい…相性のせい?

でも、そういう風にキャリアアドバイザーの方と腹を割った話をするのって、求職者からすると「相性」の問題も出てきそうですよね。「この人に、本音で話したい」と思う時もあれば、「この人には話したくない」みたいな。

宮野木さん

仰る通りです。求職者の方々は、複数の転職エージェントに登録して、そこで「この人と一緒に進めていきたい」と思える転職エージェント(キャリアアドバイザー)に段々絞っていく、という風に進めている方が多いです。もちろん、私たちもそう思ってもらえるように最大限取り組みます。

逆に、求職者の方々は、活動の序段で「(このキャリアアドバイザーに)本音で話せるか」であったり、「転職エージェント(キャリアアドバイザー)を見極めていこう」という意識をもっと強く持たれても良いのかもしれませんね

「どうしても本音を話したくない」理由があるとき

いじめ…パワハラ…人には言いにくい…

なるほど…。
一方で、「どうしても本音を話したくない」求職者もいるんじゃないでしょうか?例えば、前職で上司との関係性が悪化して、半ば追い出されるような形で転職する人だったり。

宮野木さん

そうですね。「本音を話せない」という方はそれ以外の理由でも多くいらっしゃいます。多いのは、ご自身の健康上──心身どちらに関することでも──でしょうか。例えば、ストレスで体調が悪化しているであったり、鬱(うつ)と診断されたであったり。

その他、職場での人間関係で、上司または同僚の人に関して強い嫌悪感を抱き、これ以上仕事を続けるのが困難になった人もいます。

それらの方々に対して、「何が何でも本音で言ってください」とは言いません。でも、もし担当のキャリアアドバイザーの方が「信頼できる」と思えたら、ぜひそれらも伝えたほうが良いだろうと、私は思います。

キャリアアドバイザーの目的は、求職者の転職希望を叶えることです。そして、それを叶えるためには、求職者のことをより良く知る必要がありますから。つまり、どんなネガティブに聞こえそうな理由があったとしても、それで優先度を下げるキャリアアドバイザーはまずいないでしょう。

求職者の方で転職への熱意をきちんと持っている限り、キャリアアドバイザー「こちらも本音で応えていこう」と対応してくれると思います。

そうすることで、前述の通り企業への面談に向けて、本当の転職理由を「探求」していくことにも繋がるでしょう。

おわりに)どうしても熱意と本音が持てない時は

考える人のイメージ

今日は、長い時間インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
最後に、転職活動の際に、今回お話された「熱意」と「本音」がどうしても持てない、といった場合のアドバイスをお願いしても良いでしょうか。

宮野木さん

何かしらの理由で、「熱意」と「本音で話すこと」ができない状態というのは、もしかしたら、まだ転職の適切な時期ではないのかもしれません。

転職は、人生の大切なターニングポイントです。また、転職すれば必ず明るい未来が切り開かれるわけではありません。もしかしたら、転職せずに今の職場にとどまったほうが、結果メリットが大きくなることだってあるでしょう。

「熱意」と「本音で話す」、これらが充分に発揮できないとしたら、一度今回の転職が本当に適切な判断なのか、振り返ってみてください。できないときは、できない理由があるものですから。

そして、「やっぱり留まろう」となるのなら、それはそれでありだと思います。

ですが、それでも転職しなくてはいけない状況になることもあるでしょう。例えば、有期雇用の方の、契約満了による転職活動であったり、会社都合の解雇(リストラ)であったり──。

その際も、転職エージェントをうまく活用していただければと思います。
悩んでいたら、その悩みを正直に伝えてくれれば、私たちもできる限り最大限のアドバイスとフォローをしていきます。

参考:年代別「会社辞めたい」「仕事辞めたい」ときに意識したいポイント

FAQ|転職エージェントへの本音の伝え方でよくある質問

FAQ

Q1)転職エージェントに現職への不満を正直に話してもいいですか?

転職エージェントに現職への不満を正直に話すことは、むしろ積極的に行うべきです。担当のキャリアアドバイザーは転職活動のパートナーであり、「なぜ転職したいのか」の本音を把握することで、あなたに合った求人を紹介し、選考対策を立てることができます。「上司と合わない」「評価制度に不満がある」「残業が多すぎる」といった不満を正直に伝えることで、同じ問題が起きにくい環境の求人を優先的に紹介してもらえます。

一方で、エージェントに話した内容がそのまま企業に伝わるわけではありません。「上司のパワハラが嫌で転職したい」という本音は、企業向けには「より成長できる環境でチャレンジしたい」という前向きな転職理由に変換してプレゼンするのがプロのサポートです。エージェントには本音を話し、企業への伝え方はプロと一緒に作り上げるというスタンスが、転職活動を効率よく進める最善の方法です。

逆に不満を隠したまま転職先を選ぶと、同じ問題のある職場に転職してしまうリスクが高まります。「残業が多いのが嫌なのにそれを言わずに転職→また残業が多い職場に入る」という悪循環を避けるためにも、エージェントへの本音の開示は重要です。まずは気軽にオンライン相談から始めて、担当者との信頼関係を築いていきましょう。

Q2)希望年収はどこまで正直に伝えるべきですか?

希望年収はエージェントに対して正直に、かつ「希望年収」と「最低受諾ライン」の2段階で伝えることが最も効果的です。例えば「希望は550万円、現実的に受けられる最低ラインは480万円」という形で伝えることで、エージェントが求人の年収レンジと照らし合わせながら、あなたの条件に合う求人を最大限に探してくれます。

希望年収を低く伝えすぎることは、内定後の条件交渉の余地を自ら縮めてしまいます。エージェントは求人企業の予算情報も把握しているため、正直に希望を伝えることでより高い年収での交渉が可能になります。逆に希望年収を非現実的に高く設定しすぎると、紹介される求人の絶対数が減ってしまいます。「現在の年収+転職で実現したいアップ幅」を明確にした上で、根拠(スキル・実績)とセットで希望年収を伝えると、エージェントが企業との交渉でも根拠を示しやすくなります。

現在の年収について嘘をつくことは絶対に避けてください。内定後の入社手続きや年収証明書の提出で発覚するリスクがあり、信頼関係の崩壊につながります。エージェントには正確な現年収を伝えた上で、希望の年収レンジを率直に話しましょう。

Q3)転職の本音の理由(お金・人間関係・残業)は伝えるべきですか?

「給与が低いから」「人間関係が辛いから」「残業が多すぎるから」という本音の転職理由は、エージェントには正直に話すことを強くおすすめします。本音の転職理由を把握することで、エージェントは「給与水準が高い企業」「人間関係が良好な職場(離職率・社員口コミを確認した上で)」「残業が少ない求人」を優先的に紹介できるようになります。

「お金のために転職したい」という動機は人間として自然であり、エージェントにとっては「希望条件の絞り込み」に必要な情報です。一方で企業への面接では、「給与アップを目指して」という表現はストレートすぎる場合があります。エージェントと一緒に「より自分の能力を正当に評価できる環境を求めて」という前向きな転換理由に変換していきましょう。重要なのは「本音はエージェントに話す」「企業への伝え方はエージェントとプロセスを経て磨く」という二段構えのアプローチです。

なお、「人間関係が理由」の場合は「特定の人のせい」という言い方ではなく「チームのコミュニケーション環境を変えたかった」という整理にしておくと、面接での伝え方がより自然になります。エージェントの担当者は転職理由の「言語化・磨き方」のプロですので、気になることはどんどん相談してみましょう。

Q4)複数のエージェントを同時に利用していることは隠すべきですか?

複数のエージェントを同時に利用していることは、隠さずに正直に伝えることをおすすめします。転職活動において複数エージェントの並行利用は業界の常識であり、エージェント側も前提として理解しています。むしろ「他にも相談しています」と伝えることで、担当者が「他社より良い求人を紹介しよう」という競争意識を持ち、より積極的なサポートをしてくれることが多いです。

複数エージェント利用時の注意点として、同じ企業への応募を複数のエージェント経由で行わないことが重要です。異なるエージェントから同じ企業に書類が届いた場合、企業側に不信感を与え選考に不利になるリスクがあります。各エージェントに「どの企業に応募しているか」を共有し、重複応募を防ぐ管理が必要です。転職成功者の平均エージェント利用社数は2〜3社とされており(リクルート社調査)、複数に登録することで紹介される求人の幅が広がり、エージェント同士のサポートの質を比較できるメリットがあります。

複数利用する場合は、担当者の対応・紹介求人の質・面接対策のサポート内容を比較しながら、最も相性の良いエージェントを軸に進めていく方法がおすすめです。最終的には1〜2社に絞って集中的にサポートを受けることで、転職活動がよりスムーズに進みます。

Q5)担当のキャリアアドバイザーと相性が合わない場合はどうすればいいですか?

転職エージェントの担当者と相性が合わないと感じた場合は、早めに担当者の変更を申し出ることをおすすめします。エージェントのサービス品質は担当者によって大きく異なり、「自分のことを理解してくれない」「紹介される求人がイメージと全然違う」「レスポンスが遅い」といった問題が続く場合は、遠慮なく変更を申し出てください。担当者変更は各エージェントのサービスとして普通に対応してもらえます。

担当者変更の申し出方として、「これまでお世話になりましたが、希望とのミスマッチが続いているため、担当者を変更していただけないでしょうか」とメール・電話で率直に伝えるのが最も効果的です。担当者を傷つけないかという遠慮から言いにくい場合は、「別の担当者の視点も聞いてみたい」という言い方も自然です。担当者変更を申し出ることは転職者の正当な権利です。担当者との信頼関係が薄いまま転職活動を続けることの方が、時間と機会の両面でリスクが高いです。

担当者変更をしても状況が改善しない場合は、別のエージェントに切り替えることを迷わず選択してください。転職エージェントはどのサービスも無料で登録でき、複数に登録することが推奨されています。doda・パソナキャリア・マイナビエージェント等、担当者の質や求人の傾向はエージェントごとに異なるため、自分に合うエージェントを見つけることが転職成功への近道です。

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