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転職エージェントの上手な使い方は?現役キャリアアドバイザーが解説!

[最終更新日]2023/11/27

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転職の裏側vol.2 転職エージェントの上手な活用方法は?現役キャリアアドバイザーが紹介!

「転職エージェントを有効活用しよう」──とはよく聞きますが、どういう風に使えばよいか、今一つイメージが付かなかったりしませんか?

今回は、そんな「転職エージェントの上手な使い方」について実際にキャリアアドバイザーとして転職エージェントで働いている人の観点から、インタビュー形式で確認していきます。

目次

今回インタビューを受ける人

宮野木 哲(仮)

30代 男性
某大手人材紹介会社のキャリアアドバイザー。毎月20~30名の求職者との面談を行い、転職に関するアドバイス・サポートを行う。

転職エージェントを上手に使う為に、必ず押さえたいポイント4つ

宮野木さん、それでは今回もよろしくお願いします。
今回は、「転職エージェントの上手な使い方」というテーマでお話しできればと思っております。

宮野木さん

よろしくお願いします。──確かに、転職する方がそのあたりを知れていると、転職活動はより有意義になりそうですね。

「転職エージェントの使い方のポイント」みたいなものって、あるんでしょうか。

宮野木さん

そうですね──。
以下の4点あたりを意識すると良いと思います。

①企業研究を一緒にしてもらう
②「転職理由」を一緒に創る
③企業毎の「面接対策」を用意してもらう
④転職エージェントを「使い分ける」

ざっとこの4点を見て、具体的にどういう行動を指すか充分にイメージ付くという方は、すでに転職エージェントを上手に使えている方でしょう。
逆に、「これってどういうこと?」と思われた方は、まだ転職エージェントを上手に使えていない可能性があります。

なるほど──。それぞれ、なかなか興味のある内容ですね。
では、具体的にそれぞれの項目について、教えていただいても良いでしょうか。

使い方①企業研究を一緒にしてもらう

転職後の職場がしっかりマッチングするように、実際に企業の採用担当にヒアリングして得られる情報を共有してもらう。
宮野木さん

まず一点目、「企業研究を一緒にしてもらう」について。まあ、転職エージェントを使うとしたら、当然の話にはなるのですが。

これは、求人票の情報を共有してもらえる──ということですよね?

宮野木さん

もちろんそれも含まれますが、それだけではありません。具体的には、以下の内容も含まれます。

  • 組織の構成比率(男女比率、年齢比率など)
  • 具体的な仕事内容(1日のタイムスケジュール)
  • 昇給、昇格に関しての詳細情報(評価条件など)
  • 社員のキャリアアップのモデルケース
  • 会社・事業の風土、雰囲気
  • 求める人物像の詳細

※ 提供される情報の範囲は、転職エージェントにより異なりますのでご注意ください。

これら情報は、基本その会社のHPや求人票には書かれていません。転職エージェントが実際に企業の採用担当の方にヒアリングして、はじめて得られる情報です。

たしかに、こういった情報は貴重ですね。
ちなみに、これら企業情報を求職者に伝える目的はなんでしょう?

宮野木さん

転職する方々に、「この会社を選んでよいのかな」という判断をしやすくしてもらう為です。
もちろん、企業研究はある程度求職者の方々のほうで自主的に取り組んでもらう必要はあります。ですが、企業研究では知りえない、その企業の内部情報を私たち転職エージェントの方でお伝えすることができます

「どこでも良いから転職したい」という人は殆どいませんよね。
誰もが、転職後の職場がしっかりマッチングして、やりがい・働きがいのある環境で働きたいと思っているはずです。ですが、その為の適切な判断をするには、個人で行う企業研究には限りがあります。
そういった、「この企業は、本当はどんな会社なんだろう」のイメージが付くところまで情報を掘り下げて伝えていけるのは、転職エージェントの一つの大きな強みと言えます。

使い方②「転職理由」を一緒に創る

「転職理由」をどこまで精査できるかが転職成功への鍵になる。

転職エージェントから得られる企業情報が、転職成功の一番の決め手になるんでしょうか?

宮野木さん

うーーん、企業情報自体が「転職成功」の決め手になるかは、まあ難しいところですね。
成功云々で言うならば、良く言われるのが「転職理由」をどこまで精査できるかですね。

今回の「転職エージェントの上手な使い方」というテーマでお話するとしたら、「転職理由」自体も「転職エージェントと一緒に創る」ことを意識すると良いでしょう

ああ、前回もそのようなことをお話していましたよね。

宮野木さん

ええ。企業は求職者の「転職理由」を一番意識します。

理由の「なぜ(WHY)」には、求職者の「将来こうなりたいから」「こんな成長がしたいから」といったポジティブなものから、「こういう仕事は苦手だったから」「前職の職場のここが嫌だったから」といったネガティブなものまで含まれます

かつ、人が転職する時は大抵、理由は一つではないんですよね。

転職活動を始めるとき、ほとんどの人は「現在の職場を辞める理由」しかありません。

ですが、企業に応募して、そして正式に転職先を決めるまでには「これからどんな働き方がしたいか」「なぜその会社を選ぶのか」といった点も「転職理由」に付加する必要があるわけです。

企業が求める「転職理由」のイメージ

企業が求める「転職理由」のイメージ<
宮野木さん

転職エージェントと一緒に「転職理由」を考えていく際に、特に「新しい会社を選んだ理由」についても促してくれます。この部分は、求職者自身はなかなかイメージを持ちにくいところでしょう。

なるほど。だから転職理由は転職エージェントと一緒に「創る」のが望ましいんですね。

宮野木さん

そうですね。転職エージェントの方では、「新しい会社」になる企業の特徴や、企業が求めている人材についても知見がありますので、求職者ひとりで創っていくよりも圧倒的に効率的です。

使い方③ 企業毎の「面接対策」を用意してもらう

企業ごとの面接の特徴を共有してもらい、対策をすることで内定を得られる確率を高める。

「面接対策」って、よく転職エージェントのサービスでありますけど、やっぱり対策をやったほうが成功率は高まるんですかね?

宮野木さん

そうですね。面接対策を行った方の方が、内定を得られる確率は高まります。
一緒に進めていても、その感覚は強く感じますね。

なぜ、面接対策は効果があるんでしょう?

宮野木さん

まず、転職面接の進め方や質問内容は企業によって大きく変わります。
特に、ベンチャー系企業の方々はその傾向が強いですね。きっと、色々試しながらの採用をしているのでしょう。

例えば、面接官を複数にしているであったり、冒頭の15分を筆記ワークにしている、志望者に「10分間プレゼン」を求める、などがあります。また、質問内容も企業によって特徴が分かれます。

自分が思っていた面接形式でないと、結構焦ったりしますからね。

転職エージェントでは、そういった面接の進め方や質問内容を教えてくれるということでしょうか。

宮野木さん

そうですね。さすがに面接で質問される内容をすべて予測することは不可能ですが、これまでの事例をもとに想定問答を出すことは可能です。

なぜそれが出来るのかというと、企業によってはそれら面接の進め方を共有してくれるところもあるからです。

それから、私たちの方でも過去の応募者の方々に「さっきの面接、どうでしたか?どんなことを聞かれましたか?」といったことをヒアリングして、そこで聞いた内容を過去事例として蓄積しています。

なるほど。だから企業の転職面接の特徴が分かるということですね。

宮野木さん

そうですね。よく転職者の方々が誤解するのですが、転職エージェントで受ける「面接対策」は、面接のスキル向上が主の目標ではなく、メインは「その企業に関する情報提供」なんです。

コミュニケーションは、相手を知っているほど活性しますよね。転職面接もしかりです。

使い方④ 転職エージェントを「使い分ける」

転職エージェントごとに強み・弱みがある為、大手と中小規模の転職エージェント両方登録しておくのがおすすめ。

ここまで、転職エージェントの上手な使い方について、以下の3点についてお話いただきました。

  • 企業研究を一緒にしてもらうこと
  • 転職理由を一緒に創ること
  • 面接対策を上手く利用すること

これらの手法は、どの転職エージェントに申し込んでも同じように受けられるのでしょうか?

宮野木さん

いえ。転職エージェントによって、享受できるメリットは少なからず異なります。

例えば、実績が豊富な大手転職エージェント(例えばリクルートエージェントdodaマイナビエージェントなど)でしたら、各求人企業との取引実績も多くなり、求職者にアドバイスできる情報も多くなるでしょうからね。
かつ、これまで培ったノウハウからサポートもシステマチックになっていて、スピード感があります。

そうすると、転職エージェントは「大手有利」となるのでしょうか。

宮野木さん

いえ、そうとも言い切れないんです。

後発の転職エージェントの場合、「実績」や「数」では勝負できないので、その分「品質」にこだわる傾向が強いです。

その結果、大手転職エージェントよりも、求職者や企業に対して「じっくり向き合う」形式を取ることが多いです。
──いわば、求職者と企業との「両想い」のケースを沢山作っていこう、という感じでしょうか笑。

もし、「転職エージェントからの、親身で手厚いサポートが欲しい」というニーズがある場合は、大手転職エージェントよりも規模の小さい転職エージェントの方がおすすめの場合もあります。
良く言われる「特化型転職エージェント」もこちらの部類に含まれます。

「総合型」とも言われる大手の転職エージェントは、各キャリアアドバイザーに転職成功の「ノルマ」が課せられているケースが多いです。
スピーディに対応してくれますが、じっくり向き合ってくれるかどうかは「大手だから安心」とは言い切れない場合もあります

参考:大手転職エージェントとそれ以外の転職エージェントのメリット比較

メリット
大手転職エージェント ・求人数が多い
・実績豊富で、提供できるアドバイスも多い
・スピーディな対応が可能
中小規模の転職エージェント
(または特化型転職エージェント)
・じっくり向き合った対応をしてもらえる
・専門分野がある場合、アドバイザーの深い知見でサポートしてくれる

なるほどですね。──求職者は具体的に、これら大手転職エージェントと中小規模の転職エージェントで、どう使い分けていくと良いのでしょうか。

宮野木さん

基本は、「大手転職エージェントと中小規模の転職エージェント、両方登録しておくこと」をおすすめします。
どちらも強み・弱みがありますからね。両方登録しておけば、それぞれの弱みを補完できますから。

しばらく使ってみて、相性の合うキャリアアドバイザーが見つかったら、段々とそちらに比重を置いていくと良いでしょう。

まとめ エージェントの使い方を知って「活用する」ことが、転職成功への近道

握手のイメージ

今回も詳細にお話いただき、ありがとうございました。
最後に、現在まさに転職活動を始めようとされている方に向けて、メッセージをお願いできますでしょうか。

宮野木さん

とにかく、「転職エージェントを上手く使おう」と考えていただければと思います。
転職エージェントは、転職活動している方が「うまく利用してもらう」ことに存在意義がありますので。

今回挙げた4つの利用ポイントの、特に最初の3つ「有益な企業情報を得ること」、「転職理由を一緒に創ること」、「面接対策を上手く利用すること」については、利用しないと逆に勿体ないですね。遠慮せずに、どんどん試してほしいなと思います。

そうすることによって、転職エージェントの方でも求職者に対する事例が蓄積していきますので。
──転職がうまく行った、行かなかったについても変に転職エージェントに気を遣いすぎず、効率的な使い方を知ってどんどん利用するよう意識することをおすすめします。

長時間のインタビュー、どうもありがとうございました!
次回もまたよろしくお願いいたします!

参考:おすすめの転職エージェント

マイナビエージェント

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マイナビエージェント主な専門領域
 

引用元:マイナビエージェント公式HP

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