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「派遣会社の営業として働いてみませんか」と言われて。派遣から正社員への転職|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
WEBマーケティング
職種
営業事務
従業員規模
1,500名
年収
300万円

転職後

AFTER
職業
人材紹介
職種
営業
従業員規模
125名
年収
400万円

目次

ラベンダーさんの転職ストーリー

1これまでの私

派遣社員ではなく、正社員で働きたい。

イメージ図:派遣社員ではなく、正社員で働きたい。

20代前半で、声優を目指して声優養成所に通っていました。

ですが、(やっぱり、一般的な企業に就業したい…)と思うようになり、声優の道をあきらめ、派遣社員で就業することになりました。

その後、派遣社員として働きながらも、3回の転職を経験しました。

巡った業界は、アパレル、建築関係、IT系です。

特にやりたいことがなく、ただ正社員で働きたいという思いと、給与をあげたいという思い──、当時の私はそんな感じでした。

ひとつ前の職場も、派遣会社から紹介されて、WEBマーケティングの会社で就業していました。

家族構成は5人家族。
両親、兄、弟がいて、私は都内で一人暮らしをしていました。

「一般的な企業に働きたい」と思いながらも、その「一般的」とはどんなものかわからずに、──いえ、もしかしたらそんなこと考えもせずに働いている、当時の私は、そんな状況でした。

2転職のきっかけ

自分の人生を、見直したい。

イメージ図:自分の人生を、見直したい。

「転職しよう」と思ったのは、就業していたWEBマーケティングの会社では、正社員雇用が難しかったことが、転職を決意した一番の理由です。

私は「いずれ正社員になりたい」という思いをずっと持ち続けていましたので。

また、入社したもののしっかりした研修がなく、中途社員、業界未経験の私にとっては、独学で勉強するのに限界がありました。

また、通勤も1時間近くかかっていたので、自宅から近い勤務地で就業したい気持ちもあって。

更にはその時期に失恋もしてしたこともあって、

(人生を見直したい)

という気持ちも強かったです。

また、当時年齢が29歳でしたので、30歳以下のうちに転職したほうが、転職しやすいのではないかという思いもありました。

3転職活動中

「人材派遣会社の営業として、就業してみませんか」と言われて。

イメージ図:「人材派遣会社の営業として、就業してみませんか」と言われて。

私は次の会社を決める前に退職しました。

結構不満も溜まっていて、精神衛生上も良くなかったので、「働きながらの転職活動は厳しいだろう」と思ったからです。

ですが、仕事がなくなれば収入もゼロになり、生活は厳しくなります。
そのため、(なるべく早く次の職を探さないと)と思い、今までとは違う派遣会社にいくつか登録しました。

登録しても選考に落とされることも多かったです。
段々と転職活動の厳しさを感じるようになりました。

ですが、たまたま申し込んだ派遣会社で、その会社自身が求人を募集しており、

面談担当の方

「派遣会社の営業として、就業してみませんか」

と、当時の面談担当(支店長)にお声がけをいただけたのです。

なるべく早く再就職したい思いも強かったので、私はお誘いを受けることとしました。

たまたま派遣会社が求人を募集していたことが幸運でした。

また、企業の平均年齢も自分の年齢に近かったのがよかったと思います。

4転職後

新しい職場では、「自分で学び、開拓していく」ことが求められて。

イメージ図:新しい職場では、「自分で学び、開拓していく」ことが求められて。

新しい職場は、20代前半の中途社員が多く、中途入社でも就業しやすい環境でした。

また、ちょうど、同期入社の人員もいたので心強かったです。

ただ、人の入れ替わりが激しかったので、教育や研修体制などは整っていませんでした。

私は営業初心者でしたが、ある程度年齢や社会人歴を重ねていたこともあって、「即戦力」として働かざるを得ない状況になって。

一方、一緒に入社した同期の方は社会人歴が浅かったこともあり、私が指導することもありました。

また、私がいた支店では売り上げが悪かったので、良いお手本もいなく、自分で仕事の仕方など開拓していかなくていけませんでした。
でも、その分自身の裁量も大くて。大変でしたが、同時にやりがいも感じられました。

支店の構成メンバーは、私ともう一人の新人以外は、支店長と、先輩社員の2人だけでした。
それでいて支店長と先輩の仲が結構険悪で…、私はよく板挟み状態になりました。それは結構つらかったです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職をして思ったことは、「研修などの受け入れ体制がしっかりしていないと、新人の士気は下がりやすい」ということです。

ですが、一方で自分で裁量をもって仕事内容や取引先など切り開けていける環境は刺激もありました。

私は営業でしたので、成績はすぐに給与に反映されていき、それもやりがいの一つとなりました。

同期もいたので良いライバル関係を築き、仕事のモチベーションが保てました。

ほかの企業と比べて基本給が低いので最初のうちは苦労しますが、インセンティブでしっかり評価してくれる会社だったので、実力主義の人にはいい会社だったと思います。

◇ ◇ ◇

もし、自分の会社に新人が入社してきたときにはしっかりと研修をできるような環境を整えて、就業していきやすい会社に整えたいと思います。

今後チャレンジしたいことは、「採用と育成」ですね。
自身で、自社採用についての権限をもって採用活動を行ってみたいと思います。

研修だけでなく、雇用条件面なども整えて、転職者が入社しやすい会社にしていきたいです。

自身が人材紹介業を行っているので、自分の転職活動の経験を踏まえたアドバイスができるよう生かしていきたいと思います。

そして、転職がどんどん受け入れられるような世の中になればいいと思います。

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