派遣から正社員への転職を成功するには?派遣社員を辞めて直接雇用を目指すポイント&注意点
[最終更新日]2024/07/29
派遣社員として働いているけれども、チャンスがあれば正社員になりたいという人は多いのではないでしょうか。
もともと正社員として就業していた人が別の会社へ転職するときとは違い、派遣社員から正社員への転職には特有の「壁」があると言われることがあります。
実際、派遣制度の仕組みや正社員との雇用契約上の違いを知っておかないと、スムーズに転職するのが難しいこともあり得ます。
目次
派遣から正社員への転職におすすめの転職エージェント
サービス名 | キャリアスタート |
ハタラクティブ |
マイナビジョブ’20s |
ツナグバ |
Z世代キャリア |
就職Shop |
JAIC(ジェイック) |
ワークポート |
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特徴 |
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公開求人数 | 非公開 | 約4,100件 | 約5,800件 | 約6.1万件 | 約3,000件 | 非公開 | 非公開 | 約10万件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | デスクワークメイン | デスクワークメイン | デスクワークメイン | ◎全業種・職種 |
対象地域 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡 | 関東・関西・東海 | 関東・関西 | 関東・関西・東北・中部・中国・九州 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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サービス登録先サイト |
表内の求人数は2024年7月時点のものです。
1) 派遣社員ってどんな存在?
派遣社員から正社員を目指す上で必ず知っておきたいのが「派遣制度の仕組み」です。
なぜなら、派遣制度には特有の雇用ルールがあり、正社員の雇用体系とは根本的に異なっているからです。
この点を理解しておかないと、派遣先との間でトラブルに発展するなどして、転職活動のスケジュールや今後のキャリアプランにも影響を及ぼしてしまうこともあります。
まずは派遣社員とはどのような存在なのか、仕組みや雇用制度について確認しておきましょう。
派遣社員、正社員、契約社員の仕組みをおさらいしておこう
正社員 | 派遣社員 | 契約社員 | |
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雇用形態 | 直接雇用 | 間接雇用 | 直接雇用 |
雇用期限 | 無 | 有 | 有 |
退職金 | 有 | 無 | 企業によって有 |
転勤 | 企業によって有 | 無 | 契約内容による |
直接雇用と間接雇用
正社員・契約社員と派遣社員には、「直接雇用」と「間接雇用」という違いがあります。
正社員や契約社員は、勤務先に直接雇用されている従業員です。
従って、勤怠や業務に関する指揮命令の権限は課長や部長といった上長にあります。
これに対して、派遣社員は派遣会社の従業員で、就業するのは派遣先の企業となっています。
就業先の社員が派遣社員に業務指示を出すことはあっても、雇用に関する決定は派遣会社が担います。
この仕組みを「間接雇用」と言います。
つまり、就業先の管理職は派遣社員に対して「採用する」「休ませる」といった意思決定をすることは本来できないことになっています。
こうした判断は、派遣会社が行うことになります。
有期雇用と無期雇用
雇用契約の上では、派遣社員は「有期雇用」となります。
3ヵ月、6ヵ月といったように契約期間が定められ、契約を更新することで勤務を続けてもらうのです。
契約社員も同様に有期雇用ですが、1年間など比較的長期の契約期間であることが多い点が派遣社員と異なります。
一方、正社員は期間の定めのない雇用契約(無期雇用)を会社と結んでいます。
つまり、何ヵ月、何年間といった期間に関わらず、本人が退職の意思を示さない限りはずっと働き続けてくださいね、という雇用形態になっているのです。
一般に、派遣社員は人手不足の場合など、時期を限定して登用されるケースが多く、長期間にわたって安定した働き方をするのが難しいのが実情です。
派遣社員が「派遣を辞めたい」と思う時の主な理由は
派遣社員が派遣を辞めて正社員になりたいと考える理由のうち、主なものを挙げてみます。
1. 仕事が安定しない・将来的に不安
前述した通り、派遣社員は有期雇用が原則です。2015年に派遣法が改正され、同じ就業先で働き続けられるのは3年が上限となりました。
これは派遣社員を積極的に社員登用してもらうための施策なのですが、実際には3年以上派遣社員として同じ就業先で働けない「リミット」となっているのが実情です。
現在勤めている派遣先の仕事が気に入っていたとしても、3年後には再び次の派遣先を探さないといけないこと、そして派遣先の経営が悪化すると契約の更新が打ち切られるケースもあることなどから、「仕事が安定しない」「将来的な不安がある」という理由で正社員を目指す方も多いようです。
また、2020年以降のコロナ禍の影響により、「派遣切り」などの不安を抱えている派遣社員の方も増えていることでしょう。
2. 賃金の面で正社員よりも不利
2020年4月の労働者派遣法の改正により、同一労働同一賃金の取り組みが行われるようになりました。
これは労働者間の待遇差を解消するための取り組みで、派遣会社は以下の2通りの賃金方式のいずれかを選択することとなります。
1.「派遣先均等・均衡方式」
派遣社員が、派遣先で同じ仕事をする正社員との間で格差が生まれないよう、賃金を均等にする。2.「労使協定方式」
正社員と同等の賃金(基本給・賞与・各種手当など)を派遣社員にも支給、もしくは時給に加算するようにする
こうした働き方改革の一環により、以前よりも安定した賃金で働くことは可能になりましたが、一方で勤続年数や仕事の成果によって年収アップが望める正社員と比べると、派遣社員は昇給がなかなか望めない面もあります。
こうした賃金への不満も、派遣を辞めたいと思う要因となります。
3. 重要な仕事を任せてもらえないことが多い
多くの場合、派遣社員は繁忙期や人手不足が解消されるまでの一過的な労働力と考えられています。
そのため、責任の重い重要な仕事や、長期にわたって関わる必要のある仕事は派遣社員に任せてもらえないことがよくあります。
人が変わっても同じようにこなせる仕事が回されることも多いため、スキルアップやキャリアアップといった面でも正社員に比べて不利になりやすいところがあります。
派遣社員は、正社員や契約社員と比べて辞めにくい!その理由は?
派遣社員は正社員や契約社員と比べると「簡単に辞められる」と思われがちですが、実はそうでもないことをご存知でしょうか。
派遣社員が有期雇用であることは先に述べた通りですが、有期雇用とは「この期間は就業してください」「その後、契約を更新するかどうかは何とも言えません」という雇用契約です。
契約期限を定めているために、就業先の企業が「少なくとも次の更新時期までは働いてもらわないと困ります」と派遣会社へ申し出てくる可能性は十分にあり得ます。
反対に、正社員が退職を申し出た場合は自己都合退職として扱われますので、基本的には本人の意思次第でいつでも辞めることができます。
仮に良い転職先が見つかり、正社員として就業できることが決まっていたとしても、派遣先の状況次第では転職先での就業開始時期を延ばしてもらわなくてはならないことも考えられます。
このように、派遣社員だから気軽に辞められるかというと決してそうではなく、正社員や契約社員と比べるとかえって縛りが多いという面もあるのです。
派遣から正社員になる際のメリット・デメリットも知っておこう
メリット |
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デメリット |
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派遣社員から正社員になる大きなメリットは、派遣社員が不満を抱きがちな以下の理由を概ね解決できることにあるでしょう。
- 雇用が不安定
- 賃金が安い
- 重要な仕事を任せられない
正社員は無期雇用なので、会社の倒産やリストラが無い限りは、その会社に勤め続けられます。
勤続年数や昇進により給与も上がりますし、社内での信頼度も上がり、重要案件に携われる機会も増えていくでしょう。
一方で、正社員となるからこその責任も増えます。
任される仕事内容が増える一方で、自分の苦手な仕事に関しても、断らずにやらなければいけない場面もあるでしょう。
人間関係においても、同様のことが言えます。
これまで以上に組織の一員として、密接に関わっていく中で、性格の合わない同僚や上司もいるかもしれません。
そういった際にも、「共に仕事をしていく仲間」として、折り合いをつけていく必要があるのです。
良い面・悪い面をきちんと把握したうえで、後悔のない選択をすることが最良です。
2)派遣を辞めて正社員になる為に準備しておくことは?
派遣社員が正社員に転職する場合、次の職場で働き始めるには、まず今現在の派遣契約を解約してもらう必要があります。
この手順を間違えると失業期間ができてしまったり、場合によっては派遣先企業との間でトラブルに発展したりする可能性もあります。
派遣を辞めて正社員になる場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。特に注意しておきたい点を3つのポイントにまとめましたので、必ず確認しておきましょう。
派遣会社を辞める時のプロセスを把握しておこう
派遣社員はあくまでも派遣会社の社員ですので、退職を申し出る場合は派遣会社へ伝えるようにします。間違っても、就業先企業の管理職や人事担当者へ申し出てはいけません。派遣会社の営業担当者がいるはずですので、まずは営業担当へ伝えるといいでしょう。
派遣契約の解約について派遣会社の了承が得られると、派遣会社から派遣先企業へ連絡が入り、代わりの派遣社員を確保するなどの対応を伝えた上で退職日を決定します。
場合によっては、派遣会社の営業担当者が「契約期間中なので解約はできません」と言ってくることがありますが、契約期間内であっても途中解約は可能です。
転職先の会社から「この日から勤務開始してほしい」という希望を伝えられているのであれば、それより前の日付で退職希望日を伝えましょう。
なお、退職の申し出は退職日の1ヵ月前程度前が望ましいです。
退職日の1週間前に急に辞めたいと伝えた場合、業務の引き継ぎ期間が確保できないなど、就業先の企業に迷惑をかけてしまうことも考えられるからです。
転職活動は、少し大変ですが派遣社員として就業しながら同時並行で進めていくことをおすすめします。
派遣社員を辞めて無職の期間が生まれると、転職活動の際に企業に「仕事がないので慌てて探している」という印象を与えやすくなり、企業が見る目が厳しくなる可能性があるからです。
転職先が決まり、入社希望日を仮に伝えている状態で退職を申し出るのがベストです。
キャリアプランを描いておこう(何が適職かを考える)
転職活動を始めるにあたっては、「これまでの経験から、どんな知識・スキルが身についているか」「それらを活かして今後どんな働き方をしたいか」といったキャリアプランをまとめることから始めてみましょう。
以下のキャリアプラン記入シートを参照すると、より具体的にキャリアへのイメージが持ちやすくなると思います。
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表
- STEP1 「これまでの経験から、自分は今どんな知識・スキルがあるか?」をなるべく沢山リストアップする
- STEP2 STEP1で出てきたスキル・知識に対して「今後もやっていきたいと思えるか」または「(その項目に対して)もっと高みを目指したいか」を考える
- STEP3 「今後その知識・スキルを使ってどんな働き方・仕事ができるか」について考える
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン (仕事で実現したいこと) |
キャリアプラン (そのためにやるべきこと) |
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1年後 |
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5年後 |
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10年後 |
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「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。
以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
また、仕事がとてもきつい代わりに給与が高いほうが良いのか、たとえ給与がそれほど高くなくてもプライベートとの両立を図れたほうが良いのか、といった働き方のスタイルについても考えておく必要があります。
業種・職種や仕事内容、働き方のスタイルに関して、おおよその方向性が定まってきたら転職エージェントを利用するなどして希望に合った求人を探します。
おすすめの転職エージェントについては、後述する「4)派遣社員から正社員に転職する際の、おすすめの転職エージェント」をご覧ください。
希望条件に近い求人が見つかったら、いよいよ応募へと進みます。
自身の市場価値を把握しておこう
数年後のキャリアプランまでおおよその見定めができたら、続いて自身の「市場価値」について確認しておく必要があります。
将来的に理想とするキャリアが明確であったとしても、それを実現できる企業を選ばなければ、正社員への転職は難易度が上がってしまいます。
そして人材の「市場価値」とは、お金や株価のような「誰もが共通認識を持てる価値」ではなく、その市場(業界、または個別企業)で「この人はこれだけの活躍をしてくれる」という客観的な評価をもって導き出されるものです。
注意すべきは、現在のあなたの年収が市場価値になるとは限らないことです。
社内でのあなたに対する評価は、過去の行動や取組み、実績・功績などをもとに判断されているものです。
一方、市場価値は将来的にどれだけの活躍ができるのかを見据えた上で決まります。
自身の市場価値を確認する方法は、以下の2点があります。
- ①求人情報をもとに確認する
- ②転職エージェントに確認する
ひとつめの「①求人情報をもとに確認する」は、応募企業(また応募予定の企業)の求人情報の人材要件・想定年収をもとに、あなたの市場価値を推定することです。
もうひとつの「②転職エージェントに確認する」は、転職エージェントに登録して、担当となったエージェントに以下のような質問をします。
- この業界では、私の市場価値はどのくらいでしょうか。
- 現在の私の経歴と保有スキルを、高く評価してくれる業界や領域があるとしたらどのようなところでしょうか。また、その際はどのくらいの年収が望めそうでしょうか。
ただし、担当となるエージェントが確実にあなたの市場価値を見極められるかは、その担当者の力量やあなたへの理解度の深さも関わります。
誤った評価で転職活動自体が難航しないように、可能な限り複数の転職エージェントを利用してセカンドオピニオンを得られる体制にしておいてください。
3)派遣社員から正社員になるための4つのルート
ここからは、派遣社員から正社員を目指すにあたって、具体的にどのようなルートがあるのか、紹介します。
- #1 今いる職場で正社員を目指す
- #2 派遣会社の社員になる
- #3 紹介予定型派遣の制度を利用する
- #4 派遣から正社員化に強い転職サービスの活用
今いる職場で正社員を目指す
まず考えられるスムーズな方法の一つは、今働いている会社で正社員を目指すことです。
勝手の知った職場や人間関係の中で正社員になれるのは、とても魅力的ですよね。
しかし、ここで注意していただきたいのが、「正社員登用があるかどうか」は、それぞれの企業によって異なるということです。
その会社が過去に正社員登用の実績があるのかどうか、また、「登用時期はいつになるのか」「上長の推薦は必要なのか」といったポイントも事前に確認しておくのが大切です。
また、派遣の期間内に契約を打ち切り、同じ会社の正社員になることは、一見すると問題ないようにも思えるかもしれません。
しかし実際は、派遣元である人材派遣会社から契約違反を問われる可能性があります。そのため、仮に正社員登用の見込みがある場合でも、派遣元との契約期間は、きちんと満了しましょう。
派遣会社の社員になる
派遣先での働き方が評価され、派遣元の正社員として就職できるケースもあります。しかし、ルートとして確立されているわけではなく、「そういう可能性もある」くらいの認識でいた方が良いかもしれません。
また、派遣元で正社員になる場合、多くは営業職やコーディネーターとしての配属となるでしょう。
実際に派遣社員として勤務してきた経験から、人材紹介を行ったりアドバイスをする役割として活躍ができます。
いずれにしても可能性としてはあまり高くはないため、他のルートと並行して検討しておくことをおすすめします。
紹介予定派遣の制度を利用する
紹介予定派遣とは、派遣社員として一定期間働いた後に、その会社で直接雇用をしてもらえるかどうかを審査してもらえる制度です。
最長6ヵ月の期間内に、双方が労働条件など、話し合いを累ながら審査を進めます。
いわば派遣社員として働く期間が、企業と人材それぞれにとっての「試用期間」となるわけです。
この制度は「いきなり正社員になるのが不安」という方や「自分に合った企業かどうかきちんと見極めたい」という方におすすめです。
この制度に則って働く場合は、自分が企業を見極めるだけでなく、企業側もまた、ふさわしい人材であるかどうかを見極めているということを認識したうえで働きましょう。
また、正社員になった際の雇用条件の交渉は、すべて派遣元の人材会社が代行してくれます。
その際は、紹介予定派遣の紹介を多数行ってくれる人材紹介会社を利用するとよいでしょう。
「紹介型派遣」を目指す際の、おすすめの人材紹介会社
サービス名 | アデコ |
テンプスタッフ |
スタッフサービス |
パソナ |
リクルートスタッフィング |
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特徴 |
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求人数 | 約1.1万件 | 約5.9万件 | 約16万件 | 約1.4万件 | 約1.2万件 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
派遣から正社員化に強い転職エージェントの活用
先に挙げた二つの方法は、正社員を目指す期間や審査の期間など、ある程度の時間を要するものです。
少しでも早く正社員を目指したいのであれば、最も手っ取り早いのが、「正社員転職」をすることです。
しかし、その際に注意しておきたいのが、「派遣社員であることによって、採用に不利に働くケースが考えられる」という点です。
仮に正社員と同じ仕事内容をこなしているとしても、すでに正社員として働いている人と比べた場合、どうしても派遣という立場が不利になってしまうことがあるのです。
つまり、派遣から正社員化するのは、相応のハードルの高さがあります。
そこで、自分一人で転職を乗り切ろうとするのではなく、プロによる客観的なアドバイスを求めるのも一つの手です。
転職エージェントを利用することで、自分だけでは探し出せなかった求人を紹介してもらえる場合もあります。
正社員転職の実績のあるエージェントであれば、転職の成功率を高めるための強力なパートナーとなるはずです。
また、転職エージェントは一般公開していない「非公開求人」を保有していますので、こうした希少な求人に応募するチャンスを得られるのも大きなメリットの1つです。
4)派遣社員から正社員に転職する際の、おすすめの転職エージェント
派遣社員から正社員へ転職したい人は、自分に合った転職エージェントを見つけて活用するのが転職成功の近道となります。
しかし、最近は多種多様な転職エージェントがありますので、どのサービスを使ったらいいのか迷ってしまうかもしれません。
そこで、「20代向け」「30代向け」「正社員に匹敵する経験・スキルを持っている方向け」の3タイプに分けて、おすすめの転職エージェントを紹介します。
20代の方におすすめの転職エージェント | |
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30代の方におすすめの転職エージェント | |
正社員にまけないスキル・経験を持っている方におすすめの転職エージェント |
20代の方におすすめの転職エージェント
ハタラクティブ
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正社員未経験者の利用者も多いなか、内定率80.4%の充実の支援!大企業求人も豊富です。
ハタラクティブは、第二新卒や既卒を含む20代を対象とした転職エージェントです。
業界・職種未経験歓迎の求人を多く保有するなど、これまでの経歴によらず意欲次第で正社員を目指せる点が大きな特徴です。
職務経歴書の添削や面接指導を丁寧に行い、ハタラクティブ利用者のうち80.4%の方が正社員の内定を獲得していることからも、サポート品質の高さがうかがえます(※公式サイトより)。
ハタラクティブの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
参照:ハタラクティブ公式
ハタラクティブの登録者は20代が9割以上を占めており、派遣社員やフリーターの正社員化に向けてのサポートも積極的に行っています。
転職活動が初めての人は、「まず何から始めたらいいのか」や「転職先の候補はどのように選んだらいいのか」といったことが分からず、不安を感じているかもしれません。ハタラクティブの就活アドバイザーは、職種や応募企業の選び方から、面接指導のような実践的なことまで、マンツーマンでしっかりとサポートを行ってくれます。
就活アドバイザーは紹介先企業へ実際に足を運んでいるので、求人票や企業のHPだけでは分からない詳細な情報を把握しており、各企業の社風や求める人物像に合った面接対策をするといった、きめ細やかなレクチャーを可能にしています。
ハタラクティブ利用者の実に80.4%が内定を勝ち取り、転職を実現しています。高い内定率の秘訣は、就活アドバイザーのきめ細やかなサポートにあるといえます。
例えば、転職者とのヒアリングの際に「面接応対シート」を用いて、企業面接の際にどのような点に注意すべきかについて回答例を含めた面接対策を時間をかけて行ってくれます。
求人の募集要件で若干の経験・スキル不足があった際も、ハタラクティブのアドバイザーは「チャレンジしてみましょう」というスタンスを取ってくれます。
「未経験職にも挑戦したい」と熱意を持った転職者に、ハタラクティブは特におすすめのサービスになるでしょう。
ハタラクティブの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、九州 |
公開求人数 | 約4,100件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業|販売・サービス|事務・アシスタント|不動産・建設|IT・機械|医療・福祉|物流|工場・製造|企画・管理|教育|クリエイティブ |
ハタラクティブの転職支援は、担当アドバイザーとの「二人三脚」で進みます。支援を受ける私たちの方でも担当アドバイザーに「しっかり向き合っていく」姿勢を持つことが大切です。
マイナビジョブ20’s
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第二新卒・フリーターへの転職支援に特化したサービス。求人の7割が「未経験OK」なので、ジョブチェンジしたい人にぴったりです!
株式会社マイナビワークスが20代・第二新卒を対象にサポートをするのがマイナビジョブ20’sです。
長年、新卒採用に携わってきた実績から企業との信頼関係も強く、若手社員に理解のある企業の求人を多数保有しています。
また、正社員の転職活動にあたっては「自己分析」や「キャリアプランを明確にする」ことが大切であると3章でお伝えしましたが、マイナビジョブ20’sでは「Web適性診断」というツールにより、自身の強みがどんな職種に向いているのか、仕事で活かせる自身の特性は何かなどを、好きなタイミングで受けられます。
それらの情報はキャリアアドバイザーとの共有も可能で、よりマッチング率の高い求人紹介や自己PRの作成にも役立てられます。
マイナビジョブ20’sの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
現状、転職先として希望する業種・職種が決まっていない場合も、どんな仕事が向いているかをアドバイスしてもらえます。
また、大企業だけでなく中小の優良企業も求人を豊富に扱っていますので、企業規模によらず自分の希望条件に合った企業へ転職したい人におすすめです。
実際、マイナビジョブ20’sで紹介される求人の約70%は、「未経験OK」の求人です。
未経験でも意欲を重視して採用する企業を紹介してもらえますので、社会経験を問わず転職先を見つけやすいのが特徴です。
また、マイナビジョブ20’sは、新卒採用や転職支援サービスで知られるマイナビグループが運営するサービスです。業界大手ならではの豊富な情報量を武器に、充実した転職支援を提供できます。書類添削や面接対策のサポートも手厚く支援してくれます。
20年以上にわたって人材サービスを提供してきた企業ですので、若手社会人が転職するにあたって必要とされるノウハウを熟知しています。
適性に合った仕事の選び方や企業情報などのきめ細かいアドバイスを得ることにより、納得度の高い転職を実現できるでしょう。
品質の安定したサービスを受けたい人、歴史のあるサービスを活用したい人にとって、大手サービスだからこその安心感を得られるというメリットがあります。
マイナビジョブ20’sの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 東京・神奈川・札幌・大阪・愛知 |
公開求人数 | 約5,800件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業|事務・管理・企画・経営|販売・フード・アミューズメント|美容・ブライダル・ホテル・交通|WEB・インターネット・ゲーム|クリエイティブ|ITエンジニア|電気・電子・機械・半導体|医薬・食品・化学・素材|建築・土木|コンサルタント・金融・不動産専門職・士業など |
転職の方向性が定まっていない人は、登録後に無料で利用できる「Web適性診断」を試してみましょう。診断内容を踏まえ、担当エージェントに相談できます。
キャリアスタート
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20代の第二新卒・フリーターの就職・転職支援に特化。ITエンジニアはじめ、未経験職種へのチャレンジにも積極支援してくれます。
キャリアスタートは主にフリーターや既卒・第二新卒の20代への支援に特化した転職サービスです。
「20代がおすすめする転職支援会社」でNo.1を獲得するなど、ユーザーからの高い評価も勝ち得ています。
設立から一貫して第二新卒・フリーターの支援に注力しているため、紹介する求人や面接対策などのノウハウも蓄積されています。
サポートエリアは関東圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、大阪エリア。そのほか、就職・転職を機に上京したい人に対するサポートも行っています。
キャリアスタートの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
キャリアスタートの強みは、求職者へのマンツーマンサポートにあります。サービスへの登録をした後は、すべてのサポートを担当エージェントがマンツーマンで行ってくれます。
中でも、「面接対策」の手厚さについて、多くの利用者が高評価のコメントを残しています。
キャリアスタートより紹介される企業については、担当者が採用担当に事前インタビューを行い、仕事内容やキャリアパス、残業時間や昇給ペースについてリサーチしています。
つまり、キャリアスタートからの面談対策は、そうした企業の詳細情報(採用ニーズや実際の就労環境など)も踏まえたうえで行われるのです。
企業について多くの情報を事前に知れため、面接に際しての志望動機や自己PRも立てやすくなるでしょう。
キャリアスタートの特徴
キャリアスタートの特徴 |
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サービス対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪 |
拠点 | 東京 |
求人数 | 非公開 |
キャリアスタートは、転職者に対して求人紹介をするだけでなく、その前段階として「仕事の適性」を一緒に考えてくれます。利用の際はキャリア相談もじっくり活用しましょう!
就職ショップ
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未経験からの正社員内定率80%以上!はじめての正社員転職の際におすすめです。
就職Shopは株式会社リクルートが20代・既卒・フリーターを中心に支援をする転職エージェントです。
紹介する求人企業へは、スタッフ自らが出向き聞き取りを行っているため、求人情報からだけではない企業の詳しい情報を知れます。
就職Shopにはおよそ1万社社以上の企業が人材採用のために登録を行っており、いずれも未経験者や若手社員の育成に力を注いでいる企業です(2024年7月時点)。
就職ショップの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
就職ショップの大きな特徴は、他の就職支援サービスと比べて、未経験向けの求人数が多い点が挙げられます。
一般的な転職サイトを利用した場合、膨大な数の求人の中から「未経験歓迎」の条件に合うものを自分で検索しなくてはなりませんが、就職ショップならはじめから未経験歓迎の企業がそろっているので、安心して応募ができます。
これらの求人は、いずれも就職ショップを通じてのみ応募可能な「非公開求人」となっています。他サービスから応募することはできないため、ライバルが少なく競争率が低い状態で選考を進められます。
また、就職ショップでは応募時に書類選考「なし」で直接面接へと進められる求人が多いといいます。
※引用元:就職ショップ公式サイト
就職ショップのキャリアコーディネーターは、企業採用担当と綿密な打ち合わせをもって人材ニーズをヒアリングして、募集条件に合致する転職者には書類選考を経ることなく面接の場を設けてくれるのです。
「未経験者歓迎の求人を紹介してほしい」「書類選考に苦手意識がある」という20代の方は、就職ショップのサポート体制は特におすすめでしょう。
就職ショップの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 関東、関西 |
拠点 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、神戸 |
求人数 | 非公開 |
とくに多い職種 | 営業|製造|接客・販売|事務|ITなど |
就職ショップは「模擬面接」が強み。練習を通じて担当コーディネーターに「良かった点・悪かった点」の両方をフィードバックしてもらうとよいでしょう。
30代の方におすすめの転職エージェント
JAIC(ジェイック)
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利用者の81.1%が正社員転職に成功!20代の既卒・フリーターにおすすめの転職エージェントです。
JAIC(ジェイック)は20~30代の若手人材に向けサポートを行っている転職エージェントです。
JIACの他サービスにない特徴としては、社会人に必要なスキル・スタンスが学べる社内研修を実施していることです。
「就職カレッジ」「30代カレッジ」「女子カレッジ」などのコースに分かれており、正社員として働くにあたり必要となる心構えや知識を習得してから選考活動に臨めます。
また、JAICは従業員数300人以下の中小企業を中心に求人紹介を行っていますが、離職率の高い業界・職種は省いているため、入社後の定着率も高いのが強みです。
ジェイックの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
ジェイックの特徴は、正社員への就職に向けての体制が非常に充実している点が挙げられます。
ジェイックを利用された方のうち、実に81.1%以上※が正社員就職を実現させているのです(※2024年7月現在 公式サイトより)。
画像引用元:ジェイック公式サイト
「正社員への就職に向けての体制」としてまず挙げられるのが、無料の研修サービスです。
社会人に必要なスキルやスタンスであったり、営業職に求められる知識・スキルに関するノウハウを、無料で学べます。
その他、面接対策をはじめとする活動サポートも充実しています。
また、ジェイックが保有する多くの求人は、メーカー・商社業界などの「営業職」です。
内定後の定着率を重視しているため、金融・不動産・飲食などの、離職率の高い求人に関しては紹介しない、という方針を取っています。
JAIC(ジェイック)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 関東・関西・東北・中部・中国・九州 |
公開求人数 | 非公開 |
とくに多い業種 | メーカー|商社|サービス|不動産|IT|広告など |
社会人未経験の方は、ジェイック登録後に5日間の無料研修があります(オンライン)。事前にスケジュールを調整しておくとスムーズでしょう。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは「IT・Web業界」「ものづくり」「広告・マスコミ」「営業職」など幅広い職種・業界に対応している転職エージェントとして知られています。
さらに全国に拠点があるため、都心だけでなく地方への転職を検討している方でも安心して利用ができます。
担当アドバイザーが専門とする業界をパソナキャリアでは12分野に分けており、希望する業種ごとにきめ細やかな対応ができる体制が整っています。
業界の専門知識を持つアドバイザーからアドバイスしてもらえるので、安心して選考に臨めます。
手厚いサポートと企業からの信頼により、利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しています(※公式サイトより)。
パソナキャリアの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、前述のとおりパソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。
引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれるので、「転職活動をひとりで進めるのは不安…」という人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.7万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
ワークポート
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エンジニア、営業、メーカー系はじめ豊富な求人。転職決定率の高さに定評があり、「転職活動をエージェントから力強くプッシュしてほしい」人におすすめのエージェントです。
ワークポートは「営業」「販売職」「バックオフィス」などの幅広い求人に対応していますが、中でもIT・Web系の求人に強い転職エージェントです。
また、対応・フォローのスピードが速く、タイトに転職活動を進められるのも特徴の一つです。
ワークポートでは「業界・実務未経験者」への求人紹介・サポートも積極的に行っているのが大きなメリットです。
特に書類添削や面接対策に力を入れており、過去数年間のデータを分析しながらアドバイス・フォローを行っています。
正社員になってやりたいことが明確になっている人は、ワークポートを利用してスピード内定を目指すといいでしょう。
ワークポートの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、派遣から正社員へと新たな職種にジョブチェンジを検討している方は、ワークポートから積極的な支援を受けやすいでしょう。
引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約10万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | ソフト開発・システムエンジニア系|クリエイティブ系|通信・インフラエンジニア系|ヘルプデスク・ユーザーサポート|研究・製品開発/品質・評価系|コンサルタント・プリセールス系|ゲーム制作関連|ものづくり系エンジニア|金融・保険・証券系|建設・土木・プラント・設備|不動産専門職|営業系|事務・管理系(総務・経理・財務・人事など)|経営企画・事業開発|マーケティング・プロモーション系など |
ワークポートの積極的な提案を最大限活用するには、初回面談時に希望する職種・働き方をしっかり伝えることです。事前にキャリアの棚卸しをしておくとスムーズでしょう。
正社員に負けないスキル・経験を持っている方におすすめの転職エージェント
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは、丁寧なサポート・アドバイスに定評のある転職エージェントです。
キャリアアドバイザーはそれぞれに専門知識を備えた人材が揃っており、転職者のスキルレベルを把握しつつ、適切なフォロー・求人紹介を行ってくれます。
派遣社員から正社員への転職となると、初めてのことばかりで不安も多いかと思います。
マイナビエージェントは面接対策や履歴書作成においても、「応募する企業ごとにサポートしてくれた」という評判も多く、転職への不安を払しょくしたい人には特におすすめの転職エージェントです。
マイナビエージェントの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。
「この業界・職種で働きたい」という方向性を定めている人にフィットしやすい転職エージェントです。
引用元:マイナビエージェント公式サイト
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している派遣社員の方にも向いています。
一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヵ月間」などの期限が設けられています。
一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。
期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。
実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.2万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは国内でもトップクラスの求人保有数を誇る大手の転職エージェントです。
「転職サイト」としても利用が可能なため、キャリアアドバイザーのフォローをもらいつつ、転職者自身で求人を検索・応募することも可能です。
また、dodaには他サービスには出回らない「非公開求人」が全求人のおよそ8~9割を占め、中には誰もが知る大手企業の求人が含まれているケースもあります。
派遣社員として培ってきた経験・スキルを十二分に活かせる企業を見つけたい方は、dodaの登録をおすすめします。
dodaの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。
dodaに登録した際、これまでの経歴を丁寧に書きつつ今後目指したい業種・職種をアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう…。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
年収査定 |
これまでの経歴からあなたの適正年収を算出。 自身の市場価値を知りたい人におすすめ。 |
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キャリアタイプ診断 |
120問の質問に答えることで、自身の「性格」や「向いている仕事スタイル」、「向いている企業風土」などがわかる。所要時間は10分程度。 |
転職タイプ診断 |
自身が仕事に対してどんなことを大切にしているか、また、今の仕事への満足度などを可視化できる。 自己分析・適職探しにも役立つ。 |
エゴグラム適職診断 |
50問の設問に回答することによって、自身の性格と「適職」を診断してくれる。 |
doda転職フェア |
多くの企業が出展する転職イベント。 企業の担当者に直接話を聞ける機会がある。 ※現在はオンライン中心で開催されている(2024年7月) |
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約24万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは、国内でも最大の求人数を保有する転職エージェントです。
また、「転職成功実績」においても事実上のNo.1を誇り、これまでにおよそ30万人を転職成功へと導いてきました(※公式サイトより)。
キャリアアドバイザーによるサポートも大変手厚く、応募書類や模擬面接はもちろんのこと、企業の情報や選考のポイントを分かりやすくレポートにまとめてくれるなど、独自のサポートに定評があります。
高い実績を持つキャリアアドバイザーによる高品質なサポートを望む方は、リクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントの活用メリットと派遣から正社員転職でのおすすめポイント
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに派遣から正社員への転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
職務経歴書エディタ |
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
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面接力向上セミナー |
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2024年7月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約39万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。
まとめ)派遣社員から正社員への転職は、しっかりと先を見据えて!
派遣社員から正社員を目指している人の中には、「正社員になれるなら、職種や仕事内容にはそれほどこだわらない」といった考え方をする人もいるかもしれません。
しかし、この先のキャリアを考えたとき、自分にとって向いている仕事なのかどうか、仕事内容に魅力を感じて転職を決めたかどうか、といった点は年数を経るごとに重要度を増していきます。
目先のことだけでなく、先をしっかりと見据えて正社員への転職を成功させましょう!