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フリーターからプログラマーに転職できる?未経験でプログラマー転職のポイント

[最終更新日]2024/03/14

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フリーターからプログラマーに転職できる?未経験でプログラマー転職のポイント

「プログラミング未経験だけど、プログラマーになりたい…」と悩んでいませんか。

この記事では、フリーターからプログラマーを目指す際のポイント・注意点をまとめています。

「これまでフリーターをやってきたけれども、正社員になってがんばっていきたい」「プログラミングに興味があるので、できればプログラマーになりたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

フフリーターから未経験でプログラマーを目指すには「何か資格がないとダメ?」「未経験で雇ってもらえるの?」

現在プログラマーになりたいと思っている人で、「本当に未経験で雇ってもらえるのだろうか?」「何か資格が必要なのでは?」と不安に感じている人もいるでしょう。

結論から言うと、プログラマーとして働く上で必須の資格はありません。

さらに、実務経験がなくてもプログラミングの知識や趣味レベルでプログラムを書いた経験がある人なら、プログラマーとしての第一歩を踏み出せる可能性があります。

フリーターで未経験の人がプログラマーを目指す上で、どのようなことが必要になってくるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

現在、日本の多くの企業では恒久的なプログラマー(ITエンジニア)不足にある

「ITエンジニア人材は不足している」と聞いたことがある人は多いでしょう。

経済産業省の調査によると、2030年には約43万人のITエンジニア人材が不足するといいます。

IT人材の供給動向の予測(経済産業省)

経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」)

引用元:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

つまり、今はまだプログラミングの実務経験がなかったとしても、これから学ぶことで5年後・10年後には多くの企業から求められるITエンジニア人材になる可能性があるのです。

また、2023年現在においても人材不足の理由から経験の浅いプログラマーや未経験者の採用を検討する企業は多いです。

言い換えれば、いまは努力次第でプログラマーとしてのキャリアを歩みやすい時期といえるでしょう。

一方で、プログラマーは継続的なスキルアップが求められる

未経験からプログラマーを目指して、その後挫折する人は少なくありません。

その背景には、プログラマーは継続的なスキルアップが求められる点があります。

たとえば、未経験者がプログラミングスクールを卒業したとしても、プログラマーとして即戦力として働けるケースは稀でしょう。
もちろんスクールで学んだ知識と経験は貴重なものですが、実務として働く際はそれだけでは足りないのです。

また、多くの言語は時代の流れとともに進化・発展します。そうした時流を意識して常に新しい知識・スキルを獲得していくことが、プログラマーに求められます。

たとえ現在その知識・スキルがなかったとしても、プログラミングに強い興味を持ち、かつ今後も維持できるかどうかが、プログラマーとして活躍し続けていけるかどうかの分かれ目になるでしょう。

また、「新しいものが好き」「最新の技術に触れていたい」「便利なものを自分の手で作りたい」という強い気持ちがあれば、技術は後から身につけることも可能です。

まずは、プログラミングに対する情熱を持ち続けられるかどうかを自問してみましょう。

プログラマーを目指す際は、まず「何を作るプログラマーになるのか」を考えておくとよいでしょう。

プログラマーが作るものは非常に様々ですが、以下の区分(開発形態)で考えると整理が付きやすくなります。

●Webアプリケーション、クラウドサービス→Web・クラウド系 ●業務効率化ツール→オープン系 ●工業製品、家電製品ほか→組み込み・制御系 ●企業の基幹システム→汎用系 
  • Web系・クラウド系|Webアプリケーション、クラウドサービス
  • オープン系|業務効率化ツール(顧客管理システム、勤怠管理システム、経理・会計システム)など
  • 組み込み系・制御系|工業製品(自動車・飛行機など)、家電製品(エアコン、テレビなど)ほか
  • 汎用系|企業の基幹システム、金融機関の大規模システムなど

なぜこうした区分をはじめに考えておくのがよいかというと、区分によって必要なスキルや使用するプログラミング言語が異なるからです。

開発形態ごとの求められるプログラミング言語

開発形態 主な活用シーン 使用する主なプログラミング言語
汎用系 企業の基幹システム、金融機関の大規模システムなど COBOL、Cなど
オープン系 業務効率化ツール(顧客管理システム、勤怠管理システム、経理・会計システム)など C、Java、C#、VB NETなど
Web系・クラウド系 Webアプリケーション、クラウドサービス Java、PHP、C#、HTML、XMLなど
組み込み系・制御系 工業製品(自動車・飛行機など)、家電製品(エアコン、テレビなど)ほか C、Javaなど

プログラマー初心者におすすめはWeb・クラウド系

Web・クラウド系は比較的習得が優しいプログラミング言語が多く、多くのITサービスが採用している

上に挙げた開発形態のうち、おすすめは「Web・クラウド系」です。
他の開発形態と比べると比較的習得が優しいプログラミング言語が多く、また多くのITサービスがWeb・クラウド系の開発形態を採用しているからです。

ただし、前述のとおりプログラマーとして活躍するには「興味・関心を維持し続けること」が大切です。
その他の開発形態に強い関心を持っているのなら、その分野で求められるプログラミング言語の習得からチャレンジしてみるのもよいでしょう。

プログラミング言語の種類とその特性も知っておく

学ぶ言語は難易度や、関心を持つ分野も併せて選択しよう

上の開発形態の表では、「Java」や「C」といったプログラミング言語が複数回登場していることが確認できます。
これらの言語は多くの開発現場で登用されている、いわゆる「つぶしのきくプログラミング言語」です。

ですが、だからといってJavaやCがあなたがはじめに学ぶべきプログラミング言語とは限りません。
理由は、これら言語はやや難易度が高いこと、また得意領域・不得意領域もあるからです。

主要なプログラミング言語とその特性を、以下表にまとめました。

プログラミング言語(難易度★~★★★) Web系 ゲーム/アプリケーション 組み込み系 汎用系 通信系 オープン系 AI/ビッグデータ
◎:よく利用される 〇:利用される △:利用されることがある
Java Script、CSS、HTML (★)
PHP(★★)
Java(★★★)
Python(★★)
C++(★★★)
C#(★★★)
Swift(★★)
Kotlin(★★)
Ruby(★★★)
Go(★★★)
COBOL(★★)
R(★★★)

これからゼロベースでプログラミングを学ぶ人は、上の表の難易度の低いところ(★~★★)から学び始めるとよいでしょう。

その際に、ご自身が関心を持つ分野(開発形態)も併せてみておくと、選択もしやすくなるはずです。

未経験・フリーターからプログラマーに転職する際は、「学びながらの転職活動」がおすすめです。
以下に挙げる3つのポイントを、順に辿っていくとよいでしょう。

基礎知識が不安な人はまず書籍&学習サイトで

どのプログラミング言語にも共通する基礎知識を書籍や学習サイトで学ぶ。

プログラミングは、正しく学ぶことが重要です。
独学で学んでしまうと癖がつきやすく、チームで開発をするときに苦労することが多いです。

そのため、多くの人が利用している書籍や学習サイトを使うのが効果的です。

どの書籍・学習サイトを利用するかは学ぶプログラミング言語によって変わります。
ここではどのプログラミング言語にも共通する「アルゴリズム」(問題を解決するための手法・計算方法のこと)に関する書籍・学習サイトを紹介します。

ご自身の学ばれるプログラミング言語と併せて、参考にしてください。

プログラミング初心者におすすめの書籍

アルゴリズムビジュアル大事典(マイナビ出版)

代表的なアルゴリズムを図解で説明している。幾何学系アルゴリズムの説明もある。

Pythonで学ぶアルゴリズムの教科書(インプレス)

Pythonの基礎的なコードも学べる

問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本(技術評論社)

アルゴリズムの理解に必要な数学も学べる。

プログラミング初心者におすすめの書籍/学習サイト

おすすめの学習サイトには、以下のものが挙げられます。ここでは、無料で学べるサイトを取り上げました。

サイト名 コメント
VISUALGO
VISUALGO
アルゴリズムの動作をパソコン上で体感できる
paizaラーニング アルゴリズム入門編
paizaラーニング アルゴリズム入門編
有料のチャプターも多いが、「巡回セールスマン問題」など、一部のチャプターは無料で受講できる

実際にソースコードを書き 、動作を確認する

実際にコードを書いて動かすことでプログラミング力が成長する。

ある程度プログラミングの知識を得たら、実際にご自身でソースコードを書き、動作を確認してみましょう。

実際にコードを書かなくては、プログラミング力は成長しません。

また、プログラムが意図通りに動いたときの喜びはひとしおです。こうした小さな成功体験が、プログラマーとしてキャリアを形成していくうえで大切になります。

働きながらプログラムが学べる職場環境を得る

転職サイト・エージェントを活用して働きながらプログラミングが学べる職場環境を探す。

プログラミングについてある程度知識が付いたら、働きながらプログラミングが学べる職場環境も探してみましょう。

「きちんと理解できるまで実務に就くのは不安だ」という人もいますが、プログラミングは実際に実務で使ってみることで理解を深められます。

とくに現在転職を考えている人は、「スキルアップしてから転職しよう」よりも「転職とスキルアップを両輪で進めよう」というマインドの方がうまく行くケースが多いです。

ですが、新しい職場が適切にプログラミングを学べる環境かどうかは、しっかり調べなければなりません。
また、あなたのスキルレベルに合わせて業務が与えられるかも注意すべきでしょう。

これら企業研究は自力で行うのが基本ですが、あわせてITエンジニアの転職支援に強い転職サイト・エージェントを利用することをおすすめします。

次章で紹介する転職サイト・エージェントは、担当となるエージェントがあなたのキャリアの志向やスキルセットをヒアリングしたうえで、プログラミングが学べる職場を提案してくれるでしょう。
サービスによって紹介される求人は異なりますので、善い選択・判断ができるように複数のサービスに登録しておくことをおすすめします。

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

プログラマー求人は国内No1の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

プログラマー向けの求人も豊富で、2024年1月現在のプログラマー関連の求人は約6.0万件。そのうち未経験者可の求人が約1,900件あります。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

今回はじめて正社員化を目指す人は、リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」を活用するとよいでしょう。

職務経歴書エディター
職務経歴書エディタ
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。
面接力向上セミナー
面接力向上セミナー
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。
現在(2024年1月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。

また、リクルートエージェントの担当アドバイザーもこれまでの転職支援実績をもとにプログラマーへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • エージェントレポートや面接力向上セミナーなどの「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
プログラマー・Webエンジニアの公開求人数 約6.0万件(2024年1月現在)
求人数・サポート実績No1

ワークポート

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。

エンジニア、営業、メーカー系はじめ豊富な求人。転職決定率の高さに定評があり、「転職活動をエージェントから力強くプッシュしてほしい」人におすすめのエージェントです。

ワークポートはとくにIT・Web系職種の求人が多く、「業界・職種未経験者」への転職成功に多くの実績があります。

SE・プログラマー系の求人は約1.2万件あります(2024年1月現在)。
また、ワークポートは「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、あなたのやる気や姿勢次第で他のエージェントでは紹介されないような求人も紹介してもらえることあるでしょう。

ワークポートの特徴

特徴
  • 全国トップレベルの求人数。特にIT・Web業界への転職支援に強い
  • 幅広い業界において、未経験者へのサポート実績が豊富
  • 転職者の希望に合わせて、「チャレンジ転職」にも力強くサポートしてくれる
サービス対応地域 全国
SE・プログラマーの公開求人数 約1.2万件(2024年1月現在)
転職エージェント総合ランキング 3年連続顧客満足高評企業

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20's。20代・第二新卒向け転職エージェント

第二新卒・フリーターへの転職支援に特化したサービス。求人の7割が「未経験OK」なので、プログラマーへのジョブチェンジにもおすすめです!

マイナビジョブ20’sは若手社会人に特化した転職サービスです。
今回が初めての転職という人や、社会人としての経験が浅い第二新卒・既卒の人におすすめのサービスです。

社会人経験の浅い人や未経験者向けの求人が充実しており、今回が初めての転職という人も、「経験が浅い」「社会人経験が短い」ことを理由に転職支援を断られることはありません。

また、マイナビジョブ20’sはTechCareerというITエンジニア専門のサポートチームがあり、ここでは「エンジニアとしてできることがない」「スキルがない」と不安を感じている人でも、入社後のポテンシャルを見込んで 採用する求人を紹介してもらえます。

マイナビジョブ20's。TechCareer

参考:マイナビジョブ20’s公式HP

未経験でも意欲を重視して採用する企業を紹介してもらえますので、社会経験を問わず転職先を見つけやすいのが特徴です。

マイナビジョブ20’sの特徴

特徴
  • 保有求人の7割が「未経験OK」の求人
  • スカウトサービスにより企業から直接オファーが届くことも
  • 転職後の定着率93.6%
サービス対応地域 東京・神奈川・札幌・大阪・愛知
プログラマー関連の公開求人数 約700件(2024年1月現在)
転職後の定着率93.6%

doda(デューダ)

doda doda(デューダ)公式サイト

都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
業務アプリケーションエンジニア・プログラマー関連の公開求人数は約2.0万件、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でプログラマーの求人をじっくりチェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。

そのほか、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
業務アプリケーションエンジニア・プログラマーの公開求人数 約2.1万件(2024年1月現在)
豊富な求人&充実の支援ツール

まとめ)誰でも最初は未経験!フリーターからプログラマーへの転身は可能

プログラマーと聞くと、「理系の学部で勉強してきた人」「もともとITに強い人」が就く仕事と思われがちです。

しかし、現役のプログラマーの中には、最初は独学でプログラムを書き始めたという人や、文系出身だけれども見よう見まねでコードを書けるようになっていった、という人も大勢います。

つまり、フリーターからプログラマーを目指すのは決して難しいこと・特殊なことではなく、頑張り次第で十分に射程距離に入る分野なのです。

ただし、プログラミングは初心者にとってハードルが高い印象を拭えないのも事実でしょう。
初めて買った技術書を数ページ開いて「難しくて分からない」とあきらめてしまったり、求人を眺めて「未経験の自分には難しすぎる」と決めてかかってしまったりすることのないよう、プロのアドバイスを仰ぎながら着実にキャリアチェンジを図っていくことが重要です。

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