ITエンジニアの転職市場【2025年】売り手市場はいつまで続く?傾向とおすすめ業界・職種は?
[最終更新日]2025/09/13

ITエンジニアとして転職を考えるとき、まず気になるのは「今の市場はどう動いているのか」「どの業界・職種にチャンスがあるのか」という点ではないでしょうか。
あわせて、「売り手市場はこの先も続くの?」という疑問も多く寄せられます。
2025年のいま、テクノロジー活用は一段と広がり、企業のIT投資や業務のデジタル化(=紙や属人化の作業をシステムやデータで置き換えること)が加速しています。そこで本記事では、できるだけ専門用語をかみ砕きながら、最新の市場動向と、転職で狙いたい領域をやさしく解説します。
参考文献:
・厚生労働省:一般職業紹介状況(令和7年6月分)について
・日本情報システム・ユーザー協会(JUAS):企業IT動向調査2025(報告書PDF)
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA):DX動向2025
目次
1)2025年、ITエンジニア転職市場の動向

2025年のITエンジニア転職市場は、前年に引き続き「売り手市場」の傾向が続いています。一方で、リモートワークの定着やDX推進の本格化を受け、求められるスキルや働き方は多様化しています。具体的には、以下の4つの動向が確認できます。
①リモートワークや複業など、働き方が多彩に
2020年のコロナ禍以降、IT・通信業界を中心にリモートワークが急速に広がりました。2025年現在では、週1〜2回の出社と在宅勤務を組み合わせたハイブリッド勤務が一般的となり、地方在住や短時間勤務など、多様な働き方を選択できるようになっています。
参考:リクナビNEXTで「在宅勤務OK」となっている求人の業種別企業数

参照:【リクナビNEXT】在宅勤務OKの積極採用中求人・転職情報50選(求人数は2022年10月時点のもの)
ITエンジニアは、とくにリモートワークで働く人の多い職種です。マイナビIT AGENTではリモートワーク可の求人が約4,000件、レバテックキャリアでは約1万件(2025年9月時点)とされ、出社は週1〜2日のみという案件も多く見られます。
最近では在宅勤務に加え、地方にいながら都市部のプロジェクトに参画できる常駐型リモート案件や、子育て・介護と両立しやすい時短勤務、週3日勤務といった選択肢も登場しています。どのような求人があるかを確認したい人は、転職エージェントの求人検索やカウンセリングを活用すると良いでしょう。
こうした働き方の自由度は今後も高まる見通しです。
地方移住や二拠点居住を検討しているITエンジニアや、家事や育児との両立を目指したい人にとって、転職は新しい働き方を得るチャンスといえます。また、まだ数は少ないものの、複業(パラレルワーク)を許可している企業も増加傾向にあります。
2025年に転職を検討する際は、「どの領域・分野で働きたいか」だけでなく、「どのような働き方をしたいか」という視点も持ち、自分の生活スタイルに合った企業を選ぶことが重要です。
②生成AI・AIエンジニア職の急増と求められるスキル
深刻な人材不足を背景に未経験歓迎の求人は引き続き増えていますが、2025年の転職市場で特に目立つのは生成AIやAIエンジニア関連職の急増です。
Lightcastによると、生成AI関連スキルを求める求人は2021年1月の55件から2025年5月には約1万件へと急拡大し、生成AIエンジニア職の求人は2022〜2024年にかけて約7倍に増えています。
また、AutodeskのAI Jobs Reportによれば、AIエンジニアやAIソリューションアーキテクト、プロンプトエンジニアといった新しい職種が台頭し、AIエンジニアは前年比143.2%、AIソリューションアーキテクトは109.3%増など急激な伸びを示しています。
AIコンテンツクリエイターやAIコーチといった非技術系職種も増えており、AI人材の裾野が急速に広がっています。
こうした生成AI・AIエンジニアリング職は未経験歓迎の案件もありますが、実務ではPythonやSQL、機械学習の基礎、データ処理に加えて、生成モデルの仕組みやプロンプトエンジニアリング、MLOps(機械学習の運用)、クラウド/セキュリティの知識が求められることが多くあります。
早い段階から勉強を始め、小さなプロジェクトやポートフォリオを作成しておくと選考で評価されます。
一方で、求人の増加は好機ですが、研修後に案件待機が長期化するケースや、AIブームに便乗した質の低い案件も見受けられます。
転職時には企業が扱うプロジェクト内容や育成環境を確認し、独学やコミュニティへの参加を通じてスキルを継続的に高めましょう。
②生成AI・AIエンジニア系の主な募集職種
職種 | 概要 |
---|---|
AIエンジニア(生成AI・ディープラーニング) | 生成AIや深層学習モデルを設計・学習・チューニングし、プロダクトに組み込んで性能を改善する技術職。要件に応じたモデル構築やMLパイプラインの開発運用を担います。 |
AIソリューションアーキテクト | 企業の課題を踏まえAI導入の全体設計を行い、クラウドやデータ基盤を含むアーキテクチャを構築する役割。技術選定から運用まで広く関わります。 |
Promptエンジニア/AIプロンプトデザイナー | 大規模言語モデルに適切な指示(プロンプト)を設計し、精度や生成結果を高めるパターンやテンプレートを開発する職種。LLM活用の要となります。 |
AIプロダクトマネージャー/AIコンサルタント | AI製品の企画やロードマップ策定、ステークホルダー調整を行う役割。事業課題を技術で解決する戦略立案や導入支援も担当します。 |
データエンジニア・MLOpsエンジニア | データ収集や加工・保存基盤を整え、機械学習モデルの開発・運用の自動化(MLOps)を推進するエンジニア職。信頼性と再現性の高いデータ環境を構築します。 |
セキュリティエンジニア(AI活用) | AIシステムやデータを守るためのセキュリティ設計や運用を担当。脅威分析やゼロトラスト化、AI活用時のリスク管理を実施します。 |
AIコンテンツクリエイター/AIコーチ | 生成AIを用いたコンテンツ制作やAI利用の教育支援を行う職種。ユーザーへのツール活用方法を指南し、実用的な成果物の作成をサポートします。 |
生成AIとAI技術の普及により、職種の幅は年々広がっています。未経験者でも積極的に学び、AIを活用したプロジェクトや成果物を通じて自分のポテンシャルを示せば、将来性の高いポジションへの道が開けます。
③ DX人材ニーズの高まり
DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用して業務やビジネスを改革し、企業の競争力を高める取り組みです。株式会社フレクトの調査では「DXに関する必要性を感じていますか?」という問いに対し、社員300名以上の企業の70.5%が「はい」と回答しています。多くの企業がDXを必須テーマと捉えていることがわかります。

※参照 株式会社フレクト「企業と顧客がデジタルでつながる「攻めのDX」を支援するフレクト、企業のDX推進に関する実態調査レポート」
企業がDXに取り組む目的としては、コスト削減や業務プロセスの改善が挙げられます。大きなサービスやビジネスモデルの変革だけでなく、日々の業務を効率化するためのスモールスタートから着手する企業も増えています。
最近では、生成AIやデータ分析といった技術を活用した業務改善が注目されており、データエンジニアやMLOpsエンジニア、プロダクトマネージャー、セキュリティ・SREなどの上流工程人材が特に求められています。また、DX専任職以外のITエンジニアでも、データ活用やクラウド、セキュリティへの理解が必須となっている点を意識しておきましょう。
ITエンジニアは企業のDX推進を担う中心的な存在です。DXに関わる技術や考え方を学んでおくことで、将来的なキャリアの幅を広げることができます。
④ ITインフラ・ITセキュリティへの課題感
リモートワークの普及に伴い、企業は社内システムやネットワークをどこからでも利用できるよう整備する必要があります。その一方で、サイバー攻撃や情報漏えいのリスクが高まり、セキュリティ対策も急務となっています。
リモート環境を安心して利用するためには、安定したITインフラと強固なセキュリティが欠かせません。ゼロトラストモデル(すべてのアクセスを常に検証する考え方)を前提としたネットワーク設計や、ID・アクセス管理、クラウド上での暗号化・監視など、求められる技術は多岐に渡ります。
また、デジタル田園都市国家構想など政府の施策を背景に、地方自治体や製造・建設・物流業界など非IT業界でもクラウド化やセキュリティ強化の取り組みが広がっています。業界を問わずITインフラ・セキュリティ人材の需要が高まっており、CSIRT(セキュリティ対策チーム)やSOC運用、SRE、クラウドエンジニアの求人が増加傾向にあります。
ITインフラ・セキュリティエンジニアへのニーズは今後も拡大する見込みです。これまでITとは縁遠かった業界でも、ITエンジニアの知見が求められる場面が増えるでしょう。
参考文献:
・厚生労働省:一般職業紹介状況(令和7年6月分)について
・日本情報システム・ユーザー協会(JUAS):企業IT動向調査2025
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA):DX動向2025
・JIPDEC:セキュリティ投資とコンプライアンスに関する調査2025
・株式会社フレクト:企業のDX推進に関する実態調査レポート
2)2025年のITエンジニア転職で注目しておきたい業界
転職先の業界を選ぶ際には、ITエンジニアの人材ニーズだけでなく、業界全体の成長性や将来性も見据えて判断することが大切です。
次に挙げる3つの業界は、いずれも2025年以降も成長が見込まれます。
あわせて、製造(スマート工場)・物流/小売(需給最適化)・建設/不動産(BIM/CIM)・公共/医療(地域DX)などでもIT投資が進んでいるため、興味がある方は求人の動向を早めにチェックしておくことをおすすめします。
SaaS業界

SaaSとは「Software as a Service」の略で、インターネット経由でソフトウェアを提供するサービス形態です。利用者はブラウザなどを通じて使い、サーバやアプリの保守を自社で行う必要がないのが特徴です(一般にはクラウドサービスとも呼ばれます)。
SaaS市場はこの数年、高い成長が続いており、2025年以降も業務のデジタル化・リモートワークの定着・コスト最適化の流れを追い風に拡大が見込まれます。

出典:ITR「ITR Market View:ERP市場2021」
総務省の「情報通信白書」では、クラウドの全社導入はまだ道半ばで、部門単位の導入・今後導入予定の企業も多いことが示されています。つまり、企業のクラウド化はこれから本格化する余地が大きく、関連するエンジニア需要は継続する見込みです。
参考)令和3年版情報通信白書「基本データと政策動向」
SaaS業界で求められるITエンジニアは、主に次のような職種です(プロダクトの性質により役割は重なり合います)。
- アプリケーションエンジニア(機能開発・改善)
- サーバーサイドエンジニア(API/認証/性能最適化)
- フロントエンドエンジニア(UI/UX・アクセシビリティ)
- インフラエンジニア(クラウド・SRE・IaC・監視)
- セキュリティエンジニア(ゼロトラスト・脆弱性対策)
Web3業界

「Web3」は「分散型ウェブ」とも呼ばれ、主に以下の領域の総称です。
- ブロックチェーン
- NFT
- メタバース
実用化が進む一方で、市況の影響を受けやすい側面もあり、2025年現在は「金融・決済・サプライチェーンなど実務に直結する領域」での採用が中心です。未経験可の募集も見られますが、暗号技術やセキュリティ、スマートコントラクトの理解が評価されます。
各領域で求められる知識・スキル例は次のとおりです。
領域 | 求められる知識・スキル |
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ブロックチェーン |
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NFT |
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メタバース |
|
すべての知識・スキルを最初から求める企業は多くありません。
基礎を自学し、小さな成果物(PoC)を公開していく姿勢が評価に直結します。GitHubやポートフォリオでの発信も効果的です。
コンサルティング業界

コンサルティング業界は今、戦略立案とテクノロジー実装を一体で支援する体制へとシフトしています。経営・事業戦略の実現にはITの知見が不可欠になり、2025年現在はSE、PL・PM、アーキテクト、データ/AI人材などの採用が活発です。
ITコンサルタントの主な種類・業務領域は次のとおりです。
主な種類・業務領域 | 業務内容 |
---|---|
ITマネジメント戦略コンサルタント | 経営・事業戦略を実現するため、ITを軸に組織変革・業務改革を企画・推進する |
ERPコンサルタント | 基幹業務の可視化・標準化を目的に、ERPの選定・設計・導入をリードする |
CRMコンサルタント | 顧客接点の最適化・業務効率化のため、CRMの企画・実装・運用を担う |
SCMコンサルタント | 調達〜生産〜物流〜販売の全体最適化に向け、データ連携とプロセス改善を推進する |
PMOコンサルタント | 大規模ITプロジェクトのマネジメント、品質・進捗・リスク管理、関係者調整を行う |
ITエンジニア(SEやPM・PL)とITコンサルタントの大きな違いは、「作る行為」と「課題を解決する行為」の比重にあります。DXの潮流により、企画〜実装までを横断して推進できる人材に注目が集まっています。
「顧客の課題解決に直接関わり、成果を出したい」という方は、ITコンサルタントをキャリアの選択肢として検討してみてください。エンジニア経験を土台に、要件定義・プロダクト志向・データ活用・セキュリティの知見を伸ばすと、活躍の幅がさらに広がります。
参考文献:
・総務省:情報通信白書(令和3年版) 基本データと政策動向
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA):DX動向2025
・日本情報システム・ユーザー協会(JUAS):企業IT動向調査2025
3)2025年|ITエンジニアの転職を成功させるためのポイント
ITエンジニアが転職を成功させるには、何から手を付け、どのように伝えるかが鍵になります。
ここまで紹介してきた業界動向や人材ニーズを踏まえ、2025年に押さえておきたいポイントを整理しました。
次の3点を意識して、採用担当者に伝わるアピールを用意しましょう。

IT業界にこだわらず幅広い業界を視野に入れる
転職先の希望分野は、IT業界にこだわらず幅広い業界を視野に入れましょう。
ITエンジニアの知見や経験を求めているのはIT業界だけではありません。
これまで想定していなかった業界であっても、近年になって急速にITエンジニアの人材ニーズが高まっていることは十分に考えられます。
非IT分野の企業においても、システム開発や保守運用におけるベンダー依存から脱却を試みる動きが加速しています。
ベンダーロックインの状況が長く続くほど開発・保守運用のコスト増につながりやすいだけでなく、管理体制がブラックボックス化しがちになり、自社にノウハウやリソースが蓄積されないからです。
非IT企業がベンダー依存から脱却するには、インハウスエンジニアの存在が欠かせません。幅広い業界を視野に入れておくことで、思いもよらない優良案件に出会える可能性があります。
経験業務やプロジェクト内容をどう活かせるのかを明確にする
職務経歴書やポートフォリオを作成する際には、経験業務やプロジェクトの羅列に終始しないよう注意してください。
現状のスキルや業務知識を正確に伝えることは重要なポイントですが、企業側が知りたいのは「入社後にどのような貢献ができる人材か?」という部分です。
経験業務やプロジェクト内容は、あくまでも過去の実績という点を忘れないようにしましょう。
企業研究を入念に行った上で、応募先企業が求めるスキルと自身の経験が重なる部分を明らかにしておくことが大切です。

その上で、「現状このスキルを持っている」「よって、入社後はこの分野での貢献が可能」といったように、現状と将来像を結びつける必要があります。
入社後に活躍する姿を採用担当者が具体的にイメージできるようにアピールするのがポイントです。
今後のキャリアイメージを伝えられるようにしておく
直近の業務内容に関する希望条件だけでなく、中長期的なキャリアイメージを伝えられるように準備しておくことも非常に重要です。
コストをかけて人材を採用するからには、入社後はできるだけ長く活躍してほしいと考える企業が多いでしょう。今後のキャリアの方向性を自分の言葉で伝えられる人材であれば、採用するメリットを感じやすいはずです。
具体的には、特定の領域でエキスパートを目指すのか、マネジメント方面へ進みたいかによって、培っていくべきスキルや知識は大きく異なります。
中長期の目標を伝えることは、企業側にとって採用するメリットを見通すためのヒントとなるでしょう。
ITエンジニアとして今後どのようなキャリアを歩みたいのか、イメージを育んでおきましょう。
参考文献:
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA):DX動向2025
・日本情報システム・ユーザー協会(JUAS):企業IT動向調査2025
4)ITエンジニアの転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つ担当エージェントからサポートを受けられます。
とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い実績を誇っています(※公式サイトより)。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの人は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約4.5万件(2025年9月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 非公開 |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方まで、ネットで公開されていないような企業情報が必要となることは多いです。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約15万件(2025年9月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
ワークポート
キャリアチェンジの支援に強い転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、またキャリア相談はじめ対面での面談を強化しています。
そのため、「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.2万件(2025年9月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
Geekly(ギークリー)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域のトレンドや転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2022年10月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 一都三県、関西 |
公開求人数 | 約3.9万件(2025年9月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
【まとめ】ITエンジニアのキャリアプラン・転職は、人材ニーズとキャリアイメージのバランスを大切に
今回紹介してきた通り、ITエンジニアは依然「売り手市場」の傾向が続いています。
ITエンジニアが活躍できる場は今後いっそう広がっていき、人材ニーズに関してもますます高まっていくのはほぼ間違いないでしょう。
一方で、転職が今後のキャリア形成に深く関わる重要な決断であることは間違いありません。
人材ニーズが高い分野をリサーチすることは重要ですが、自身のキャリアイメージを実現できる分野か、将来的なキャリアイメージが湧くかといった点もしっかりと考えておく必要があります。
今回紹介したポイントを参考に、人材ニーズとキャリアイメージのバランスを十分に考慮した上で転職活動を進めていきましょう。