未経験でエンジニア転職は資格が必要?おすすめ資格と転職成功のポイント
[最終更新日]2026/05/16

未経験からIT業界でエンジニアを目指す際、「未経験でも本当に転職できるのか?」と不安を感じる人は多いでしょう。
せめてIT系の資格を何かしら取得しておいたほうが、選考で有利になるのでは?と考えたことがある人もいるかもしれません。
この記事でわかること(早見表)
- IT資格は「国家資格」と「ベンダー資格」のどちらを優先?
→ 日本国内エンジニア転職は国家資格(基本情報など)優先=受験料安・生涯有効。外資/特定技術はベンダー資格(CCNA/LinuC等)が有効。 - 未経験エンジニア転職で資格は本当に役立つ?
→ 「実務経験>資格」だが資格は「アピール点増」「採用側の安心材料」。書類通過率・面接評価UPに寄与。資格取得と転職活動の並行が鉄則。 - ITパスポートと基本情報技術者の違い・使い分けは?
→ ITパスポートはレベル1で非IT業界向け、基本情報はレベル2でエンジニア基礎知識網羅。エンジニア志望なら基本情報からスタートが王道。 - 未経験者向け推奨資格と取得順序は?
→ 基本情報技術者→方向性別専門(NW=CCNA/LinuC、サーバー=LPIC/LinuC、DB=Oracle、クラウド=AWS認定)。GitHubポートフォリオとセット推奨。 - 30代未経験者でも資格でカバーできる?
→ 「資格+ポータブルスキル+ドメイン知識」の組合せで勝負。前職ドメイン×IT資格(金融×FinTech/医療×医療IT)が現実的戦略。
目次
1)そもそもIT系の資格にはどんなものがあるの?
ITエンジニア業界の資格は《国家資格》と《ベンダー資格》の2つがある

一般的に資格試験と呼ばれるものには国家資格と民間資格があります。IT系の資格に関してもこの区別があり、企業が主催する民間資格のことを「ベンダー資格」と言います。
ベンダー資格は企業が主催していますので、自社製品についての知識や技能をどの程度習得できているのかが問われます。試験に合格すれば、認定されます。
国家資格は、特定製品に関する知識ではなく、IT全般の基礎知識や汎用的なスキルを問う試験です。
よくある問題が発生した場合の解決能力など、汎用的に使うことができる知識を身につけることができます。
ベンダー資格は取得することで実務に直接役立てやすい反面、特定の製品に用途が限られているため、活用できる場面が限定されています。
一方、国家資格は特定のスキルを身につけるための資格試験ではないものの、IT系のどの企業で働く上でも基礎知識として汎用的に役立てることができます。
国家資格とベンダー資格の違い
| 良い点 | 注意すべき点 | |
|---|---|---|
| 国家資格 |
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| ベンダー資格 |
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ITエンジニア向けの主な国家資格

基本情報技術者
IT系では最もよく知られている国家資格です。
データベースやネットワーク、さらにはプロジェクト管理に関する知識といったように、幅広くIT系の基礎知識を学ぶことができます。ITエンジニアとして働く上でごく基本的な知識が集められているので、未経験者が最初に勉強して取得するのに適した資格と言えます。
基本情報技術者の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 資格名 | 基本情報技術者試験(FE) |
| 資格取得で学べること |
|
| 試験内容 |
|
| 学習時間の目安 | 約200~300時間 |
| 公式サイト | IPA 情報処理推進機構 |
ネットワークスペシャリスト
ITエンジニアの中でもネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアとして働くことに興味があれば、ぜひとも取得しておきたい国家資格です。
ネットワークの技術的な知識だけでなく、サービスの動向まで幅広くカバーしています。
ネットワークスペシャリストの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 資格名 | ネットワークスペシャリスト試験(NW) |
| 資格取得で学べること |
|
| 試験内容 |
|
| 学習時間の目安 | 約300~400時間 |
| 公式サイト | IPA ネットワークスペシャリスト試験 |
システムアーキテクト
システムを設計し実現するための知識・技能を身につけるための国家資格です。
効率の良いシステム設計や既存のシステムとの連携、システム導入によってどのように業務フローを改善するか、といったシステム全体の設計を担当するスペシャリストを目指します。
システムアーキテクトの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 資格名 | システムアーキテクト試験(SA) |
| 資格取得で学べること |
|
| 試験内容 |
|
| 学習時間の目安 | 約400~600時間 |
| 公式サイト | IPA システムアーキテクト試験 |
ITエンジニア向けの主なベンダー資格

Oracleマスター
データベース管理とSQL記述スキルのレベルを認定する資格です。
ベンダー資格ではありますが、試験のグレードによってはOracle認定資格OCPと連携しており、グローバル水準のスキルレベルとして認定してもらえるのが特徴です。
Oracleマスターの概要
Linux技術者認定 LinuC(リナック)
Linux技術者としてのスキルレベルを認定する民間資格(ベンダー資格)です。
カナダのNPO法人が主催しているため、特定のベンダーに依存しない中立な立場である点が特徴です。
インターネットサーバの半数以上がLinuxですので、Linuxに関する基本的な知識を持っていることを証明できればITエンジニアにとってメリットがあると言えます。
Linux技術者認定 LinuC(リナック)の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 資格名 | Linux技術者認定 LinuC(リナック) |
| 資格取得で学べること |
|
| 試験内容 |
|
| 学習時間の目安 | レベル1:約100~150時間、レベル2:約200~300時間、レベル3:約400時間以上 |
| 公式サイト | LinuC公式サイト |
Cisco Certified Network Associate(CCNA)
CCNAは、ネットワーク関連機器の最大手「シスコシステムズ社」が実施するベンダー資格です。
CCNAの資格を取得することで、基礎的なネットワークおよびシスコシステムズ社の製品に関する知識や技術を持つこと(ネットワーク技術取得者であること)の証明になります。
CCNAの資格取得のメリットとしては、以下があります。
・ネットワークに関する基礎知識・技術が身につく
・シスコ製品に関する知識やスキルが身に付く
・就職や転職の際に有利になる・仕事を回されやすくなることも
Cisco Certified Network Associate(CCNA)の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 資格名 | Cisco Certified Network Associate(CCNA) |
| 資格取得で学べること |
|
| 試験内容 |
|
| 学習時間の目安 | 約200~300時間 |
| 公式サイト | Cisco CCNA公式サイト |
2)資格は転職活動で役に立つのか
IT系の代表的な資格にどういったものがあるのか、確認できたでしょうか。
では、いよいよ問題の核心に移っていきましょう。それは、「IT系の資格を取っておくと転職活動で役に立つのか?」という疑問です。
IT系資格に関する「役に立つ」「役に立たない」といったウワサにはさまざまな説がありますので、惑わされないようにしたいところです。
IT業界への転職で資格がどの程度の効力を持つのか、実際のところを確認していきましょう。
評価されるのは、資格よりは実務経験

結論から言えば、IT業界への転職で最も評価されやすいのは「実務経験」です。
たとえどんな資格を持っていようと、実務未経験者であれば実務を十分に積んできたITエンジニアには到底かなわないのです。「資格を取っても役に立たない」というウワサは、こうしたところから来ていると思われます。
では、IT系の資格の取得はムダであり、何の意味もないのか?と言うと、決してそうではありません。
資格取得のためには計画的な学習が必要なため、基礎知識を体系的に身につけるのに役立ちます。
また、学んだ知識が本当に身についているかどうかを試すことができますので、資格に向けた勉強は十分に意味があると言えます。
注意しておきたいのは、「資格さえ取れば転職できる」といった思い込みです。
- 資格取得に向けた勉強には意味がある
- 資格を持っていれば転職できるわけではない
- 実務経験>資格はほぼ確実
といったことを覚えておきましょう。
とはいえ、未経験からの転職活動において資格は強みになる

資格さえ持っていれば転職できるわけではない、というのは前述の通りですが、実務未経験者にとって「有力なアピールポイントが1つ増える」のは間違いありません。
少なくとも、IT業界に興味があって応募していること、ITエンジニアと仕事をする上で会話が成立する程度の基礎知識は身についていることを伝える効果はあるでしょう。
企業側としても、完全な未経験者を採用するのはリスクのある選択です。
ポテンシャルに期待して採用したものの、入社後に実務が始まってみるとITエンジニアとしての適性が著しく低かったり、期待していたスキルレベルに到達できる見込みが薄かったりする可能性もあるからです。
しかし、IT系の資格を取得済みであれば、少なくとも「このレベルの知識までは持っている」ことを明確に伝えられるため、入社後にそもそも適性がなかったといった致命的なミスマッチが起こるリスクを低減させることができます。
資格取得者であれば、採用する側にとって安心材料の1つになる可能性があるというわけです。
3)未経験から転職する際におすすめの資格
IT系の資格はたくさんの種類があるため、未経験者がIT業界へ転職する場合にどの資格を取るのがいいのか迷ってしまうかもしれません。
志望する分野や今後のキャリアプランによって、取っておくとのちのち役立つ資格がある反面、あまり関係のない分野の資格を取っても実務で使う機会がない可能性もあります。
ここでは、特にIT業界未経験者がこれから転職するにあたって取得をおすすめしたい資格を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
業界未経験者におすすめなのは「基本情報技術者試験」

基本情報技術者試験は、IT業界では必須の資格と言われるほどスタンダードな資格として知られています。IT企業では合格者に資格手当を支給していたり、昇進する際の条件とされていたりする場合もあります。
ハードウェアやソフトウェアの基礎知識、データベース、ネットワークに関する知識、さらにはプロジェクトマネジメントや経営戦略といった領域まで、IT業界で働く上で必要となる知識が集約されています。
難易度としては、「情報処理の促進に関する法律」で定められている資格のうちレベル2となっており、実務未経験の人でもしっかりと勉強すれば合格できるレベルになっています。試験は午前・午後に分けて行われ、どちらも60%以上の正答率で合格となります。
基本情報技術者試験に合格していなくてもIT業界を目指すことはできますが、入社後にいずれ取得しなくてはならない時期が来ることと、業界共通の基礎知識を知っておく意味においても、取得しておくことをおすすめします。
ITパスポートは取得するべき?

ITパスポート試験は、2009年に廃止された初級システムアドミニストレータ試験の一部を継承した国家資格です。
IT業界で活躍する開発者側を対象としているというよりは、非IT業界の人を対象とした試験と捉えられることが多い傾向があります。スキルレベル1に相当することからも分かる通り、難易度の上でも比較的合格しやすい資格と言えます。
非IT企業向けの資格ですので、これからIT業界への転職を目指す人や、ITエンジニアになりたい人がわざわざ取得に向けて勉強する内容の試験ではありません。
ITパスポートに合格したからといって、IT企業で昇進に有利になったり資格手当が支給されたりすることは考えにくいでしょう。
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資格取得を目指す前に、転職の専門家に相談してみるのもアリ

IT業界に未経験で挑戦したいので、IT系の資格を取っておきたい!という意欲を持って転職活動の準備を始めるのは良いことですが、資格取得を目指す上ではリスクもあります。
それは、資格取得に向けた学習期間も考慮すると、「時間」がかかるということです。
資格取得に向けて、一定期間は集中的に勉強する必要がありますし、資格を取得してから転職活動を始めるとなると、転職活動のスタートが数か月、半年といった単位で遅れていきます。
仮に資格を取得できたとして、その資格が本当に転職や実務で役立つものなのか、しっかりと確認しておかなくてはなりません。
せっかく時間をかけて取得したにもかかわらず、それが転職に役立たないようでは、非常にもったいない結果になってしまいます。
ただ、業界未経験の状態で資格試験の難易度や学習期間を正確に判断できるかというと、難しい面もあるはずです。
そもそも資格を取っておくべきなのか、時間をかけて取得する価値がある資格なのか、どの資格を取っておいたら有利になるのか、といったことを、専門家である転職エージェントに相談してみるのもひとつの手です。
4)IT業界への転職を考えている人におすすめの転職エージェント
マイナビ転職IT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
異業種へ転職する際、第二新卒など年齢が若い層ほど経験の少なさが障壁になりにくい傾向があります。
年齢が若いことに加え、前職での在籍年数も長くないことから、まだ特定の職場のカラーに染まっていないだろう、と考える企業が多いようです。
第二新卒に該当する人であれば、異業種へのキャリアチェンジは可能性が十分に残っていると言えるでしょう。
マイナビ転職IT AGENTはマイナビ社が運営する転職エージェントで、IT・Web関連の職種を専門に扱っています。
第二新卒を対象とした求人を多数保有しており、実務未経験者でも募集対象となる求人を紹介してもらえる可能性大でしょう。
未経験業種へ転職する際に注意しておきたいこととして、「前の職場と比べて」といった比較対象がないため、就労環境の良し悪しを判断することが難しい点が挙げられます。
マイナビ転職IT AGENTはマイナビのネットワークを活用して、大手企業だけでなく中小の優良企業の求人も多数保有しています。
初めてのIT業界だからこそ、良い環境で働ける可能性の高い職場を紹介してもらうことはとても重要なことです。
マイナビ転職IT AGENTの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| 公開求人数 | 非公開 |
| とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
ユニゾンキャリア


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IT業界、Web業界について詳しく教えてもらいながら転職活動をしたい人におすすめの、「寄り添い型」転職エージェントです。
ユニゾンキャリアは、主に20代~30代の若手エンジニア向けの転職エージェントです。
未経験者向けの支援も積極的におこなっており、転職活動に不安を感じている人や経歴に自信がない人におすすめです。
同サービスの特徴でとくに押さえておきたいのが、「書類作成・面接対策をじっくり支援」してくれること。一人あたり最低5回以上の面談機会を設けつつ、未経験からの転職活動を力強く支援します。
ユニゾンキャリアを利用した人たちの評判・口コミからは、「未経験に対して優しく、かつ的確なアドバイス」、「キャリア相談が手厚かった」「自信を持って面接に臨めた」といった意見・感想が多く見られます。
ユニゾンキャリアの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) |
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
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リクルートエージェントの特徴
| 特徴 |
|
|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
doda ITエンジニア
dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。
IT業界未経験で転職活動をスタートする人の多くは、IT企業の求人そのものを見慣れていないはずです。
開発分野や仕事内容、給与条件などについて比較対象となる企業がほぼないため、求人を比較検討するにも何をどのように比較したらいいのか困ってしまうかもしれません。
doda ITエンジニアは転職サイトdodaと同じ企業が運営している、ITエンジニア職に特化した転職エージェントです。
国内最大級の規模を誇るdodaならではの豊富な求人数の中から企業を紹介してもらうことができますので、複数の求人を提示してもらい、その中から比較検討して選びたいと考えている人はdoda ITエンジニアに登録するといいでしょう。
doda ITエンジニアはIT業界への転職を専門としていますので、在籍しているキャリアアドバイザーはIT業界に対する高度な知識を持っています。
入社するまでの選考過程はもちろんのこと、入社後のキャリアプランについても、IT業界に精通したプロからのアドバイスを参考にしながら考えていくといいでしょう。
doda エンジニアITの特徴
| doda ITエンジニアの特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
ワークポート
キャリアチェンジの支援に強い転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
異業種への転職の場合は特に、在職中に転職活動をし、内定が出てから現職で退職の申し出をするのが鉄則です。
異業種への転職はすんなりと内定がもらえるか、なかなかもらえず転職活動が長期化するか見通しを立てにくいものです。
なかなか決まらない場合でも焦ってしまわないよう、在職のまま転職活動をしたほうが気持ちの面で無理がないからです。
ただし、在職中の転職活動は「忙しくて時間が取れない」という問題がつきまといます。
まして、転職エージェントに登録後、必要な連絡がなかなか来ないようでは時間がムダになってしまいます。未経験職種に応募するからこそ、スピーディに対応してもらいたいと考えるのは自然なことです。
WORKPORTはIT業界への転職を得意とする転職エージェントとして知られています。IT業界への転職を検討している人なら、登録しておいて損はない転職エージェントと言えるでしょう。
求人の紹介数に関しても、登録後にヒアリングを終えるとすぐに紹介してもらえるケースが多いため、未経験者を対象とした求人にはどのようなものがあるのか知りたい人に最適です。
ワークポートの特徴
| 特徴 |
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|---|---|
| サービス対応地域 | 全国 |
| とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
まとめ IT系資格は転職で「必須ではないが、あれば有利」

未経験からITエンジニアを目指すことは不可能ではありません。
また、何か資格を持っていなければ内定をもらえないかと言うと、そうとも限らないというのが実情です。
ただし、無資格でも内定をもらえる可能性があることと、資格試験に向けて勉強し知識を得ていくプロセスが大切だということとは別の話です。
未経験者であれば、入社後は相当な努力を重ねて知識をインプットしていく必要があるはずです。
資格を取ることで、基礎的な知識を体系的に学ぶことができます。その点において、IT系資格の取得は転職に際して「必須ではないが、あれば有利」なのです。
FAQ|未経験エンジニア転職と資格でよくある質問
Q1)IT系の資格は「国家資格」と「ベンダー資格」のどちらを優先すべき?
IT系資格は大きく「国家資格」と「ベンダー資格」の2分類。国家資格は受験料が安価で生涯有効ですが、海外通用性に欠ける。ベンダー資格は世界共通で評価が高い反面、受験料が数万円かかり有効期限があり更新コストが発生します。
未経験から日本国内のIT企業に転職するなら「国家資格(基本情報技術者など)を優先」が現実的。受験料数千円・生涯有効で、IT基礎知識を網羅的に学べる構成です。一方、特定技術領域に深く入りたい場合や外資・グローバル企業を狙う場合は、ベンダー資格(Cisco CCNA、LinuC等)が有効です。
学習時間の目安は基本情報技術者200-300時間、ネットワークスペシャリスト300-400時間、システムアーキテクト400-600時間、LinuCレベル1で100-150時間、CCNAで200-300時間。仕事と並行する場合、月40-50時間の学習で半年程度を見込んでおくと現実的です。
Q2)未経験エンジニア転職で「資格は本当に役に立つ」のか?
結論として「実務経験>資格」がほぼ確実ですが、未経験者にとって資格は「アピールポイントが1つ増える」「採用側の安心材料」になります。書類選考突破率・面接時の評価向上に確実に寄与します。
注意すべきは「資格取得に時間がかかること」。数ヶ月〜半年単位で転職活動が遅れるリスクがあり、その間に求人状況が変わる可能性も。「資格取得しながら並行して転職活動を進める」のが効率的な戦略です。
加えて「資格は採用後のミスマッチ防止にも役立つ」側面も。基本情報技術者を取得していれば「IT全般の基礎知識がある」と判断され、入社後の研修もスムーズに進む。長期的なキャリア形成の土台として価値があります。
Q3)ITパスポートと基本情報技術者の違い・使い分けは?
ITパスポートは2009年廃止の初級システムアドミニストレータの一部継承で、非IT業界向けの汎用ITリテラシー資格。スキルレベル1で、ITエンジニア志望者がわざわざ取る試験ではないのが業界の通説。
一方基本情報技術者は「情報処理促進法」レベル2の国家資格。午前午後ともに60%以上正答で合格。アルゴリズム・データベース・ネットワーク・セキュリティなど、ITエンジニアの基礎知識を網羅的に問う構成で、未経験エンジニア転職での「最初の1つ」として最も推奨されます。
使い分けの結論:「IT業界に入る前段階=ITパスポート、エンジニア転職を目指す段階=基本情報技術者」。ただしITパスポートを既に持っている人は、基本情報技術者へのステップアップとして活用するのは合理的です。
Q4)未経験者向けにおすすめのIT資格と取得順序は?
推奨は「基本情報技術者→自分の方向性に合わせて専門資格」の順。基本情報で全体像を掴んでから、ネットワーク系志望ならCCNA・LinuC、サーバーサイドならLPIC・LinuC、データベース系ならOracle Master、クラウド系ならAWS認定資格、と進むのが効率的。
特にLinuCはインターネットサーバの半数以上がLinuxという業界事実を根拠に、サーバー・インフラ系志望者に強く推奨。実務に直結する知識を体系的に学べ、転職時の評価も高いのが特徴です。
加えて「資格取得=GitHubポートフォリオの整備」とセットで進めるのが王道。資格学習で得た知識を実際にコードで再現し、GitHubで公開することで、「知識+実装力」の両面をアピールできます。
Q5)30代未経験者でも資格でカバーできるのか?
30代未経験エンジニア転職では「資格+ポータブルスキル+ドメイン知識」の組み合わせで勝負するのが現実的。20代のポテンシャル採用とは異なり、30代は「即戦力性」を示す材料が必要です。
効果的な戦略は「前職のドメイン知識×IT資格」のクロス領域。例えば金融業界出身者→FinTech系企業(基本情報+金融知識)、医療業界出身者→医療IT系企業(基本情報+医療知識)など、過去キャリアを活かしたエンジニア転職が成功確率を高めます。
推奨エージェント:マイナビ転職IT AGENT(全国・全職種)、ユニゾンキャリア(関東/関西・未経験向け・最低5回以上面談)、リクルートエージェント(国内No.1)、dodaエンジニアIT(地方求人にも強い)、ワークポート(11万件以上・47都道府県拠点)。30代未経験はIT特化型エージェントの活用が必須です。









