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ネットワークエンジニアへの転職活動で圧迫面接を受けた私|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
IT・通信・インターネット
職種
ネットワークエンジニア
従業員規模
約20名
年収
340万円

転職後

AFTER
職業
IT・通信・インターネット
職種
ネットワークエンジニア
従業員規模
約50名
年収
400万円

目次

とーまさんの転職ストーリー

1これまでの私

ネットワークエンジニア。妻と2人暮らしの生活。

イメージ図:ネットワークエンジニアとして働く男性

転職前は、ネットワークエンジニアとして中小IT企業に在籍していました。

主に、JP1を使用した監視を行ったり、顧客の依頼に合わせてサーバ構築するなど色んな業務に携わっていました。

参考:ネットワークエンジニアの主な仕事内容

仕事内容 詳細説明
ネットワーク設計 企業のネットワークインフラの設計、構築、最適化をおこないます。
ネットワーク構築 ルーター、スイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器の導入と設定をします。
ネットワーク監視・管理 ネットワークの運用状況を監視し、障害の予兆や発生を検知して対応します。また、トラブル発生時はネットワーク障害の原因を特定し、迅速に解決するための対応を行います。
セキュリティ対策 ネットワークの安全性を確保するためのセキュリティポリシーの策定、導入、運用を行います。
ドキュメント作成 ネットワーク構成図、設定マニュアル、障害対応手順書などの各種ドキュメントを作成します。

それより前はシステムエンジニアとして仕事をしていたのですが、ネットワークやサーバに興味を持ち勉強していくうちに、だんだんとネットワークやサーバ関係の仕事をメインで行うようになっていました。

JP1とは

1994年より日立製作所が提供している企業のITシステムの運用管理ソフト。
IT資産の管理や稼動状況の把握、定型業務の自動化、セキュリティ対策などを統合的に行うことができます。

家族構成は妻との2人暮らしで、子どもはいません。

仕事のストレスなどは、身体を動かすこと(筋トレ)やお酒を飲むことで解消をしていました。
また映画も好きでしたので、アマプラやネットフリックスもよく利用します。

そんな感じで、休日は主に趣味に没頭。
たまに、空いている時間を利用して、ネットワーク関連の勉強も行うようにもしていました。

2転職のきっかけ

転職しようと考えた理由は、収入とスキルの向上。

イメージ図:スキルアップ・キャリアアップ

転職を決意した理由は、2つあります

1つ目の理由は、「1円でも多くのお金を貰える職場で仕事を行いたい」と考えるようになったことです。

一人暮らしならそこまで多くのお金を貰わなくても生活していくことができます。
しかし今は妻がいて、今後は子供が生まれるかもしれません。
(とはいえ、今の職場では収入アップは難しい…)という状況でしたので、収入アップが可能な会社への転職を考えるようになりました。

2つ目の理由は、もっと難しいネットワーク監視やサーバ業務に携わりたくなったことです。

JP1でのネットワーク監視は、ある程度操作方法や監視手順を覚えてしまうと、特に難しい作業がありませんでした。

そのため仕事に対して手ごたえが徐々に感じられなくなり、(コマンド入力なども求められるネットワーク監視に挑戦したい)という気持ちが少しずつ強くなっていきました。

またサーバ関連の仕事もLinux系ばかりではなく、他の系統や分野にもに携わって更に成長していきたいと思い、転職を決意しました。

Linuxとは

世界で最も普及しているOS(オペレーティングシステム)。プログラムが公開されているので、誰でも自由に入手や使用、改変、再配布することができる。
主にネットワーク上で他のコンピュータに機能やサービスを提供するサーバコンピュータ用として利用される。

3転職活動中

入念な準備で始めた転職活動。初回の面接は、圧迫面接。

イメージ図:転職面接

転職サイトはリクナビNEXTマイナビ転職など色んなサイトに登録し、徹底的に求人をチェックしました。

転職活動は初めてではなかったので、履歴書や職務経歴書もしっかりと準備し、自分なりに面接対策を行って短期間で転職を目指しました。

最初に書類選考が通って受けた面接は、圧迫面接でした。

私の意見全てを否定され、ボロボロに言われて、それがあって一時的ではありましたが軽い鬱状態になってしまいました。

結局、その企業の面接選考は通過できたのですが、その企業の選考は辞退しました。

参考:圧迫面接とは

圧迫面接とは 応募者のストレス耐性や対応力を測るために、意図的に厳しい質問や態度で面接を行う手法。
具体的な例
  • 面接官が冷たい態度を取る
  • 矛盾を突く質問をする
  • 答えに対して否定的な反応をする
対策
  • 面接官とは「対等な関係(上下の関係ではない)」であることを意識する
  • 面接官は「こちらの反応を見るために、あえて威圧的な役割を演じている」と考える
  • 冷静であることを心掛け、自分の意見や回答を端的に述べる

圧迫面接を受けてからは、求人選びにはとても慎重になりました。

これまでは、「年収のいいところ」「スキルアップができるところ」だけで求人を選んでいましたが、「働きやすい環境」もとても大事だな、と。

希望条件が増えたのでその分時間はかかりましたし、応募企業のペースも落ちました。
でも、それでよかったんじゃないかな、と思います。

転職活動を始めて2ヵ月目に、「この企業なら安心して働くことできるだろう」というIT企業から、内定を獲得しました。

4転職後

転職後の新しい職場も、ネットワークエンジニア。

イメージ図:ネットワークエンジニアとして働く男性

これまでJP1の監視を実施してきたのですが新しい職場では、Nagiosというツールを使用してネットワーク監視をすることになりました。

Nagios(ナギオス)とは

無料で公開されていて、誰でも自由に改良・再配布ができるオープンソースのサーバ監視ツール。

トラブル発生時は、コマンド入力してトラブル解消しないといけないので、最初は大変でした。

その他にもサーバ構築の仕事ではLinux系だけではなく、他の系統のサーバ構築をさせてもらうことも。これも、今までとは全然勝手が違っていたのでとても苦労しました。

ただ、新しい業務に携わることで、「エンジニアとして成長できている実感」は早いタイミングから得られました。

職場の人間関係が良好だったのも良かったです。先輩や上司が丁寧に指導もしてくれるので、前向きに「学ぼう」という意識になりやすかったです。

5その後、どうなったか。

職場を変えることで、ネットワークエンジニアのスキルを高められる。

イメージ図:ネットワークのイメージ

サーバやネットワークのスキルは、一つのIT企業にこだわりすぎてしまうと高めにくいケースがあります。
私の場合はまさにそうでした。新しい学びの機会がほとんど得られない状況でしたので、思い切って転職してよかったと個人的に思っています

また、年収も60万円ほどのアップ。まだまだネットワークエンジニアとしてそれほそ高い給料という訳ではないですが、年収アップにおいて転職の有効性についても知ることができました。

反省点は、前職で引継ぎが十分にできなかったこと。 新しい職場への入社までの期間が短く、引継ぎ書やマニュアルも十分にはまとめられませんでした。

前職の同僚から電話がかかってくる…ということはありませんが、それでも「もっとしっかりやっておくべきだった」と悔やまれます。


今後はネットワークエンジニアとして、IT企業に所属するのではなく、フリーランスとして活動するころも考えています。

現在、エンジニア需要はどんどん高まっており、フリーランスとして案件単位で仕事を貰った方が報酬額が大きくなることが多いのです。

今まで妻にも色々と迷惑をかけてきたので、少しでも楽をさせることができるはずです。

そのためには、更に優秀なエンジニアとして成長し、多くのIT企業にアピールしなくてはいけません。

サーバやネットワークの勉強をするだけではなく、どんどん難しい資格を取得して成長していきたいです。

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