「広い世界を知りたい!」不動産業から未経験の貿易会社へ。|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 不動産業
- 職種
- 総務
- 従業員規模
- 100名
- 年収
- 400万円
転職後
- 職業
- 貿易会社
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 30人
- 年収
- 450万円
目次
タンジェントさんの転職ストーリー
1これまでの私
その仕事のエキスパートを目指したい性格の私。
私が転職を決意したのは、今からおよそ2年前です。
当時、私は不動産会社の総務として、給与計算や資料作成、来客対応等を行っていました。
不動産業界を選んだのには、主に学生時代に学んだことを活かしたいと思ったからです。
大学は法学部に在籍し、
- 私
-
「卒業したら法律を活かした業界に勤めたいなあ」
と思っていました。
参考:不動産会社の総務の主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
オフィスの管理 | オフィスの備品や設備の管理、清掃業者との連携、修繕が必要な場合の対応などを行います。快適な職場環境を維持するための重要な役割です。 |
文書管理 | 契約書や重要書類、社内文書の保管・整理を行います。不動産会社特有の契約書類の管理が必要となり、正確な文書管理能力が求められます。 |
社内イベントの企画・運営 | 社内のイベントや会議、研修などの企画や運営を担当します。社員の交流促進やモチベーション向上を図るため、イベントの円滑な実施が求められます。 |
取引先との連絡・調整 | 取引先との契約や調整、スケジュールの管理を行います。不動産取引に関わる取引先とのコミュニケーション能力が重要です。 |
庶務業務 | 電話応対、来客対応、郵便物の仕分けなど、日常的な事務作業を担当します。多岐にわたる庶務業務を効率よくこなすことが求められます。 |
労務管理 | 社員の勤怠管理や福利厚生の手配、社会保険や労働保険の手続きなど、労務管理を行います。不動産業界の特性に合わせた適切な労務管理が求められます。 |
家族構成は、両親と私の3人家族です。
両親も私の進路を応援してくれていました。
大学時代に宅建の資格を取って以来、資格を取ることにやりがいを感じていました。不動産の業務にもとても役に立ちます。
それから、測量士補やマンション管理士など、色々な資格を取得しました。
不動産業は様々な人と出会えるので、色々な経験や職業を有する方とお話しできることはとても楽しかったです。
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2転職のきっかけ
「この狭い業界の中で働き続けていいのだろうか?」から始まって。
不動産業の仕事は安定していることがよい点ですが、その一方で、業務は同じような作業がほとんどです。
特に総務という仕事は内勤ですので、ずっとオフィスで働き続けることに次第に飽きを感じてきてしまったのです。
また、日本だけでなく海外も見据えて働きたいという気持ちも出てきました。
そんな中でも転職への意欲が湧いたきっかけが、東京オリンピックが決まったことです。
おそらく世界中で日本が注目されるでしょうし、日本の商品や魅力を海外に発信できるチャンスかなと思ったのです。
これから外国人観光客もどんどん増えていくと思います。浅草あたりに行ってみると、外国人観光客が非常に多く感じられます。
日本の魅力はまだまだ海外には充分に知られていないと思います。
- 私
-
「もっともっと、日本の魅力を知ってほしい!」
そう思ったのがきっかけでした。
今こそ、世界に羽ばたくチャンスだと思いました。──大げさですけど笑。
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3転職活動中
より広いステージへ羽ばたくために。
転職サイトは、リクナビNEXT、マイナビ転職、エン転職などを使いました。
転職エージェントはリクルートエージェント・マイナビエージェント・パソナキャリア・dodaなどを使いました。
私が目指した業種は「貿易関係」。全くの未経験分野でしたので、求人票に書かれている業務内容も今一つピンとこず理解するのに苦労しました。
エージェントの方から、
- エージェント
-
「貿易関係には英語が不可欠ですよ」
と言われたので、TOEICを勉強し、764点を取りました。
このことは転職に際してもかなりの強みになったと感じています。
今の会社もエージェント経由で紹介していただいたので、エージェントの方にはとても感謝しています。
友人からは、
- 友人
-
「そんなに急いで転職しなくてもいいと思うよ。考え直したほうがいいんじゃない?」
と何度も言われました。
それでも転職に踏み切ったのは、世界を舞台に働きたいという気持ちと、不動産の仕事に窮屈さを感じていたのかもしれません。
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参考:英会話学習おすすめアプリ
ポリグロッツ「レシピー」
-
サービス概要 スマホアプリひとつで英語学習と先生とのレッスン、コーチングを受けられる「英語学習プラットフォーム」 特徴 - 現在のライフスタイルを変えずに、自然に英語学習を継続できる
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公式サイト https://www.polyglots.net/
ポリグロッツは、利用する方に合わせて適度なペースで英語学習ができるサービスです。
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ちょっとしたスキマ時間に英語学習が組み込めるように、またライフスタイルを変えずに中長期的に英語力を上げていけるように、サービス設計されています。
ポリグロッツ「レシピー」のサービス3要素
アプリ学習 | AIエンジン搭載のスマホアプリが、最適な学習カリキュラムと教材を提供 |
---|---|
レッスン | TOEIC®900点相当の厳しい基準をクリアした講師とのオンラインレッスン&チャット相談 |
コーチング | パーソナルトレーナーによるコーチング |
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。
新しい職場は貿易会社です。そこで営業職を担っています。
参考:貿易会社の営業職の主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
新規顧客の開拓 | 海外や国内の新規顧客を開拓し、ビジネスチャンスを広げるために商談を行います。市場調査やアプローチ方法の策定が重要です。 |
既存顧客のフォローアップ | 既存顧客との関係を維持・強化し、継続的な取引を確保するために、定期的な連絡や訪問を行います。顧客満足度を高めるための対応が求められます。 |
取引条件の交渉 | 価格、納期、支払い条件などの取引条件を顧客と交渉し、双方にとって最適な条件を取り決めます。交渉力と柔軟な対応が必要です。 |
貿易書類の作成サポート | 輸出入に必要なインボイスやパッキングリストなどの貿易書類の作成をサポートし、取引がスムーズに進むように手続きを確認します。正確さと細部への注意が求められます。 |
市場動向の調査 | 国内外の市場動向や競合他社の状況を調査し、今後の営業戦略に反映させます。情報収集力と分析力が重要です。 |
社内外の調整業務 | 社内の各部署(物流・経理など)や取引先と連携し、円滑な取引をサポートします。多くの関係者と調整を行うため、コミュニケーション能力が重要です。 |
未経験の業種だったので、何もかもが新鮮でした。
といっても、そんなに劇的に世界が変わるわけではありません。
今まで総務をやっていたので、最初は総務の仕事を任されました。
総務の仕事はどの会社でもそんなに大きく変わりませんので、経験があって非常に助かりました。
総務の仕事を通して経営全体を見れたり、様々な部署のメンバーと関われたのでよかったです。
職場の仲間にも恵まれ、私の仕事をきちんと評価してくれる上司に出会えてよかったです。
新しい職場での印象的な出来事は、海外出張ができたことでしょうか。
不動産業では海外出張はまずありえません。
海外に出張すると決まったときには、本当に嬉しかったですね。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
少し後悔していることは、学生時代にもっと英語を学んでおけばよかった、ということです。
海外出張など、外国の方と話す機会が多々ありますが、英会話は未だに苦手です。
若いうちに英会話を身に着けておくことは、海外で仕事をする上で大きな武器になると思います。
英語を勉強するにあたって英会話教室に行こうと思ったのですが、学費が高額なのでまだ行けていません。
そんなこともあり、学生のうちに身に着けておけばよかったな、と思っています。
新しく学んだことは、業種未経験者の転職は非常に不利であること。
「未経験者歓迎」という求人をよく見かけますが、やっぱり経験者が優遇されることに変わりありません。
企業にとっては、間違いなくその方が有益ですしね。
ただ私のように、たとえ未経験でも今までの職務経験から関連している事項や資格などをアピールしていけば、十分にチャンスはあると思います。
◇ ◇ ◇
今後は英会話を身に着けて、バイリンガルを目指したいです。
貿易の会社ですと、中南米やアフリカの会社の関係者と接点があります。
英語だけでなく、スペイン語、ポルトガル語やフランス語が主言語の国もたくさんあります。
また、日本は中国との貿易が欠かせませんから、中国語を身に着ける必要もあります。
いずれにしろ、貿易に関する仕事をする方(目指される方)は、英語以外の言語も求められるため、語学を勉強されておくことをおすすめします。
私も中国語とスペイン語を猛勉強中です。
仕事を通じて、世界中の方と話せる機会があったらいいですね。
日本だけに限らず、グローバルな視野や視点で世界を見れることは、貿易会社で勤める者の特権だと思っています。
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