企画営業からネットワークエンジニアへの転職で気づいたのは「どの仕事にも、ノルマがある」こと|転職体験談
転職前
- 職業
- IT
- 職種
- 企画営業
- 従業員規模
- 100名
- 年収
- 380万円
転職後
- 職業
- IT
- 職種
- ネットワークエンジニア
- 従業員規模
- 240名
- 年収
- 580万円
目次
マナさんの転職ストーリー
1これまでの私
家族・友人と仲が良く、和を重んじる性格の私。

転職前は、IT系の会社で企画営業をしておりました。
大学卒業とともに入社したので、かれこれ5年間働いたことになります。
営業の仕事に関してはやはりノルマが与えられます。
ノルマを達成したときなどは、仕事にやりがいを感じました。
私の家族は、両親と兄、弟の5人です。
兄は一人暮らしをしていましたが、私は両親と弟と一緒に暮らしていました。
休みの日には旅行に出かけたり、仲のいい家族だと思います。
友人からは、
- 友人
-
「マナは本当に優しいよね」
とよく言われます。
自分ではよく分かりませんが、仕事もプライベートも、周りの人たちと楽しく過ごすことは大切にしています。
2転職のきっかけ
過酷なノルマに負担を感じ、転職を決意。

私が転職しようと思ったきっかけは、勤務時間の長さです。
毎月のノルマを達成させるためには、定時時間内では足りませんでした。
会社からのノルマは、無理難題が多かったように思います。
しかしノルマが達成できないと、昇給やボーナスにも影響し、自分に不利な状況となってしまうのです。
また、入社して3年目になると新人教育の担当も命じられたため、自分だけでなく新人のノルマも管理しなければならなくなってしまい、さらに負担がかかってしまって。
深夜まで仕事をすることも多く、休日返上なんてこともありました。
ある時、ノルマが達成できなかったことがあり、翌年の給料や賞与に大きく響いてしまいました。
- 私
-
(こんなに働き続けても、給料が下がってしまうなんて…。これでは、気持ちも身体もついていけない……)
と思った私は、転職を決意したのです。
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3転職活動中
転職活動=これまでの自分を見つめなおすきっかけ。

転職のことを最初に相談したのは両親です。
私の話を聞いた両親は、
- 両親
-
「すぐに転職したほうがいい!」
と言って、知り合いや親戚にも転職について詳しい人がいないか探してくれたりもしました。
自分では、「転職会議」というサイトをよく利用しました。
求人情報も多く、会社の雰囲気や年収・不満点なども口コミで記載されているので、会社の様子がイメージしやすかったです。
また、自分がやりたい職種等について記入ができ、それに近い仕事を検索できます。
新着情報がメールで届くのもよかったです。
転職活動は、これまでの自分の生活や将来を考えるきっかけにもなったので、良かったと思っています。
苦労したことはやはり、自分に合った仕事にすぐには出会えなかったことです。
結局、転職活動期間はトータルで6ヶ月かかりました。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。

転職先は、同じIT系の会社ではありますが、ネットワークエンジニアという職種になります。
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ネットワークエンジニアの仕事は、グループでの作業が多かったです。
そのため会社からの評価も皆平等ですし、勤務時間もきっちり管理されており、決まった時間に帰ることができます。
また、わからないことを相談しやすい社風なので、作業効率も上がります。
給料や賞与も会社の売り上げやプロジェクトの成績によって決まるので、チーム内で格差が生まれないことも良かった点です。
作業が早めに終わった時などは余った時間で、会社や作業効率に対する改善策を考える時間があります。
前職ではそんな時間は無かったので驚きました。
しかし、実際に作業をしていて、
- 私
-
(こうした方が絶対に良くなるのにな……。)
と思うことは必ずありますし、それは実際に作業に従事している人にしか分からないこともあると思います。
そうした内部の声をしっかりと聞いてくれる会社なので、転職をして本当によかったです。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職を通して学んだことは、どの仕事にも必ずノルマがあるということです。
前職はそのノルマがかなりの難題でしたが、転職先は従業員のことを考え無理のないノルマを設定してくれています。
やはり過酷なノルマでは、従業員もやる気は上がらないと思います。
前職は規則も多く、仕事中に話すこともできなかったですし、改善案なんて出せる雰囲気ではありませんでした。
でも、探せば今の会社のような、従業員を本当に大切にしてくれる会社もあると知ることができました。
後悔していることがあるとすれば、定年まで同じ会社に勤めることが目標だったので、それが達成できなかったことは少し残念です。
◇ ◇ ◇
私はいずれ管理職として働くことを望んでおり、そのため、プロジェクトにも積極的に参加をしていますし、会社に対しての提案も行っています。
これからは、管理分野についてもっと勉強し、昇進を目指していきたいと思います。
また、グループの先頭に立って、新しいプロジェクトも立ち上げていきたいです。
これから後輩社員も増えていくと思いますので、自分が学んできた経験や、仕事を効率よく進める方法なども教えていけたらと思います。
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