人と関わらない仕事に転職しても大丈夫?注意点とタイプ別のおすすめの職種・仕事内容
[最終更新日]2024/06/09
「人と話すことがとても苦手」
「社内の人間関係がどうにも煩わしい」
こうした悩みを抱えている人は実は少なくありません。「対人コミュニケーションの必要に迫られなければ、一人でコツコツと仕事を進められるのに…」と、感じている人もいるでしょう。
しかし仕事をするとなると、人との関わりは避けて通れないケースがほとんどです。できるだけ人と関わりを持たずに働くことは可能なのでしょうか。
目次
1)そもそも、人と関わらずに仕事はできるの?
仕事をすることは、言い換えれば社会と接点を持つことです。そのため、働くとなるとさまざまな人と関わり合いを持つ機会が増えることになります。
しかし、人と関わることが苦手な人にとって、できれば人と関わらずに仕事をしたい思いは切実なものがあるでしょう。
では、人となるべく関わらずに進められる仕事はそもそも世の中に存在するのでしょうか。まずはこの点について考えていきます。
ほんのひと昔前まで、働くことは人と関わることを意味していました。人とできるだけ関わりたくないと思った瞬間から、選べる仕事はほとんどなくなってしまうのが実情だったのです。
現代社会では「人と関わらない仕事」が増えてきている
ところが、近年ではインターネットが広く普及し、ネット環境さえ整っていれば場所を選ぶことなく働けるようになりつつあります。特定の業種や職種に限らず、オフィスに出社しないワークスタイルはコロナ禍をきっかけにますます一般的なものとなりつつあるのです。
ただし、人との関わりが必要最小限で済む仕事が増えてきたとはいえ、完全に人との関わり合いを断って一人で黙々と働くのは現実的に難しいでしょう。
メールや電話、または必要な打ち合わせといった場面で、どの業種・職種でも人とのコミュニケーションが必要となる場面が多少はあることを理解しておく必要があります。
「人との関わりが少ない仕事」は主に2パターン
人との関わり合いが少なくて済む仕事には、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
出社はするが一人作業が多い仕事
職場に出社して働くスタイルの仕事でも、実務上では基本的に一人で黙々と作業をこなす仕事は存在します。
挨拶や事務連絡など必要最低限のコミュニケーションは必要になるものの、1日の大半を自分の仕事を進めることに専念できれば、実質的に人との関わりはかなり減らせると言っていいでしょう。
つまり、転職する職種の選び方しだいでは、たとえ会社員としてオフィスなどに出社するとしても、実際にはほとんど人と関わらずに仕事をしていくことが可能になります。
出社はするが一人作業が多い仕事の例
職種 | 主な業務 |
---|---|
プログラマー・エンジニア | 仕様書や指示書に基づき、プログラムコードを組んだり、バグの修正を行ったりする仕事。 |
Webデザイナー | Webサイトを製作するにあたって、ページをデザインする工程を担う仕事。 |
警備員 | 病院やオフィスビル、テーマパーク、ホテル、工場などの警備をする仕事。仕事内容は、盗難や犯罪の防止、その他施設の状態・環境管理、来客対応や消灯など多岐にわたる。 |
工場作業員 | 工場で生産する商品や機材の確認・点検や部品組み立てなどをする仕事。ライン作業などが主になるので、業務中の人との関わりは少ない。 |
清掃員 | 施設(オフィスビルやホテル、工場、病院、学校など)の清掃をする仕事。ゴミ回収からトイレ掃除、窓ふき、床掃除などがある。 |
配送・配達ドライバー | トラックや自動車で個人宅、もしくは会社宛の荷物を配達する仕事。決められたルートを回る配送や、ネット通販などの所品を配達する。 |
ビルメンテナンス | オフィスビルなどの、ビルのメンテナンスをする仕事。電気や空調、設備の管理、メンテナンス、清掃など業務は多岐にわたる。 |
自動販売機の補充スタッフ | 自動販売機の商品を補充する仕事。持ち回りの補充が終わったら、帰社して売上金額の清算をする。 |
在宅でできる仕事(フリーランス含む)
在宅勤務が基本の会社を転職先に選んだり、フリーランスとして自分のペースで仕事を進めたりできる仕事を選べば、人と関わる機会がほとんどない場合もあります。
業務上の連絡などはチャットやメールで行い、出社して打ち合わせをすることはほとんどない仕事も実は世の中には存在します。
このように一定レベル以上のスキルや知識があれば、人との関わりを最小限に留めて働くことも可能です。
在宅でできる仕事の例
職種 | 主な業務 |
---|---|
Webライター | WebサイトやWebメディアに掲載する文章を書く仕事。クラウドソーシング上での案件の受注も可能。 |
翻訳 | 海外の言語を日本語に翻訳する仕事。「文芸翻訳」「実務翻訳」「映像翻訳」の3つに大別される。 |
映像・動画制作 | 主に企業サイトや商品の広告や宣伝用の動画を制作する仕事。 |
作曲・音楽編集 | 曲の作成や音楽データの加工・編集をする仕事。 |
データ入力 | 手書きのデータやアンケートの回答などをPCに入力していく仕事。 |
トレーダー | 株式などの短期売買をする仕事。会社には属さず、個人で行うケースが多い。 |
ブロガー | 個人でブログを立ち上げ、ブログ内の広告で収益を目指す仕事。フリーランスとして活動するケースがほとんどだが、WEB制作会社で社員募集をしているケースもある。 |
人との接点をできるだけ減らして働くのであれば、転職する際の業種・職種選びにこだわることが重要になります。
そもそも人との関わりが少ない仕事を選べれば、対人コミュニケーションに苦手意識を持っていることが働いていく上でのネックにならずに済むからです。
では、人との関わりが少ない仕事には具体的にどのような業種・職種があるのでしょうか。「出社はするが極力一人で作業をこなす仕事」「在宅でできる仕事(フリーランス含む)」のそれぞれ代表的な職種を見ていきましょう。
2)「出社はするけど人とあまり関わらない仕事」で代表的なもの
プログラマー・エンジニア
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主な業務 仕様書や指示書に基づき、プログラムコードを組んだり、バグの修正を行ったりする仕事。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(とくに20代~30代が多い) 求められる資質・スキル プログラミング言語に関する知識と、一定の開発経験は必須。また、テストやバグ修正といった業務は根気強さが求められる。「人と話すのは得意でないけれども、一人で集中して何かに取り組むのは好き」というタイプの人に向いている。 平均年収 440万円
参考:求人ボックス
プログラマーやエンジニアといったIT系の技術職は、必要最低限のミーティングなどが発生することはありますが、案件が走り出してしまえば一人で進める仕事が大半となります。
ただし、エンジニアの中でもシステムエンジニア(SE)の場合、顧客との折衝や社内スタッフの調整といった業務も少なくないため、一定以上の対人コミュニケーション能力が求められる機会も多くなるでしょう。
一般的に、上流工程と呼ばれるポジションになればなるほど人との関わりが増え、報酬の面でも高くなる傾向があります。
一方で、プログラマ―としてスキルが高ければ、対人コミュニケーションが多少苦手でも報酬面ではSEと同等かそれ以上の条件を提示してもらえる場合もあります。スキル次第では人との関わり合いを最小限に抑えて働くことも可能です。
Webデザイナー
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主な業務 Webサイトを製作するにあたって、ページをデザインする工程を担う仕事。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(とくに20代~30代が多い) 求められる資質・スキル HTMLやCSSへの理解、およびPhotoshopやIllustratorといったデザインソフトを扱えるスキルも求められる。 平均年収 453万円
参考:求人ボックス
Webデザイナーもプログラマーと同様、ひとたび案件が走り始めれば基本的に一人で進める作業が多くなることから、人との関わりを最小限に抑えたい人に向いている仕事と言えるでしょう。
ただし、クライアントとの打ち合わせや進行確認など人とのコミュニケーションが発生する場面もないわけではありません。
実際、クライアントが求めているのは「要望を理解してくれるWebデザイナー」であることが大半のため、コミュニケーションが得意な人のほうが重宝される傾向があるのは否めません。
仕事の内容次第では、あらかじめ用意された指示書通りにデザインすることが求められるケースもあります。こうした業務では、クライアントとのやりとりは主にメールやチャットなどの文字ベースによるコミュニケーションとなります。
警備員
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主な業務 病院やオフィスビル、テーマパーク、ホテル、工場などの警備をする仕事。仕事内容は、盗難や犯罪の防止、その他施設の状態・環境管理、来客対応や消灯など多岐にわたる。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代 求められる資質・スキル 長時間にわたり業務を続けるための体調管理や忍耐力が求められる。 平均年収 307万円
参考:求人ボックス
警備員は病院やオフィスビル、ホテルなど人の出入りが頻繁な場所での仕事になりますが、基本的には時間ごとに交代制で行うため業務上での人との関わりは少ない仕事です。
しかし、仕事内容は犯罪の防止や不審者の出入りが無いかを見回る重要な役割で、その他にも業者の出入管理や防災管理など、業務内容は多岐にわたります。
立哨警備と呼ばれる施設や建物の出入り口に立ち見張りを行ったり、建物内に不審物や不審者はいないかと見回る巡回業務など、業務にあたっては相応の体力が求められる仕事でもあります。
また、病院やテーマパークなどの施設警備では遺失物の管理やクレーム対応などが発生する場合もあり、人との関わりも無いわけではありません。
工場作業員
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主な業務 工場で生産する商品や機材の確認・点検や部品組み立てなどをする仕事。ライン作業などが主になるので、業務中の人との関わりは少ない。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(パート・アルバイトがメイン) 求められる資質・スキル 黙々と作業を続けることが苦ではない人・単純作業が好きな人に向いている。 平均年収 351万円
参考:求人ボックス
人との関わりが少ない仕事として工場作業員を思い浮かべる人も少なくないでしょう。
工場作業員の主な業務内容は「ライン作業」「ピッキング」「生産・工程管理」などが挙げられます。
ライン作業はコンベアーから流れてくる製品・部品を仕分け・点検する仕事で、自身の手で検品をするか機械によるオペレーション作業をするかの違いはあるものの、いずれにしても一人で黙々と行う作業になります。
ピッキング作業は伝票の内容をもとに、該当する商品や品物をピックアップする仕事で、作業にあたっては正確性を求められます。
生産・工程管理では作業が計画通りに進んでいるかどうかをチェックし、問題があれば改善策を考える仕事のため、他の社員との連携もある程度必要になってくるでしょう。
いずれも特別な資格は必要なく未経験者でも始めやすい仕事ですが、自動車工場など扱う製品によっては別途必要な資格が発生する可能性もあります。
清掃員
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主な業務 施設(オフィスビルやホテル、工場、病院、学校など)の清掃をする仕事。ゴミ回収からトイレ掃除、窓ふき、床掃除などがある。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(パート・アルバイトがメイン) 求められる資質・スキル 黙々と作業を続けることが苦ではない人・身の周りの整理整頓が得意な人に向いている。また、体力も相応に求められる。 平均年収 327万円
参考:求人ボックス
日常生活において身の周りの整理整頓を心がけている人はいるかもしれませんが、清掃員の仕事はその作業が施設全体に及び、大量のごみを回収し処分していく必要があります。
主に駅や商業施設、病院、オフィスビルなどが主な作業場となり、様々な人が行き交う公共の場所になるので目につく汚れやごみはしっかり落とさなければなりません。体力や根気の必要な仕事である反面、自身の作業成果が目に見えるかたちで分かりやすいのでやりがいも感じやすいと言えます。
公共の場の清掃は必要な業務なので、需要が無くなる心配が無いのもメリットと言えるでしょう。
担当の清掃箇所が分けられている場合、多くは一人での作業となり人との関わりもほとんどありませんが、勤務先によってはチーム制で作業をすることもあるため、その際は同僚とのコミュニケーションが必要となってくるでしょう。
配送・配達ドライバー
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主な業務 トラックや自動車で個人宅、もしくは会社宛の荷物を配達する仕事。決められたルートを回る配送や、ネット通販などの所品を配達する。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代 求められる資質・スキル 車の運転は必須のため「普通自動車第一種運転免許」「中型・大型自動車第一種運転免許」は取得しておく必要がある。 平均年収 366万円
参考:求人ボックス
配送・配達ドライバーの仕事はよく知られているように、指定の場所へ荷物を届ける仕事です。
扱う荷物は様々で、大きなものを運ぶ際には2tトラックや4tトラックなどの大型車を運転できる免許・スキルが求められます。
定められたエリアを回るルート配送と長距離配送に分けられ、いずれも配送場所へ向かう運転中は一人きりの空間となります。
そのため、人との関わりを極力減らしたい人には向いている仕事でしょう。
一方で、配達時間の指定された荷物に関しては時間通りに届ける必要があるため、業務はほとんど分刻みのスケジュールと言っても良いでしょう。
また、長距離配送の場合は夜中に長時間車を走らせる必要がありますので、昼夜逆転の生活になることも覚悟しておく必要があります。
ビルメンテナンス
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主な業務 オフィスビルなどの、ビルのメンテナンスをする仕事。電気や空調、設備の管理、メンテナンス、清掃など業務は多岐にわたる。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代 求められる資質・スキル 未経験で就ける仕事だが、長く続けていくうえでは資格の取得も必要となるため、自ら学び続ける意欲がある人が向いている。 平均年収 383万円
参考:求人ボックス
ビルメンテナンスはその名の通り、オフィスビルなどの建築物をメンテナンスする仕事で、いわば「建築物が長生きできるよう管理する」役目を担っています。
そのため業務内容も電気や空調の整備からビル内の清掃、エレベーターの故障対応など多岐にわたります。
万が一設備などに不具合が見られた場合は専門の業者を手配する必要があり、その際は不具合箇所の説明や作業の立ち合いなどにより外部とのコミュニケーションも発生します。
また、空調や消防設備などは24時間稼働しているため、急なトラブルにも対応できるよう、勤務地によっては「24時間勤務(3日に1回の勤務)」などの条件で働くことになる可能性もあります。
ビルメンテナンス業界では「ビルメン4点セット(「第二種電気工事士」「2級ボイラー技士」「第三種冷凍機械取扱者」「乙4類危険物取扱者」)」と呼ばれる資格があり、キャリアアップを考えるうえで取得は欠かせないものとなっています。
自動販売機の補充スタッフ
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主な業務 自動販売機の商品を補充する仕事。持ち回りの補充が終わったら、帰社して売上金額の清算をする。 働く人の年齢層 20代・30代(パート・アルバイトがメイン) 求められる資質・スキル ルートも作業もある程度決まっており、単純作業や黙々と仕事をこなしたい人に向いている。 平均年収 350万円
参考:自由な仕事Navi
定められたルート内にある自動販売機を回り、商品の補充をする仕事です。
トラックに商品を積み込み、1日におよそ20~30台を巡回します。
商品の補充以外にも、ハンディー端末により売り上げを確認したり、ゴミ箱の中身を回収したりもします。
1日の大半は一人での作業となるため、一人でコツコツと仕事をしたい人に向いているでしょう。
しかし一方で、人々の利便性や販売促進のための「自販機営業」の業務も含まれており、新たに自販機を設置できそうな建物や土地のオーナーに提案するための営業力が求められます。
人との関わりは極めて少ないものの、年収アップのためにはこうした営業活動も避けては通れません。
3)「在宅(フリーランス含む)で人と関わらない仕事」で代表的なもの
Webライター
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主な業務 WebサイトやWebメディアに掲載する文章を書く仕事。クラウドソーシング上での案件の受注も可能。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(フリーランス・副業の形態が多い) 求められる資質・スキル ライティング対象のテーマを調査するうえでの情報収集力、および読みやすく、かつ正確な文章を書く力が求められる。 平均年収 447万円
参考:求人ボックス
Webライターは仕事の受注時や納品時にクライアントとのコミュニケーションが発生しますが、基本的にチャットやメールで行うため、対面でのコミュニケーションがほぼ全く行われないこともめずらしくありません。
記事を書いている間は黙々とPCに向かうことになりますので、人との関わりは実質的に非常に少ない職種と言えるでしょう。
現在はクラウドソーシングでライティング案件を受注することも可能になっており、未経験者や経験の浅いライターにも門戸が開かれつつあります。
ただし、正確で読みやすい文章を書くスキルが必要になるのはもちろんのこと、案件によってはジャンルに応じた知識が求められたり、SEOなどWebマーケティング関連のスキルが必要になったりすることもあります。
プログラマーやWebデザイナーと比べると特別なスキルが不要な仕事と思われがちですが、一定以上の報酬を得るには相応の知識・スキルを身につける必要があるでしょう。
ライターとして本格的に生計を立てたい人は、「レバテッククリエイター」がおすすめ
レバテッククリエイターは、Web・ゲーム業界専門のクリエイターを専門としてフリーランス案件を紹介しているエージェントです。
ライターやシナリオ制作の高単価案件が多く、なかには有名ゲームに関わるライティング業務もあります。
サイトには公開されていない「非公開」の求人も多くありますので、エンタメ系でのライティングに興味のある人は登録してみるとよいでしょう。
サービス名 | レバテッククリエイター | |
---|---|---|
特徴 | レバテッククリエイターは、ゲーム・Web分野でデザイナー・イラストレーター・ライターを目指す人におすすめの、フリーランスエンジニアです。 高単価の案件が豊富で、かつ専門性の高いコーディネイターが「あなたに合った、クリエイターのお仕事案件」を紹介してくれます。 | |
企業名 | レバレジーズ株式会社( 2005年4月) |
翻訳
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主な業務 海外の言語を日本語に翻訳する仕事。「文芸翻訳」「実務翻訳」「映像翻訳」の3つに大別される。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(フリーランス・副業の形態が多い) 求められる資質・スキル 海外の言語への知識はもちろんのこと、日本語に直した際の読みやすさ・表現力も求められる。 平均年収 473万円
参考:求人ボックス
翻訳は海外の言語を日本語にする仕事ですが、対象により「文芸翻訳」「実務翻訳」「映像翻訳」の3つに分けられます。
「文芸翻訳」は海外小説やノンフィクション、雑誌などの文章を日本語に翻訳する仕事、「実務翻訳」は学術書や実用書といった専門性の高い文章を翻訳する仕事、「映像翻訳」は海外映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの映像作品の音声を日本語に翻訳する仕事です。
業務上のコミュニケーションはクライアントとのスケジュールのやり取りが主なため、基本的には在宅で行えます。
海外の言語を解する語学力はもちろん必須ですが、同時に表現力や読み手の知識量に合わせた日本語力が求められる仕事でもあります。
現状での語学スキルに限らず、日々研鑽が必要となるでしょう。
映像・動画制作
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主な業務 主に企業サイトや商品の広告や宣伝用の動画を制作する仕事。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代 求められる資質・スキル クライアントの意向を尊重した表現力と、動画編集ソフト・画像編集ソフトをはじめとする映像制作ツールを使いこなせるスキルが求められる。 平均年収 447万円
参考:求人ボックス
映像・動画制作の仕事は企業サイトや商品の広告、テレビCMやイベント動画などの動画全般をつくる仕事です。
ただ自分のアート的な表現を打ち出せばいいのではなく、クライアントの意向を正確に汲み取ったうえで動画を作り上げていく必要があります。
そのため、クライアントとの打ち合わせやコミュニケーションは適宜発生する仕事と考えた方が良いでしょう。
また、動画制作に必要な最新ツールを使いこなせるだけのスキルも必要となるため、テクニック向上のためには日々勉強を積み重ねていくこととなります。
表現一つを間違えることによって、クライアントのイメージダウンにつながるおそれもあるため、業務には正確性と一般常識も求められます。
作曲・音楽編集
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主な業務 曲の作成や音楽データの加工・編集をする仕事。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(フリーランス・副業がメイン) 求められる資質・スキル 作曲の才能はもちろん、クライアントの意向を尊重した表現力と、音楽編集ソフトを使いこなせるスキルが求められる。 平均年収 実力・条件により様々
作曲・音楽編集の仕事は、アーティストへの楽曲提供や映画・アニメ・ドラマなどの映像作品で使われる音楽を提供します。
プロダクションに所属し正社員として仕事をする人もいれば、フリーランスとして在宅で仕事をする人もおり、後者の場合は人との関わりもあまり無いと言えるでしょう。
とはいえクライアントとの打ち合わせやコミュニケーションはある程度は発生します。
近年ではネット上で自身の楽曲を公開し、その反響により仕事を受注するなどの方法も珍しくありませんが、作曲・音楽編集の大きな収入源は印税なので、フリーランスとして働く場合、安定性はあまり保証されていません。
しかし、音楽や楽曲制作が好きな人にとっては、自分の好きなもので生活ができるのは大きなやりがいとなるはずです。
データ入力
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主な業務 手書きのデータやアンケートの回答などをPCに入力していく仕事。 働く人の年齢層 20代・30代・40代(フリーランス・副業・派遣社員がメイン) 求められる資質・スキル Word、Excelに関する知識は必須。 平均年収 314万円
参考:求人ボックス
「データ入力」の仕事はオフィスに出勤し行うイメージのある人もいるかもしれませんが、PCにWord、Excelが入っていれば在宅でもできる仕事になります。
最近ではクラウドソーシング上で案件の募集をかけていることも多く、フリーランスとして一定の金額を稼ぐことも不可能ではありません。
正社員の場合は企業によって働き方は異なり、データ入力作業だけを任されることもあれば、電話応対や事務作業なども付随する場合もあります。
よって、人との関わりを極力減らしたいのであれば、フリーランスとしての働き方が向いていると言えるでしょう。
しかし、フリーランスの仕事全般に言えることではありますが、いつでも・恒久的に仕事を受注できるわけではありません。
また、コツコツとデータを入力していくだけの単調な業務になりますので、相応の根気が求められる仕事でもあります。
トレーダー
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主な業務 株式などの短期売買をする仕事。会社には属さず、個人で行うケースが多い。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(個人活動または個人事業となるケースが多い) 求められる資質・スキル 金融・投資に関する知識、および市場の流れを読み取る分析力 平均年収 個人による
トレーダーの仕事は企業に属するケースと、会社には属さず個人で投資をするケースの2種類があり、人との関わりを減らす意味では個人トレーダーとしての働き方が向いているでしょう。
企業に属するトレーダーは中長期的なスパンで株式や債券の取引仲介を担いますが、個人のトレーダーの場合は1日の短期売買(デイトレーダー)を行い生計を立てます。
デイトレーダーとして十分な収入を獲得している人もいますが、ごく一握りです。
専業として生活をしていくには株式や為替をはじめとする投資全般の知識を習得していく必要があります。
また、一度の失敗が大きな損失に繋がることもあるため、世界中のニュースや最新の経済情報を常にキャッチしていかなければなりません。
ブロガー
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主な業務 個人でブログを立ち上げ、ブログ内の広告で収益を目指す仕事。フリーランスとして活動するケースがほとんどだが、WEB制作会社で社員募集をしているケースもある。 働く人の年齢層 20代・30代・40代・50代(フリーランス・副業の形態がメイン) 求められる資質・スキル 「読みたい」と人に思われる文章を書く力、およびSEOをはじめとするWebマーケティングのの知識。 平均年収 個人による
ブロガーはWebライターと同じく「書く仕事」ではありますが、一番の違いは「自分の趣味や得意な分野について書ける」ことでしょう。
個人でブログを立ち上げ、「クリック型広告」「アフィリエイト広告」などで収益化を目指します。
ブログ記事の執筆・運営のみで生活が賄える状態の人は「プロブロガー」と呼ばれますが、極めてまれなケースです。
何より「この人の書く文章は面白い/もっと読みたい」と思わせる表現力や文章力が必要となり、それは必ずしも日本語的な正しさとイコールとは限りません。
ブログの開設や運営にあたっての知識を習得をすれば誰でもできる仕事ですが、専業とするためにはサイト訪問者を増やすためのSEOやGoogleアルゴリズムに関する知識が必要となるでしょう。
◇ ◇ ◇
上に挙げた職種は、いずれも人との関わりが少なくて済む仕事です。
対面でのコミュニケーションの機会を最小限に抑えられる反面、賃金の水準はあまり高くない職種も少なくありません。
機械化や自動化が難しい仕事にはたいてい「人」が関わっており、コミュニケーションを通じた問題解決力に対価を支払いたいと考える企業が少なくないからです。
実際、これらの職種には非正規雇用や業務委託の仕事も多く、自分以外の人に代替可能なポジションで働くことも想定しておく必要があるでしょう。
また、ここで挙げた職種の多くは転職サイトで公開求人として募集しているケースが多く見られます。
転職を希望する場合、リクナビNEXTなど掲載求人数の豊富な大手転職サービスを活用するほうが得策と言えるでしょう。
4)「人との関わりが少ない仕事」を目指す際に意識したい3つのポイント
対人コミュニケーションに負担を感じる人にとって、人との関わりが少ない仕事に就くことはメリットが多いように思えます。
しかし、一方で人との関わりが少ないことによるデメリットもあることに注意しておく必要があります。
次に挙げる3つの点は、人との関わりが少ない傾向のある仕事に就く際に注意しておきたいポイントです。これらの点についてどう対策を講じるべきかしっかりと考えておきましょう。
成長・スキルアップに向けての「自助努力」は相応に求められる
一人で仕事を進めるということは、裏を返せば周囲の人には頼れないことを意味しています。
仕事をしていて何らかのトラブルが発生した場合や、困った事態に遭遇して解決方法を知らない場合にも、自分自身で対処できるだけの知識やスキルが求められます。
一方、コミュニケーション機会の少ない環境で働いていると、どうしても自分ができる範囲の仕事しかしなくなりがちです。
チームワークであれば、お互いに困ったことが出てきた場合は助け合う必要がありますので、自分が苦手な仕事や経験の浅い仕事であっても担わなくてはならないケースが出てくるでしょう。
人と関わりが少なくなる分、自己成長やスキルアップの機会を自ら進んで創り出していく必要があります。
コミュ力不足が「市場価値の低下」に繋がることも
コミュニケーションをうまく図れないことを理由に人との関わりを避ける働き方を選ぶと、仕事を通じてビジネス上の人間関係や人との距離感を学ぶ機会が失われてしまいます。
一般的に、組織において上流の仕事になればなるほど人をまとめたり指導したりする手腕が問われるようになります。
その点で、人との関わりそのものが少ない環境で働き続けることにより、自身の市場価値を高めるチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
前に挙げた職種の中にも、仕事を続けていく中でクライアントに対して積極的に提案したり、相手が置かれた状況に配慮した対応ができたりすることによって評価が高まり、継続受注や報酬アップにつながるケースも十分にあり得ます。
「言われたことをこなすだけ」「チャットやメールでの対応が不完全」といった状態を続けていると、結果的に市場価値の低下に繋がってしまうこともあるのです。
フリーランスの場合、「行動力」や顧客との「調整力」も求められる
フリーランスとして独立して働く選択をするのであれば、求められるのは実務上のスキルに限りません。
常に現状に満足することなくレベルの高い案件に挑戦する姿勢や、クライアントが求める以上の成果物を納品する意識も必要になります。
そのためには、新たな知識を積極的に吸収し、それらの知識を生かせる仕事を取りに行く行動力が求められるでしょう。
また、フリーランスであれば自分自身が顧客の窓口担当者になるため、スケジュールや報酬をはじめさまざまな調整・交渉を自身で行う能力が必要になります。
正社員のように解雇規制で守られている立場ではありませんので、トラブルに発展すれば仕事を失うことも十分にあり得ます。短期的には稼げたとしても、この先10年、20年というスパンで安定的な収入を得るには相応の努力が必須となるのです。
人と関わる機会を減らすという観点だけでなく、フリーランスになることで負わなくてはならないさまざまなリスクがあることについても十分に理解しておくことが大切です。
5)「人との関わりが少ない仕事」探しにおすすめの転職エージェント
ここまで人との関わりが少ない職種と、それらを転職先として選ぶ際の注意点について述べてきました。
ただ、ここで紹介してきた職種はあくまで一般論です。
実際には転職する企業や仕事内容によって、人との関わり方の度合いは異なります。一人で黙々と作業する仕事のつもりで転職したら、実はチーム単位で仕事をしていくことが前提になっていた、といったケースもないとは言い切れません。
人との関わりが少ない仕事を選ぶのであれば、仕事内容や職場環境までしっかりとリサーチした上で転職先を選ぶ必要があります。
企業の内情や仕事内容をより客観的に把握するためにも、企業情報に精通した転職エージェントを活用することをおすすめします。
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対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | 20代後半~30代前半(エンジニアのみ39歳までOK) |
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dodaの評判・口コミ
- 年収アップできた
- 希望どおりの職につけた
- 求人を多く紹介してくれた
- 的確なアドバイスだった
- すぐに転職できた
- 親切・親身な対応だった
キャリアアドバイザーが、強力な伴走者となってサポートしてくれた
転職活動時に他のサイトとdodaを併用していましたが、他のサイトと比べて取り扱っている求人数が多いという評判通り、求人の数はとても豊富でした。また、非公開求人などdodaでしか見ることの出来ない特別な求人も多数あり、就職先の選択肢が広がるメリットはあります。
担当キャリアアドバイザーから直接電話で連絡が来ることもあるので、文字に起こしづらい自分の素直で正直な思いを親身に聞いてもらえる安心感があり、一人きりではなく担当キャリアアドバイザーと一緒に転職活動している気持ちになれます。
また、担当キャリアアドバイザーと面談や電話で話をした際、条件が合う求人があればその場で紹介やエントリーしてくれるのも行動力が感じられて好印象でした。履歴書や職務経歴書の書き方なども気軽に聞けるのも頼もしいです。
様々な転職フェアなどのイベント情報も、dodaのサイトのトップページから得ることが多かったです。そういったイベントでは企業の人と直接話が出来たり企業の雰囲気を肌で感じたりすることが出来るので、非常に参考になりました。
総合的に見て、他のサイトと比べるとキャリアアドバイザーが転職希望者への働きかけを積極的に行っており、転職活動時に活用する転職エージェントとして最もおすすめです。
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これまで失敗続きだった苦手な面接を、克服できた
面接が2回あり、面接が終わるごとに電話を担当のキャリアアドバイザーに報告の連絡を取り、その際に緊張してあまり上手く受け答えできなかったことを相談したところ、企業側に緊張してアピールし忘れたところを補足して伝えてもらいました。
面接の連絡はメールで行い、当初予定していた面接日時が都合がつかず連絡したところ、企業側に日程の再調整を行ってくれました。企業側の情報もメールで求人票を貰い参考にしました。
また、面接前には注意事項のメールや、内定が決まったら内定に際して必要な書類や手続きの代行、更に退職する職場を円満に退職するためのマニュアルの資料もメールで頂きました。
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紹介される求人数は多いものの、「質より量」を感じるところもあった
dodaは求人数が多いのが最大のメリットですが、たくさんありすぎるのがデメリットでもあります。キャリアアドバイザーとの面談で自分の長所をアピールしたところ、オファーの連絡が来たのはいいのですが、その量が多過ぎて戸惑いました。
1つ1つ求人内容をチェックしなければならないのでちょっと大変です。また、紹介された求人すべてが自分の理想の条件を満たしている企業かと思いきや、必ずしもそうではありません。
もちろんどれも優良企業なのですが、自分が求めている条件に合わないと思うところもけっこうありました。また、これは仕方ないことなのかもしれませんが、入社できるまでのスピードがもう少し早かったら良かったかなと思います。
※サービスをご利用された人の声の一部を掲載しています。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
求人数 | 約25万件(2024年6月時点) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは「サポートの丁寧さ」で評判を勝ち得ている転職エージェントです。
特に20代~30代前半と言った若年層の転職支援に強く、また大手企業だけでなく中小規模の優良企業に独自のパイプを持ち、独占案件として保有しています。
マイナビエージェントで「人と関わらない仕事」を見つける方法
今回紹介した「人と関わらない仕事」(特に在宅で行う仕事)は、テレワーク体制の整った企業求人の中から探していくことが効果的です。
マイナビエージェントでは、テレワーク可の企業求人を多く保有しています。
引用元:マイナビエージェント公式サイト
また、国内に60か所の拠点を持つマイナビエージェントは、企業の人事担当者からの信頼も厚く、多くのパイプを持っています。
マイナビエージェントでしか見られない「非公開の求人」も含め、たくさんの求人に触れつつ転職の選択肢を広げられるはずです。
マイナビエージェントの評判・口コミ
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求人紹介から面接サポート、アフターフォローまで、一貫して対応が丁寧
キャリアアドバイザーの方は、最初の面談の時に私の希望する条件をとても丁寧に聞いてくれました。対応がとても良く、私が来店するたびに優しい笑顔で迎えてくれました。
マイナビエージェントはたくさんの企業や会社の求人を取り扱っているため、数ある選択肢の中から自分に合った求人を選べました。応募先が決まってからは、親身になって面接の練習をしてくれました。
また、スケジュール管理なども協力して行ってもらいました。キャリアアドバイザーの方がとても協力的だったこともあり、無事希望する転職先へ入社できました。
入社後も電話で状況を確認してくれるなど、アフターフォローがしっかりしているのでおすすめです。
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希望していた通りの職場に転職できた
とても丁寧なキャリアアドバイザーが担当についてくれて、話し合いと近況報告をするために何度か指定された場所に行きました。
現在の転職状況報告や提出する履歴書や職務経歴書のチェックをしてもらい、誤字脱字が発生していないかどうか確認してもらいました。また面談があまり得意でないことを伝えたところ、練習を手伝ってもらい、面談時の癖などを色々と教えてもらえました。
どのような事務業務を希望しているのか伝えた結果、希望を含めた多くの非公開求人を厳選してもらえたので嬉しかったです。丁寧なサポートをしてくれたため、キャリアアドバイザーのお陰で効率よく転職活動を行えて、当時希望していた仕事につくことができました。
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選びきれないほど多くの求人を紹介される場合も
マイナビエージェントは紹介される求人数が多いという評判は聞いていましたが、数が多すぎて選びきれなかった印象です。
もっと有効活用する方法があったのかもしれませんが、会社をある程度絞って紹介して欲しかったです。
紹介された会社には応募せずに、自分で求人サイトを利用して探し出して応募することも多々ありました。
また、応募先の企業情報をあまり教えてくれなかった印象もあります。個人的には、業績の細かいところまで知りたかったのですが、そこまで詳しく教えてくれませんでした。応募先企業に直接聞けなかった分、もう少し細かくリサーチして欲しかったです。
※サービスをご利用された人の声の一部を掲載しています。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.0万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは全国都道府県に支店を設ける、支店数において国内No.1の転職エージェントです。そのため、都市部・地方に関わらず幅広い求人紹介を可能としています。
今回紹介した「人と関わらない仕事」の職種のうち、特にプログラマー・エンジニア、Webデザイナーの案件を多く探せるでしょう。
パソナキャリアで「人と関わらない仕事」を見つける方法
パソナキャリアでは、企業の人事担当者との信頼関係もしっかりと築いているため、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しています(※公式サイトより)。
引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれるので、「転職活動をひとりで進めるのは不安…」という人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
パソナキャリアの評判・口コミ
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期待以上の、きめ細やかな対応をしてくれた
パソナキャリアはキャリアアドバイザーのフォローがとても丁寧という評判を聞き、登録することにしました。面談ではゆっくり、じっくりと、こちらがよく理解できるように案内、紹介してくれました。
気になった企業があり、待遇のことで分からない点があったときも、こちらが求める以上にきめ細やかに対応してくれたことも印象に残っています。
勤め始めたらそれでおしまいということはなく、その後も企業の働きやすさはどうか、困ったことはないかいろいろアドバイスをしてくれました。ほかの転職サービスも何回か利用したことがありますが、その中でパソナキャリアが最も丁寧で、人におすすめしたい転職エージェントだったと思います。
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好条件の求人、そして担当者の充実した対応が◎
まず非公開求人の多さです。これは同業者の中でも上位なのではないでしょうか。好条件の求人が揃っています。
次は担当者の充実した対応です。応募書類は少しでも不備があれば指摘してくれます。またその理由も付け加えてくれるので今後に役立ちます。面接に関しても何度か模擬を行ってくれるので本番は自信をもって望めます。特にマイナスイメージを持たれないコメントを心掛ける、という教えが役立ちました。
また職種別の相談会に無料で参加できます。人事担当者の貴重な話も聞けて勉強になりました。
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キャリアアドバイザーからの返答に時間がかかることもあった
パソナキャリアは大規模なサービスを展開されていることから、少々の時間がかかること、タイムラグは最初から想定していましたが、放置されているような、不安にさせられるような時期があったことも事実です。
何度問い合わせをしても、即座にレスポンスがもらえなかったり、応答がなかったりしたときには、見捨てられた感を払拭できませんでした。
結果的には、しっかりとした質疑応答ができたので問題ありませんでしたが、どうしてもタイムラグが生じてしまうのは、インターネットを介したサービスだから致し方ないのかな、と思いました。
※サービスをご利用された人の声の一部を掲載しています。
パソナキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.6万件(2024年6月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
ワークポート
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エンジニア、営業、メーカー系はじめ豊富な求人。未経験可の求人も多く、新しい領域にチャレンジしたい人におすすめです。
ワークポートは総合型転職エージェントですが、中でも「IT・Web・ゲーム業界」の支援実績の豊富な転職サービスです。
そのため、今回紹介した「人と関わらない仕事」のうち、プログラマー・エンジニア、Webデザイナー、Webライター、映像・動画制作、データ入力などの職種求人を見つけやすいでしょう。
また、エリアごとに特化したキャリアアドバイザーがいるので、対応エリアの付近の企業を探したい人にもメリットがあります。
ワークポートで「人と関わらない仕事」を見つける方法
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している人は、ワークポートのサービスが適しているでしょう。
引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
ワークポートの評判・口コミ
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転職への具体的なイメージを固められた
面談に行ったときはいつまでに転職するか定まっておらず、「こういう企業で働きたい」というイメージもまだ持てていませんでした。
しかし、WORKPORTの転職コンシェルジュの方は、こちらの不安感をどんどん取り除いてくれ、『もっとイメージを明確にしていこう!』という前向きな気持ちになれました。
求人もいくつか紹介してくださり、コンシェルジュの方とのやりとりの中で、徐々に自分が目指すべき方向性が固まっていった感じです。
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これまでのエンジニア経験を活かした転職ができた
知人の紹介で、IT系の転職に強い「ワークポート」という転職エージェントに登録したところ、コンシェルジュの方から「IT系以外の業種の「社内SE」ならば、即戦力として年収アップとキャリアアップを狙えますよ」と、アドバイスを頂けました。
海外との貿易や物流を担う会社の社内SEならば、その場で業務ツールだけでなくハードウェア故障箇所診断まで出来るので、今までの経験が活かせるということでした。
実際、そのコンシェルジュの方の狙い通りに、転職先を決めることが出来たのです。
とても幸運でしたし、ワークポートのコンシェルジュの方には感謝しています。
※サービスをご利用された人の声の一部を掲載しています。
ワークポートの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約9.6万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | ソフト開発・システムエンジニア系|クリエイティブ系|通信・インフラエンジニア系|ヘルプデスク・ユーザーサポート|研究・製品開発/品質・評価系|コンサルタント・プリセールス系|ゲーム制作関連|ものづくり系エンジニア|金融・保険・証券系|建設・土木・プラント・設備|不動産専門職|営業系|事務・管理系(総務・経理・財務・人事など)|経営企画・事業開発|マーケティング・プロモーション系など |
ワークポートの積極的な提案を最大限活用するには、初回面談時に希望する職種・働き方をしっかり伝えることです。事前にキャリアの棚卸しをしておくとスムーズでしょう。
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まとめ)「人との関わりを減らしたい」を「個としての強み」に変えよう
「人との関わりを少なくしたい」という考え方は、仕事を選ぶ上でややネガティブな受け取り方をされがちです。
実際、人と関わることが得意なほうが選べる仕事の幅が広く、キャリアアップの面でも有利になりやすいのは事実です。
AIが台頭していく時代においては、人と人との不定型なコミュニケーションはますます重要視されていく可能性があります。
ただし、人との関わりが少ない環境でも個人としてスキルを発揮できることは、これからの時代において強みにもなり得ます。
得意分野や好きな仕事がある人は、人との関わりを減らしたい希望条件を「個としての強み」を発揮できるアピールポイントに変えていきましょう。
あなたの強みを生かして活躍できる場所がきっと見つかるはずです。
リクルートエージェントの評判・口コミ
自己分析やキャリアプランづくりも一緒に進めてくれた
知人から転職エージェントの存在を教えてもらい、いくつかのエージェントを活用してみました。
その中で特にサービスの質が高くおすすめなのがリクルートエージェントです。
キャリアアドバイザーの方はとても丁寧で、土日まで対応してくれました。
家族サービスの合間を縫って、担当のコンサルタントの方と連絡を取りつつ応募しました。何度か書類審査や面談で落とされたこともありましたが、結果的に1社、内定を獲得できました。
キャリアアドバイザーの方は、求人を紹介してくれるだけでなく、私の自己分析に付き合ってくれたり、どのような業界が向いているのかといった相談にも乗ってくれたりしました。とても助かりましたね。
他社転職エージェントより、沢山の求人案件を紹介してくれた
一番手厚かったのは、専属のサポートの方がついていただいて、こちらの状況や希望を詳しくヒアリングしたうえでその条件に沿った案件を「他社よりも多く」紹介していただいた点です。
dodaやJACリクルートメントにも登録しましたが、リクルートエージェントの案件数が一番多かったです。
希望条件とは異なる求人を紹介されるケースもあった
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーの面倒見が良いという評判を聞いて登録したのですが、私を担当してくれた方の印象はとても悪かったです。
「残業のない職場を希望する」「勤務時間が18時までの職場を希望する」と伝えていたはずなのですが、3交代制の職場や、残業が容易に予想できる求人情報を繰り返しおすすめされたので、おそらく企業側から人材をリクエストされているのだろうなと思いました。
また、事務職での転職を希望すると伝えると、「営業としての経験をまったく活かさないなんてもったいない」「年収は下がって当たり前だから期待しないほうがいい」と何度か言われてしまいました。
実際はボーナスがない職場に勤めていたため、転職して年収はアップしました。求人に対する下調べやこちらの経歴へのチェックが甘いのでは?と感じました。