ITエンジニアの転職活動中に「書類落ち・面接落ち」が続いたとき見直したいこと
[最終更新日]2024/09/16
現在、ITエンジニアの需要は高まりを続けてはいますが、転職活動においてITエンジニアの方が「書類落ち・面接落ち」になるうことは、決して珍しくありません。
しかし何社受けても不採用が続く場合は、転職活動自体に問題がある可能性があります。
その代表的なものに、応募者であるITエンジニアの方と採用側との「ズレ」があげられます。この「ズレ」を少なくすることは、採用へ近づく重要なポイントの1つです。
目次
1)ITエンジニアが転職で書類落ち・面接落ちになる一番の理由は、企業の期待との「ズレ」
ITエンジニアが転職で書類落ち・面接落ちになる一番の理由には、応募者が考える「企業の期待」と、実際の企業の期待とのズレが挙げられます。
あなたのスキルが業務遂行に役立つかということがポイントですから、企業にとっては最も重要な関心事です。そのためズレがあると、不採用になりやすくなります。
ここではなぜズレが起きるのかという理由について、解説していきます。
「できる」という言葉のなかにも、さまざまなレベルがある
ITエンジニアが転職で不採用になる主な理由の1つに、企業が求めるスキルレベルに達していないという点が挙げられます。
たとえばデータベースの構築スキル1つとっても、レベルがあります。設計書通りに構築することと、顧客の利用目的に応じたチューニングが行えることは、レベルが大きく異なります。
もしチューニングスキルを求める企業に、設計書通りの構築経験しかない人が「Oracleの構築ができます」と書いて応募したら、どうなるでしょうか。
面接でスキルレベルを確認され、不採用となるでしょう。あるいは職務経歴書にチューニングスキルを詳しく記載した応募者が他にいる場合は、そちらの方が優先されるかもしれません。
このような要件は、募集要項に記載されている場合が多いです。したがって応募の際は、よく確認することが重要です。
ITエンジニア転職時の「企業と『できる』の目線を合わせる」ための具体的な対策
対策 | 説明 |
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募集要項の詳細確認 |
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スキルの正確なアピール |
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企業との事前コミュニケーション |
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応募者の「アピール」が企業の期待とのズレを生むことも
企業に応募する際、自信のあるスキルは積極的にアピールすべきです。
一方で職務経歴書やスキルシートにあまり詳しくない技術を書くと、逆効果になる場合があります。それは企業があなたに求めるものは、現場で実力を発揮することだからです。
そもそも企業が採用を決めるポイントは経験の有無ではなく、できるかできないかということです。
このため、内定を得たいばかりにかさ増し目的であまり詳しくない技術を書くと、逆効果になります。
たとえばできないことまで「できる」とアピールしてしまうと、以下のような不都合が起きる可能性があります。
- 面接の時点で見破られれば「誠実な人ではない」という評価となり、不採用になる
- 入社した場合は企業の期待にこたえられず、大変苦労する。早々に転職活動をやり直すことになる可能性も
従ってあなたが企業に対してアピールする内容は、あなたができることか、できそうな内容にとどめましょう。もし不合格になった場合は気持ちを切り替え、他社に応募することが重要です。
「自己PRと企業の期待とのズレ」を生まなないための対策
対策 | 説明 |
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誠実な自己PR |
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面接での正直な対応 |
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スキルの客観的評価 |
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企業が中途採用者に何を求めているのかを知るだけでも、「ズレ」を防止できる
ここまで解説した通り、企業と応募者とのズレは転職で書類落ち・面接落ちとなる大きな理由の1つです。それはスキルにマッチしていない人を採用すると、業務を推進するための採用であるはずが、支障を生じるおそれにつながるためです。
このズレを防止するためには、企業が中途採用者に対して求めるスキルを正しく理解することが重要です。
少なくとも、募集要項に書かれている内容はきちんと把握しましょう。
また、入社後にどのような仕事が待っているか、想像することも重要です。
その上で、求めるスキルに達しているなら「できる」ことのアピールをしましょう。
一方でスキルが足りないなら「求めるスキルにキャッチアップする」ことをアピールし、企業側に可能性があることを実感してもらうことが大切です。
企業が求める人物像を正しく把握するための対策例
対策 | 説明 |
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募集要項の詳細確認 |
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過去の経験とスキルの整理 |
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企業のインサイド情報の調査 |
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2)企業が中途採用者に求めることとは?
中途採用者に求めるスキルは、企業により異なる場合もあります。
一方で、どの企業でも共通して求められるポイントもあることは事実です。
ここでは中途採用者に企業が求める点を3点取り上げ、どのような点が求められているかというポイントを解説していきます。
1)あなたの経験やスキルを、転職先の求めるレベルで発揮できること
中途採用者に企業が求めることは、「企業が期待する仕事ができること」の一点に集約されます。
この点において、中途採用者は「これまでの実績やスキルを、転職先で再現できること」が求められているといえるでしょう。しかもそれは、転職先の求めるレベルで発揮しなければなりません。
転職活動においては、これらの内容を応募先に説明し、納得を得なければ内定を得られません。
したがって事前に経験やスキルを整理し、論理的に説明できるようにしておくことが重要です。もちろん、あなたのレベルに見合った企業に応募することは、いうまでもありません。
2)プロジェクトの全体像を理解し、目的を把握した上で日々の職務に当たる人
多くの企業は中途採用者に対して、自主的に動けることを求めています。
そもそも仕事をする上では、必要な指示がすべて与えられるとは限りません。その場合はプロジェクトの目的に沿って自ら考え、業務にあたる必要があります。
ときには上司に対して説明を求めたり、意見を戦わせたりすることが必要な場面も出てくることでしょう。
この点で、指示待ちの方は望ましくありません。
もし指示内容に誤りがあり、顧客の求めるものでない場合は、そのまま進めずに確認が必要です。
指示を受けたままノーチェックで「これが仕様だから、その通り開発しました」と言ってくるような方には、危なくて任せられないということになるでしょう。
3)自ら積極的にコミュニケーションを取り、学習を怠らない人
多くのITエンジニアは、プロジェクトに所属する形で業務に携わっています。
これは開発エンジニアだけでなく、インフラエンジニアやネットワークエンジニアなどでも変わりません。
従って他の人との調整が発生することがありますから、積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。
もしコミュニケーション能力に難があるために「あなたと仕事をしたくない」などと思われてしまうと、せっかくのスキルが生かせません。
また、中途採用者は他の人から手取り足取り教えてもらえることは期待できません。一方で入社してすぐの時は、さまざまな疑問点が生じやすいものです。
他の社員は疑問に思っていない場合もありますから、その点でも積極的に質問することが重要です。
加えて、IT業界で仕事を続けるためには、日々のスキルアップも欠かせません。
そのため今携わっている業務以外においても、関心のあるスキルについては自分で時間を作り、学ぶことが求められます。
3)「ズレ」を起こさないために、転職活動中に見直したいこと3つ
せっかく転職活動をするなら、誰でも内定をもらいたいものです。そのためには、企業との「ズレ」を防ぐことが必要です。この「ズレ」は、転職活動の工夫によって防げます。
ここでは転職活動における「ズレ」を防ぐために、見直したい内容を3点取り上げ、それぞれについて解説していきます。
ポイント1)スキルや実績を棚卸しして、できることとできないことを整理する
転職活動で書類落ち・面接落ちが続くことの原因に、あなた自身が持つスキルや、これまでの実績を理解していない点があげられます。
面接では実績やスキルに対して、口頭試問の形で進められる場合もあります。
この場合、きちんと答えられないと職務経歴書に書いてある内容の真偽を疑われ、不採用につながるリスクが高まります。
そのため転職での書類落ち・面接落ちが続いた場合は一度立ち止まり、これまでのスキルや実績を棚卸しすることが必要です(「キャリアの棚卸し」)。
たとえばプロジェクトでの成果を、細かく書き出してみることは1つの方法です。このことにより、今まで意識していなかった能力に気づくかもしれません。
あわせて、できることとできないことを整理することも重要です。この作業をすることで、あなたがどの点を中心にアピールすべきか、戦略を立てて選考に臨めます。
補足:キャリアの棚卸しについて
「キャリアの棚卸しをしましょう」と聞いても、具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいるでしょう。
そんな際は、以下の手順で進めてください。
キャリアの棚卸し例(32歳 アプリエンジニアのケース)
ステップ | キャリアの棚卸し例 |
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① これまで経験した業務 | モバイルアプリケーションの開発、フロントエンドおよびバックエンドのコーディング、UI/UXデザイン、テストおよびデバッグ、アジャイル開発、プロジェクトマネジメント、APIの設計・実装、コードレビュー、パフォーマンスの最適化、継続的インテグレーションとデリバリー(CI/CD)、顧客との要件定義、リリース管理、セキュリティ対策、技術ドキュメントの作成・管理 |
② ①で得られた知識・スキル | プログラミングスキル(Java, Swift, Kotlin, JavaScriptなど)、アジャイル開発手法、UI/UXデザインの知識、デバッグ技術、問題解決能力、プロジェクトマネジメント、API設計スキル、パフォーマンスチューニング、CI/CDの知識、セキュリティ知識、コミュニケーションスキル、チームコラボレーション |
③ ①・②を通じ、これからも続けていきたいこと | 最新技術の習得と応用、ユーザー中心のアプリ開発、効率的なプロジェクト管理、チームのスキル向上 |
④ ①~③が活かせる仕事・働き方 | シニアアプリケーションエンジニア、テクニカルリード、プロダクトマネージャー |
特に転職前においては、キャリアの棚卸しはぜひやっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
ポイント2)スキルに見合ったポジションを募集する企業を探し、応募する
さきに解説した通り、内定を得られる人は業務で能力を発揮できる人です。どの人にもあこがれの企業はあると思いますが、あなたのスキルに見合ったポジションに募集がなければ、入社することはかないません。
もしスキルを水増しして応募したとしても、たいていは見破られ、不採用となってしまいます。このような理由で書類落ち・面接落ちを続けることは、もったいないものです。
そのため早期に内定を得るためには企業名ではなく、あなたのスキルに見合った企業を探し、応募することが重要です。このことにより転職活動のストレスも軽減され、早期の内定も得やすくなります。
ポイント3)第三者に職務経歴書などをチェックしてもらう
どれだけ意欲や能力があっても、職務経歴書にきちんと反映できていない場合、書類選考で落とされるリスクは高くなります。
もちろん職務経歴書のチェックは必須ですが、自分だけでのチェックではどうしても気づかない点があることも見逃せません。
このため、転職エージェントに職務経歴書をチェックしてもらうことが有効です。転職エージェントは転職のプロですから、合格するためのポイントを専門家の視点から指摘してもらえることがメリットです。
職務経歴書について第三者のチェックを受けることで、採用に近づくことが可能です。
また転職活動においては、面接が必須です。業務においてはコミュニケーション能力も欠かせませんから、必要なことを明確に、かつ簡潔に説明できないと書類落ち・面接落ちとなりやすいです。
とはいえ面接は慣れない方も多く、うまく話せないまま終わってしまうことも珍しくありません。転職エージェントでは面接対策も行うところが多いため、積極的な活用がおすすめです。
参考:「印象に残る職務経歴書」作成のポイント
- Point1)最初の職務要約ですべてを語る
- Point2)緩急をつける
- Point3)企業毎に職務経歴書を書く
- Point4)定量的に書く
- Point5)「ボランティアをやっています」などの副次的なものは程ほどに。
- Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る
採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。
そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。
自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。
Point2)緩急をつける
ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。
全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。
例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。
その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。
「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。
Point3)企業毎に職務経歴書を書く
職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。
効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。
イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。
ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。
Point4)定量的に書く
よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。
例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度がわかりません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。
アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。
Point5)「ボランティアをやっています」などの副次的なものは程ほどに。
プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。
他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。
たまに、経営層の価値観とマッチしたなどのラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。
Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。
例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。
それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功確度を高められるはずです。
ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。
4)ITエンジニアが登録しておきたい、おすすめの転職エージェント
ITエンジニアが採用にこぎつけるためには、企業の求めるものを十分にアピールすることが重要です。そのためには、企業と自分自身の両方を正しく知ることが欠かせません。ときには応募の範囲を広げ、あなたを求める企業を探すことも必要です。
ここでは転職活動で書類落ち・面接落ちが続くITエンジニアが登録しておきたい、おすすめの転職エージェントを紹介します。
ユニゾンキャリア
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書類作成・面接対策をじっくり支援してもらいながら転職活動をしたい人におすすめの、「寄り添い型」転職エージェントです。
ユニゾンキャリアは、主にIT・Webエンジニアを目指す人向けの転職エージェントです。
未経験者向けの支援も積極的におこなっており、転職活動に不安を感じている人や経歴に自信がない人にもおすすめです。
同サービスの特徴でとくに押さえておきたいのが、「書類作成・面接対策をじっくり支援」してくれること。一人あたり最低5回以上の面談機会を設けつつ、転職者の活動を力強く支援します。
ユニゾンキャリアを利用した人たちの評判・口コミからは、「未経験に対して優しく、かつ的確なアドバイス」、「キャリア相談が手厚かった」「自信を持って面接に臨めた」といった意見・感想が多く見られます。
ユニゾンキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) |
プログラマー・Webエンジニアの公開求人数 | 約1.0万件(2024年9月現在) |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
さきほども解説した通り、採用において面接は必須です。一方で面接をなかなか通過できないと悩む方も多いでしょう。度重なる不採用通知に、うんざりしている方も多いのではないでしょうか。
マイナビIT AGENTは、面接通過率の高さが特徴です。その通過率は7割から8割となっています。
単純計算をすると2回とも面接に落ちる可能性は1割未満ですから、書類落ち・面接落ちとなる確率は下がることが期待できます。
マイナビIT AGENTでは面接通過率を上げるために、面接を通過するための模擬面接や、自己PRの方法などもアドバイスしてもらえます。このため安心して面接に臨むことが可能です。
マイナビIT AGENTの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2024年9月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年9月のITエンジニア向け公開求人数は約9.2万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
企業研究・リサーチに苦手意識を持っている人は、とくにレポート情報が役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約10万件(2024年9月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
あなたの強みは、自分自身であってもすべて気づいているとは限りません。他の人に指摘されて初めて気づいた長所もあるでしょう。
もしかすると、あなた自身がまだ気づいていない長所があるかもしれません。そのことに気づかず不採用となり続けることは、大変もったいないことです。
レバテックキャリアは、あなたが気付いていない強みを引き出すことをセールスポイントの1つにしています。
加えて、企業別の対策ポイントも充実していることも特徴です。このため企業に対して、より充実したアピールをすることが可能となります。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年9月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
転職で不採用通知を受けるケースのなかには、あなたの戦略に原因がある場合も少なくありません。
たとえば応募先の職種や言語と、あなたのスキルがマッチしていないなどがあげられます。この場合、今までと同じような方法で応募を続けても、ひたすら不採用の通知を受け続ける結果となりがちです。
このような方には、ワークポートがおすすめです。ワークポートはあなたが希望する職種や業種以外にも、バリエーション豊富な企業を紹介してもらえます。
この結果、一人で転職活動していると気づけなかった企業に応募でき、内定を得られる可能性もあります。したがってワークポートは、視点を変えてチャレンジしたい方におすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年9月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
まとめ)書類落ち・面接落ちが続いたときは、企業が求めるポイントを見直すこと
転職活動で内定を得るためには、企業が求めるレベルを満たすアピールが必要です。このため企業が求めるポイントを押さえることはもちろん、あなた自身をよく理解することも求められます。
また、コミュニケーションが取れることも必須となるでしょう。このことにより企業側との「ズレ」を防ぎ、採用につながります。
このためには、転職エージェントの活用が有効です。転職エージェントは第三者の目であなたにアドバイスするだけでなく、応募先の企業もよく知っています。
したがってあなたにマッチした企業に応募できますから、ぜひ活用を検討ください。