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転職理由は、ルーティンワークの退屈さ、給料の安さ。銀行員から未経験でWebディレクターになった私。|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
金融
職種
銀行員
従業員規模
約2,500名
年収
280万円

転職後

AFTER
職業
Web制作会社
職種
Webディレクター
従業員規模
15名
年収
350万円

目次

はるこさんの転職ストーリー

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1これまでの私

当時は25歳で、地方の銀行に勤務。

イメージ図:当時は25歳で、地方の銀行に勤務

銀行での仕事は窓口業務が主で、窓口に来られるお客様の入出金や、振込などの処理、年金保険や投資信託などの相談受付と提案…といった業務を行っていました。

仕事はルーチンワークの要素が強かったですが、それでもミスをすればチーム全体に迷惑がかかるため、気は抜けませんでしたね。
あと、定期預金や預かり資産の営業ノルマもあったりして、達成するのはとても大変でした。

ですが、職場の雰囲気は良かったです。飲み会なども多くて、コミュニケーションも活性していて。

私はどちらかというと社交的な性格で、飲み会などにも積極的に参加していたので、上司や同僚とも良好な関係を築けていたと思います。

実家は父、母と妹2人の5人家族で、このときは実家から会社に通っていました。

短大を卒業して、地元で就職したのです。

銀行を志望した理由」ですか?──「みんなが受けるから」という、かなり安直な理由で選んでいましたね。

そういったこともあって、「やりがい」のようなものは特に感じたことはありませんでした。

どちらかというと、「淡々と仕事をこなす」ような、日々でした。

2転職のきっかけ

ルーティンワークの退屈さ、給料の安さ。

イメージ図:ルーティンワークの退屈さ、給料の安さ

銀行ではストレスなく働けていたのですが、毎日同じことの繰り返しでつまらないと感じることもありました。

また、給料が安いことにも不満がありました。

「ずっと仕事を続けていきたい」という気持ちの反面、

(この先、私は何年も今の仕事を続けていけるのだろうか…)

といった、不安も持つようになっていきました。

もともと(転職するなら25歳までにはしたい)と考えており、上司にもこれからの働き方について相談することもありました。

上司からは、

上司

いや、もう少しさ、銀行で頑張っていこうよ

と言われました。
引き留めてくれるのはうれしかったですが、それでも「思い切れないな」と感じる日々は以降も続きました。

そうして2年が経ち、25歳になった頃、当時社内恋愛で付き合っていた彼氏と別れることになったのです。辛かったですし、仕事自体の楽しさも感じられなくなっていた時期も重なって…

(でも、ちょうどいいタイミングかもしれない──…もっと、自分が興味の持てる分野で働いてみよう)

──私はそう思い、転職を決意したのです。

3転職中

未経験から、Webデザイナーになることを決意。

イメージ図:未経験から、Webデザイナーになることを決意。

新しい仕事を探すにあたって、リクナビNEXTなど様々な転職サイトを閲覧しました。

その中でWebデザイナーという職種(webデザイナーはホームページのデザインを専門に行う職種)を知りました。

実は私は「新しいもの」が好きで、Web業界には前から興味があったのです。

(そうだ、webデザイナーを目指そう!)

そう決意し、そして私はまずWebデザイナーの専門学校に通いました。

1年が経過して、学校を卒業した私は、また転職活動を開始しました。

ですが、地元では就職先が見つからず。
大阪に活動地を移して探したりもしたのですが、Web業界で未経験で採用してもらえるところはとても少なかったです。

一口に「Web業界」と言ってもいろいろな会社があり、どこが自分に合っているのか迷ったりもして、とにかく大変でした。

専門学校の先生にも相談しました。先生はこんなアドバイスをしてくれました。

先生

「未経験のうちはは実績を積むことが大事だよ、いろいろなチャレンジができて、経験が積める会社を選んだ方がいい」

──頂いたその言葉は、転職の候補先を選ぶうえで、とても参考になりました。

ある日、ハローワークで「未経験OK」というWeb制作会社を見つけて、応募しました。
面接を受けた結果、

面接官

webデザイナーではなくwebディレクターなら採用します

と言われました。

WebデザイナーとWebディレクターの違い

Webデザイナーも、Webディレクターも、クライアントが求めているWebコンテンツを制作するという目的は同じです。

その中でデザイン面を担当するのがWebデザイナーの仕事です。

Webディレクターはプロジェクト全体を管理・指揮する仕事です。
WebデザイナーやWebプログラマーなど、プロジェクトに関わる全ての人を束ねる責任者としての役割を果たします。

その会社では、「やりたいことにチャレンジできる」という社風があって。専門学校の先生から頂いたお話にも通じるかもしれないな、と思いました。

そして私は、「Webディレクター」として、その会社への入社を決意したのです。

4転職後

ベンチャー企業の風土への戸惑い、そしてクレーム。

イメージ図:ベンチャー企業の風土への戸惑い、そしてクレーム。

まず入社して驚いたことは、「仕事内容を丁寧に教えてもらえることは、当たり前ではなかったんだ」ということです。

銀行の時は何度も研修があり、メンターの方がついて仕事を教えてもらえましたが、転職した会社はベンチャー企業ということもあって、「仕事は先輩を見て覚える」というスタンスでした。

そのため仕事に慣れるのに時間かかりましたし、失敗して怒られることも多かったです。

ひとつひとつの業務には明確なルールは決まっておらず、「自分で考えて行動しないといけない」ことも沢山ありました。
どうすればいいか分からずに戸惑うことばかりでしたね。

]

当時、一番大変だったことは、私がお客様に提出したデザインが、

お客様

「こんなクオリティーでは、とても気に入ることができない」

と言われてしまい、更にはそれがクレームに発展して、結局 案件自体解約になってしまい…

──とても、落ち込みました。

ですが、そんな私に上司は責めることなく、

上司

「相手の気持ちになって行動してみたら。そうすれば、すくなくとも今よりかは断然上手くいくよ」

とアドバイスしてくれたのです。

すぐにその言葉を理解することはできませんでしたが、その後も言われたことを考えて、少しずつその意味を咀嚼していって。

すると、ちょっとした案件でお客様に喜んでもらえる機会が発生して、「あ、きっとこういうことなのかな」って思い始めたら、その機会が少しずつ増えていったのです。
また、職場の人たちにも同じような気持ちで接すると、そこでも仕事が上手く回せるようになって。

──結局、一番大切なのは「想い」だったんだなって。ようやくそのことに気付けました。

5その後、どうなったか。

本当に価値があるWebサービスを求めて。

イメージ図:本当に価値があるWebサービスを求めて

今回の転職を通して感じたことは、「仕事とは、自分で考えて行動することで、結果が変わってくるもの」ということです。

相手のことを考えて行動することで、「ありがとう」──つまり、感謝の気持ちが生まれてきますよね。
そしてそれは、信頼関係に繋がっていって。

お客様や同僚と信頼関係ができれば、仕事をよりスムーズに進めることができます。そして、それはまた新しい「ありがとう」に繋がります。

まだまだ働きかけは強くないかもしれませんが、私自身も、そういった循環を作れるようになりました。

──「後悔していること」、ですか?

…ないですね。

新しい会社に入って、仕事の仕方、そして人間関係について改めて深く考える機会を持てて、すごく良かったと思っていますから。

今後も、ここで頑張っていきたいと思っています。

◇ ◇ ◇

「本当に価値があるwebサービスとは何か?」──よく、こんな議題を、会社の同僚と話したりします。

私は、それは「顧客の目標や目的を達成することができるサービス」だと思っています。

…ちょっと抽象的な表現ですよね。でも、突き詰めて考えていくと、結局そこにたどり着くような気がしていて…。

そのために私がしていきたいことは、「お客様と目的づくりから一緒に考えて、創り上げていける」──そんな働きかけです。
そして、それを実現していけるWebディレクターに、成長していきたいと思っています。

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