『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

30代後半。毎日のやりがいのない仕事の虚しさから決別しようと、行政書士の道へ。|私の転職体験談

転職前

BEFORE
職業
事務職
職種
不動産
従業員規模
5人
年収
180万円

転職後

AFTER
職業
営業事務
職種
行政書士
従業員規模
3人
年収
230万円

目次

えりさんの転職ストーリー

1これまでの私

「やりがい」を追い求めて。

イメージ図:システム手帳

4年ほど前まで、私は不動産会社で事務の仕事をしていました。

参考:不動産会社の事務職の主な仕事内容

仕事内容 詳細
電話対応 取引先や関係者との連絡、顧客からの問い合わせや物件に関する質問に対応します。
書類作成 契約書や見積書、報告書など、さまざまな書類を作成します。
データ入力 顧客情報や物件情報をシステムに入力し、管理します。最新の情報を常に把握できるようにするため、定期的なデータ更新も行います。
スケジュール管理 営業担当者のスケジュールを調整し、会議や打ち合わせの準備を行います。
契約手続き 契約書のチェックと発送、契約内容の確認とフォローを行います。

それまでにも、何度か転職の経験はありました。
私の中で、一つの考え方の柱みたいなものがあって、

(どこかに必ず、自分を必要としてくれる、私にぴったりの会社・働き方があるはず!)

私なりの理想が、そこにはあったんですね。

それに伴い、色々な資格を取ってきたのですが、なかなか思うような仕事に就けないで不満を感じていました。

家族は私と両親の3人。
私がつまらなそうな毎日を過ごしているのを、両親とも心配してくれていました。

2転職のきっかけ

これが最後のチャンス。

イメージ図:転職中の女性

当時勤めていた会社は、社長のワンマン経営でしたので、問題があれば、私たち社員には相談せず、勝手に物事が動いてしまうのでした

それに引き換え、仕事もやりがいを持てない、毎日が楽しくない。

当時は、仕事を終えてからの、家でのゲームと、いつか自分の理想の働き方を叶えるための資格の勉強だけが、唯一の心の拠り所でした。

反対に、「いつまで自分はこういうことを繰り返すのだろう?」という疑問も生まれてきました。

(私の理想の職場なんて、本当にあるんだろうか)

当時年齢は37歳。
そう何度も転職が思ったようにできる年代でも無くなってきていました。

(今回が最後の転職と思って、思いっきりやってみよう!)

そんな背水の陣の覚悟で、転職へと踏み切ったのです。

3転職活動中

私にとっての「ベスト」な仕事。

イメージ図:人生のチャンス=鍵

転職活動にあたって、やはり家族のサポートがあることは、とても助かりました。

なるべく多くの時間を資格の勉強や転職活動に充てたかったので、生活まわりのことを母がサポートしてくれたのです。

おかげで私は、思う存分転職活動に打ち込むことができました。

資格の勉強と転職活動は、同時進行で行いました。

まず、何の資格の取得を目指していたかと言いますと、行政書士の資格になります。

行政書士とは

項目 詳細
概要 行政書士は、行政書士法に基づく国家資格で、官公庁への提出書類や権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続きなどを行う専門職です。
主な仕事内容
  • 官公庁への提出書類の作成と提出
  • 権利義務に関する書類の作成
  • 事実証明に関する書類の作成
  • 行政不服申立て手続きの代理
  • 作成書類に関する相談業務
試験内容 行政書士試験は、法令科目(憲法、民法、行政法、商法など)と一般知識科目(政治、経済、社会、情報通信、個人情報保護、文章理解など)から構成されます。試験形式は五肢択一式、多肢選択式、記述式があります。
資格取得の難易度と学習時間目安 行政書士の資格取得は中程度の難易度で、合格率は10%前後です。学習時間の目安は、一般的に600時間から800時間とされています。
公式サイト 日本行政書士会連合会

こうして、企業や個人の直接的な役に立てる仕事、なおかつ自分自身のキャリアアップも目指せる仕事として、行政書士の仕事はベストでした

働きながらの勉強・転職活動は想像以上に過酷でした。

転職エージェントに求人の紹介を頼んだりもしていましたが、せっかくお仕事に空きがあっても、私の方の資格取得が間に合わなかったりと、随分くやしい思いもしました。

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

行政書士事務所の職場

そうしてタイミングを合わせつつ、何とか小さな行政書士事務所への勤務が決まりました。

資格は取得しましたが、未経験でしたので、まずは営業事務として、上司の仕事の仕方を見て覚えるところからのスタートとなりました。

参考:行政書士事務所の営業事務の主な仕事内容

仕事内容 詳細
電話対応 顧客からの問い合わせ対応やアポイントメントの調整を行います。また、取引先や関係者との連絡業務も含まれます。
書類作成 各種申請書類や契約書の作成、修正、チェックを行います。これには、必要なデータの入力やフォーマットの適用も含まれます。
データ入力・管理 顧客情報や案件情報をシステムに入力し、データベースを管理します。定期的な更新作業も含まれます。
来客対応 事務所に訪れる顧客や取引先の対応を行い、必要な案内やサポートを提供します。
請求書・経費処理 請求書の発行、経費精算、支払い処理など、基本的な経理業務をサポートします。
顧客サポート 顧客の質問に答えたり、必要な情報を提供したりするなどのサポート業務を行います。

やはり大きな違いは、やりがいを持って仕事に臨める、ということでしょうか。

顧客様の悩みをお聞きし、問題の解決やアドバイスに尽力する。
面と向かって、その方のお役に立てるベストを探れるのが、この仕事の大きなやりがいになっています。

顧客様から、直接感謝の言葉をいただけたのも、何度か転職を繰り返してきましたが、初めてのことです。

もちろん、楽しいことばかりではありません。
自分の能力不足に、やりきれなくなることもあります。

しかし、今まで大きなやりがいも達成感もなく、日々何となく生きていた私が、こんな人生を歩めるチャンスをもらえたことに感謝しています。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:行政書士として働く女性

私が今後実現したいことは、行政書士としての足場を固めていくことです。

まだ営業事務という見習の立場ですから、まずは一人前に行政書士としての仕事を行えるよう、専門性を高めていこうと思っています。

また、将来的には自分が事業主になって、今以上に理想の働き方ができるようになりたいと思っています。

お金のために働くのか、あるいは自分自身の成長、やりがい、生活の安定……。
正直、働くモチベーションは人それぞれでいいと思っています。

ただ、私にとって「働く」ということは、自分自身の理想と、サービスを提供するお客様の理想を叶えること
それを忘れずに、これからも働き続けたいと思っています。

もし、かつての私のような状況で、「自分が何を目指して働いていけばいいのか分からない」という方が読んでくださっていたならば、

「まずは自分がどんな人生を歩んでいきたいのか、しっかり考えてみて」

とアドバイスしたいと思います。

参考:女性の30代からの転職で、「親身なサポート」を希望する人におすすめの転職エージェント[PR]

マイナビエージェント

マイナビエージェント
公開求人数 約6.1万件(2024年7月時点)
対応職種・業種 全職種・業種
特徴
  • 20代・30代、女性の転職支援に強い
  • 大手人材会社マイナビグループ
  • 書類添削・面接対策のサポートに強い
公式サイト https://mynavi-agent.jp/

20代~30代の若手社会人と、女性への転職支援に強い転職エージェントです。
とくに書類添削・面接対策のサポートに強みがあり、はじめての転職になる人にも丁寧かつ親身に支援します。

女性キャリアアドバイザーも多く在籍しており、女性ならではのキャリアや転職の悩みも受けとめたうえで、適切な支援・アドバイスをしてくれるでしょう。

応募者の転職への意気込みに合わせて、サポートが充実する傾向があります。登録前にいちど「キャリアの棚卸し」「転職理由の整理」を行い、エントリーの際にしっかり想いを伝えられるようにすることをおすすめします。

利用者のペースに合わせて転職活動をサポート

マイナビのプロモーションを含みます

おすすめの転職サービス リクルートエージェント doda X ハタラクティブ

レビューを書く
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル

レビューを書く

レビューの平均:  
 0 レビュー
目次[ 閉じる ]