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未経験からWebエンジニア転職を成功させる完全ロードマップ|必要スキル・学習法・エージェント情報も紹介

[最終更新日]2025/10/26

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Webエンジニアは未経験でも転職できる?Webプログラマーとの違いは?

「WebエンジニアやWebプログラマになりたいけれど、実務未経験でどう転職活動を始めればいいか分からない」と悩んでいませんか?

結論から言えば、実務経験がなくてもWebエンジニアやWebプログラマへの転職は可能です。

IT技術は日々進化し、多くの企業が自社のWebサービスやアプリを開発・運用しているため、Webエンジニアやプログラマは慢性的に不足しています。
最新の統計によると、2025年7月時点のITエンジニア新規有効求人倍率は約3.4倍と高い水準が続いています。

監修者

木暮 敦志

株式会社スタジオテイル代表取締役/ AIエンジニア・クリエイター。 プロデューサーとして多様なWebコンテンツやゲーム開発を率いる傍ら、自身もAIエンジニアとして開発の最前線に立つ。経営者、技術者、そして企画者という三つの視点から、数多くのエンジニアおよびクリエイターの採用・キャリア設計に関与。
自らの経験に基づき、デジタル領域で活躍する人材が市場価値を高め、成功するための実践的な情報を発信する。

目次

Webエンジニアは設計から運用まで広く担当し、Webプログラマーはプログラミングやテストが中心

Webエンジニアとプログラマーの仕事のちがい

Webエンジニアはシステム設計から運用まで関わります。
Webプログラマーは仕様書に沿ってコードを書き、テストをすることが中心です。

同じ会社でも呼び方はさまざまで、役割が重なることもあります。
未経験で入る場合は、まずプログラミングやテストから任されることが多いです。

仕事内容
Webエンジニア システム設計やアーキテクチャの検討、プログラミング、テスト、運用改善まで幅広く担当します。
チームの進行や品質管理、DevOpsツールを使った自動化も含まれます。
Webプログラマー 仕様書や設計書に従って機能を実装したり、テストや修正を行います。
システム全体よりも具体的なコード作成に比重があります。

フロントエンドとサーバーサイドってどんなことをするの?

Webサービスをつくるとき、大きく2つの役割に分かれます。
見た目を作る「フロントエンド」と、裏側で動きを支える「サーバーサイド」です。

フロントエンドとは

たとえばネットショップなら、商品の写真や「カートに入れる」ボタンなどユーザーが直接見る部分を作るのがフロントエンド。

フロントエンドでは、ページの見た目を整えるHTML/CSSや、ボタンを押したときの動きなどを作るJavaScriptという言語を使います。

サーバーサイドとは

一方、裏側でログイン管理やデータの保存などを担当するのがサーバーサイドです。

こちらでは、PHPRubyPythonJavaScript(Node.js)などの言語を使ってデータベースとやり取りしたり、APIという機能の出入り口を作ったりします。

また、アプリをインターネット上で動かすには、クラウドという仕組みが欠かせません。
有名なものには「AWS」や「GCP」などがあります。

どこで働く?リモートやハイブリッドの開発スタイル

テレワークが一般的になり、Webエンジニアの多くが自宅やカフェなど柔軟な場所で働いています。
調査ではエンジニアの半数以上がフルリモート、週1〜2日の出社を組み合わせる人も多いことが報告されています。

SlackやZoom、Teamsなどのツールでコミュニケーションを取り、開発環境を共有しながら作業します。

リモートでもチームで協力しやすい仕組みが整ってきており、働く場所にとらわれずにキャリアを築けるようになっています。

今の開発ってどんな感じ?AIの活用と働き方の進化

最近は、「生成AI」と呼ばれる仕組みが開発の現場でも使われるようになってきました。
たとえば、ChatGPTやGitHub CopilotといったAIツールは、コードを書く手助けをしてくれます。

ある調査では、企業の約8割がこうしたAIツールの使用をOKとしており、実際に働いているWebエンジニアの9割以上が活用していると報告されています。

AIはコード作成やテストだけでなく、設計のアイデアを考えたり、仕様書や説明文を自動で作るときにも役立ちます。
難しい部分を「最初のたたき台」として出してくれるので、初心者の学習サポートとしても活用されています。

また、開発の進め方自体も変わってきています。
最近では「アジャイル開発(少しずつ作って少しずつ改善する方法)」が一般的になってきていて、短い期間でリリースしながら、ユーザーの声を反映させていくやり方が増えています。

このような働き方を支えるために、「CI/CD(しーあい・しーでぃー)」と呼ばれるツールを使って、自動的にテストや配信を行う仕組みも活用されています。
これにより、品質とスピードの両方を大切にしながら開発を進めることができます。

つまり、今のWeb開発は「AIの力を借りながら」「素早く改善しながら」進めていくのが主流になってきているのです。

参考文献:
・JetBrains:State of Developer Ecosystem 2024
・Findy株式会社:IT/Webエンジニア調査 生成AI利用実態
・GitHub Octoverse:Octoverse 2024
・State of JavaScript:State of JavaScript 2024

ここでは、Webエンジニアを目指す際に身につけたい知識やスキルを5つの観点から紹介します。

どんな言語を学べばいいの?人気のツールやフレームワークも紹介

Webエンジニアに必要なプログラミング言語:フロントサイドはHTML・CSS・JavaScriptやTypeScript、サーバーサイドはPHP・Java・Ruby・Python・Goなど

Webエンジニアの仕事では、コンピューターに指示を出す「プログラミング言語」と呼ばれるものを使います。

中でもよく使われているのが「JavaScript」です。Web画面に動きをつけるために欠かせない存在で、多くのWebサイトに使われています。

他にも、「Python」はAIやデータ分析でも使われる人気の言語です。「SQL」はデータベースと呼ばれる情報の保管庫とやりとりをするときに使います。

最近では、「TypeScript」というJavaScriptをより安全にした言語や、「Go」「Rust」という動作が速くて信頼性が高い言語も注目されています。

まったく未経験からWebエンジニアの勉強をする際は?

どの言語から学び始めるか迷うかもしれませんが、最初は「HTML」と「CSS」でWebページの土台と見た目を作る練習をするのがおすすめです。
その後、JavaScriptで動きをつけたり、Pythonで裏側の処理に挑戦したりと、少しずつステップアップしていくとよいでしょう。

また、最近は「生成AI)」を活用した新しい学習方法も注目されています。
たとえば、ChatGPTやGeminiのようなAIに「こんなプログラムを作りたい」と相談すると、実際のコード例や設計のヒントを出してくれます。

このやり方は「バイブ・コーディング」とも呼ばれ、AIと一緒に試行錯誤しながら学ぶ方法です。
AIが出したコードが正解とは限りませんが、自分の考えを整理したり、開発の全体像をつかむのにとても役立ちます。

はじめからすべてを理解しようとせず、まずは「手を動かしてみる」「AIに相談してみる」といった小さな一歩を積み重ねることが、成長につながります。

AI・データ・クラウドスキル

生成AIの登場により、開発手法が大きく変わっています。

AIのAPIを用いて機能を追加したり、PythonとSQLでデータを分析するスキルは今後ますます重要になります。

クラウドではAWS・GCP・Azureなどを使ってアプリを運用します。Infrastructure as Code(IaC)で環境をコード化したり、DockerやKubernetesでコンテナ管理をする技術も求められます。

AIやクラウドの世界は変化が早いので、基本を押さえつつ、興味のある分野から深めていきましょう。

論理的思考力と問題解決力

Webエンジニアに必要な論理的思考力と問題解決力:帰納法や演繹法、ロジックツリー、MECEなどのフレームワークを活用

プログラムは順序立てて組み立てることが大切です。論理的に考え、問題を分解し、要件を整理する力が求められます。アルゴリズムやデータ構造、テスト自動化などの基礎を学びましょう。

問題に直面したときは、仮説を立て、原因を絞り込み、試行錯誤しながら解決策を探ります。生成AIの回答を参考にする際は、その内容を検証しながら使う姿勢が大切です。

論理的思考に役立つ主な方法をまとめました。

思考法 説明
帰納法 多くの事例から共通点を探し、結論を導く方法
演繹法 一般的な原則から個別の結論を導く方法
マトリックス 評価軸を設けて比較し、課題を整理する方法
ロジックツリー 対象を分解し、課題や対策を明確にする方法
MECE 漏れなく重複なく整理するフレームワーク

実際の開発ではteratailやQiitaなどのコミュニティやフォーラム、GitHub Discussionsなどが役立ちます。疑問を投稿したり、他人の質問に答えることで理解が深まります。

セキュリティや情報管理って、なにを気をつければいい?

Webサービスは、便利な反面「悪意のある攻撃」の対象になることもあります。
たとえば、外部から入力された文字がそのまま画面に表示されてしまうと、危険なスクリプト(命令)が混ざってしまうことがあります。これを「XSS(クロスサイトスクリプティング)」と呼びます。

また、ユーザーの入力内容がそのままデータベースに届いてしまうと、勝手にデータを取り出したり、削除されたりする恐れもあります。これが「SQLインジェクション」という攻撃です。

これらを防ぐためには、「入力内容をきちんとチェックする」「表示前に危険な文字を取り除く」「データと命令を分けて処理する」といった基本的な対策が必要です。専門的には「エスケープ処理」や「パラメータ化クエリ」と呼ばれています。

さらに、チームでコードを書いたり、自分の進捗を管理したりするために「Git」というツールを使って履歴を記録するのが一般的です。
「誰が、いつ、何を変えたのか」がすぐにわかるので、トラブルがあっても安心です。

コードを保存する場所としては「GitHub」というサービスがよく使われます。履歴だけでなく、他の人と共同で作業したり、レビューしてもらったりするのにも便利です。

学び直し(リスキリング)ってどう始める?

今、社会全体でIT人材が足りていないと言われています。
そのため、国(経済産業省など)も「リスキリング=学び直し」の支援を強化しています。

たとえば、政府は今後5年間で1兆円を投じて、プログラミングやITスキルを学べる講座を増やし、転職やキャリアチェンジを後押しする制度を整えています。

こうした支援は、未経験からエンジニアを目指す人にも開かれています。オンライン講座や職業訓練校、自治体が行うサポートも充実してきており、夜間や土日など「働きながら学べる」選択肢も多くあります。

まずは、興味のある分野の講座を探して、少しずつでも学び始めてみましょう。
自分のペースで続けることが一番の近道です。

また、「teratail」や「Qiita」といったエンジニア向けのコミュニティサイトを活用すると、学んだ内容をアウトプットしたり、同じ目標を持つ仲間とつながることができます。

ポートフォリオを作って学習の成果を“見える化”すれば、自信にもつながりますし、転職活動でも強みになります。

参考文献:
・Stack Overflow:2024 Developer Survey
・GitHub:Octoverse 2024
・State of JavaScript:State of JavaScript 2024
・JetBrains:Developer Ecosystem 2024
・Findy株式会社:IT/Webエンジニア調査 生成AI利用実態
・OWASP Foundation:Cross-Site Scripting (XSS)
・OWASP Foundation:SQL Injection
・OWASP Cheat Sheet:SQL Injection Prevention Cheat Sheet
・経済産業省:リスキリング支援策

未経験からWebエンジニアを目指す際に準備しておきたいポイントを4つご紹介します。

#1 基礎と最新技術を知る

基礎と最新技術の理解:HTML、CSS、JavaScript、TypeScript、Python、Rust、Go、AI、クラウド

Web開発を始めるにあたって、まず土台となるのが「HTML」と「CSS」です。
HTMLはページの「骨組み」を作り、CSSは文字の色や配置、背景など「見た目のデザイン」を整える役割を担います。

HTML/CSSがある程度わかってきたら、「JavaScript」を学んでみましょう。
これは、ページに動きをつけたり、ボタンをクリックしたときの反応を作ったりするための言語です。

実際の調査(Stack Overflow, 2024年)によると、世界中のWeb開発者の62%以上がJavaScriptを使っていると報告されています。
ほかにも、AIやデータ処理に強い「Python」、データベースと連携する「SQL」などもよく使われています。

Pythonを使って「AIの仕組み」や「データの分析」を学んでみるのもおすすめです。
また、アプリを公開する場所として「クラウド」と呼ばれる環境(AWSやGCPなど)を知っておくと、応用範囲がぐっと広がります。

「何から始めればいいのか」と迷うかもしれませんが、正解はひとつではありません。
まずはHTMLとCSSから取り組み、自分が楽しいと感じる分野を見つけて、少しずつ新しい技術にもチャレンジしていきましょう。

#2 ポートフォリオって何?自分の学びを形にしよう

ポートフォリオ制作とアウトプット:作品を作り公開する

未経験の方にとって「実務経験がない」ことは不安かもしれませんが、自分で作った作品(ポートフォリオ)を見せることで、しっかりスキルを伝えることができます。

まずは、シンプルなアプリをひとつ作ってみましょう。たとえば、やることリスト(ToDoアプリ)や、お知らせを書き込める掲示板などがおすすめです。画面の設計からコーディング、完成までを自分でやってみることで、多くの学びがあります。

最近では、AIを使ったチャットボットや、データをグラフで見せる「ダッシュボード」などを作る人も増えています。
ChatGPTのようなAIサービスや、Pythonという言語の道具(ライブラリ)を使うことで、意外と手軽に始められます。

作ったアプリやコードは、「GitHub」で公開できます。
GitHubにはREADME(リードミー)という説明を書く欄があるので、「どんな工夫をしたか」「何を学んだか」を書いておくと、より伝わりやすくなります。

ポートフォリオは、転職の面接で自分をアピールする材料になります。
完璧な完成度を目指すよりも、「自分で考えて作ってみた」ことや「改善していったプロセス」も含めて見てもらうつもりで、どんどんアウトプットしていくことが大切です。

#3 キャリアプランの設計

キャリアプランの選択肢:スペシャリスト、マネージャー、SRE、DevOps、データエンジニア、生成AIエンジニアなど

転職活動では、「将来どうなりたいか」をよく尋ねられます。
Webエンジニアのキャリアには多様な道があり、スペシャリストとして技術を極める道やチームをまとめるマネージャーの道などがあります。

近年はクラウド運用を専門とするSREや、開発と運用を結ぶDevOpsエンジニア、データエンジニアや生成AIエンジニアといった新しい職種も登場しています。

キャリアパスの例

職種 説明
スペシャリスト 特定分野を深く掘り下げる専門職。
AIやセキュリティなど、自分の得意分野で価値を発揮する。
マネージャー チームを率い、進行管理や採用・育成を担当。
技術とコミュニケーションの両方が求められる。
ITコンサルタント 企業の課題を分析し、システム導入や改善策を提案する。
業界理解やビジネス視点が重要。
システムアーキテクト 大規模システムの構成設計を担当。
性能や可用性、セキュリティを見据えた技術選定を行う。
SRE/DevOps サービスの信頼性を高め、CI/CDや自動化を推進する職種。
クラウドと運用の知識が求められる。
データエンジニア データ基盤を構築し、分析や機械学習に適した形でデータを整備する。
生成AIエンジニア 大規模言語モデルや生成系AIを活用して新しいサービスを作る。倫理面やデータ管理も重要。

今は具体的な目標がなくても問題ありません。
仕事を通じて興味や強みが見えてくることも多いので、自分が何を大切にしたいのかを考えておくと、志望動機を伝えやすくなります。

#4 転職エージェントと学習支援の活用

転職エージェントと学習支援サービスの活用:IT人材不足、リスキリング支援

IT業界は人材不足が続いており、経済産業省の試算では2030年には最大79万人のIT人材が不足するとされています。

このため、未経験者向けの求人や研修付きポジションも増えています。エンジニアに特化した転職エージェントを活用すると、リモート勤務やAI/DX案件に強い企業を紹介してもらえることが多いです。

複数のエージェントに登録し、平均年収や働き方、学習支援制度などを比較しましょう。遠慮なく希望を伝えることで、自分に合った求人に出会えます。

ワークポート

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。

全国都道府県に拠点を展開。キャリア相談はじめ対面での面談を強化しています。

ワークポートは全国都道府県に拠点を展開し、キャリア相談はじめ対面での面談に力を入れています。なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。

同サービスの活用メリットとして挙げられるのが、「転職決定率の高さ」です。
サービスを利用した人たちの評判・口コミからは「求人紹介から企業との交渉まで積極的に動いてくれた」「企業とのミスマッチを最小限に抑えようと働きかけてくれた」といった感想が目立ちます。

「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。

検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。

ワークポートの特徴

特徴
  • 全国トップレベルの求人数。特にIT・Web業界への転職支援に強い
  • 「対面でのじっくりサポート・転職決定率の高さ」に強み
  • 人材紹介20年以上のノウハウと圧倒的求人数(11万件以上)を誇る
サービス対応地域 全国
拠点 全都道府県
転職エージェント総合ランキング 3年連続顧客満足高評企業

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

Webエンジニア求人は国内最多!転職を有利に進める支援ツールも豊富です。

リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

とくに活用しておくべき支援ツールは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」でしょう。
未経験からWebエンジニア・プログラマへの転職の際は、入念な企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにWebエンジニア・プログラマーへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • 求人数・転職支援実績ともに国内No.1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • 職務経歴書エディタや面接力向上セミナーなどの「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄
求人数・サポート実績No1

doda(デューダ)

doda doda(デューダ)公式サイト

豊富な求人と担当者の積極的な提案が特徴。「本気でWebエンジニア求人を見つけたい!」という人はぜひ登録しておきたい転職サイトです。

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
Webエンジニア系の求人は常時1万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でWebエンジニア・プログラマーの求人をじっくりチェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡
豊富な求人&充実の支援ツール

Green

Green。転職をカジュアルに。

都市部のWebエンジニア求人が豊富です。企業からのスカウト・オファーも多いです!

Greenは、おもにIT・Web業界への転職を検討している人向けの転職サイトです。

ここまでITエンジニア向けの転職エージェントを紹介しましたが、ここで転職サイトGreenを紹介した理由は、「企業からのスカウトを多く貰えることが多い」サービスだからです。

転職エージェントは、基本担当エージェントからの紹介をもって求人にアプローチします。一方Greenでは転職サイトですので求職者が直接企業にアプローチし、また企業側からのコンタクトを得られることもふんだんにあるのです。

また、Greenでは「実務未経験者向け」の求人も豊富です。
まずは一度試しに登録してみて、希望する領域の求人の掲載状況やスカウトの頻度からニーズ確認するだけでも、Greenを利用するメリットはあるでしょう。

Greenの特徴

特徴
  • エンジニア求人は常時1.5万件以上。「未経験者可」の求人も多い
  • 企業からの熱量の高いスカウトが届きやすい。スカウトの欲しいエンジニア転職者にとくにおすすめ
  • カジュアル面談で企業の雰囲気を掴みやすい
サービス対応地域 全国
採用に積極的なIT企業多数

続いては、Webエンジニア・プログラマへの転職を考えたときに、年代別に気を付けたいポイントを見ていきましょう。それぞれの年代で求められるスキルやアピールポイントが変わってきますので、自分の状況に合わせて参考にしてください。

20代がWebエンジニア・プログラマに未経験で転職する場合

20代がWebエンジニア・プログラマを目指す場合:未経験者歓迎の企業が多く、学習姿勢と企業研究が重要

20代の未経験者は比較的入りやすいといえます。

IT業界は慢性的にエンジニア不足であり、多くの企業が若手を育てたいと考えています。さらに経済産業省の推計では2030年に最大80万人のIT人材が不足するとされています。また、最近の調査ではIT/Webエンジニアの約91.8%が生成AIを業務で利用しているほか、51.3%がフルリモート勤務をしているなど働き方も多様化しています。こうした背景から、20代でも新しい技術やツールを積極的に学び続ける姿勢が求められます。

20代がWebエンジニア・プログラマを目指す際の注意点

注意点 説明
企業研究を入念に行う 仕事内容や育成制度、リモートワーク制度、福利厚生の有無などを事前に確認し、自分に合った環境か見極めることが重要
学び続ける姿勢を持つ TypeScriptやReact、生成AIツールなど新しい技術を積極的に取り入れ、自発的にスキルアップを図ることが求められる
相談先を確保する 転職エージェントやメンターに疑問や不安を相談する。ただし最終的な選択と責任は自分にあると心得る
労働条件の確認 長時間残業や未払い残業など不適切な環境もあるため、残業時間・残業代支給の有無・勤務形態を面談で必ず確認する
研修・学習機会の有無 即戦力ばかりを求める企業では成長しにくいため、研修制度や勉強会の有無、エンジニアの定着率を調べる
案件や技術スタックを調査 取引先やプロジェクト内容、使用する言語やフレームワーク、新規事業への取り組みを調べ、将来携わる仕事をイメージする
給与より成長環境を重視 初任給や年収にこだわるより、学べる環境かどうかを優先。経験を積めば後から収入は伸びやすい

エンジニア不足とはいえ、Web業界には労働条件や教育環境が不十分な企業もあります。月100時間を超えるような残業や、残業代が支払われないケースも報告されています。リモートワークが盛んとはいえ、出社頻度や勤務形態に関する満足度は会社ごとに差があるため、面談で確認しましょう。

また、即戦力を求めて研修や勉強会を用意しない企業もあります。こうした企業に入社してしまうのを避けるためにも、福利厚生や研修制度、勉強会の有無、エンジニアの定着率などをしっかり調べ、会社の文化や風土を把握しておきましょう。採用担当者やエンジニアへの質問を準備しておくと良いでしょう。

さらに、どのような取引先があり、どのような案件に携わっているのか、どの言語やフレームワークを使用しているのか、新規事業への取り組みは活発かといった点も事前に調べ、入社後に携われそうな仕事をイメージしておくことが大切です。

勉強については、自ら積極的に学ぶ姿勢を持ちましょう。初任給や年収よりも、学べる環境かどうかを優先するのがおすすめです。経験を積んでスキルを高めれば、年収は後から付いてきます。

20代の転職者の方におすすめ参考情報

30代がWebエンジニア・プログラマに未経験で転職する場合

30代がWebエンジニア・プログラマを目指す場合:即戦力が期待されるので、ポートフォリオと実務レベルのスキルが必須

30代での転職もチャンスはありますが、求められるハードルは上がります。

30代では、より実務に近いスキルや経験が重視される傾向があります。そのため、論理的思考力やプログラミングの基礎に加え、自作のWebアプリやサービスなど具体的な成果物を用意しておくと有利です。
ポートフォリオには、コードだけでなく設計や工夫した点、得た学びなどもまとめておきましょう。クラウド環境でのデプロイやテスト、自動化の経験も評価されます。

30代がWebエンジニア・プログラマを目指す際の注意点

注意点 説明
企業研究を徹底する 業務内容や必要スキル、リモート/ハイブリッド勤務の可否などを十分に確認し、自分の条件と合うかを判断する
ポートフォリオで実力を示す 実務未経験の場合は、自作アプリやWebサービスをポートフォリオにまとめる。コードだけでなく設計・工夫・学びを整理すると評価されやすい
オープンソース活動も有効 GitHubなどでオープンソースに参加することで、実践力と継続的な学習姿勢をアピールできる
過去の職務経験を活かす マネジメント・営業・業界知識など前職で得た強みを技術と組み合わせて提示することで差別化が可能
転職理由を明確に語る 面接では、なぜエンジニアを目指すのか、前職でどのように課題解決や改善に取り組んだのかを具体的に伝えることが大切
改善・学習姿勢を示す Web開発は修正と改善の連続であるため、「学び直し・改善を繰り返してきた経験」を強調すると未経験でも評価されやすい
スキルの深さと広さを両立 30代では即戦力に近い立場を期待されるため、特定技術を深く学ぶと同時に、クラウド・テスト・自動化など周辺領域も押さえる必要がある

準備をしっかり行うことで採用率や条件が大きく変わってきます。逆に、30代で知識や成果物が全くない状態では採用が厳しくなり、労働条件が不利になる恐れもあります。転職活動を始める前に、言語やフレームワークを決め、実際にプログラムやサイトを作って、ポートフォリオとしてまとめておきましょう。

また、面接では転職理由を明確に説明できることと、過去の仕事でどのように改善や課題解決に取り組んだかを語れることが重要です。Webエンジニアは一度の実装で完璧なプロダクトを作ることは難しく、改善と修正の繰り返しが基本です。そのため、改善や学習を繰り返してきた経験や姿勢をアピールすると未経験でも強みになります。

30代で転職する場合は、即戦力に近い立場を求められることが多いので、スキルの深さと広さの両方を意識して準備を進めましょう。

30代の転職者の方におすすめ参考情報

40代以降がWebエンジニア・プログラマに未経験で転職する場合

40代がWebエンジニア・プログラマを目指す場合:マネジメントや企画力を活かし、エンジニアリング関連職種も視野に入れる

40代以降で未経験からWebエンジニアやWebプログラマに転職するのは容易ではありません。そのため、これまでのリーダー・マネジメント経験やディレクション、マーケティング、ドメイン知識などを前面に出しつつ転職活動を進めることが望ましいでしょう。

40代のエンジニアに企業が求めるのは、組織をまとめる力やプロジェクトを推進するリーダーシップ、顧客折衝や企画力です。現場の第一線でコードを書くよりも、チームやプロジェクトを引っ張る役割が期待されます。また、急速に進むDX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AIの活用など、最新技術を理解しビジネスに落とし込める力も重要です。

40代がWebエンジニア・プログラマを目指す際の注意点

注意点 説明
強みや経験を前面に出す リーダー経験、マネジメント、マーケティング、ドメイン知識など、これまでのキャリアで培った力を活かし転職活動を進める
関連職種も視野に入れる エンジニアリング現場にこだわらず、PM、システムアーキテクト、ITコンサルタントなど関連職種を検討することで選択肢が広がる
最新技術を理解し活用する DXや生成AI、データ分析などの動向を学び、技術をビジネス戦略に落とし込む力を身につける
実績を具体的に示す 過去のプロジェクトでの成果や課題解決事例を、数字やエピソードとともに提示して説得力を高める
転職理由を明確にする 企業が不安に感じやすい「未経験40代」という要素を払拭するため、なぜ挑戦するのか、自分が提供できる価値を明確に説明できるよう準備する

特に大規模プロジェクトの経験やチームマネジメント、顧客折衝の実績があれば大きな強みになります。さらに、生成AIやデータ分析の知識を身につけることで、プロジェクト全体の技術選定や戦略立案に貢献できる人材として差別化できるでしょう。

転職の際には、これまでの実績を具体的に示すことが重要です。どのようなプロジェクトで何を達成したのか、どのような課題を解決したのか、数字やエピソードを交えてアピールしましょう。

ただし、40代で未経験というだけで企業側はリスクを感じることがあります。その不安を払拭するためにも、転職理由を明確にし、自分が提供できる価値と学ぶ意欲を示す準備をしておきましょう。

40代の転職者の方におすすめ参考情報

参考文献:
・Stack Overflow:2024 Developer Survey
・GitHub:Octoverse 2024
・State of JavaScript:State of JavaScript 2024
・JetBrains:Developer Ecosystem 2024
・Findy株式会社:IT/Webエンジニア調査 生成AI利用実態
・経済産業省:IT人材育成の状況等
・経済産業省:リスキリング支援策

【まとめ】Webエンジニア・Webプログラマーの「今後」と「やりがい」

「未経験からWebエンジニアやプログラマーに挑戦したい」――そう思ったあなたは、きっと何かしらの「変わりたい」という気持ちを持っているはずです。

実際、IT・Web業界は今後も成長を続け、エンジニア職の需要も高まり続けると予測されています。生成AIやIoT、Web3といった新しい技術が次々と登場する中で、エンジニアの役割はさらに広がりを見せています。

とはいえ、競争は国内だけではありません。リモートワークの普及により、世界中のエンジニアと同じ土俵でスキルや提案力を競い合う時代になっています。

そんな時代だからこそ、あなただけの強みや価値をどう育てていくかがとても重要になります。年齢や経験の有無にとらわれず、日々コツコツ学び続ける人こそが、必要とされる存在になれるのです。

そして、努力を重ねて得たスキルが誰かの役に立ち、「ありがとう」と言われたときの喜び――それが、Webエンジニア・プログラマーという仕事の何よりのやりがいです。

コードを書いて、自分の手で何かを作り上げる。誰かの課題を解決する。社会のしくみを少し良くする。そのすべてが、あなた自身の「武器」になっていきます。

今はまだ経験がないとしても、今日から少しずつ始めれば大丈夫。
「なりたい自分」をあきらめずに、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。

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