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40代ITエンジニア必見!キャリアプランで成功転職を勝ち取る3つのポイント

[最終更新日]2024/08/16

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40代ITエンジニアの転職。キャリアプランをどう描く?転職成功のポイント3点

40代のITエンジニアで、「転職しようか、どうしようか…」と考えている人は多くいるのではないでしょうか。

ここ何年かの転職市場の動きとして、転職可能な年齢層の幅が広がっていることが挙げられます。かつては35歳限界説が囁かれたITエンジニアですが、最近では30代後半や40代にも転職のチャンスは広がりつつあります。

また、別会社・別業種へ転職する他に「第三の選択肢」としてのフリーランスに転職など、働き方の変化にも注目しておくべきでしょう。

目次

1)40代ITエンジニア転職のメリット・デメリット

40代にも転職のチャンスが広がっているのは事実ですが、ここにはメリット面とデメリット面の両方の側面があります。

「最近は40代でも転職できるらしい」と安易に考えず、今の自分の状況であればメリット面が追い風になりそうなのか、デメリット面が逆風になりそうなのか、よく見極めた上で動く必要があります。

メリット面で知っておきたいこと

40代ITエンジニア転職のメリット ●IT業界は慢性的な売り手市場 ●40代ITエンジニアの求人数は若手と比べて少ないもの、倍率は低い ●マネジメントスキルが重宝される。ただし、無くても転職できる

まずは、40代ITエンジニアが転職する場合のメリット面を知っておきましょう。40代は転職市場においてはミドル層と言われ、積み重ねてきた知識や経験を活かした即戦力として迎えられることが多いと言えます。

よって、40代の転職者にとって次のことは追い風となります。

ITエンジニア市場は慢性的な人手不足

年代に限らず、近年ではIT業界全体として、人材不足が問題視されています。

その背景には様々な原因があります。
年収や労働時間などの要因から人の出入りが激しい業界であることや、技術の変化が速いため、安定したスキルが身につけづらいことなどが挙げられます。

経済産業省の調査によると、2030年には約43万人のITエンジニア人材が不足するといいます。

IT人材の供給動向の予測(経済産業省)

経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」)

引用元:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

こうした人材不足の現状を打開するために、企業が取れる最も有効な手段は「採用」です。
そのため、年齢に関わらず「即戦力」となる人材を企業が求める傾向にあり、40代ITエンジニアでも十分に転職を目指せる時代となったのです。

一方で、求人内容の「必須スキル」に達していない状態で応募をしたとしても、企業が採用することはまずないでしょう。

したがって「応募条件を満たすようなスキルの習得を試み」たり、「現時点でのスキルで応募可能な企業に絞る」など、40代ITエンジニアの転職活動は臨機応変さも求められます。

40代ITエンジニアの求人数は若手と比べて少ないものの、競争率は低い

40代に入ると、職場においても中堅社員からベテランの域に入り始め、役職に就くなど組織の中でのポジションが固まっていきます。
あえて新天地へと移るよりも、慣れ親しんだ環境で堅実に働いていったほうがよさそうだ、と判断する人が少なくないのも無理はありません。

40代のITエンジニアを募集対象とした求人は、20代などの若手を対象とした求人と比べると決して多くありません。しかし、そもそも40代で積極的に転職したいと考える人の割合が少なくなっていくため、相対的に競争率は低くなりやすい傾向があります

つまり、40代ITエンジニアはライバルが少なく、企業が求める人材ニーズとマッチしていれば「通りやすい」こともあるのです。

マネジメントスキルが重宝される。ただし、無くても転職はできる

40代のITエンジニアに企業が期待しているのは、エンジニアとしての個人的な力量だけではありません。チームを牽引したり、部下を育成したりといったマネジメントスキルを発揮してくれることを期待しているのです。

よって、前職まででマネージャーを経験している人は転職時に有利に働く可能性が高くなります。

では、マネジメントの経験がなければ転職は不可能か?というと、必ずしもそうとは限りません。
マネジメントの経験がなくても、面接での話しぶりからその資質があると見てもらえたり、スペシャリストとしてのスキルを高く評価してもらえたりすることは十分に考えられるからです。

具体的には、「ITエンジニアとして培った専門スキルが求人企業のニーズにマッチしているか」、そのほか「柔軟性・協調性をはじめとする、組織中核で活躍するためのポータブルスキル」が求められることが多いです。

こうした適性や資質によって、選ぶべき求人や面接でのアピールも変わってくるはずですので、自身の強みをきちんと把握しておくことが大切です。

デメリット面で知っておきたいこと

40代ITエンジニア転職のデメリット ●転職活動期間が長期化しやすい ●「新しいチャレンジ」の転職は、大抵失敗しがち ●転職後すぐに部下やチームを持つことも

メリット面以上にしっかりと理解しておきたいのが、40代ITエンジニアが転職するにあたって直面するデメリットの側面です。

この部分を理解しておかないと、仮に転職できたとしても、転職先でうまくいかなかったり、その後のキャリアプランを見誤ってしまったりするリスクがあります。

転職活動期間は長期化しやすい

先にも触れましたが、40代以降向けの求人は20代・30代のものと比べてグンと少なくなる傾向にあります。

参考:ミドル世代(40代向け)求人の発生イメージ
ミドル世代(40代向け)求人の発生イメージ …若手社員と比べて、ミドル社会人向けの求人は少ない。

上の図は、20代・30代の若手社会人向け求人数と、40代以降を中心としたミドル世代向け求人数の推移を示したイメージです。

若手社会人向けの求人はコンスタントに一定数が確保されているのに対して、ミドル世代向けの求人はピンポイントで発生することが多く、「ないときはほぼない」ことも少なくないのです。

一方、この状況に対して「中長期的な活動」に踏み切れる40代ITエンジニアはより転職成功しやすいといいます。

以下は、ITエンジニアへの転職支援を行っているキャリアアドバイザーの方がお話されていた「ミドル世代以降で、転職失敗する人・転職成功する人に見られる傾向」をまとめたものです。

転職失敗する人に多い傾向 「とにかく、早く転職しよう」という状況または心境から転職をする。
転職成功する人に多い傾向 先に転職エージェントに登録し、時間をかけて情報収集。
「良い求人があったら動く」スタイル。

「じっくり時間をかけての情報収集と準備」が、ミドル世代以降の転職成功の前提条件になっていることが、上記表からうかがわれます。

「とにかく、早く転職しよう」という人がなぜ失敗しやすいのかというと、「まあ、この会社でもいいだろう」といった妥協に繋がり、結果としてミスマッチ転職を起こしやすくなるからです。

40代ITエンジニアの方が、自らの希望に妥協せず転職成功を叶える為に、こうした「中長期的な活動」を許容できるかが一つのポイントになるでしょう。

「新しいチャレンジ」の転職は難易度が高い

40代のITエンジニアは、20代30代のITエンジニアと比べ「若さ」というカードを持てないハンデがあります。

そのため「ポテンシャル採用」などのチャンスも少なくなり、スキルや経験といった部分で勝負を挑むことが求められます。

また、採用企業が警戒するのは「新しいチャレンジをしたい」と考えているミドル世代の転職者です。
「新しいチャレンジ」とは聞こえは良いですが、それが「これまで経験してこなかったことを、やっていきたい」ということだとしたら、現在はその分野での経験が不足していることにもなるからです。

企業が40代のITエンジニアに対して期待することは、「これまで培った知識・スキルを活かしてくれること」、そして「企業自体への理解と共感」です。

つまり、「新しいチャレンジがしたいんです」という意気込みは、ふとすると企業側からは「こちらの求めていることよりも、自分のやりたいことを優先している」と捉えられてしまうこともあるのです。

いくつになってもチャレンジ精神は持つべきですが、そのチャレンジが大きければ大きいほど、入念なリスクヘッジが求められます。

これまでの経験と重なる「自身の活躍できる領域」を意識しつつ、「軸を少しずらしてチャレンジしていく」という気持ちで臨んだ方が、転職を成功させやすいでしょう。

転職後すぐに部下やチームを持つことも

40代ITエンジニアにマネジメント能力を期待する企業が多いのは前に述べた通りですが、その場合、転職後に間髪を入れず部下を持つことになったり、チームのトップに立ったりすることもあり得ます。

転職したての時期はその職場のことを何も知らないも同然ですので、コミュニケーションを通じて周囲の社員から情報を引き出し、状況を把握していくことで精一杯になることも多いでしょう。

もちろん、このことはエンジニアに限ったことではありません。
ミドル世代の転職におけるいちばん大きな課題は、こうした「入社後の、周囲の人からの高い期待に応えていくこと」です。

企業が求める人材要件(知識、スキル、経験)に適っていたとしても、それだけで適うほど現実は甘くないでしょう。

その会社が現在どんな事業に注力しているか」であったり、「どの点に強みがあり、どの点に課題があるのか」、そのほか「そこで働く人たちは、どこに価値の重みを置いているか」などを事前にしっかり調べておき、その会社で働く自身のイメージを培っていくことが非常に大切です。

2)40代ITエンジニアが転職成功するために意識したいポイント4つ

40代ITエンジニアが転職するにあたって、メリット面とデメリット面があることを理解し、その上でやはり転職したいという思いがあるのなら、具体的な準備へと移っていきましょう。

すでに有力な人脈や伝手がある場合を除いて、転職エージェントを活用することをおすすめしますが、全てを転職エージェント任せではうまくいきません。

次の4つの点について、しっかり準備をしておくことをおすすめします。

これから先5年後、10年後までのキャリアプランを描く

POINT1 これから先5年後、10年後までのキャリアプランを描く

40代ITエンジニアが転職する際は、「これから先、自分はこの分野でキャリアを築いていこう」というキャリアプランを描くこと、そしてそのための「軸」を持っておくことが一層大切になります。

キャリアの軸の持ち方は、特に以下2つの観点を意識しておくと良いでしょう。

  • ①スペシャリストとして活躍するか、ゼネラリストとして活躍するか
  • ②業界・産業分野の軸

①スペシャリストとして活躍するか、ゼネラリストとして活躍するか

スペシャリストは「これから先も変わらず、エンジニアリングとしての知識・技術の高みを目指していく」という働き方です。

一方のゼネラリストは、同様に知識・技術のアップデートを行いつつもマネジメントや人材育成などのチーム・組織活動にも踏み込んでいく働き方と言えるでしょう。

ゼネラリスト=さまざまな業務に幅広く知識・経験を有する人   スペシャリスト=特定の業務に関して、専門性の高い知識を有する人

ITエンジニア職の人はスペシャリスト志向の人が多いですが、40代以降はゼネラリスト志向になる人も多くなります。
スペシャリストとして第一線を走り続けることに難しさを感じての場合もありますし、長い社会人経験で幅広く得られた知識・スキルを活用する、より経営サイドでの仕事を目指すという目的の場合もあります。

大切なことは「10年先も変わらず高い意識を持って継続できる働き方は、スペシャリスト・ゼネラリストのどちらか」を定めておくことです。

採用する企業においても、スペシャリストを求める企業、ゼネラリストを求める企業とそれぞれがあります。
まずは自分が望む働き方をイメージして、その後、その働き方で活躍できる企業を探していく、という流れが望ましいでしょう。

②業界・産業分野の軸

40代以降のエンジニアに対して、多くの企業が求めるのが「関わる業界・産業に関する知識と理解」です。

この傾向が顕著に顕れるのは、いわゆる「事業会社」でしょう。
その企業が扱う事業分野において深い知見を持っていれば、適切な共通理解、課題解決を実現しやすくなります。

私の知り合いで、とある外資系保険会社の社内SEに転職した際に「保険営業に関わる資格の取得を要求されて、勉強が大変だった…」と話してくれた人がいました。

つまり、業務において社員からの相談の際に専門的な用語が出た際に、それらを「共通言語」として扱えないと業務に支障が生じてしまうということでしょう。

事業会社ではないシステム会社においても、保有する案件は特定の業界・産業分野に寄っているケースが多いです。

これまでのキャリアの棚卸を行って「自分が得意な業界・産業はどの分野か」を意識・把握しておくと、キャリアプランをより明確に描きやすくなり、目指す企業・職場も選定しやすくなります。

キャリアプランの例

時期 実現したいこと そのために取り組むこと
1年後 これまで経験した業界で「PM経験」を積める職場に転職する
  • PM関連の資格取得(PMPなど)を目指し、学習を開始する
  • 転職エージェントに登録し、PMポジションの求人に応募する
  • 現職で小規模プロジェクトのリーダーを志願し、実績を作る
3年後 PMとして大規模案件の実績を積む
  • 大規模プロジェクトに積極的に参画し、リーダーシップを発揮する
  • プロジェクト管理ツール(JIRA、Redmineなど)の習熟度を高める
  • 成功事例を具体的にまとめ、ポートフォリオとして整備する
5年後 「ITコンサル」へのキャリアチェンジ(転職)
  • コンサルタント関連のオンラインコースを受講し、業務知識を身につける
  • ITコンサルタント向けの転職エージェントに登録し、情報収集を行う
  • 大規模案件のプロジェクト経験を活かし、ITコンサルタントとしてのキャリアに転職する
10年後 事業会社の「CTO」となる(転職)
  • 事業会社でのCTOポジションの求人を常にチェックし、転職活動を行う
  • CTOに必要な技術戦略の知識を深めるために、経営セミナーや講座に参加する
  • ITコンサルタント時代の実績を整理し、CTOポジションへのアピール材料を用意する

応募先の企業については、入念な調査と準備を

POINT2 応募先の企業については入念な調査と準備を

企業の求人に応募するにあたっては、応募先の企業についてよく調べておく必要があります。主力商品・サービスはもちろんのこと、代表者の考えや企業理念から、求められている人材像が分かってくることがあります。

また、面接のためだけでなく、入社後の働き方をイメージする上でも、人材育成に対する考え方や就労環境といった点から、社員を大切にしているかどうかが見えてくることがあります。

同年代のエンジニアが在籍し、活躍しているかどうかも重要な点です。会社組織そのものがまだ新しければ、若い年齢層のエンジニアが多くなるのも致し方ないかもしれませんが、40代後半や50代に入ってからも努力次第で働き続けられる環境になっているかどうかは、ぜひ知っておきたいところでしょう。

反対に、極端に若い年齢層のエンジニアで構成されている企業の場合、中堅以上の経験豊富な社員を迎え入れたいと考えている場合もあります。このように、応募先の企業を調査することで、どのような準備をして臨めばいいのか見えてくることが多々あるのです。

企業研究をする際に、特にチェックしておきたいポイント

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHPなど
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする インタビュー記事、口コミサイトなど
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 企業HP、求人票など

企業研究のポイントは、「その会社で働く自分」のイメージを明確に持てるようになることです。
それにより、ミスマッチのない「満足いく職場への転職」を実現しやすくなるでしょう。

また、企業研究は転職エージェントから情報収集するのも有効です。自身で確認していくことへの難しさを感じる方は、転職エージェントに相談してみると良いでしょう。

「職務経歴書ではスキル面、面接のときは情緒面」にフォーカスしてPRする

POINT3 職務経歴書ではスキル面、面接のときは情緒面にフォーカスしてPRする

企業はミドル世代以降の転職者に対して、職務経歴書では「知識・スキル・実績」を注視し、面接では「人柄・情緒面」を注視する傾向にあります。

そのため、40代ITエンジニアの方が転職する際は、自身の知識・スキルを職務経歴書でしっかりPRしておくべきでしょう。

ただし、単なる「やったことアピール」であったり、「これまでの経歴や保有スキルを羅列しただけの、冗長な職務経歴書」は企業から好まれません。

ポイントは、その企業が欲しがっている人材像をイメージし、その部分の知識・スキルにフォーカスしてPRするのです。

例えばプログラマーの場合でしたら、応募企業が実際取り入れている言語や開発体制を知ったうえで「その分野でしたら自分はこういう経験をしてきていて、こういうことができますよ」が伝わる記載にするということです。

そして、面接の場においては、面接担当から「この人とだったら、社員ともうまくやっていけそうだな」と感じさせることを意識すると良いでしょう。

ポイントは、企業に対する理解と共感、そして新しい環境に適合していくための協調性や柔軟性を見せていくことです。

このように職務経歴書と面接のそれぞれでPRすべき点を明確にしておくことによって、選考通過の確度を大きく高められるはずです。

「印象に残る職務経歴書」作成のポイント

  • Point1)最初の職務要約ですべてを語る
  • Point2)緩急をつける
  • Point3)企業毎に職務経歴書を書く
  • Point4)定量的に書く
  • Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
  • Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る

採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。

そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。

自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。

Point2)緩急をつける

ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。

全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。

例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。

その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。

「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。

Point3)企業毎に職務経歴書を書く

職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。

効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。

イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。

ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。

Point4)定量的に書く

よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。

例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度を知ることができません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。

アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。

Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。

プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。

他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。

たまに、経営層の価値観とマッチした等のラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。

Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。

レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。

例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。

それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功の確率を高められるはずです。

ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。

「印象に残る職務経歴書」作成のポイントを詳しく見る

40代ITエンジニアの支援実績が豊富な転職エージェントを利用する

POINT4 ITエンジニアの支援実績の豊富な転職エージェントを活用

40代エンジニアの転職成功の可能性をより高めていくためには、IT業界の支援実績が豊富な転職エージェントの活用もおすすめします。

IT業界に特化した転職エージェントであれば、求人の紹介はもちろん、最新の業界情報や「自身の市場価値」についても的確なアドバイスをもらえます。

また、キャリアアドバイザーを通じてのみ紹介が可能な「非公開」の案件もありますので、転職エージェントを使う/使わないによって、選択肢の数も大きく変わってくることでしょう

現在、IT業界に特化した転職エージェントは多く、各サービスにそれぞれ特徴があります。
自身に合ったサービスを見極めるうえでも転職エージェントには2~3社登録しておき、使い勝手のいいサービスをメインに転職活動を進めていくことをおすすめします。

次の章では、代表的なIT業界向け転職エージェントをご紹介します。

3)40代ITエンジニアにおすすめの転職エージェント

レバテックキャリア

レバテックキャリア。IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門
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レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。

レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。

保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つ担当エージェントからサポートを受けられます。

とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い実績を誇っています(※公式サイトより)。

「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの方は、レバテックキャリアがおすすめです。

レバテックキャリアの特徴

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  • 企業情報を熟知した担当のフォローにより、書類通過率・内定決定率が高い
  • 「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績(※公式サイトより)
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公開求人数 約2.5万件(2024年8月現在)
とくに多いエンジニア職種 プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント
利用者の8割が年収アップ

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マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ
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マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。

マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
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社内SE転職ナビの定着率:96.5% | 社内SEの82%が紹介したいと回答

※1 2022年7月~12月入社者の3か月以上継続率
※2 調査方法:インターネット / 調査調査機関:2023年6月22日~24日 / アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ / 調査対象:社内SE(情報システム部、ヘルプデスク、自社内で働くITエンジニア1010名)

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※ 公式サイトより抜粋(2024年8月時点)

取り扱う求人はIT・Web・ゲーム業界がメインです。Web3.0やxR、X-Techなどのトレンド技術の案件が多く見られ、営業からクリエイター、エンジニアまで幅広い職種での転職活動を力強く支援してくれるでしょう。

担当となるコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域のトレンドや転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。

そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2024年8月 公式サイトより)。

かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。

ギークリーの評判・口コミでは、「書類添削と面接対策が役立った」「スピーディに転職成功できた」という意見・感想が多く見られます。
「職務経歴書を代わりに作ってくれた」という声もあり、とくに書類添削のサポートに力を入れていることがうかがわれます。

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  • IT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェント
  • 積極的な提案。提案可能な求人数は平均一人当たり56件※
  • 充実の書類添削で、選考通過率が2.8倍までアップ※
  • ※公式サイトより(2024年8月時点)
サービス対応地域 全国
拠点 東京
公開求人数 約2.3万件(2024年8月現在)
とくに多いエンジニア職種 プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど)
書類選考の通過率3.4倍

ビズリーチ

ビズリーチ。年収600万円以上の方に支持される転職サービスNo.1
POINT!

転職後の平均年収840万円!ITエンジニアに対して企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。

ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。

一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認できます

紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。

ビズリーチの特徴

特徴
  • 好条件の高年収・ハイクラス向け求人が、全業種にて充実
  • 企業からの熱量あるスカウトが届きやすい
  • 「ヘッドハンター検索機能」から、好みのヘッドハンターを選べる
サービス対応地域 全国
ITエンジニア公開求人数 約2.5万件(2024年8月現在)
とくに多い職種 経営(経営者・CxO・事業推進など)|管理(経理・財務・税務・IRなど)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士など)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など
ワンポイントアドバイス

ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。

企業からスカウトがたくさん届く

4)「フリーランスに転身」という選択肢はアリ?

ITエンジニアには、「フリーランスに転身する」という第三の選択肢も存在します。

ただし、フリーランスで働く上で、向き不向きがあることは十分に理解しておく必要があります。次のようなことは必ず把握した上で、自分はフリーランスに向いているのかどうか、よく検討してみる必要があります。

ITエンジニアのフリーランス転身は、メリット・デメリット両方ある

フリーランスのメリット

メリット:・スキル次第で高収入を目指せる ・やりたいプロジェクトに参画できる ・働く場所や時間に縛られない
  • スキル次第で高収入を目指せる
  • 自身のやりたいプロジェクトに参画できる
  • 働く場所や時間に縛られない

フリーランスとして働くことに大きなメリットがあるのはたしかです。技術力と営業力を兼ね備えたエンジニアであれば、収入は青天井となることもあり得ます。

会社員時代には想像もできなかった収入を手にしている人も存在します。また、どのような仕事をするのかは自分次第ですので、会社の決定事項だからと言って嫌々仕事をする必要がなくなります。

働く場所や時間を制限されないのも大きな魅力でしょう。

フリーランスのデメリット

デメリット:・案件を獲得し続けられるとは限らない ・社会的な信用はまだ浅い ・自身で確定申告をする必要がある
  • 案件を獲得し続けられるとは限らない
  • 社会的な信用はまだ浅い
  • 自身で確定申告をする必要がある

反面、デメリットも多々あります。会社員のような定期収入がありませんので、仕事が途絶えれば収入も断たれてしまいます。

世の中はまだまだ会社員として働く人が多勢を占めていますので、社会的信用の面でフリーランスが不利になりやすいのも事実です。会社員時代には経理や総務が代行してくれていた経費や税金、売上の管理を全て自分でやらなくてはなりません。

会社員であれば研修を社費で受講できたり資格手当が支給されたりすることもありますが、フリーランスにはそういった教育環境がありません。こうした点は、フリーランスになるにあたって覚悟しておくべきデメリットでしょう。

ITエンジニアのフリーランスに向いている人、向いていない人

フリーランスに向いているかどうかは、たとえば次の3つの質問でチェックできます。

フリーランス向いてる?向いてない?✓自分を律するのは得意?✓向上心は強い?✓人間関係広げるのは得意?

自分を律するのが得意 or 不得意

フリーランスになると、会社員のように出勤時刻や休憩時間が決められていません。自分で自由に決められるだけに、自分を律してやるべきことをこなせる人でなければ仕事が進まなくなってしまいます。

向上心は強い or 強くない

会社員のときのように、スキルを向上せざるを得ない状況が作りにくくなります。仕事を無茶ぶりしてくる上司はいなくなり、無理な納期を要求してくるクライアントの仕事は自分の判断で断れるようになるからです。

会社員時代にプレッシャーを感じながらやっていた仕事の中には、強制的にスキルを向上させるのに役立っていたこともあるかもしれないのです。

外交的で人間関係を広げるのが得意 or 得意でない

フリーランスは決まった取引先と同じような仕事をしている限り、仕事の幅が広がっていきません。自ら動いて営業し、人間関係を広げる努力をしなければ、仕事を広げていくことが難しくなるのです。

会社員であれば、企業名という看板で仕事が入ってきたり、重要な商談がまとまったりすることがありますが、フリーランスには自分という看板しかありません。外交的で、人間関係を自分から広げることが得意な人でないと、仕事を長年続けるのは難しくなっていきます。

フリーランスエージェントの利用もおすすめ

2024年現在、フリーランスエンジニアは売り手市場のため、フリーランス案件の紹介をするエージェントサービスも豊富にあります。

自身に合った案件を獲得するためには、フリーランスエージェントの以下の点に注目してみると良いでしょう。

  • 案件の種類の豊富さ
  • 対応エリアの広さ
  • 福利厚生の内容
  • 中間マージン率

転職エージェントと同様、フリーランスエージェントも複数併用してみて、自身に合ったサービスを見極めていくのがおすすめです。

おすすめのフリーランスエージェント

                   
サービス名レバテックフリーランス
レバテックフリーランス
ミッドワークス
ミッドワークス
エンジニアファクトリー
エンジニアファクトリー
テックストック
テックストック
PE-BANK
PE-BANK
ギークスジョブ
ギークスジョブ
ハイプロテック
ハイプロテック
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズ
フォスターフリーランス
フォスターフリーランス
クラウドテック
クラウドテック
特徴
  • 高単価の案件が豊富
  • 福利厚生が充実
  • 案件紹介~就業後まで一貫サポート
  • 案件が途切れても報酬60%保障
  • 福利厚生・保障が充実
  • 案件が途切れても報酬60%保障
  • 高いマッチング力で最適な案件紹介
  • 案件獲得までスピードが速い
  • 正社員転職への相談にも対応
  • 上流工程の案件、キャリアアップ案件に強い
  • 丁寧なヒアリングで案件マッチング
  • 中長期の利用者が多い
  • マージン率が低い。利用率に応じてさらに下がる
  • 地方案件が豊富
  • 確定申告サポートなどの仕組みが充実
  • フルリモートから週3~4案件まで働き方を幅広く選べる
  • 高単価の案件が多い
  • 福利厚生「フリノベ」が高評価
  • 企業との直接契約が可能
  • 事業会社、直請けの案件が多い
  • 多様な案件タイプで柔軟な働き方が可能
  • 週2、3日稼働OK・リモートワークの案件が豊富
  • 高単価の案件が豊富
  • ベンチャーやスタートアップの案件が多い
  • 常時5,000件の案件。種類も幅広い
  • 高単価の案件が多い
  • 専門のコーディネーターが手厚くサポート
  • 72万社とのネットワークを活かした案件紹介
  • リモートワーク案件が充実
  • フリーランスのサポート体制が充実
公開案件数 2,000 1.1万 7,200 400 5,400 6,400 4,100 5,300 2,100 600
対象地域 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫・福岡・愛知 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫・滋賀 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫 東京・大阪・愛知・北海道・福岡 全国(※一部地域を除く) 東京・神奈川・名古屋・大阪・京都・福岡 全国 東京近郊・大阪 東京・神奈川・埼玉・千葉 全国
おすすめの人
  • 福利厚生の充実したエージェントを利用したい人
  • 東京でフリーランス案件を探している人
  • フリーランス・正社員両方のキャリアを相談したい人
  • 丁寧なキャリア相談を受けたい人
  • 地方案件を積極的に探したい人
  • 週3~4案件を中心に探したい人
  • 企業と直接契約を結びたい人
  • ベンチャー・スタートアップ企業中心に探したい人
  • 週5・高単価の案件を中心に探したい人
  • 週2~3案件・テレワーク案件を中心に探したい人
公式サイト

表内の求人数は2024年10月時点のものです。

まとめ)40代ITエンジニアは今の職場に残ることも含めて、あらゆる可能性の摸索を

40代ITエンジニアの転職は厳しい面もありますが、「決まるときはすんなり決まる」というケースが多い傾向があります。自分の経験やスキルを求めていた企業にちょうど出会えた、といった偶然に恵まれることもありますので、転職活動を進めること自体は大きなメリットがあります。

ただし、なかなか決まらないようであれば、転職活動が長引くことも覚悟しておく必要があります。場合によっては現職の会社に残ることも選択肢に入れるなど、あらゆる可能性を摸索して今後のキャリアプランを考えるようにしましょう。

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