未経験からインフラエンジニアに転職するには?目指し方とおすすめ企業
[最終更新日]2024/08/25
現在、「インフラエンジニアの仕事に就きたい・転職したい」と考えている人は多いでしょう。
インフラエンジニアは、ITインフラにおける設計・構築・運用保守を行う仕事です。
ITエンジニアの職種の中でも「縁の下の力持ち」とも言える重要な業務を担っています。
インフラエンジニアには、ネットワークやサーバに関する知識だけではなく、昼夜問わず急なトラブルに対処する体力・精神力も求められます。
目次
インフラエンジニアへの転職におすすめの転職エージェント
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | レバテックキャリア | マイナビIT AGENT | リクルートエージェント | ギークリー | 社内SE転職ナビ | マイビジョン | テクノブレーン | ユニゾンキャリア | ワークポート | doda | type転職エージェント |
メリット |
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デメリット |
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ITエンジニア の公開求人数 | 約2.5万件 | 約2.1万件 | 約11万件 | 約2.2万件 | 約4,000件 | 非公開 | 非公開 | 約1.0万件 | 約2.5万件 | 約5.7万件 | 約5,800件 |
特に多い エンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | アプリケーション(Web・モバイル)、IT企画・情報システム、サーバー(設計/構築・保守/運用) | ITコンサルタント など | 機械、電気、半導体関連エンジニア、制御、組み込みエンジニア、フロント/サーバーサイドエンジニア、業務系SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、クラウドエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
1)インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアはソフトウェアやWebアプリなど、システムの動作に欠かせない基礎の部分、すなわち「システム基盤」を担当するエンジニアです。
システム基盤とひとことで言っても、実際に業務で取り扱う領域はネットワーク、ハードウェア、ミドルウェア、ときにアプリケーションまでと、非常に幅広さがあります。
インフラエンジニアの業務範囲
まずは、上の図にあるネットワーク、ハードウェア・OS、ミドルウェア、アプリケーションの項目に沿って、インフラエンジニアの業務範囲を見てみましょう。
ネットワーク
ここでいうネットワークとは、組織の内外と情報のやり取りをするためのIT技術のことです。
たとえば社内ネットワークにおけるパソコン─サーバ間の情報のやり取りは、ルーターやスイッチ、LANケーブルといったネットワーク機器を使って行われます。
ネットワークの設定ではそのほか光ファイバーや無線通信、クラウドやセキュリティに関する知識・スキルも求められます。
インフラエンジニアはこれらネットワーク領域において、可能な限り高速・スムーズな通信を行える設計や構築はもちろん、ひとたびトラブルが発生した場合は迅速な対応が求められます。
ハードウェア・OS
ハードウェアとは、コンピュータなどのシステムにおいて、機械、装置、設備、部品といった物理的な構成要素を指します。
近年では仮想化技術(クラウドサービス等)の発展により、ハードウェアを直接いじらなくなった方も多いと思います。
ですが、直接サーバを扱うデータセンターでの勤務やサーバを自社内で管理・運営する「オンプレミス」を採用する企業での勤務など、インフラエンジニアがハードウェアを直接取り扱うケースはあります。
また、仮想化された環境においてもロードバランサやストレージなど、共通して必要となるハードウェアの知識も少なくありません。
インフラエンジニアにとって、ハードウェアの知識は欠かせない要素のひとつです。
一方でOSは、インフラエンジニアにとってふんだんに使用する業務ツールです。
Windows、Linux、MacOSなど、種類やバージョンによって特徴は異なります。
インフラエンジニアはそれらに対して設計・構築およびチューニングを実施し、快適かつ高速な動作を実現します。
ミドルウェア
ミドルウェアとは個々のアプリケーションとOSとの間に立ち、処理をするソフトウェアのことす。
代表的なミドルウェアでは、以下のようなものがあります。
- Webサーバソフトウェア
- アプリケーション間連携ソフトウェア
- データベース管理システム
ミドルウェアは多くのアプリケーションで共通して使われており、システムの性能を決める要素のひとつです。
インフラエンジニアは適切なミドルウェアの選定や、要求事項を満たす設計や構築、チューニング、そして適切な対応を短時間で行えるトラブル対処スキルが求められます。
アプリケーション
業務ソフトウェアやWebアプリといったアプリケーションに対しても、インフラエンジニアが関わることがあります。
その理由は、「アプリケーションの仕様を、ミドルウェアやOSに適合させる」業務や、トラブル調査のため、アプリケーションの仕様を確認することがあるからです。
開発現場では要件定義や設計、テストといったフェーズで関与し、アプリケーションエンジニアに対してアドバイスする場合があります。
トラブルの原因がアプリケーションにある場合でも、必要に応じた支援をすることで、早期の復旧と円滑な業務の遂行につながります。
インフラエンジニアの仕事内容
上記で挙げたネットワーク、ハードウェア・OS、ミドルウェア、アプリケーションに対して、インフラエンジニアは以下の仕事を担います。
設計
システム基盤の設計を行います。仕様書や設計書の作成、そのほか予算やスケジュールを決めるフェーズです。
構築
仕様書・設計書に沿ってシステム基盤を構築していきます。
運用・監視・保守
構築後、正常運用を確認し、そのほか監視システムを構築して急なトラブルにも迅速に対応できる体制を設けます。
ヘルプデスク・トラブル対応
システムを利用する顧客や社内スタッフからの質問や相談をうけるヘルプデスク業務、そのほかトラブル対応を行います。
インフラエンジニアはこれら設計、構築、運用・監視・保守まですべて行うこともあれば、設計・構築の業務が中心という場合や、監視業務を主とする場合もあります。
インフラエンジニアとしての仕事を探す際は、こうした業務範囲についてもチェックしておくとよいでしょう。
2)インフラエンジニアの年収目安
インフラエンジニアの年収は、人によって大きく異なることが特徴です。
平均年収1つを取ってみても、調査会社により400万円~550万円といった幅があります。お持ちのスキルや年齢、就職先などにより、年収が大きく変わる職種といえるでしょう。
たとえば「求人ボックス 給料ナビ」では、全体の給与幅が320万円~879万円と広いことが示されています。
また、転職サービスdoda「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」では20代の平均年収が360万円前後である一方、30代の平均年収は500万円前後に跳ね上がることが示されています。
これらの事実は、インフラエンジニアは経験とスキルを積み重ねることで、年収を上げられることを表しています。
優秀な方ならば、年収1,000万円も狙える職種です。
3)インフラエンジニアの将来性
多くのシステムにおいて、サーバやミドルウェアといったインフラは必須です。
そのため、インフラエンジニアは、「これからも需要の高まりが続く職種」といえます。
ただし、現在の技術がこの先も主流であり続けるとは限りません。
実際、オンプレミスのサーバから、クラウドや仮想化技術を用いた構築・運用へ移行する企業は多いです。
インフラエンジニアとして活躍し続けるためには、既存の技術に終始せずに常に最新のテクノロジー動向をキャッチして自らの知識・スキル、そして業務に活かす持続的な取り組みが求められます。
新しい技術に対して積極的に取り組むインフラエンジニアであれば、将来性は明るいといえるでしょう。
4)インフラエンジニアのやりがい
インフラエンジニアのやりがいとして、以下の点を挙げる方は多いのではないでしょうか。
- 幅広い分野のスキルを得られる
- 最新の技術を追い続けることが可能
- 業務システムの種類に影響を受けにくく、お持ちのスキルを発揮し活躍できる
- 企業の重要なシステムを支えているという満足感と達成感を得られる
本記事「インフラエンジニアの業務範囲」で解説したとおり、インフラエンジニアが担当する分野は広範囲にわたります。各分野とも、技術は日進月歩であることが特徴です。
幅広い分野のスキルを得られ現場で発揮できることは、大きな喜びとやりがいをもたらします。
インフラエンジニアは業務SEと異なり、職場が変わっても取り扱うツール(OSやミドルウェア)は変わらない場合が多いです。
幅広い業種のシステムに対して、スキルを活かせる汎用性は見逃せません。「企業や担当業界が変わっても技術を活かせる」点も、やりがいを支える重要なポイントです。
また、企業活動は「安定したインフラがあってこそ」です。企業を支えているという実感も、やりがい・働きがいにつながるでしょう。
5)インフラエンジニアの大変な点
一方で、インフラエンジニアには以下のように大変な点もあります。
- 常に勉強し続けなければならない
- 深夜や休日におよぶ業務もある
- 職場によっては急に呼び出され、トラブル対応にあたる場合もある
- 「動いていて当たり前」と思われやすく、良い評価を受けにくい場合がある
インフラを構成するハードウェアやOS、ミドルウェア、ネットワークは、いずれも絶えず新しい技術が現れています。常に勉強してキャッチアップしなければ、他のエンジニアに追い抜かれかねません。
また、現場では以下のケースで働いていることも少なくありません。
- 監視業務があり、24時間365日体制で働く
- システムを停止できる土日や深夜を使って、OSやミドルウェアの切り替えをする
もしインフラのトラブルが起きた場合、影響は大きくなりがちです。急に呼び出され、迅速なトラブル対応を求められるケースも少なくありません。
インフラエンジニアは大変な業務である一方、「動いていて当たり前」と思われがちです。
トラブル発生時の悪い印象が目立つため正常稼動を維持する取り組みが軽視され、良い評価を受けにくいことも大変な点に挙げられます。
6)インフラエンジニアが企業から求められることは
企業がインフラエンジニアに求めるスキルは、大きく3つに分けられます。
いずれも、職務の遂行には欠かせません。それぞれのスキルについて、詳しく確認していきましょう。
技術系の知識・スキル
インフラエンジニアは、技術力を武器とする代表的な職種です。
業務知識は必ずしも求められない代わりに、インフラに関する広く深い知識とスキルが求められます。
前章の「インフラエンジニアの業務領域」で紹介した項目は、ぜひ押さえておきましょう。
また、インフラエンジニアにおいてもプログラミングの知識が求められることもあります。実務ではシェルスクリプトなどのプログラミングをする機会もあります。
転職後に苦労しないためにも、なにか1つの言語を学び自力でシステムを組めるレベルまで習得しておくと安心でしょう。
コミュニケーション力・調整力
インフラエンジニアは以下に挙げる理由から、コミュニケーション能力が欠かせません。
- プロジェクトを組んで、またチームで行う業務が多い
- 他職種との連携や顧客に報告する場面がある
- 監視など交替制勤務の場合は、申し送りが必須
適切なタイミングで簡潔に正しく報告し、相手が伝えた内容を正しく把握できるスキルが求められます。
また、インフラエンジニアが関わる業務は、他の職種や顧客の実務・事業に直接影響を与えるケースも多いです。
いちど構築したシステムも、長く使っていれば新たな課題や改善点が出てくるものです。
インフラエンジニアとして高い評価を維持し続けるために、システムを実際に使う人たちに積極的にヒアリングする姿勢も大切です。
論理的思考と問題解決力
インフラエンジニアが携わる業務と製品は、多岐にわたります。
設計段階でスムーズに運用できるよう配慮するとともに、トラブルが発生した場合はなるべく短時間で復旧させることが重要です。
そのため、問題個所を特定する仮設建て、同時進行するタスクを効率よく優先事項を整理して進める判断、問題の根本を特定するといった、論理的思考や問題解決力が求められます。
たとえばログを活用しロジックを追うことで最短の時間で原因を見つけ出し解決へ導くなど、業務において常に「考えて実行する」姿勢が求められます。
7)インフラエンジニアへの転職を目指す人が、取り組むべきポイント3つ
インフラエンジニアへの転職を目指す場合は、以下に挙げる3つのポイントに取り組むことをおすすめします。
それぞれに取り組むべき理由を、確認していきましょう。
インフラエンジニアへの「適性」を知っておく
「好きこそ物の上手なれ」ということわざもあるとおり、インフラエンジニアで成功するためには適性も重要です。以下の資質を持つ方は、向いているといえるでしょう。
- さまざまな技術に興味がある
- 論理的思考を好む
- 創意工夫を凝らす
- 諦めずベストを尽くす
- 常に自己研鑽を怠らず、学び続ける
- ストレスに強い
- 細かな変化にも気がつく
- 適切なコミュニケーションを取れる
これらすべてを満たす必要はありませんが、できるだけ多くの項目が当てはまるかを確認して、必要に応じて仕事への意識や習慣を振り返っておくことをおすすめします。
1つもあてはまらないという方は、転職後に苦労する可能性が高いです。その場合、インフラエンジニアへの転職はあまりおすすめできません。
知識・スキルに不安を感じる場合やまったくの未経験から目指す際は、資格取得を
知識やスキルに不安を感じる方や経験の浅い方、未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、資格の取得も有効です。
インフラエンジニアに関する資格は多種多様です。代表的な資格を以下に挙げました。
ジャンル | 代表的な資格の例 | 資格の概要 |
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システム全般 | 基本情報技術者 | IT全般の基礎知識を問う国家資格 |
ネットワーク | ネットワークスペシャリスト | ネットワーク設計や運用の知識を問う国家資格 |
CCNA | Cisco製品を中心としたネットワーク技術の資格 | |
OS | LPI認定資格 | Linux技術者向けの国際的な認定資格 |
LinuC技術者認定資格 | Linuxシステム管理者向けの資格 | |
Microsoft 認定資格 | Microsoft製品に関するスキルを証明する資格 | |
ミドルウェア | データベーススペシャリスト | データベース技術の専門知識を問う国家資格 |
Microsoft 認定資格 | Microsoft製品に関するスキルを証明する資格 | |
Oracle Master | Oracleデータベース技術に関する資格 | |
クラウド | AWS認定 | Amazon Web Servicesに関する技術を証明する資格 |
Microsoft 認定資格 | Microsoft製品に関するスキルを証明する資格 | |
Google Cloud 認定資格 | Google Cloudに関する技術を証明する資格 |
資格のレベルはさまざまです。
基本情報技術者はすべてのITエンジニアに共通するスキルですので、ぜひ取得しておきましょう。
一方でネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストのレベルは高く、合格率も低くなっています。
また、LPIやLinuC、Oracle Masterの各資格には、複数のレベルがあります。一番下のレベルから順番に取得し、ステップアップを目指すといいでしょう。
未経験からインフラエンジニアを目指す際の「おすすめ企業」の見極めポイントを知る
未経験からインフラエンジニアを目指す際には、「どのような企業がおすすめなのか」を自身で見極められることも大切です。
とくに以下の観点はチェックしておくとよいでしょう。
チェックポイント | 説明 |
---|---|
業務で取り扱うシステムの種類 | インフラエンジニアが取り扱うシステムの種類は、大きく以下の3つがあります。
このうち、インフラエンジニア未経験から目指しやすいのは「汎用系」と「Web系」です。また、種類によって取り扱うシステムは大きく変わりますので、ご自身にとって「この分野のキャリアを身に付けたい」という領域を選ぶことが大切です。 |
受託開発か、自社サービスか | 業務で携わるのが、受託・請負のもの(顧客企業のシステム・サービス)か、自社開発かどうかの観点です。 未経験からインフラエンジニアを目指す際は、業務範囲が明確であることの多い受託・請負の方がハードルはやや低くなります。 自社サービスは「自分たちの事業・サービスに携われる」というやりがいや醍醐味を感じやすい一方で、業務難易度が高まることが多いです。 |
(受託開発の場合)元請け案件が多いかどうか | 受託開発の会社でインフラエンジニアとして働く際は、その会社での「元請け(一次請け)案件の割合」で待遇や経験できる業務が大きく変わる傾向があります。 二次請け、三次請けになるにつれて顧客単価は低くなり、また携われる業務も限られることが多いです。 |
福利厚生は充実しているか | 福利厚生の充実度が、インフラエンジニアの働きやすさに直結することも少なくありません。とくに以下の点は、求人応募前にしっかりチェックをしておくとよいでしょう。 |
インフラエンジニアへの転職支援実績のある、転職エージェントを活用する
インフラエンジニアへの転職には、業務SEと異なる工夫と配慮が求められます。転職後に活躍するためにも、IT業界に明るい転職エージェントの活用がおすすめです。
なかでもインフラエンジニアへの転職支援実績が豊富なエージェントを選び、相談するとよいでしょう。これまで築いてきたキャリアを正確に判定してもらえるとともに、適したアドバイスを得られます。そのうえで、あなたに適した企業の紹介を受けられます。
もちろん応募先企業の情報や面接のアドバイスなど、内定に向けた支援を受けられるメリットも見逃せません。エンジニアの転職に強い転職サービスを利用して、転職成功の確率を高めていきましょう。
8)インフラエンジニアへの転職に、おすすめの転職エージェント
ここからは、インフラエンジニアとして活躍できる職場への転職を検討している方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介するサービスはどれもインフラエンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。
エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
インフラエンジニアにおいても、事業系サービスから社内SEまで幅広く求人を紹介してもらえるでしょう。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
インフラエンジニアの公開求人数 | 約4,600件(2024年8月現在) |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、インフラエンジニアの求人も約1,600件あります(2024年8月)。
また、かつエンジニアの専門知識を持つ担当エージェントからサポートを受けられます。
とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い実績を誇っています(※公式サイトより)。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの方は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
インフラエンジニアの公開求人数 | 約1,600件(2024年8月現在) |
リクルートエージェント
インフラエンジニア求人数は国内No.1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年8月のITエンジニア向け公開求人数は約10万件、インフラエンジニアの求人は1.6万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
インフラエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方まで、ネットで公開されていないような企業情報が必要となることが多いです。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにインフラエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
インフラエンジニアの公開求人数 | 約1.6万件(2024年8月現在) |
ギークリー(Geekly)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
ギークリー(Geekly)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスです。
BtoC向けサービスのインフラエンジニアを目指す人におすすめです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域のトレンドや転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2024年8月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
ギークリー(Geekly)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
インフラエンジニアの公開求人数 | 約3,600件(2024年8月現在) |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。未経験可のインフラエンジニア求人も豊富です。
ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、また同サービスは「業界・職種未経験者」への転職成功に多くの実績があります。
インフラエンジニア向けの求人は約7,500件(2024年8月時点)、未経験可の求人も多く見つけられます。
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、「他の転職エージェントを利用したけれど、インフラエンジニアの求人をあまり紹介してもらえなかった」という人にとくにおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
インフラエンジニアの公開求人数 | 約7,500件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
まとめ)インフラエンジニアは多くのシステムで活躍できる。努力の継続と転職エージェントの活用で夢の実現を
インフラエンジニアは常に学び続けなければならないなど、大変な点はあります。
一方で業種を問わず、多くのシステムで活かせる職種です。高いスキルを持つ方は、多くの職場で活躍できることでしょう。
明るい将来を手にするためには、日々の努力が欠かせません。加えて転職エージェントの活用でより良い転職を実現し、職場での活躍につなげることが可能です。
この記事を活用し、「インフラエンジニアになりたい」という夢を実現しましょう。