インフラエンジニアのキャリアパスには何がある? キャリアチェンジのおすすめ職種も紹介
[最終更新日]2024/09/04
インフラエンジニアとしてさまざまなシステムに携わった人のなかには、将来のステップアップ・キャリアアップを考えている人も多いでしょう。
将来目指せるキャリアパスにはさまざまなものがあり、あなたの適性と希望にあわせて選べます。
今後活躍するためには、適切な目標と先を見据えた努力が重要です。早めに必要な項目を把握し、準備を進めることが有効です。
目次
インフラエンジニアのキャリアパスの3つの方向性
インフラエンジニアのキャリアパスには、主に以下に挙げる3つの方向性があります。
インフラエンジニア|キャリアパスの主な3つのルート
スペシャリストは、ご自身のエンジニアリングスキルをさらに高め、技術の道を究める方向性を指します。
ゼネラリストは、これまで培ったスキルを活用しつつ、マネジメントやディレクション業務の割合を高める方向性を指します。
ご自身の適性と希望にあわせて選ぶことが大切です。
また、キャリアチェンジとは別職種へ移ることを指し、充実したキャリアを積むひとつの方法です。
スペシャリストからゼネラリストへ移ることはもちろん、スペシャリスト間でも職種が変わればキャリアチェンジと呼びます。
キャリアパス#1 スペシャリストとしてのキャリアを目指す
インフラエンジニアは、そのままスペシャリストを目指す道もあります。その一方で、以下に挙げるスペシャリストへの道も開けています。
- セキュリティエンジニア
- データベースエンジニア
- クラウドエンジニア
- フルスタックエンジニア
他の職種を目指す場合、事前にその内容を把握することはキャリアチェンジを成功させる上で大変重要です。
ここでは職種の内容に加えて、インフラエンジニアのスキルはどう活かせるかという点も含めて詳しく解説します。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、以下の業務を担う職種です。
- 企業のセキュリティに関する計画や設計
- 侵入や攻撃を受けた際の対応や、その後の原因調査
まさにセキュリティの分野に関するスペシャリストであり、ハッカーと対峙できるレベルの高いスキルが求められます。
もともとインフラエンジニアには企業の情報を守るため、セキュリティやネットワークのスキルが求められています。このスキルを伸ばし、セキュリティエンジニアを目指すことは選択肢の1つです。
転職先は、セキュリティ専門企業やIT企業が代表的です。その先のキャリアパスとしては、セキュリティアナリストやセキュリティコンサルタントなどが挙げられます。
データベースエンジニア
データベースエンジニアも、インフラエンジニアからステップアップできるスペシャリストの1つです。
企業活動において欠かせない、データベースの設計や構築、運用管理に携わる職種です。
もしデータベースの構築経験がある人ならば、そのスキルを活かせます。また、OSやネットワークの知識も役立ちます。
一方で、インフラエンジニアのなかにはデータ構造やテーブル、ビューなど、データベースの内部構造には立ち入らない人もいるかもしれません。
データベースエンジニアで活躍するためには、これらの内容も詳しく把握する必要があります。RDBMSとNoSQLとの違いも、しっかり把握しておきましょう。
クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、クラウド上で動作するサーバーの設計・構築や、運用管理をする職種です。
構築対象のサーバーが目の前にあるかクラウド上にあるかという違いはあるものの、インフラエンジニアとして培った多くの経験を活かせます。
もっともクラウドエンジニアには、以下のスキルも求められます。
- 主要なクラウドサービス(AWS、GCP、Microsoft Azure)を使いこなせるスキル
- プログラミングのスキル(各種設定は画面でなく、プログラムを組んで行う場合も多い)
実際にクラウドエンジニアを目指す場合は、インフラエンジニアの経験があると有利です。この点でクラウドエンジニアは、インフラエンジニアの上位職種と考えられます。
フルスタックエンジニア
ITエンジニアのなかには、フルスタックエンジニアと呼ばれる職種もあります。以下の項目すべてについて、優れたパフォーマンスを出せる人が該当します。
- 要件定義から設計、開発・構築、保守運用までの幅広い工程
- システム開発だけでなく、インフラに関する業務も含む
- 組織内外とのコミュニケーション能力も必須
また、プロジェクトマネジメントに携わっていた人は、その経験を活かせます。
もっともフルスタックエンジニアは優秀な設計者であるとともに、優秀なプログラマーでなければなりません。そのためキャリアチェンジする際には業務知識をつけること、プログラミングスキルを大幅にアップさせることが求められます。
キャリアパス#2 ゼネラリストとしてのキャリアを目指す
インフラエンジニアが目指せるキャリアパスには、ゼネラリストもあります。主な職種には、以下のものが挙げられます。
- プロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャー
- 組織マネージャー/エンジニアリングマネージャー
ゼネラリストを目指す場合は技術面だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップなども求められます。この点に優れている人なら、ゼネラリストへのキャリアチェンジも有力な選択肢となるでしょう。
ここでは大きく2つに分けて、どのようなスキルを活かせるか、またどのようなスキルが必要かという点を解説します。
プロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャー
プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーは、インフラエンジニアが選ぶ主なキャリアパスの1つです。 ゼネラリストと呼ばれる理由は、以下に挙げる多彩なスキルが求められるためです。
- プロジェクト全体を俯瞰し、全体を把握しながら適切な判断と指示をする
- チーム内はもちろん、チーム外の関係者とも良好なコミュニケーションを取る
- 良質なシステムを、予算内で納める
- 可能な限りメンバーに権限を委譲する
このため、メンバーと同じ感覚でリーダーやマネージャーの仕事に臨んではいけません。
もしプロジェクトがシステム開発全般の場合は、インフラに加えてシステム開発の知識も必要です。
組織マネージャー/エンジニアリングマネージャー
組織のマネージャーやエンジニアリングマネージャーも、ゼネラリストとしてのキャリアパスに挙げられます。
組織のマネージャーになれば、組織運営に携わることが可能。さらに出世すれば、企業の方針決定にも携われます。
また、エンジニアリングマネージャーになると、技術に基づくマネジメントや部下の育成に携れます。
インフラエンジニアとしての豊富な経験は、優れた人づくりにもきっと役立つことでしょう。中長期的な視点に立ち、身につけるべきスキルを適切に提示することが求められる職種です。
キャリアパス#3 現在のスキルを活用し、別職種にキャリアチェンジ
インフラエンジニアから目指せるキャリアパスには、上記で挙げた「スペシャリスト」や「ゼネラリスト」では括れない職種もあります。代表的な職種を、以下に示しました。
- 社内SE
- セールスエンジニア
- ITコンサルタント
いずれも、特色のある職種です。
華々しく見える職種もありますが、実態を知らずに転職すると後悔しかねません。もしこれらの職種を目指すならば、どのような職種か事前にしっかり把握しておくことが必須です。
それぞれの職種について、特徴を解説していきます。
社内SE
社内SEは、自社で使っているシステムに携わる業務です。そのため担当範囲は設計から運用管理まで、幅広いことが特徴です。
もちろんインフラの設計・構築や運用管理は主な業務に挙げられるため、インフラエンジニアで培ったスキルを活かせます。しかし、あくまでも業務の一部に過ぎないことに留意が必要です。
ときにはシステム開発においてベンダーと打ち合わせしたり、自ら開発したりする場合もあります。
上流工程の経験やプログラミングスキルを持つ人は、社内SEの業務でも役立ちます。
また、社内SEの定義は、企業により大きく異なります。応募する際にはどのような業務を任されるのか、事前に調べておくことをおすすめします。
セールスエンジニア
インフラエンジニアの経験を活かしてセールスエンジニアを目指すことも、キャリアパスの1つに挙げられます。「技術を知っている営業職」として、技術部門と営業部門の橋渡しを担える重要な職種です。
セールスエンジニアの主な業務は商談に関与し、売上をアップすることです。
顧客に適した提案を行い受注につなげるためには、上流工程の経験が役立ちます。また、客先への外出や技術部門とのやり取りも多くなるため、コミュニケーション能力も必須です。
このため要件定義や設計の経験がある人は、キャリアチェンジしやすいといえるでしょう。
ITコンサルタント
インフラエンジニアからITコンサルタントへ転職することも、キャリアパスの1つに挙げられます。
ITコンサルタントは顧客となる企業全体の課題を分析し、解決策を提示する職種です。
そのためIT全般に関する知見とともに、業界や業務に関する知識も求められます。
特にコンサルティングファームへの転職を希望する場合は、そのファームが専門とする事業や業界への知見がないと、転職の実現は厳しくなりがちです。
もしITコンサルタントを目指す場合は、これまで携わった事業や業界で得た知見も踏まえて、目指すようにしましょう。
インフラエンジニアからのキャリアパス実現に向けて意識したいポイント3つ
インフラエンジニアからのキャリアパスを実現するためには、まずインフラエンジニアとして実績を積むことが有効です。そのためには、以下のポイントを意識するとよいでしょう。
- 資格の取得がスキルの証明になることも
- 今後 活躍するためにはクラウドやプログラミングの知識も求められる
- コミュニケーション能力や英語力も重視される
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
資格の取得がスキルの証明になることも
ITエンジニアの場合、資格はあまり重視されない場合も少なくありません。
そのなかでもインフラエンジニアに関する資格は、比較的評価されやすい傾向にあります。
そもそも資格を有することは、その分野における知識を一定程度身につけていることを示します。このためスキルを証明できるとともに、以下のメリットも得られます。
- 経験のない分野へ転職する場合でも、資格があれば一定レベルのスキルを認められる可能性がある
- 運用・監視業務から構築や設計業務へ移りやすくなる
- 企業のなかには、特定の資格を有する人のみを募集対象とする場合がある。資格があれば、このような企業へも応募可能
資格を取得する場合は、有名なものを選びましょう。一例として、以下のものが挙げられます。
- 情報処理技術者試験で実施される各科目(ネットワーク、データベースなど)
- Linuxに関する有名な資格(LinuC、LPIC)
- シスコ技術者認定(CCNAなど)
- ORACLE MASTER
- MCP(MCSA、MCSE、MCSD)
どれも簡単な資格ではありませんが、それだけに価値あるもの。あなたの希望に合った資格を選んでチャレンジするとよいでしょう。
今後 活躍するためにはクラウドやプログラミングの知識も求められる
クラウドサービスの普及によりユーザーは高額なハードウェアを購入しなくても、必要な期間・必要な量だけシステムを使えるようになりました。
今後ともクラウドは主なインフラとして、多くの案件で選定されるでしょう。チャンスを広げるためにも、クラウドの知識を持っておくことが有効です。
また、クラウドでのインフラ構築では、設定をコードで記録しておくことにより、複数のサーバーを同一の設定で構築しやすくなります。
それはコードを実行すれば、同じ設定のサーバーを簡単に作成できるためです。これはオンプレミスのように現地で1つ1つインストールを進めることと、大きく異なる点です。
ところで設定内容などを記録するコードは、プログラムそのもの。そのためクラウドが普及した時代のインフラエンジニアには、プログラミングの知識も求められます。
Bashなどのシェルスクリプトはもちろん、Pythonなどのプログラミング言語を習得することもおすすめします。
コミュニケーション能力や英語力も重視される
インフラエンジニアの仕事の多くは、1人で完結するものではありません。
チームを組んで仕事をする場合が多いことは、代表的な理由です。
もう1つの重要な理由は、構築したインフラを業務システムの開発部門が使い、本稼働まで進める点が挙げられます。
もちろん顧客担当者からの要望をていねいにヒアリングする必要もあるでしょう。このため業務を円滑に進められる、コミュニケーション能力が求められます。
加えて、英語力も求められます。その理由には、以下の3点が挙げられます。
- 最新のIT情報は、英語で発信される場合が多い
- 海外メーカーの場合など、機器やソフトウェアに添付されているマニュアルが英語のみという場合がある
- グローバル企業の場合は、海外転勤や外国人とともに仕事をする場合もある
最先端の技術を追いかける企業や海外とのやり取りが多い企業では、英語も身につけておきましょう。
また、一般的なIT企業を目指す場合でも、マニュアルを読める程度の英語力を身につけておくと業務に役立ちます。
キャリアパス実現に向けての転職をする際の、おすすめの転職エージェント
ここではIT・Web業界の転職支援に強い転職エージェントと、あなたに合ったサービスの見つけ方について解説していきます。
ITエンジニアへの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。
転職エージェントに登録したら、担当者からの連絡があった際に上記の「親身に相談に乗ってくれるか」、「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」、「紹介・連絡のペースは適切か」について確認すると良いでしょう。
そうすると、自然とあなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
インフラエンジニアの転職に、おすすめの転職エージェント一覧
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | レバテックキャリア |
マイナビIT AGENT |
リクルートエージェント |
ギークリー |
社内SE転職ナビ |
マイビジョン |
テクノブレーン |
ユニゾンキャリア |
ワークポート |
doda |
type転職エージェント |
メリット |
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ITエンジニア の公開求人数 |
約2.5万件 | 約2.1万件 | 約11万件 | 約2.2万件 | 約4,000件 | 非公開 | 非公開 | 約1.0万件 | 約2.5万件 | 約5.7万件 | 約5,800件 |
特に多い エンジニア職種 |
プログラマー・SE全般、PL・PM | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | アプリケーション(Web・モバイル)、IT企画・情報システム、サーバー(設計/構築・保守/運用) | ITコンサルタント など | 機械、電気、半導体関連エンジニア、制御、組み込みエンジニア、フロント/サーバーサイドエンジニア、業務系SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、クラウドエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
インフラエンジニアからのキャリアパス転職を実現する際に、特におすすめの転職エージェントは以下の4サービスです。
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つキャリアアドバイザーからサポートを受けられます。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「インフラエンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」という人は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの活用メリットとおすすめポイント
大手転職サービスであるdodaやマイナビには及ばないものの、レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビッグデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、インフラエンジニアからこれら職種にキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいでしょう。
そのほか、レバテックキャリアでは他の転職サービスにはない良質な「非公開求人」も豊富に扱っており、サイト上では閲覧できない案件もキャリアアドバイザーを介して紹介してもらえます。
非公開求人の中には、大手企業のプロジェクトや高年収求人も含まれているので、「エンジニアの経験を活かし、さらなる年収アップをしたい」という人にもレバテックキャリアはおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援をするエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
インフラエンジニアからのキャリアパスで今回紹介した3ルートにおいて、どのルートを選んだとしてもマイナビIT AGENTでマッチする求人を見つけやすいでしょう。
マイナビIT AGENTの活用メリットとおすすめポイント
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
また、マイナビIT AGENTは優良企業のレア案件(=非公開求人)を独自に保有しています。
好条件のエンジニア求人には、大量の応募者が殺到する傾向があります。そのため選考の競争率も高くなりやすく、強力なライバルが数多く現れる可能性もあるでしょう。
マイナビIT AGENTの非公開求人は、専任アドバイザーを通じてのみ紹介されます。エンジニアのスキルや経験にマッチした非公開求人を個別に紹介してもらえるので競争率が低く、採用に至る確率を高めることにつながるのです。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。
インフラエンジニアからの転職で、次の職種の応募要件にスキル・実績不足が見られた際も、ワークポートの担当アドバイザーからは「チャレンジしてみましょう」と後押ししてくれることが多いでしょう。
ワークポートの活用メリットとおすすめポイント
引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
同サービスの活用メリットとして挙げられるのが、「転職決定率の高さ」です。
サービスを利用した人たちの評判・口コミからは「求人紹介から企業との交渉まで積極的に動いてくれた」「企業とのミスマッチを最小限に抑えようと働きかけてくれた」といった感想が目立ちます。
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、インフラエンジニアから新たな職種にジョブチェンジを検討している際にもワークポートのサービスがフィットしやすいでしょう。
引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
また、「〇ヵ月以内に転職したい」など、具体的な期限を決めて転職活動を進めたい人におすすめのサービスといえます。急ぎの転職に向いているのは、ワークポートを利用するメリットといえるでしょう。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニア関連の公開求人数 | 約2.5万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
dodaエンジニアIT
dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。
dodaエンジニアITは国内大手人材会社「doda」の、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
ITエンジニア系のエージェントは都市部に特化したところが多い中、dodaエンジニアITは都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
dodaエンジニアITの活用メリットとおすすめポイント
dodaエンジニアITでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため実績のあるエンジニアは企業から熱意あるスカウトメールが届くことが多いでしょう。
dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認できるでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、「スカウト・オファーを沢山ほしい」という人は、希望するキャリアパスを明示し、かつレジュメ内容を充実させることをおすすめします。
また、dodaエンジニアITでは担当にキャリアアドバイザーのほかに「プロジェクト担当」といって求人企業への採用支援をするスタッフも就いてくれます。
引用元:doda「転職エージェントのdodaがあなたをしっかりサポート」
これにより、転職者は応募企業についての詳細情報を入手しやすくなり、ミスマッチ転職の回避が期待できます。
doda エンジニアITの特徴
doda ITエンジニアの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約5.7万件(2024年8月現在) |
まとめ)インフラエンジニアが目指せるキャリアパスは多彩。目標を定め、適切な努力をしよう
インフラエンジニアからは、さまざまなキャリアを目指せます。スペシャリストだけでなく、ゼネラリストや社内SE、セールスエンジニアなど、あなたに合ったキャリアを選べます。
多くの選択肢がありますが、漫然と過ごしていると選べるキャリアパスは限られます。希望する未来に向かうためには、十分な調査と事前の準備が必要です。
ときには、今の業務と関係のない学習をしなければならないかもしれません。しかし目標があるからこそ、努力できるもの。早めに目標を定め、適切な努力を重ねましょう。