未経験からSIerへの転職は可能? 中途採用を成功するためのポイント5点
[最終更新日]2024/08/26
システムやプログラミングに興味のある方なら一度は耳にしたことがあるであろう「SIer(エスアイアー)」。
転職を志してはみたものの、SIerの仕事と聞くと「なんだか難しそう」「未経験から追いつけるの?」などの不安から、なかなか一歩を踏み出せずにいる人もいるかもしれません。
まったくの業界未経験からSIerへの転職を目指す際、どのようなポイントを意識して活動すればよいのでしょうか。
目次
1)そもそもSIerとは?
「SIer(エスアイアーまたはエスアイヤー)」とは、「システムインテグレーター(System Integrator)」の頭文字に「人を表す(er)」を付けて作られた和製英語です。
そして、「SIer」はシステム開発にまつわる全ての業務を、非IT企業や官公庁等から引き受ける企業のことを指します。
人々の生活の隅々にまでITが浸透している昨今、当然それらのコンテンツを作る人がいてユーザーの皆様に提供しているかたちになります。 ユーザーの皆様が求めるコンテンツが完成するまでには、様々な専門技術を持った人が関わっていくことになります。
これから紹介する「SIer」も、そういったITコンテンツを作る企業、業態の1つです。どのような業界で、将来性はどうなっているかなど、それぞれ転職活動の前に知っておくと便利でしょう。
SIerの業務内容・仕事の流れ
SIerは、お客様になる企業や団体、クライアントからの要求を受け、ITシステムの企画・構築・運用・保守など、およそシステムと呼ばれる全ての業務を行います。
日本では1社で全ての作業をするよりも、規模の大きいSIer企業が受注した仕事を、小〜中規模のSIer企業が複数で協力して遂行することが多いのが特徴です。
この時に建設業になぞられ、仕事を受注した企業を「元請け」そして元請けから仕事を受ける会社を「下請け」「孫請け」と呼ばれることがあります。
会社によっては、提案(コンサル)面に強い会社、エンジニアリングの面で優れている会社など、特徴は様々あるので、自分に合っている会社を探すこともSIerへの転職には重要な点になるでしょう。
SIer企業の分類(形態)は大きく3つ
SIer企業は得意とする分野や、会社の成り立ちからいくつかのカテゴリに分類されます。
転職活動の際にはその会社がどういった業態かしっかりとしたリサーチをして、ミスマッチを起こさないことも重要です。
SIerの形態で代表的なものは、以下があります。
企業が母体の「ユーザー系企業」
ユーザー系企業は、企業の情報システム部門が分離・独立して設立された企業です。
その会社のグループ会社内や親会社の案件を多く抱えているのが特徴です。
親会社の業務の知識を活かせる案件が多いというメリットがあります。
ハードウェアメーカーが母体の「メーカー系企業」
メーカー系企業は、サーバーやPCを製造する、メーカーのシステム部門が分離・独立して設立された企業です。
親会社のサーバーを活用して、インフラから一貫したシステムの提案・構築をすることが大きな特徴です。
比較的、ITに関する知識を活かしやすい環境です。
母体を持たない「独立系企業」
母体となる企業を持たず、SIerとしての事業を目的として設立された企業です。
ユーザー系やメーカー系と異なり、親会社から案件の性質やハードウェアなどの制約を受けないため、様々な技術や業務のシステム開発に関れるのが大きな特徴です。
SIerとSEの違いって?
SIerとSEの違いの定義づけは、業界未経験の方にとってやや難しいかもしれません。
明確な違いは「企業」であるか「人」であるか、です。
SIerはクライアントの会社へシステムの導入をする「事業者(企業)」のことを指します。
一方、SEは実際にシステムの構築から導入までをする「人」のことを指します。
先述の通り、SIerは企業なので仕事内容は形態によって異なります。
したがって、そこに所属するSEの仕事内容もまた、形態によって変化することを覚えておきましょう。
SIerの収入・将来性
SIerはプロジェクトを着々と遂行していく業務ですので、経験がモノを言う場面も多い仕事です。
そういった背景もあり、どちらかといえば昔ながらの年功序列に近い給与および雇用形態となっています。
考えられるキャリアプランとしては、成果主義の荒波の中で揉まれるというよりは、着実に経験を積みながらスキルアップし、徐々に携わっている案件の中で担当する業務を増やしていきキャリアアップしていきます。
プロジェクトが完了し、システムを納品した後も同じお客様と継続して関わっていくことも多いので、経験を活かすチャンスにも恵まれており、手堅くキャリア構築ができる雇用形態であると言えます。
ユーザー系やメーカー系などは、親会社が大手企業である場合が多く、年収の面で見ると独立系のSIerよりも頭一つ出ているような状況です。
実際に年収ランキングを見てみても、上位にランクインしているSIerの多くが、ユーザー系かメーカー系です。
しかし、この側面だけを見て「独立系は不利なのでは?」と決めつけることもできません。
先述したとおり、独立系のSIerは親会社を持たないため、多くの案件をこなす中でキャリアアップを勝ち取るチャンスに恵まれているという利点があります。
さらに、独立系のSIerの方が、転職がしやすい傾向にあります。
なぜなら、メーカー系やユーザー系の企業の場合、大手企業が母体ということもあり未経験者は新卒採用のみで一括採用してしまうケースが多いからです。
SIerの将来性についてですが、今後も順調に発展していく業界であると言えます。
ITの分野は一時よりもペースは落ち着いたとはいえ、未だに技術の進化・発展が早い業界です。たとえば、AIが話題になればAIを導入したシステムの案件が数多く生まれます。
時代の流れに置いて行かれないように努力も欠かせない業界ですが、勉強したことを活かしやすい環境です。そのため、やりがいや将来的な発展は、大いに期待できる業界です。
2)未経験からSIerへの転職に成功するための5つのポイント
SIerは入社する企業によって必要な業務知識が異なり、入社後の業務経験がモノをいう業界です。
しかし、転職の際に企業をピンポイントに絞って勉強しようにも、その会社がどのような案件を持っているかは秘密保持の都合上あまり表に出てこないことが多いのが実情です。
そこで今回は、どのSIerに転職する場合でも活用できる5つのポイントをご紹介します。ぜひ、転職の際の参考にしてください。
ポイント1)ITの知識を習得し「資格」という形に変えよう
未経験での転職活動において、その業務に関わる知識を持っていることを証明できるのが「資格」です。
SIerは、会社によって抱えている案件に必要な業務知識に差があります。
しかし、どのIT企業に属したとしても、ITに関する知識が必要不可欠であることに変わりはありません。
未経験の応募者が複数人いたときに、ITの資格を持っていることは大きなアドバンテージになります。
ここで注意しておきたいのが、IT関係の資格は民間が行っている資格も含めれば相当数の種類があるということです。
企業の人事担当が知らない資格では、たとえ苦労して取得した資格であっても、転職活動においては意味がありません。
そこでおすすめしたい資格が、「情報処理技術者試験」と呼ばれる国家試験です。
転職に有利に働く資格は、その中の「ITパスポート」、もしくはその1つ上のレベルである「基本情報技術者試験」を取得していると転職の成功率が高まります。
これらの資格取得の勉強で得た知識は、入社後に関わる仕事の土台となるものです。
これを入社前に習得していることで、入社後のスキルアップのスピードも大きく変わってきます。
参考:ITパスポートの概要
資格名 | ITパスポート |
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概要 | ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、ITに関する基礎知識を証明する国家資格です。特にIT業界未経験者や新入社員向けの資格として人気があります。 |
学べるスキル |
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資格取得の流れ |
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学習時間目安 | 約50~100時間 |
参考サイト | 【ITパスポート試験】情報処理推進機構 |
参考:基本情報技術者試験の概要
資格名 | 基本情報技術者試験 |
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概要 | 基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の一つで、ITエンジニアに必要な基本的知識と技術を証明する国家資格です。IT業界でのキャリアをスタートさせるための登竜門とされています。 |
学べるスキル |
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資格取得の流れ |
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学習時間目安 | 約150~300時間 |
参考サイト | 基本情報技術者試験 |
ポイント2)「伝える」コミュニケーション能力
SIerに求められているのはITの知識だけではなく、周囲に情報を正しく伝達する能力です。
SIerの仕事は、お客様に新しいシステムを提案する業務や、プロジェクトのメンバーと協力して仕組みを構築する業務など、様々な立場の人とコミュニケーションをとる機会が多くあります。
お客様にシステムの良さを理解してもらえなければ開発予算を拠出してもらえませんし、開発チーム内でコミュニケーションがうまく取れなければ、手戻りが発生してスケジュールの遅延が発生してしまいます。
自分の考えを誤解なく伝える力は、チームでの仕事を円滑に行うために必要不可欠なものですから、日々の生活の中でも5W1H「いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どうやって(How)」を意識した情報伝達を行えるよう意識しましょう。
面接でも、情報の伝え方を意識して話すことで好印象を与えやすくなります。
ポイント3)「聞く」コミュニケーション能力
「伝える」こと以外にも必要なコミュニケーションスキルがあります。それは「聞く力」です。
例えば、お客様に新しいシステムを提案することを思い浮かべてみましょう。
まずは、「お客様がどのような課題を抱えているか」、「どのようなことを望んでいるか」を知らなければ適切な提案をすることは出来ません。どんなに画期的で素晴らしい仕組みだと伝えたところで、望んでいるものでなければお金を出してまで導入する価値は無いと判断されてしまうからです。
相手に気持ちよく話してもらい、本音を引き出す力は仕事をしていくうえで非常に大きな武器になります。表情の作り方、目線や相槌を少し意識することで、相手の話しやすい空気を作れます。日常的にこういったことを意識することで、驚くほど円滑に物事が進んでいくものです。
ポイント4)未経験でもマネジメント経験があると有利
他業種から転職を考える場合、重要なのがマネジメントに関する経験です。
SIerはITに関わる業界ですが、業務の本質はモノを作ることではなく「チームをマネジメントすること」です。バイト先でも学校でも現職の業務でも構いませんが、とにかくチームを管理する仕事を経験することが重要です。
未経験の方をSIerが採用する際の観点は「人を管理する仕事の経験値があるか」という部分です。業界が違っても、チーム運営をすることの本質的な作業は変わりません。
スケジュールを管理する能力、予期せぬトラブルに対応できる判断力を業務の中でしっかりと経験していることが大きな武器になります。
業務で起こったトラブルにどのように対応したか、その結果はどうなったか、チームを円滑に運営するために心がけたことなど、マネジメントに関する経験は具体的にアピールしていきましょう。
ポイント5)他業界の知識も貴重な財産になる
SIerでは様々な業界のシステム開発に携わる機会があります。
それらの業界独自の文化や、業務に関する知識があると、システムの提案などの業務が円滑に行えますので重宝されます。これを転職活動の武器にしない手はありません。
例えば、保険代理店などでの業務経験がある方が「ファイナンシャルプランナー」の資格を持っている場合、保険関連のシステム開発を行っているSIerへの転職はかなり実現しやすくなります。
今まで関わった業界でどのような資格があるかを調べて、資格制度がある場合は積極的に取得しておきましょう。
先述しましたが、資格を持っているということはその分野への知識を有している証明になります。持っていて損をすることはありませんし、履歴書に書けるものを増やすということも転職活動において重要なことです。
3)実際に未経験からSIerに転職された方の体験談
ここではSIerに転職された方が、実際に転職活動中にされた経験談をご紹介します。
資格を持っていて不利になることはない
- 経験者A
さん -
私は学生の頃からIT技術に興味があり、将来的にもその分野で就職するために「基本情報技術者試験合格」を目標に掲げていました。
そうやって勉強する中で、いわゆる「データベースを構築する技術分野」と出会います。「あれ?データベースって面白いな」と、そのことに気づいてから、とことんまでのめり込みました。
気づけば苦手なはずの暗記も、この分野に関してはいくらでも覚えられて、おかげで資格も無事に取得。
この資格が転職の際に役に立ちました、やっぱり資格は持っていて不利になることはありません。
せっかく勉強するのですから、形に残すこと。そしてこれだけは誰にも負けないと言えるような長所を作ってほしいと思います。
様々な仕事内容があるSIerだからこそ、注意したいこと
- 経験者B
さん -
実はSIerにまつわる技術習得でポイントになるのが、「情報は自分の足で稼ぐこと」です。
SIer業界なのに随分とアナログな方法だと思うかもしれませんが、これには理由があります。
たとえば、SI企業が関わっている案件を、Webサイト上で大々的に宣伝することはいたって稀です。あったとしてもそれはその企業の案件の、良くて1割くらいのものでしょう。
検索で得られる情報は、意外にも限られています。それに引き換え、就職説明会の場では「弊社は〇〇業界のシステム開発に強い」であったり「自社内でプログラム開発まで行っている」など、かなり突っ込んだ内容を話していることが多く、その会社の特徴を把握しやすいという利点があります。
「ひとまず話だけでも聞いてみよう」その姿勢で得た情報が、私自身の後悔のない就職活動に繋がりました。
4)未経験でSIerを目指す際の、おすすめの転職エージェント
未経験からSIerに転職するためには、転職エージェントを活用することがおすすめです。転職エージェントを活用することには、以下のメリットがあります。
- 応募の代行をしてくれる
- 面接に関するフィードバックや、応募に関するアドバイスが受けられる
- 個々の事情にあわせた企業を紹介してもらえる
- 非公開求人に応募できる
エージェントを活用することで応募などの事務作業に関する手間が省け、志望動機や面接対策に集中できます。また在職中の方は、忙しい中でも転職活動を進めることが可能です。
加えて面接についてのフィードバックを受けることで、自分では気づきにくい改善点も知れて、早期に転職するための強い味方となります。
転職エージェントは、非公開求人に応募できることも大きな魅力です。
非公開求人を紹介してもらえることで、応募できる企業の選択肢が多くなるため、さらにあなたにマッチした企業に巡り合う確率が上がります。
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SIer業界に詳しいエージェントからサポートを受けたい人におすすめ
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レバテックキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.3万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
マイナビIT AGENT
書類添削・面接準備のサポートの充実したサービスを求める人におすすめ
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マイナビIT AGENTもまた、IT・Web業界へのサポートに特化した転職エージェントです。
とくに書類添削・面接対策のサポートに力を入れており、利用者からは「親身に寄り添った対応をしてくれた」といった評判が多く見られます。
大手転職サイト「マイナビ」が運営していることもあり、大手から中小までの優良企業の求人が多く見られます。
丁寧なサポートと良質な求人を希望する人におすすめのサービスです。
マイナビIT AGENTの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
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かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約2.3万件(2024年8月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
dodaエンジニアIT
豊富な求人と担当者からの積極的な提案を希望する人におすすめ
dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。
dodaエンジニアITは国内大手人材会社「doda」の、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
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スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、「スカウト・オファーを沢山ほしい」という方は、レジュメ内容を充実させることをおすすめします。
doda エンジニアITの特徴
dodaエンジニアITの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約5.7万件(2024年8月現在) |
ワークポート
未経験からの転職にも積極的に支援してほしい人におすすめ
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、また同サービスは「業界・職種未経験者」への転職成功に多くの実績があります。
そのため、「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.5万件(2024年8月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
まとめ)SIerでスキルを積んで、社会インフラを作ることも夢ではない
SIerへの転職も、その後の仕事も決して楽なものではありません。入社してからもITの進化に置いて行かれないよう努力は欠かせませんし、繁忙期にはそれなりの激務も覚悟しておいたほうがいいでしょう。
それでも、SIerへの転職を迷っている人がいれば、「ぜひ挑戦するべきだ」と思います。
普段何気なく街中を歩いているだけで、自分が携わったシステムが導入されている光景に遭遇し、社会の役に立っていることを実感できるのは、大きなやりがいにも繋がります。
IT技術で社会の発展に貢献するSIerの業務は、ときには社会の在り方をガラッと変えてしまうほどのコンテンツ作りに関れる魅力にあふれた仕事です。