転職エージェントは複数登録すべき?掛け持ちするメリット・デメリット
[最終更新日]2024/07/03
転職エージェントを利用する際、1社だけでなく複数社に登録しておいたほうがよいと言われることがあります。実際、転職エージェントを利用したことのある人の多くが、複数社に登録して利用しています。
複数の転職エージェントを利用する場合、どのようなメリットがあるのか、逆にデメリットはどういった点にあるのか、理解した上で利用することが重要です。
目次
1)転職エージェントは、ほとんどの人が複数に登録している
国内最大手の人材紹介会社「リクルート」の調査結果によると、転職者の転職エージェントの利用社数は平均2.1社、そのうち転職を成功させた人の平均は4.2社となっています。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」より
たしかに、1社だけに登録しておいた結果、幸運にも希望通りの求人を紹介してもらえて、そのまま採用に至ったケースもないとは言えません。
しかし、これは偶然良い結果に終わったケースであり、誰しもが初めから希望条件に合った求人を紹介してもらえるとは限らないのです。
2社以上の転職エージェントを掛け持ちすることで、結果的に転職の成功率が上がっているという結果は、理屈の上で納得度が高いと言えます。
まずは2~3社への登録がおすすめ
では、転職エージェントに多く登録すればするほど転職成功率が高まるかと言えば、そうではありません。
転職エージェントに複数登録すると、各社それぞれと面談をする必要があり、さらに面談後はそれぞれの転職エージェントから求人を紹介してもらうことになります。
実際に応募するとなれば、面接選考の日程を各社に調整してもらう必要があり、その都度、各社とメールや電話のやりとりによって日程を調整しなくてはなりません。
このように、2社、3社の転職エージェントに登録すれば、登録後に対応すべきことも2倍、3倍と増えていくため、たくさん登録し過ぎると利用者側の負担が大きくなります。
目安としては、複数の転職エージェントに登録すると言っても2〜3社までが妥当であり、多くても4社程度に絞っておいたほうが使い勝手がいいはずです。
2)転職エージェントを複数登録するメリット
メリットその1 「自分に合ったエージェントを比較検討できる」
登録した転職エージェントの対応の良し悪しは、実際に使ってみなければわかりません。また、初めてサービスを利用する人は、比較対象がないためこのまま利用し続けて問題ないのかどうか、判断に迷うこともあるかもしれません。
複数の転職エージェントに登録していると、たとえば「A社よりB社のほうがしっかり話を聞いてくれて、かつ紹介される求人の質も高い」といったことが分かります。
転職エージェントを複数利用することの最も分かりやすいメリットは、他社と比較しながら「ここに任せられるかどうか」を検討できることなのです。
メリットその2 「得意分野や専門性に応じて使い分けられる」
転職エージェント各社には、得意とする分野や専門性があります。
大手の転職エージェントでは、豊富かつ幅広い職種の求人を紹介できることが強みです。
業界や職種を絞ってサービス提供する、特化型の転職エージェントもあります。専門領域に詳しいキャリアアドバイザーからのサポートを受けられることが大きなメリットです。
また、ハイキャリアやエグゼクティブを対象とした転職エージェントもあります。管理職・役員クラスへの転職の際に利用するメリットが大きいでしょう。
このように、転職エージェントをうまく組み合わせて使い分けることで、各社の強みを最大限に活かせるのです。
メリットその3 「複数の観点からアドバイスをもらえる」
転職エージェントを1社に絞っている場合、担当キャリアアドバイザーからのアドバイスが果たして適切かどうか、他と比較して検討することはできません。
そのキャリアアドバイザーの対応や話しぶりから、信頼できる人かどうかを判断するしか方法がないのが実情です。
その点、複数の転職エージェントに登録していれば、各社でもらったアドバイスや求人を比較検討できます。
A社からは「異業種への転職は年齢的に厳しい」と言われたものの、B社からは「最近は異業種の知識や経験を求める企業も多い」と言われた場合、A社だけを利用していたとしたら異業種への応募を諦めてしまっていたかもしれないのです。
このように、複数の転職エージェントを利用することによって、各社の対応やアドバイスについての比較対象ができ、より自分に合った転職エージェントを見つけやすくなるメリットがあります。
3)転職エージェントを複数登録するデメリット・リスク
デメリットその1 異なるアドバイスを受けた場合は判断に迷う
複数の転職エージェントに登録したところ、各社のキャリアアドバイザーから異なるアドバイスをもらったため混乱してしまった、ということもあります。
基本的に、異なる転職エージェントに属するキャリアアドバイザーから得られるアドバイスは、「各社でバラバラになることのほうが多い」と思っておいたほうがいいでしょう。
各社とも自社の方針に則ってアドバイスをしている上に、キャリアアドバイザー各自の判断も働くため、全く同じアドバイスになる確率は極めて低いのです。
2社からそれぞれ真逆のアドバイスをもらったとしても、自分の考えをしっかり持っている人であれば問題ありませんが、どっちつかずの人の場合、押しが強いほうのキャリアアドバイザーの意見に流されてしまう可能性も否めません。
デメリットその2 紹介される求人数が多すぎる可能性がある
ある転職エージェントに登録した結果、多数の求人を紹介される人は、それだけ転職市場において人材価値があると考えられます。
つまり、他社の転職エージェントに登録したとしても、同様に人材価値が高いと判断され、多くの求人を紹介してもらえるでしょう。
仮に転職エージェント1社あたり20件の求人を紹介された場合、4社に登録していれば80件もの求人を1つ1つチェックすることになるのです。
紹介してもらえる求人数が多いのは喜ばしいことですが、あまりに多すぎると1件ずつていねいに見ていくのが難しくなってしまう恐れがあります。
そもそも、転職活動にかける時間や手間を減らすことが転職エージェント活用の目的の1つでもあるため、目を通す求人数が多すぎるようでは転職エージェントを活用するメリットが失われてしまいます。
デメリットその3 各社とのやりとりやスケジュール管理が煩雑になる
転職エージェントへの登録後は、担当キャリアアドバイザーとの面談や求人の紹介、応募後は面接日程の調整といったように、さまざまなやりとりが発生します。
複数の転職エージェントに登録した場合、各社からメールや電話が入るようになるため、どの転職エージェントと何の話をしている段階なのかを把握している必要があります。
きめ細やかに対応してくれるキャリアアドバイザーほど頻繁に連絡をくれるものですが、複数の転職エージェントが同様の状況だと、各社から絶え間なく連絡が入ることになるため、かえってわずらわしく感じる可能性もあります。
メールに対しては返信する必要があり、面接日程を決定する場合などはスケジュール管理をする必要も生じます。
このように、複数の転職エージェントを利用することで、やりとりや管理が煩雑になることが考えられます。
4)転職エージェントを複数利用するときのコツ
複数利用は総合型と特化型の併用がポイント
複数の転職エージェントを利用する場合、大手の総合型エージェントの他にも特化型の転職エージェントの両方に登録しておくことをおすすめします。
大手転職エージェントは、紹介可能な求人数が豊富で、在籍キャリアアドバイザーの人数も多いことから、一般的には転職活動を進める上で有利な点が多いとされています。
ただし、大手転職エージェントは利用者の数も多いため、登録した時点で経験職種や経験年数から紹介可能な案件をある程度機械的に振り分けていることがほとんどです。
転職回数が多めの人や、キャリアチェンジを検討している人は、機械的に「紹介可能な案件がほとんどない」と判断されてしまう恐れがあるのです。
その点、中小や特化型の転職エージェントは「どの転職希望者もいったんは受け入れる」といった方針のところが比較的多く、登録した時点で機械的に弾かれてしまう確率が低い傾向があります。
また、専門分野やターゲット層を思い切って絞っている転職エージェントは中小に多いことから、大手には求人の網羅性、中小には求人の専門性を求めるといった使い方をすると、大手・中小それぞれの良さを活かせます。
複数利用していることを隠さない
そもそも、転職エージェントを複数登録することは何ら問題なく、隠すようなことではありません。
キャリアアドバイザーとの面談時に「他に登録している転職エージェントはありますか?」と尋ねられることも多いので、他社に登録している/登録する予定がある場合は、正直にありのままを伝えるようにしましょう。
なぜ他社も利用中であることを伝えるべきかと言えば、他社で紹介され選考中の企業を紹介される場合があるからです。他社に登録していることを隠していると、「他の転職エージェントから紹介されて選考中です」と事実を伝えられず、曖昧な対応で断らなくてはなりません。
そのため、キャリアアドバイザー側でも「このタイプの企業には興味がないようだ」と判断することがあり、以降同じようなタイプの企業を紹介してもらえなくなる可能性があるのです。
希望に合った条件の求人を紹介してもらうためにも、転職エージェントを複数登録している場合はその事実を隠さず伝えるようにしましょう。
そのほうが、転職エージェント側としても助かることが多いのです。
同じ求人に複数のエージェントから応募しない
最もやってはいけないことは、同じ企業の求人に複数の転職エージェントから同時に応募してしまうことです。
各エージェントは「よそからもこの求人に応募している」という事実を把握できないため、のちのち企業と転職エージェントとの間でトラブルに発展する可能性があります。
そうなると、利用者側のモラルも問われることになり、大きく信頼を損ねてしまいます。これでは採用・入社どころではなくなってしまいます。
複数の転職エージェントを利用していると伝えることで、キャリアアドバイザーに対応を急がせ、優先的に求人を紹介してもらいやすくなる効果が期待できる面はあります。
ただし、これは企業へ応募する前の段階のことです。実際に企業へ応募してからは、企業の採用担当者にとって「転職エージェントの〇〇社から紹介された人材」という扱いになります。
「同じ人がよその転職エージェントからも紹介された」となれば、企業・転職エージェント双方を混乱させ、迷惑をかけることになります。くれぐれも、別の転職エージェントから同じ企業に応募することのないようにしましょう。
担当エージェントとの相性・やり取りのしやすさも重要
転職エージェントは転職支援のプロですが、あらゆる業界・職種の転職支援にまんべんなく通じているとは限りません。
偶然にもあなたが希望する業界や職種に関する知識・実績が豊富でない担当者に当たってしまうこともあり得ます。あまりにも知識が不足していて頼りないと感じるようなら、担当を変更してもらう正当な理由となります。
また、アドバイザー自身のノルマ達成ばかり考えているケースや、転職者への配慮や思いやりに欠けるケースも、そのアドバイザー個人の問題である可能性が高いことから、変更を申し出たほうが得策でしょう。
自分に合ったアドバイザーの見分け方は?
自分に合ったアドバイザーかどうかを見分ける機会として最適なのは、やはり(対面・オンライン問わず)面談の場です。
あなたが抱えるキャリアの悩みや疑問点に対して真剣に考え、親身になってアドバイスをしてくれるかどうかを見極めましょう。
求人を勧めるとき、理由や背景についても丁寧に説明をしているかどうかも判断材料の1つとなるはずです。しっかりと納得できる説明をしてくれたと感じられれば、自分に合ったアドバイザーの可能性が高いと考えられます。
さらに、継続的に求人紹介を受ける場合は、紹介される量や連絡のペースが自分にとって適切と感じられるかどうかも重要なポイントです。多すぎたり少なすぎたりせず、ちょうど良いペースで紹介してくれていれば、自分に合ったアドバイザーと言えるでしょう。
5)複数利用する際におすすめの転職エージェント
まずは、総合型の転職エージェントからとくに評判の高い5社を紹介します。
それぞれに特徴もご紹介しますので、ご自身に合ったエージェント選びの参考にしてください。
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
ミスマッチのない転職を実現するうえで、企業研究は欠かせません。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約42万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
doda(デューダ)
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都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年7月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」人は転職サイトのサービスを利用するとよいでよう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
そのほか、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。
dodaに登録する際はレジュメ登録を丁寧に行い、かつ希望する領域についてPRしておくとよいでよう。条件に合致する企業からのスカウトが届く確率を高められます。
dodaの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
公開求人数 | 約25万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
また、マイナビエージェントは業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。
業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。
マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
公開求人数 | 約6.0万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらえます。
リクルートエージェントやdodaといった大手総合型エージェントと比べると求人数は少なめですが、その分一つ一つの求人の質は高いです。
じっくり中長期で利用したい転職エージェントです。
JACリクルートメントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約1.3万件(2024年7月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉などなど |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは、人材派遣の大手パソナグループが運営する転職エージェントです。
担当エージェントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者の人は多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面での相談もしやすいエージェントです。
企業とのリレーションも強く、条件交渉にも強力にバックアップしてくれます。
実際、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
公開求人数 | 約3.6万件(2024年7月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
初回面談までにキャリアの棚卸しと転職方針立てを行っておくとよいでしょう。担当から「やる気がある」と思われるとその後のサポートが充実しやすいです。
目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう
目指す業界・職種などの分野が明確にある人は「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェントは、特定の分野に精通したエージェントがサポートと求人紹介をしてくれます。
「この分野における業界や市場について、詳しく知りたい」という人や、「これまで培った知識・スキルを活かせる働き方について相談したい」人で、目指す分野に特化したエージェントがある場合は、総合型のエージェントと併用して登録することをおすすめします。
各分野のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | 20代に特化 | 20代・若手 | 20代に特化 | 20代に特化 | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 | 障がい者 | 障がい者 |
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サービス名 | マイナビジョブ'20s |
キャリアスタート |
ハタラクティブ |
キャリアパーク |
マイナビIT AGENT |
レバテックキャリア |
ワークポート |
doda X |
JACリクルートメント |
リクルートダイレクトスカウト |
ビズリーチ |
ジャスネットキャリア |
マスメディアン |
クリーデンス |
MS Japan |
エンワールド |
ロバート・ウォルターズ |
メイテックネクスト |
レバウェル介護 |
かいご畑 |
LITALICO仕事ナビ |
デイゴー求人ナビ |
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公開求人数 | 約5,800件 | 非公開 | 約4,700件 | 非公開 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約14万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 | 約4,000件 | 約200件 |
得意業界/職種 | ◎全業種・職種 | 営業職、管理部門、Webエンジニア、インフラエンジニア、販売・サービス | ◎全業種・職種 | 営業、販売、接客、施工管理、ITエンジニア | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 | デスクワーク | 事務・軽作業 |
対象地域 | 関東・関西・中部 | ◎全都道府県 | 北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、九州 | 東京・大阪近郊 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
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表内の求人数は2024年11月時点のものです。
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まとめ)転職エージェントの複数登録は「ギャップ」がポイント
転職エージェントを複数登録する場合、それぞれのエージェントの弱点を補い合えるような組み合わせになっていることが重要です。
そこでポイントとなるのは「ギャップ」です。
大手と中小、総合型と特化型といったように、特徴が正反対の転職エージェントをあえて選ぶようにすると、各社の特徴を活かしやすくなります。
転職エージェント各社の「ギャップ」を意識してうまく組み合わせることで、転職エージェントをさらに効果的に活用し、転職成功に向けて突き進んでいきましょう。