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BtoBサービスのマーケティングを目指しての40歳の転職。|私の転職体験談

すみちゃん さん(女性 45歳 東京都)
ちょっと成功、
やや失敗

転職前

BEFORE
職業
消費財メーカー
職種
マーケティング
従業員規模
約250名
年収
700万円

転職後

AFTER
職業
ITサービス
職種
マーケティング
従業員規模
約100名
年収
800万円

目次

すみちゃんさんの転職ストーリー

1これまでの私

マーケティングのキャリアを積んだ、20代から30代

イメージ図:マーケティング職として働く女性

転職したのは40歳の頃、当時も今も、独身です。
両親と弟とで、実家で暮らしています。

転職前までは、とある消費者メーカーのマーケティング部で働いてました。

マーケティング業務の一つのパートに専念するというよりも、立案からローンチ、管理まですべてを行っていました。

勤めていた会社は外資系企業でしたので、同僚や上司、他部署も含め外国人の多い職場でした。

日本人のメンバーもアメリカンスクール卒の方が多く在籍し、環境はまさにグローバル、そしてダイバーシティ(多様性)です。

そのなかで、私は常に仕事でどのように成功(=役職を上げ、給与を上げていくか)を考えていました。
仕事が私の生活の中心で、そのために全力で走っていました。

私は留学経験もありませんでしたので、英語を使って顧客と商談することが難しく、常に英語学習をしていました。

また、マーケティングに関する知識においても、定期的にオンライン講座を受講していました。

2転職のきっかけ

BtoBのサービスに携わりたい。

イメージ図:次のキャリアを悩むマーケティング職の女性

転職については、割と早いタイミングから考えていました。
外資系企業でしたので、同僚も「良い条件の企業に巡り合えたら転職する」というスタンスの人が多かったからです。

また、それに合わせて新しい人が入ってくることもふんだんにあって、良くも悪くも入れ替わりの多い職場でした。

当時私はB2C向けサービスのマーケティングをしていたのですが、希望としてやりたかったのはB2Bサービスでした。

B2Cでは身近な商品・サービスを扱えてかつ一般消費者にリーチできる醍醐味があったのですが、実際の消費者と対面して感想を聞いたりできるわけではなく、結局「数値の世界」ですべてを判断しなくてはなりません。

一方のB2Bでは、商品・サービスを提供するクライアントとの直接のやり取りがふんだんにあります。
私は、マーケティングこそ「人との関わり、コミュニケーション」が大切だと思っていましたので、B2Bのマーケティングに注力している企業へ転職したいと考えるようになりました。

また、若い頃はずっとIT系企業で働いていて、「IT業界へ戻りたい」という気持ちも大きくありました。

3転職活動中

LinkedIn経由で紹介された求人に応募して、6度の面談を経て。

イメージ図:オンラインで最終面談をを受ける女性

転職活動は、総じてうまく行きました。

ビジネスSNSの「LinkedIn」を使っていたのですが、そこを通じてエージェントから連絡があり、IT企業のマーケティング部署の求人を紹介されました。

仕事内容はまさに私が望んでいたもので条件も申し分ありませんでしたので、履歴書とあわせて「ぜひお願いします」と連絡しました。

すると、すぐに1次面接の日程が決まりました。

どうやら紹介いただいたエージェントの方は、企業との関係性がかなり構築されていたようで、話を付けやすかったようです。

面接のタイミングごとに、次の面接官の特徴や予想される質問を教えてくれ、選考の公判では給与交渉も行っていただきました。

おかげで、他の転職エージェントに登録することなく、この会社の選考に注力できたわけですが、面接が6次まであったことには苦労しました。

最終の面接は、社長自らが面接官でした。
自己紹介、これまでの経歴、志望理由など一連の項目をお話しした後に、何問かの実践的な問いが出ました。──つまり、テストです。

問題が出るとは聞いていなかったのと、時間制限が設けられていたことで、かなり焦りました。急に体中から汗が流れだしたのを覚えています。

オンラインでの面接だったため、面接官の社長は一度オフラインになり、時間になるとオンラインになって戻ってくると感じでした。

テスト中はまた別の面接官の方が数人登場したのですが、そのうち一人の方の英語が、アクセントが強くて聞きづらく、何度も聞き直してしまったことが不合格につながるのではないかと戦々恐々でした。

結局、その会社で内定通知をいただけましたが、最初にスカウトをいただいたときから2ヵ月半が経過していました。
6次面接まであったため、面接の日程合わせに時間がかってしまったのです。

ですが、希望通り、B2Bサービスのマーケティング職に就くことができました。

反省点としては、少し「転職を焦りすぎた」と思っています。
もう少し時間をかけて他社も見ながら決めるべきだったし、もっと職務内容について深く質問すべきでした。

4転職後

良くも悪くも、「スタートアップらしい」会社。

外資系スタートアップ会社の会議シーン

新しい職場は、スタートアップ企業ということもあって活気に満ちていました。

様々な企業から優れた人材を集めている企業でしたので、小さな組織ながらどんどんと前に進む速さと強さがありました。

人間関係も、良好でした。
スタッフは外資系らしくドライでサバサバした人が多かったですが、意地悪をするような人もいなく、誰とでもフラットにコミュニケーションを取れる人たちでした。

一方で、組織体制はまだまだ未熟なところもありました。

私の経験としては、入社から試験期間が3ヵ月あり、そのうち約1ヵ月は研修を受けるはずなのですが、その殆どが待機期間となってしまいました。

研修体制が確立されておらず、受けなくてはいけない研修が受けられなかったり、担当者が属人的に動かしていることもあって、講師の都合で研修がキャンセルになったりしたのです。入社早々から、落ち着かない日々が続きました。

また、企業の体質に合う人と合わない人がはっきりとしているためか、私と同時期に転職してすぐにまた転職される人も多くいました。

人の出入りが激しいのはこれまでもずっとそうだったようで、引継ぎや会社のナレッジ化もおざなりのままの箇所が多く見られました。
本来であれば簡単に入手できる情報も、たくさんの人に聞き回らなければならず、忙しい日々が続きました。

それから、外資系には珍しく年功序列的な風土(仕事できるできないよりも、社歴の長さが尊重されるなど)もあって、不満に感じる時もありました。

転職したことに後悔はしていませんが、もっとしっかり職場選びをすべきだったという反省も感じています。

5その後、どうなったか。

次の転職機会を「チャンス」にしていけるように。

イメージ図:マーケティング職40代女性のデスク

転職活動をはじめると、どうしても「早く転職先を見つけなければいけない」と焦ってしまうのですが、その企業を知る情報を得る十分な時間を取ることが重要と感じました。

例えば「スタートアップで成長率が高く業界で注目の企業」と紹介を受けても、それだけの情報だとどうしても「きっとこうだろう」という先入観の域から出られません。

求められる人物像、チーム体制性、実際に活躍している人の特徴、福利厚生、オフィスの雰囲気など、エージェントや面接官を通して納得のいく情報を得て、その上でその企業で就労するのかを検討すべきだと思います。

また、外資系企業はどの国の企業かで特徴が色濃く出ると感じました。

そして、私はそれらの調査・検討を十分にしないまま、転職を決めてしまっていました。

外資企業では、すぐに転職する方もいれば長く働く方もいます。
その様相は「アップ アンド アウト」とよく表現されますが、それでもやはり、長く就労されている社員を多く抱えている企業は総じて就労環境が良いように感じられます。

今の職場も、何年かしたらまた転職することになるかもしれません。
そのため、次回また企業との面接があった際は、以下のことをしっかり聞くようにしようと思います。

  • 現在の事業フェーズ(拡大時期か、安定時期かなど)
  • なぜこのポジションを募集しているのか(空き枠採用か、事業拡大によるものか)
  • 空き枠採用の場合、前任者の退職理由は何か
  • 現在活躍している社員には、どんな人がいるか(平均的な社歴、女性社員の割合など)

◇ ◇ ◇

転職して3年が経ち、仕事には大分慣れました。
現在は引き続き、英語の上達を目指しています。

上司やチームメートに外国人がおり、ミーティングは2/3の割合で英語です。
相手を納得できるようなコミュニケーションができるところまで、英語力を上達させることが目標です。

また、今後の活動を広めるためにもマーケティングの知識もさらに増やしていきたいと考えています。
具体的にはオンラインでの講義の受講ですが、これまでは日本の講義ばかりでしたので、今後は英語の講義を積極的に受講してみようと思っています。

今年で、私は45歳になります。
キャリアアップの転職ができるとしたら、次がラストチャンスでしょう。

そのときに沢山の選択肢を持てるよう、日々の勉強とチャレンジを継続していきたいと思います。

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