営業事務勤務。中小企業のせわしなさに疲れて、大手自動車メーカーに転職した私。|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 鉄鋼会社
- 職種
- 営業事務
- 従業員規模
- 100名程
- 年収
- 250万円
転職後
- 職業
- 自動車メーカー
- 職種
- 営業事務
- 従業員規模
- 1,000名程
- 年収
- 350万円
目次
みさとさんの転職ストーリー
1これまでの私
鉄鋼会社の営業事務として、せわしない毎日を過ごして。
私が就職活動をしたときは、「就職氷河期」と言われていた時期。
一年程間活動を続けましたが、なかなか就職が決まることがありませんでした。
卒業ぎりぎりのタイミングで内定をもらうことができた会社が、転職前の鉄鋼会社です。
私は営業事務として、その会社入社しました。
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とても忙しい中小企業で、人員もぎりぎり、システムもおおらかか部分があり、「うまく仕事が回転していないな…」と思うことも多々あって。
人員が少ない上、仕事もハード、誰かマニュアルを一度作ってしまえば業務自体も楽になるのですが、それをする時間が誰にもないのです。
残業は毎日1~2時間あり、業務中も忙しくて他の社員と話す時間も殆どないのですが、そんな中一度トラブルを起こしてしまうと、たまのコミュニケーションもぎくしゃくしてしまったりして。
(なんだか、やりにくいな…)と、思う日も多かったです。
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2転職のきっかけ
世間では、「新卒は3年間はその会社で働き続けろ」と言うけれど。
当初は、「一つの会社に3年は勤めたい」という意思があったのと、「3年勤めることができたのなら、状態は何か変わっているかもしれない」という思いがありました。
ですが、3年経っても何も変わらず業務の量は増える一方でした。
職歴が長くなるにつれて、任せられる仕事の幅も広がっていきます。
とてもやりがいはあったのですが、毎日行う仕事の量が多すぎて、処理しきれないことが続いたりと悩みは尽きませんでした。
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ちょうどそのころ私の直属の上司2名が辞めることになりました。
新しく入って来た上司は自分より職歴がない年上の人でした。
相談をしても適切な回答が返ってこないことも多く、そして私もまだまだ未熟な状態でしたので、「今のこの状態をどうやって対処していっていけば良いの?」とストレスを感じるようになり、そしてそれが増えていって、
- 私
-
(もうこの会社では、自分のできることはないのかもしれない…このままの状態を続けてしまうよりかは、転職して新しい環境を見つけたい)
と思うようになりました。
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3転職活動中
転職活動中は、ハローワークの職員に助けられて。
転職活動は一度目に就職活動をしていた時より、求人の数は多く感じました。
ですが、変わらず就職難の状況もあって、私はまたもなかなか内定をもらうことができませんでした。
ハローワークには何度も通いました。
また、dodaなどの転職サイトの情報も多く参考にしました。
助かったのはハローワークの職員に、職務経歴書の書き方などを説明してもらったことです。
何度も添削をおこなっていただき、求人企業に渡す書類を何度も文章を変えていったのが良かったと思っています。
自分の振り返りにもなり職員と話すことで、気分転換にもなりましたし、得るものも多かったです。
「自分の強みや弱みが何なのか」を考えるきっかけにもなって、面接にも活用することができました。
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4転職後
転職先の新しい職場で、待ち受けていた環境は。
新しい職場は、自動車メーカーの営業事務です。
そこで感じた前職との大きな違いは、「システムがとても整っている」ということでした。
在庫を確認するにしても商品を出荷するにしても、パソコンで入力することによってすぐに知ることができます。
特に大きな物流をもっていましたが、出荷の指示をするだけで納期がはっきり記載されて、運送便が何になるのかや送り状の番号などを簡単に知ることができるのです。
前の職場は中小企業でしたので、システムはかなりアナログよりで、調べるのに時間がかかってお客様に迷惑をかけることもありました。
それが私に直接どう変わってきたのかというと、「日々の業務の進行がとても楽になった」ということです。
そして、「自分の時間」ができるようになりました。
私は、その時間で仕事の効率化を考えたり、業務マニュアルを作ったりするようになりました。
5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うことは。
会社にはそれぞれのメリットデメリットがあるな、と思いました。
前職のように中小の会社でやや属人的で忙しいことの多い会社では、時間に余裕がなくなって業務も雑になったり効率的にすることができなくなります。
転職後の会社はやや規模が大きく、システムもしっかりしているので、業務時間の余裕も持ちやすく、これは大きなメリットだと思いました。
一方で、今回大きな会社に転職して感じたのは、「お客様とのかねあいの機会」が減ったことです。
前職では基本お客様と顔を合わせての業務がメインですので、そういう意味ではやりやすさやモチベーションに繋がることも多かったです。
ですが、今の会社ではそういったタイプの仕事のやりがいを感じられることはあまりありません。
──難しいですね。仕事の効率化をはかること、お客様との密着度をさらに深めること、それぞれ両立してできると良いのですが、なかなかそううまくはいかないのでしょう。
ですが、それら両方の会社で働けたことは、自分にとって勉強になったと思っています。
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◇ ◇ ◇
転職をして、これまでの自分の仕事や、今の自分の仕事を振り返るきっかけともなりました。
今は、仕事の合間を見ながら知識を深めていったり、業務をより効率的に進められるように、ファイルをつくったり社内の人に聞いてみたり、働きやすい環境を私の方からも働きかけていくことができたらいいな、と思っています。
そのためにも、社内の人と積極的に話したり、仕事の知識を深めることにもっと意識を高めていきたいな…と。
自分の仕事の効率化が人間関係を円滑に進めるためのきっかけになったり、社内の仕事の効率化につなげられるような活動をしていきたいと思っています。
まだまだ知識・経験として足りない部分もあります。でも、きっと「自分できること」もあるはず。
それを、少しずつ増やしていって、日々の業務の中で感じられたらいいな、と思います。
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