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地元に帰りたいのに帰れない!?サーバーエンジニアでのUターン転職を目指して|私の転職体験談

ヨネスケ さん(男性 25歳 愛知県)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
IT企業
職種
システムエンジニア
従業員規模
2,500人
年収
400万円

転職後

AFTER
職業
IT企業
職種
システムエンジニア
従業員規模
800人
年収
450万円

目次

ヨネスケさんの転職ストーリー

1これまでの私

地元の名古屋から神奈川に移住しての、社会人生活

イメージ図:地元の名古屋から東京に移り住んでの、社会人生活

転職したのは、今から半年前の2020年12月末。
今もそうですが、前職では東京のIT企業でサーバーエンジニアをしていました。

サーバーエンジニアとは

サーバーエンジニアは、企業や組織のサーバーインフラの設計、構築、運用、保守を担当する専門職です。
サーバーエンジニアは、ウェブサービスや業務システムが安定して稼働するよう、サーバーの設定や管理、セキュリティ対策、障害対応などを行います。

サーバーエンジニアの主な仕事内容

仕事内容 説明
サーバーの設計と構築 サーバーインフラの要件定義を行い、最適なハードウェアとソフトウェアを選定し、サーバーを設計・構築します。クラウドサーバーや物理サーバーの構築も含まれます。
サーバーの運用と保守 稼働中のサーバーを監視し、安定稼働を維持します。定期的なメンテナンスを行い、問題が発生した場合には迅速に対応します。
セキュリティ対策 サーバーに対する不正アクセスやサイバー攻撃を防ぐためのセキュリティ対策を実施します。ファイアウォール設定やデータ暗号化、パッチ適用などが含まれます。
バックアップとリカバリ データのバックアップを定期的に行い、障害やトラブル時には迅速にリカバリを実施します。データ損失を防ぐための計画を策定します。
トラブルシューティング サーバーの不具合や障害が発生した際に原因を特定し、修正します。再発防止策を講じ、システムの安定性を高めます。

仕事内容は、「VMware」というクラウドサービスを使って、サーバー構築をするというものでした。

当時、社会人三年目。就職と同時に地元名古屋から神奈川県川崎市に移り住み、一人暮らしをしていました。

色んなところに行くのが好きでしたので、「今までに行ったことの無いところ」を巡ろうと、土日はよく友人たちと自転車で(たまに電車も使って)遠出したりしていました。

仕事のストレス発散は、もっぱら「お酒」でした。
毎日の晩酌を楽しみに、日々頑張っていました。

2転職のきっかけ

地元名古屋に帰りたいのに、帰れない。

イメージ図:地元名古屋に帰りたいのに、帰れない。

転職しようと思ったきっかけは、大きく2つあります。

1つ目は、元々私は「名古屋で働きたい」という思いがあったことです。
前職も地元の名古屋採用でしたので、ゆくゆくは名古屋に戻る予定でした。

ですが、その後新型コロナウイルスの感染拡大があって、帰ろうと思ったころには「名古屋の支部では仕事が減ってしまっていて、配属させるのは難しい」と言われてしまったのです。

2つ目の理由が、そこで「名古屋にはまだ行かせられない」と伝えてきた上司への信頼感の喪失です。

上司としては、私に「サーバー構築のスキルを高めてほしい」という希望があったのですが、名古屋ではサーバー構築以外の仕事もあるはずでした。

サーバー構築以外にも高めたいスキルがあったこと、そして名古屋に帰りたいのに帰してもらえないという不満が、次第に不信感へと繋がっていきました。

そのうち、段々と

(いっそのこと、名古屋の会社に転職したほうが良いんじゃないだろうか)

と思うようになっていったのです。

3転職活動中

「転職する」と言うと、周りの人は反対ばかりしてきて。

イメージ図:「転職する」と言うと、周りの人は反対ばかりしてきて。

転職活動を行ったのは2020年10月頃。
その期間、新型コロナウイルスは第2波がちょうど収まってきている時期でした。

それでも家族や友人に「俺、転職しようと思っている」というと、

家族

「今はコロナだから今は転職やめなさいや」

友人

「今転職しても転職失敗するよ」

──と、反対されることが多くて。正直、一番それが辛かったです。

自分でもこのコロナ禍で転職することは大変であることは理解していましたし、そのうえで頑張ろうと思っている中、やる気を挫かれるような、そんな気分にもなりました。

私の希望条件は、地元名古屋の会社で、SEとしてより上流工程の業務で働けることでした。

いくつかの転職サイトに登録したところ、希望に合う求人はいくつか見つけることができました。

そしてありがたかったのが、多くの求人ではリモート面接に対応していたことです。
これにより、面接の日に長距離移動することなく、自宅から受けられました。

そのうち一社との面接で、面接官の方からも非常に好意的に評価してもらえて。
2回目の面接は現地まで行くこととなりましたが、晴れてそこで内定をもらえ、思っていた以上にすんなり転職を終えることができました。

4転職後

転職後の「残念だったこと」と「良かったこと」

イメージ図:転職後の「残念だったこと」と「良かったこと」

地元の名古屋の地に戻り、新しい職場に通いだしたのは、2021年の1月。
ちょうどその年の仕事始めの日でした。

ですが、コロナ禍ということもあって、翌日からは皆在宅勤務になって、職場の人たちとはそれっきり直で顔を合わせることはありませんでした。

自宅からオンラインミーティングで社員の人たちとコミュニケーションを取るのですが、以前からの知り合いならともかく新しい人たちとのやり取りは、話しづらさであったりなかなか顔を覚えられなかったりと、苦労も多く毎回必死な思いで対応しています。

業務内容は、前職と同じサーバー構築の仕事です
ただし今回はAWSというアマゾンのサービスを使っており、新しい分野を学べているという実感と知識の広がりを感じられています。

AWSエンジニアとは

AWSエンジニアは、Amazon Web Services (AWS) を使って、企業や組織のシステムをクラウド上に設計・構築・運用・管理する専門職です。
AWSは、柔軟で拡張性のあるインフラを提供するため、AWSエンジニアはコスト管理やセキュリティ対策をしながら、システムが効率的に動くようにします。

AWSエンジニアの主な仕事内容

仕事内容 説明
クラウドシステムの設計と構築 AWSのサービスを使って、システムやアプリケーションが動く環境を設計し、作り上げます。安定して多くのユーザーが使えるシステムを構築します。
クラウドの運用と保守 作ったシステムが毎日問題なく動くように見守り、改善が必要なところを修正します。また、トラブルが起きた場合に対応します。
セキュリティ対策 クラウド上のシステムを安全に守るため、不正アクセスを防いだり、データを保護する設定を行います。安全な環境を保つことが重要です。
コストの管理と最適化 クラウドの利用料金を確認し、無駄なコストを減らす工夫をします。予算に合った使い方を提案し、費用を抑えます。
新しい技術の導入と改善 AWSの新しい機能や技術を積極的に取り入れて、システムをより良くしていきます。常に最新の技術にアンテナを張り、改善を続けます。

そしてなによりも、働く場所が東京から名古屋に変わったことですね。
地元で働くことの安心さ」は、私の中ではとても大きかったです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って思うことと、将来の目標

イメージ図:転職を振り返って思うことと、将来の目標

転職して思ったことは、「行動に移して良かった」ということです。

転職せずにいたら、もしかしたらその後5年10年と東京で働き続けていたかもしれません。

また、給与面でも前職より高くなり、仕事内容も現在主流のシステムを扱えて、ステップアップ転職として成功できたと思います。

残念に思えることや、後悔していることは特にありません。


今後挑戦してみたいこは、30歳までにインフラエンジニアとして食べていけるだけの稼ぎをできるように知識を付けることと、そのための手段としての資格取得を頑張って取り組んでいこうと思っています。

30歳以降は、自分の力で稼いで生活できるフリーランスエンジニアになってバリバリと働いているというのが、今想像している未来像になります。

また、インフラエンジニアをやりつつも、ネットワークエンジニアやアプリエンジニアの知識も勉強し広い知識を付けつつも、深い知識も付けて何事にも対応できるエンジニアになりたいです。

それから、これからも名古屋で生活を続けられると良いな、と思っています。
小さいころから、「名古屋ナンバーの車に乗って、名古屋市内に住む」というのがあこがれというか、一つの目標でもありましたので笑。

仕事にプライベートに、私自身の「将来のイメージ像」を実現していけるよう、これからも頑張っていきたいです。

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