ワークポートの評価・口コミを徹底分析!品質は担当エージェントで変わる?
[最終更新日]2024/06/14
「ワークポートの評判ってどうなんだろう」「登録してみたけど、うまく活用できてない…。ほかの人はどうなんだろう?」と、気になっていませんか。
この記事では転職エージェントサービスのワークポートについて、ネット上で見られる評価・口コミを徹底分析していきます。
ワークポートの口コミは良い評価と悪い評価で意見が分かれる傾向にあります。
それらをまとめると、以下のように表現できるでしょう。
- サポート品質は担当によって大きく変わる。担当エージェントの見極めがカギ
- 未経験者支援に力を入れているが、時に求人がない/断られるケースも
上記2点を理解しておくことによって、ワークポートが自分にとって登録すべきサービスかどうかの判断を持てるはずです。あわせて、ワークポートの効果的な活用法についても詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
あわせて読みたい
- ワークポートの特徴と評判・口コミ総まとめ!メリットとデメリットと登録がおすすめの人
- ワークポートの特徴と評判・口コミをもとに、メリットとデメリット、効果的な使い方を紹介します。20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイントと注意点についても解説します。...
目次
1)ワークポートの悪い評価・口コミ、良い評価・口コミまとめ
ワークポートの良い評価・口コミと悪い評価・口コミは、大きく以下の傾向が見られます。
まずはそれぞれの意見について、詳しく見ていきましょう。
ワークポートの良い評価・口コミで多かった意見
- 担当エージェントのフォローが丁寧・親切だった
- レスポンスが速く、スムーズに進められる
- 求人紹介のペース・量が多い
ワークポートの良い評価・口コミでとくに多く見られた意見が、「担当エージェントのフォローが丁寧・親切だった」というものでした。
また、「レスポンスが速い」「求人紹介のペース・量が多い」という評価も多く、転職活動をスムーズに進めたい方にとって、ワークポートのサービスは満足できる品質であったことがうかがえます。
その他の評価・口コミの一部もご紹介します。
ネット上のワークポートの評価・口コミ【高評価】
ゆっくり丁寧に聞いてほしいこと全部聞いてくれて質問もすごくしやすかった。
私自身にはどうしても紹介したい有力な紹介先はなかったみたいだけど、希望にあってるところはすぐに紹介してくれた。
親身で大変頼りになる就職サポートが受けられました。特に面接対策は強力で、過去の選考内容を元に、自分にあった対策を練られます。また、どのスタッフの方も受け答えが丁寧なところも好印象でした。
書類審査が通った場合は面接対策が行われますが、質疑応答を繰り返して最後にポイントを指摘される、というような緊張するものではなく、最初からあり得る質問に対しての答えを話し合うというものなので非常に助かりました。
自分のスキルに合う案件を沢山紹介して頂きました。
さらに、面接の前に、練習を実施して頂き、応募した会社の情報、面接のポイントなどを調べて頂いて、対策のアドバイスを頂きました。
オフィスでの対面による丁寧なカウンセリングとフォロー。
その後のメールでのやり取りを含め、迅速で的確でありました。
丁寧かつスピーディに対応していただき、希望していた業種・職種で転職できました。大変感謝しております。専用のツールも使いやすく、効率よく活動を進められます。
話をよく聞いてくれ、連絡などもスピード感がありました。
WEBやメールだけではなく、電話での連絡が多く、直接話が出来る等の安心感と信頼感がありました。
今まで他社のエージェントでは意向に沿わない求人ばかり送られてくることが多かったが、ワークポートさんはそんなことはなかった。自分では見つけられないようなお得な求人も紹介してくれて有難かった。
自分のスキルに合う案件を沢山紹介して頂きました。さらに、面接の前に、練習を実施して頂き、応募した会社の情報、面接のポイントなどを調べて頂いて、対策のアドバイスを頂きました。
転職エージェント色々使ってみたけど、なかなか希望に近いのなく…ワークポートってとこに行ってみたら沢山紹介してもらえた!通るかどうかは別として。まわし者じゃないよ。
ワークポートの特徴、メリット・デメリット
おすすめの人 |
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---|---|
対応エリア | 全国 |
メリット |
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デメリット |
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ワークポートの特徴とおすすめの人
ワークポートは、IT・Webエンジニア、クリエイターへの転職支援に強い総合型の転職エージェントです。
ワークポートはもともとIT・Web業界専門の転職エージェントであったこともあり、システム開発、情報通信系の業種の求人が豊富です。
そのほか、建設・土木・設計、機械メーカー、WEBサービス・広告・コンテンツ制作の求人も多い傾向にあります。
ワークポートのメリット
ワークポートのメリットは、以下の2点が挙げられます。
- IT・Webエンジニア、クリエイターへの転職支援に強いこと
- 未経験職種・業種への転職支援に強く、積極的な求人提案を受けられること
希望するポジションに対して現状スキル・経験が不足していた場合、ワークポートの担当エージェントは「いちどチャレンジしてみましょう」と勧めてくれることが多いといいます。
とくにIT・Web系の職種で経験を積んだ人がステップアップ転職をする際に、ワークポートで選択肢の幅を広げやすいでしょう。
その他業種・職種においても未経験からの転職に対して、積極的な支援を行ってくれます。
ただし、近年は多くの企業で即戦力の人材を求める傾向が強まっています。未経験分野への転職の際は、転職者自身も企業の求められる知識・スキルを少しでも多く獲得する等の自助努力をすることが大切です。
ワークポートのデメリット
ワークポートのデメリット・注意点は、以下の点が挙げられます。
- 求人紹介や提案の電話・メール連絡が多い
- 担当エージェントの品質にムラがある
ワークポートを利用した人の声で、「求人紹介等の電話・メール連絡がかなり多かった」という意見は多いです。
「担当エージェントからガツガツ来られるのは苦手…」という人は、ワークポート以外のサービスの方がマッチするかもしれません。
また、ワークポートに限らずサポート品質は担当エージェントの実力や相性によるところも少なくありません。
担当エージェントの品質を重要視する人は、ワークポートと並行してパソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント(キャリアアップ、ハイクラス向け)、マイナビIT AGENT(IT/Webエンジニア向け)といった各分野で評価の高いの転職サービスに登録しておくと良いでしょう。
ワークポートの悪い評価・口コミで多かった意見
- 担当エージェントの対応が悪い
- 営業のメール・電話が多すぎる
- 希望する職域での求人紹介が少ない、または紹介自体がされない
ワークポートはIT・Web業界をはじめ、営業や販売・サービス、メーカー、マーケティング、バックオフィス等、非常に幅広い分野の求人を扱う総合型転職エージェントです。
利用者の幅も広い分、悪い評価・口コミも一定数見受けられます。
特に多く見られたのが「担当エージェントの対応が悪い」という意見でした。
次いで「営業のメール・電話が多すぎる」「希望する職域での求人紹介が少ない、または紹介自体がされない」といった意見が続きました。
その他の評価・口コミの一部もご紹介します。
ネット上のワークポートの評価・口コミ【低評価】
ワークポート社の対応最悪すぎてぶちぎれそう。無駄な面談の時間返してほしい。
最初の5日だけ。あとは放置。面接前の練習しましょうって言ってしてくれないし応募先と紹介内容の乖離で面接で説教くらうしなんとなく嫌だなーと思ってたら違うところで決まったので退会しました。
最初は求人紹介してくれるけど、そこで通らなければ月2くらいで求人を紹介してくるが、書類選考で落とされた所をしれっと送ってくる。面談のアンケートも満足と答えろと言われて正直不満だった。
ワークポートっていう人材紹介会社スパムだろあれ。
ワークポートに間違えて登録したんだけど電話しつこい
おすすめはしません
ワークポートと言う人材紹介はしつこくスカウトやオファーしてくるが、いざ申し込みしても対応が遅い。スカウトのノルマでもあるのかい?誘う時だけ積極的な人材紹介はダメだと思う。
ワークポート様にお前に紹介する職はないと言われた後もずっと紹介するのでご連絡くださいの案内が来る今日も来たどうなってるのか
担当者おすすめ求人に応募したのに社内不通過が多々ある。自分で応募したら書類通るので鵜呑みにしないほうがいい。
面談の場で求人紹介してもらえるので登録から応募までが早い。30社ほど紹介してもらえたものの、私のキャリアに合うものはほぼなし。担当が知識不足。紙媒体の仕事はない。web、ゲーム、プログラミング関係だとよさげ。
今だにワークポートからその後転職活動はどうですか?っていうメールくんなー。クソ対応思い出してイライラする。月収下がって、今よりも通勤がさらに遠くなる職場を平然と紹介してきて舐めとんかとなった。
2)ワークポートの評価・口コミ考察
ここまでの評価・口コミをふまえ、以下の3点のポイントから、ワークポートのサービスについてさらに深掘りしていきたいと思います。
- 電話/メール連絡の頻度について
- 担当エージェントの品質について
- 未経験者向けの対応について
ワークポートの「電話・メール連絡」に対する評価・口コミについて
どこの求人サイトに登録しても必ずワークポートがスカウトしに来る。
たぶんステータスを全く見ないでゲーム関連なら100%スカウトする。
酷い時は別の担当者3人から連絡が来た。
ここは本当に「数打てば当たる戦法」だから見つけ次第NG設定してる。せめて応募時に「推薦状」くらいは書いて欲しい。
ワークポートに間違えて登録したんだけど電話しつこい
おすすめはしません
ワークポートと言う人材紹介はしつこくスカウトやオファーしてくるが、いざ申し込みしても対応が遅い。スカウトのノルマでもあるのかい?誘う時だけ積極的な人材紹介はダメだと思う。#ワークポート #人材紹介 #転職エージェント #しつこい
上に挙げたように、ワークポートの「電話・メール連絡が多い」というマイナス評価は多く見受けられます。
ワークポートはその他の転職サービスと比較しても、エージェントによる営業(スカウト)が多い傾向にあります。
これは、転職エージェントの「人材紹介営業」としての側面(売上追及やノルマ達成など)が色濃く出ていることが考えられます。
「強引に勧められるのが苦手」という人は、ワークポートのサービスは「合わない」と感じることもあると思います。
ですが、転職する人たちがもっとも意識すべきは「勧誘・スカウトが多いこと」よりも、「その提案が適切かどうか」です。
後述しますが、ワークポートの担当エージェントのサポート品質に高評価をする転職者も少なくありません。
まずは一度エージェントとの面談等のコミュニケーションを経てから、自分に合ったサービスかどうかの判断をするとよいと思います。
ワークポートの「担当エージェントの品質」に対する評価・口コミについて
ワークポートの担当エージェントの品質についての評価・口コミは、賛否両論です。
ワークポートの「担当エージェントの品質」についての悪い評価・口コミ例
【ワークポート】
面談の場で求人紹介してもらえるので登録から応募までが早い。30社ほど紹介してもらえたものの、私のキャリアに合うものはほぼなし。担当が知識不足。
紙媒体の仕事はない。
web、ゲーム、プログラミング関係だとよさげ。
最初の5日だけ。
あとは放置。
面接前の練習しましょうって言って
してくれないし
応募先と紹介内容の乖離で
面接で説教くらうし
なんとなく嫌だなー
と思ってたら違うところで決まったので
退会しました。、
ワークポートの「担当エージェントの品質」についての良い評価・口コミ例
ワークポート様の感想
こんな私に親切にしてくださいました。
ゆっくり丁寧に聞いてほしいこと全部聞いてくれて
質問もすごくしやすかった。
私自身にはどうしても紹介したい有力な紹介先はなかったみたいだけど、希望にあってるところはすぐに紹介してくれた。
それだけで嬉しい。
転職エージェントさんに初めて相談してみた。
非常に丁寧に対応していただいた。ただ私のようなバックグラウンドだと、転職エージェントでは型にはまった求人しかないので難しいとのこと。
とはいえライターという条件ではいくつか求人があるとのこと。拝見したところ興味ありです!
#ワークポート
コロナ禍という厳しい条件にも関わらず、粘り強く転職サポートをしていただき感謝しております。不安が多く、挫けそうになりそうな時、熱心に支援をし続けてくださり、やっとの事で再就職にこぎつけました。転職サポートは幾つか登録していましたが、細やかなサポートで最後まで対応していただき、本当によかったです。採用していただいた企業様で業務を行い組織の一員として貢献をし社会に還元し転職サポートを受けて良かったと思い出すよう、働き続けます。お世話になりました。
このように良い評価・悪い評価が二分するのは、「ワークポートのサポート品質は、担当によって変わる」ことを表しています。
担当エージェントによってサポートのやり方や品質が変わるのはどの転職エージェントにも言えることですが、ワークポートはややその傾向が強いということでしょう。
また、評価・口コミを提供されている人たちの多くは、担当エージェントのサポート品質について以下の2点を主な評価ポイントとして見ているようです。
- ①担当エージェントが、希望する業種・職種への知見をしっかり持っているか
- ②2回目以降のコミュニケーションにおいて、担当エージェントは初回と変わらずの積極性や優先度をもって接しているか
これらの点はエージェントの品質や相性見極めの観点として、有効だと思います。
また、早めに担当エージェントのサポート品質が見極められれば、担当変更の依頼、または他の転職エージェントへの移り替え等の対策も取りやすくなります。
担当エージェントの良し悪しについての見極めは、後述する「3)ここまでの評価・口コミから「ワークポートを使おう」と思った人は」もご参照ください。
ワークポートの「実務未経験者への対応」に対する評価・口コミについて
ワークポートの「実務未経験者への対応」については、目指す業種・職種によって評価が分かれる傾向が見られました。
ワークポートの「実務未経験者への対応」についての良い評価・口コミ例
製造でも飲食でもなんでもあったし
職務経歴書と履歴書全部書いてくれるし
面接のコツみたいな本ももらえるべ
あとはやっぱりワークポートが探してくれてほとんど丸投げでいいから楽
ワークポートの「実務未経験者への対応」についての悪い評価・口コミ例
・ワークポート
レスポンスは遅め。IT特化と謳っているが意外と未経験人事労務求人もある。が年収は悲しいものが多い?営業NGなのにたくさん送ってくる?オコダヨ!
担当者おすすめ求人に応募したのに社内不通過が多々ある。自分で応募したら書類通るので鵜呑みにしないほうがいい。
ワークポート、求人紹介してくるくせに応募したい旨伝えたら推薦不可ですとか言って1つも応募してくれませんでした…
のでこれからフルシカトしようと思っています☺️
ワークポートは2018年頃より業界・職種未経験者への支援を積極的に行っています。
そのため、未経験分野への転職機会を持てることは、ワークポートのメリットの1つでした。
しかし、2020年新型コロナウイルスの感染拡大以降は、多くの企業が中途入社の人材に対し「即戦力」を求める傾向が強くなっています。
中でもIT・Web系のエンジニア・クリエイティブ職、デスクワーク職などの求人はその傾向が強く、未経験からの難易度が高まっているのが実情です。
ワークポートも例外ではなく、転職者の経歴や保有スキルによっては希望職種での求人紹介が難しいケースがあり、結果としてそれらが悪い評価・口コミに繋がってしまっていることが考えられます。
しかし、上記に挙げた以外の職種や、「実務経験は無い(または浅い)が、一定のスキルはある」という場合は、積極的な支援を受けられる可能性は高いです。
まずは自身のキャリアを棚卸ししたうえで「チャレンジしたい」という気持ちを持てるのなら、その思いをエージェントに伝えてみると良いでしょう。
3)ここまでの評価・口コミから「ワークポートを使おう」と思った人は
ここまでのワークポートの評価・口コミとその考察から、あらためて「ワークポートを使ってみよう」と思った人は、以下の3点を意識しておくと良いでしょう。
担当エージェントの品質の見極め方と対策を知っておく
担当エージェントがついたら、早いタイミングでその品質の見極めを行っておくことをおすすめします。
担当エージェント見極めの判断ポイント
- こちらの話を親身に聴いてくれるか
- 求人紹介の際に、「なぜそれがおすすめか」について納得いく説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種および企業について、詳しいか
例えば、2つ目の「なぜおすすめなのかを説明してくれるか」については、求人を紹介された際に、「なんでこの企業を私に薦めたんですか?」「このなかで、いちばんお薦めだと思うのはどれですか?また、その理由は?」といった質問をしてみてください。
その回答を聞けば、相手がこちらのことをしっかり考えて紹介しているかどうかがわかるでしょう。
あまりきちんと考えて求人紹介していないと感じられた場合や、「こちらの希望する分野について、あまり詳しくなさそうだ」と感じられるようでしたら、担当変更または他の転職エージェントへの移り替えを検討することをおすすめします。
未経験分野への転職の場合は、ある程度転職者の自助努力も必要
先述したように、現在転職市場では「即戦力人材」が積極的に求められる傾向にあります。
そのため、ワークポートに限らずどの転職エージェントであっても、未経験分野への転職難易度は上がっているのが実情です。
未経験分野を目指す際には、「エージェントにサポートしてもらう」といった受動的な姿勢ではなく、自身でも「必要なスキルを積む」「書籍やスクールを活用し知識を学ぶ」などの自助努力をすることが大切です。
たとえば未経験からデスクワーク系の仕事に転職したいという人は、以下の「必須スキル」や「職種によって必要なスキル」について事前に学習しておくのです。
デスクワークで求められるPCスキルの一例
必須スキル | 職種によって必要なスキル | |
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事務職、営業、総務・労務 |
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Webデザイナー |
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Webコーダー・プログラマー |
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自ら学ぶ姿勢は、採用企業から好印象を持たれることが多いです。
担当エージェントにおいても、「こちらもしっかり支援しよう」という気持ちになりやすいでしょう。
企業研究はじめ、自発的・能動的な活動を
担当エージェントから紹介された求人が良いものかどうかを見極めるには、転職者のほうでも企業研究を行ったほうがよいでしょう。
たとえばワークポートの担当エージェントから「この求人はどうでしょう?」と紹介されたときに、多くの人は事業内容や待遇条件のほかにも以下のような点を気にすると思います。
- 仕事内容は自分のやりたいことおよび能力・スキルとマッチしているか
- 手掛けている商品・サービスは自分の興味のある分野か
- この会社に入って働くことで、自分が描いたキャリアプランを実現できそうか
- 実際に働いている人はどんな人たちか
- 経営方針、企業理念、ビジョンに共感できるか
- 今後の事業展開イメージはどのようなものか
- 業界内のシェアはどのくらいか
- 競合他社はどこがあるか。また、それら会社と比較して優れている点はどこか
- どのような人物像が求められていて、自分はそれに該当しそうか
- 職場・オフィスの雰囲気はどうか
- 従業員の年齢層、男女比率はどうか。管理職・役員にはどんなタイプの人がいるか
これらについて、担当エージェントが紹介求人ごとにすべて伝えてくれることはレアケースです。
たとえば以下コメントのケースは、事前に自身でも企業研究をしておけば回避できたでしょう。
今だにワークポートからその後転職活動はどうですか?っていうメールくんなー。クソ対応思い出してイライラする。
月収下がって、今よりも通勤がさらに遠くなる職場を平然と紹介してきて舐めとんかとなった。
「忙しくて準備する時間がない」という人は、1日15分前後でもよいので毎日転職活動の「準備・行動・振り返り」にかける時間を確保することをおすすめします。
活動を習慣化させることによって、企業研究や自己分析の精度を高められます。それによって、「自分が応募すべき企業かどうか」の判断が付きやすくなりますし、書類や面接でのプレゼン・自己PRの際にも大きく役立てられます。
企業研究について「やり方が良く分からない」という方は、以下「企業研究のやり方」も確認してみてください。
企業研究 見るべきポイント
企業研究をする際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
---|---|---|
事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイト等 |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票等 |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得られれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
4)「ワークポート以外のサービスが良さそう」と思った人への、おすすめサービス
この章では、ここまでの内容で「自分はワークポート以外のサービスを使った方が良さそう」と思った人向けに、以下タイプ別におすすめの転職サービスを紹介します。
担当エージェントの品質を重要視する人
担当エージェントの品質を重要視する人は、「目指す分野(業種・職種)への理解があるか」および「転職する地域での支援実績が豊富か」の2点を意識すると良いでしょう。
あなたの希望する分野に対して転職支援がどれだけ経験が豊富かで、当然アドバイス・サポートの品質が変わるからです。
「目指す分野(業種・職種)への理解があるか」については、その分野に特化してサポートを行っている転職エージェントからチェックすると良いでしょう。
たとえばITエンジニアの方はITエンジニアに特化した転職エージェントを利用することによって、専門知識や業界動向に熟知した担当が付く可能性を大きく高められます。
特化型の転職エージェントは、例えば以下のようなものがあります。
代表的な特化型エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サービス名 | マイナビIT AGENT | レバテックキャリア | ワークポート | doda X | JACリクルートメント | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | ジャスネットキャリア | マスメディアン | クリーデンス | MS Agent | エンワールド | ロバート・ウォルターズ | メイテックネクスト | レバウェル介護 | かいご畑 |
メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
「転職する地域での支援実績が豊富か」については、その地域に拠点を持つ転職エージェントがおすすめです。
以下に紹介する記事で都道府県別におすすめの転職エージェントをまとめていますので、チェックしてみてください。
地域密着型の転職エージェント
地域区分 | 都道府県別おすすめ転職エージェント紹介記事 |
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北海道・東北地方 | 北海道、青森、秋田、宮城、岩手、山形、福島 |
関東地方 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬 |
中部地方 | 新潟、長野、富山、山梨、静岡、岐阜、愛知、石川、福井 |
関西地方 | 大阪、兵庫、京都、滋賀、三重、奈良、和歌山 |
中国地方 | 鳥取、岡山、広島、島根、山口 |
四国地方 | 香川、徳島、愛媛、高知 |
九州地方 | 福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
未経験分野の職種・業種を目指す人
未経験分野の職種・業種を目指す人は、前述のとおり「目指す分野で求められる知識・スキルを獲得するための自助努力が必要」であることを意識しておきましょう。
そのうえで、これまでに一定の正社員経験がある人は、以下の求人数が豊富な大手転職エージェントを利用することによって、「未経験可」の求人や自身のこれまでの経験が活かせる求人に出会いやすくなるでしょう。
転職エージェント | 特徴 |
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リクルートエージェント |
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doda |
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マイナビエージェント |
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パソナキャリア |
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正社員経験自体が浅い20代の方に関しては、以下の既卒・第二新卒の転職支援に特化したサービスがおすすめです。
転職エージェント | 特徴 |
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就職Shop |
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マイナビジョブ20’s |
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JAIC |
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ハタラクティブ |
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自分で求人を探して応募したい人 / 良質なスカウトメールを受けたい人
自分で求人を探して応募したい人、および良質なスカウトメールを受けたい人は、以下の転職サイトの利用がおすすめです。
タイプ | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | 全般・網羅型 | IT・Web業界に強み | 20代・若手に強み | ベンチャー企業に強み | ハイクラス転職に強み | 女性の転職に強み | 女性の転職に強み |
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サービス名 | doda | リクナビNEXT | エン転職 | Green | Re就活 | Wantedly | ビズリーチ | LIBZ | 女の転職type |
メリット |
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デメリット |
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求人数 | 約26万件 | 約90万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約1.0万件(※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出) | 約10万件 | 約14万件 | 非公開 | 約2,400件 |
得意業界/職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | IT・Web業界 | 営業・企画・事務・管理・販売・技術職(エンジニア)等 | ◎全業界・職種 | ◎全業界・職種 | 営業・企画・管理・販売系職種 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
スカウトの多さ | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | 〇ふつう | ◎多い | ◎多い | ◎多い | 〇ふつう |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
上記表にある「特徴」部分を見ながら、自分に合いそうだと思える転職サイトからチェックしてみてください。
なお、転職サイトメインで活動をする人の多くは2~3つの転職サイトを並行して利用しています。
転職サイトによって紹介される求人層やスカウトをする企業は変わりますので、転職サイトの複数利用はたしかに効果的です。
ただし、転職サイトでは応募代行や面接の日程調整、そのほか条件交渉などのサポートはありませんので、企業への連絡はすべて転職者の方で行う必要がありますのでご注意ください。
まとめ)ワークポート「悪い評価・良い評価」は、転職者の働きかけでも変わる!
冒頭で、ワークポートの評価をまとめると以下になることをお伝えしました。
- サポート品質は担当によって大きく変わる。担当エージェントの見極めがカギ
- 未経験者支援に力を入れているが、時に求人がない/断られるケースも
先にお伝えした通り、転職エージェントの評価・口コミは良いもの、悪いもの両方あることが多いです。
大切なことは、「良い評価がこれくらいあって、悪い評価がこれくらいある」という風にとらえるのではなく、「そうした評価の背景に、どのような事実・状況があるのか」を見据えることです。
また、転職エージェントは「サポートしてもらう」というよりも「使い倒すくらいの気持ちで、利用する」というスタンスの方が有効活用できるでしょう。
こここまでの内容を読まれて、「ワークポートを有効活用できそうだ」と感じられたのでしたら、ぜひワークポートのサービスを試してみるとよいでしょう。
一方で「ワークポート以外のサービスにしたい」と思った方は、この記事の5~6章に書かれている転職エージェント活用に向けての役立ち情報をチェックしたうえで、新たなサービスを選んでみてください。
この記事を読むことによって、転職エージェントをより効果的に使えるようになり、あなたの転職活動がより有意義になることを、こころより応援しております!