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企画営業からネットワークエンジニアへの転職で気づいたのは「どの仕事にもノルマがある」こと|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
IT
職種
企画営業
従業員規模
100名
年収
380万円

転職後

AFTER
職業
IT
職種
ネットワークエンジニア
従業員規模
240名
年収
580万円

目次

マナさんの転職ストーリー

1これまでの私

家族・友人と仲が良く、和を重んじる性格の私。

イメージ図:家族・友人と仲が良く、和を重んじる性格の私。

転職前は、IT系の会社で企画営業をしていました。
大学卒業とともに入社したので、かれこれ5年間働いたことになります。

営業の仕事は、多くの場合ノルマが与えられます。
私の仕事もその例にもれませんでしたが、達成したときは大きなやりがいも感じられました。

参考:IT企業の企画営業の主な仕事内容

項目 主な仕事内容
新規顧客の開拓 ターゲットとなる企業に対して営業活動を行い、新規顧客を獲得します。営業電話や訪問を通じて、顧客の課題をヒアリングし、自社製品やサービスの提案を行います。
顧客ニーズの分析と提案 顧客のビジネス課題やニーズを詳細に分析し、最適なソリューションをカスタマイズして提案します。これにより、顧客の期待に応える具体的な提案を行います。
提案書・見積書の作成 顧客のニーズに基づいたカスタマイズされた提案書や見積書を作成します。詳細な説明を行い、顧客に最適なソリューションを提供します。
プレゼンテーション 顧客に対して、自社製品やサービスのプレゼンテーションを行います。具体的な事例やデモを用いて、カスタマイズ提案のメリットを強調します。
契約書の作成と管理 顧客との契約内容を確認し、契約書を作成します。契約条件に基づいてプロジェクトが円滑に進行するように管理し、必要に応じて調整を行います。

私の家族は、両親と兄、弟の5人です。

兄は一人暮らしをしていましたが、私は両親と弟と一緒に暮らしていました。
休みの日には旅行に出かけたり、仲のいい家族だと思います。

友人からは、

友人

「マナは本当に優しいよね」

とよく言われます。

自分ではよく分かりませんが、仕事もプライベートも、周りの人たちと楽しく過ごすことは大切にしています。

2転職のきっかけ

過酷なノルマに負担を感じ、転職を決意。

イメージ図:過酷なノルマに負担を感じ、転職を決意。

私が転職しようと思ったきっかけは、勤務時間の長さです。

毎月のノルマを達成するためには、定時時間内では足りませんでした

会社からのノルマは、無理難題が多かったように思います。

しかしノルマが達成できないと、昇給やボーナスにも影響し、自分に不利な状況となってしまうのです。

また、入社して3年目になると新人教育の担当も命じられたため、自分だけでなく新人のノルマも管理しなければならなくなってしまい、さらに負担がかかってしまって。

深夜まで仕事をすることも多く、休日返上なんてこともありました。

ある時、ノルマが達成できなかったことがあり、翌年の給料や賞与に大きく響いてしまいました。

(こんなに働き続けても、給料が下がってしまうなんて…。これでは、気持ちも身体もついていけない…)

このときそう強く感じたことが、転職を決意した一番の理由でした。

3転職活動中

転職活動=これまでの自分を見つめなおすきっかけ。

イメージ図:転職活動=これまでの自分を見つめなおすきっかけ。

転職のことを最初に相談したのは両親です。
私の話を聞いた両親は、

両親

「すぐに転職したほうがいい!」

と言って、知り合いや親戚にも転職について詳しい人がいないか探してくれたりもしました。

自分では、「転職会議」というサイトをよく利用しました。
求人情報も多く、会社の雰囲気や年収・不満点なども口コミで記載されているので、会社の様子がイメージしやすかったです。

また、自分がやりたい職種等について記入ができ、それに近い仕事を検索できます。

新着情報がメールで届くのもよかったです。

転職活動は、これまでの自分の生活や将来を考えるきっかけにもなったので、良かったと思っています。

苦労したことはやはり、自分に合った仕事にすぐには出会えなかったことです。

結局、転職活動期間はトータルで6ヵ月かかりました。

参考:転職活動が長期化する主な理由

原因 対策
自己分析が不十分:転職の目的や優先順位が不明確で、応募先の企業選びに迷いが生じる
  • 転職の目的を明確にし、優先順位を付ける
  • 転職理由をポジティブに捉え、自己分析を行う
  • 経験・スキル・やりたいことを整理する
企業の選び方に問題:条件にこだわりすぎて応募先が限られてしまう
  • 「やりたいこと」だけでなく「やりたくないこと」も判断基準にする
  • 応募先企業の人材ニーズを理解し、自分の能力と一致する企業を選ぶ
  • 企業研究を徹底し、企業の強みや独自性を把握する
転職活動のパートナーが不適切:利用している転職エージェントやハローワークの担当者が、自分に合っていない
  • 複数の転職エージェントに登録し、自分に合った担当者を見つける
  • 転職活動のパートナーから適切なアドバイスを得る
  • 転職サイトやハローワークを併用して幅広い情報を得る
書類選考が通らない:職務経歴書や履歴書の内容が企業のニーズに合っていない
  • 応募先企業に合わせて職務経歴書や履歴書をカスタマイズする
  • 具体的な成果やスキルを明確に記載する
  • 転職エージェントや専門家に書類のアドバイスをもらう
面接対策が不十分:面接で自分の強みや適性をうまく伝えられていない
  • 応募先企業の求める人物像を理解し、それに合わせた自己PRを準備する
  • 過去の経験やスキルを具体的に話せるように練習する
  • 模擬面接を行い、フィードバックを受ける

4転職後

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:新しい職場で、待ち受けていた状況は。

転職先は、同じIT系の会社ですが、ネットワークエンジニアという職種になります。

参考:ネットワークエンジニアの主な仕事内容

項目 主な仕事内容
ネットワークの設計 企業や組織のニーズに応じたネットワークの設計を行います。ネットワークの規模や目的に合わせて、最適なトポロジーやハードウェア構成を提案します。
ネットワークの構築 設計に基づいてネットワーク機器の配置や設定を行います。ルーター、スイッチ、ファイアウォールなどの設定やケーブル配線を行い、ネットワークを構築します。
ネットワークの運用・保守 構築されたネットワークの運用・保守を行います。ネットワークの正常な動作を監視し、障害が発生した際には迅速に対応して復旧します。
セキュリティ対策 ネットワークのセキュリティ対策を実施します。不正アクセスの防止やデータの保護、セキュリティポリシーの策定と実施を行います。
ネットワークのトラブルシューティング ネットワークの障害や問題が発生した際に、原因を特定し、解決策を実施します。ログ解析や各種ツールを使用してトラブルシューティングを行います。

ネットワークエンジニアの仕事は、グループでの作業が多かったです。
そのため会社からの評価も皆平等ですし、勤務時間もきっちり管理されており、決まった時間に帰ることができます。

また、わからないことを相談しやすい社風なので、作業効率も上がります。

給料や賞与も会社の売り上げやプロジェクトの成績によって決まるので、チーム内で格差が生まれないことも良かった点です。

作業が早めに終わった時などは余った時間で、会社や作業効率に対する改善策を考える時間があります。
前職ではそんな時間は無かったので驚きました。

しかし、実際に作業をしていて、

(こうした方が絶対に良くなるのにな…。)

と思うことは必ずありますし、それは実際に作業に従事している人にしか分からないこともあると思います。

そうした内部の声をしっかりと聞いてくれる会社なので、転職をして本当によかったです。

5その後、どうなったか。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

イメージ図:転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

転職を通して学んだことは、どの仕事にも必ずノルマがあるということです。
前職はそのノルマがかなりの難題でしたが、転職先は従業員のことを考え無理のないノルマを設定してくれています。

やはり過酷なノルマでは、従業員もやる気は上がらないと思います。

前職は規則も多く、仕事中に話すこともできなかったですし、改善案なんて出せる雰囲気ではありませんでした。

でも、探せば今の会社のような、従業員を本当に大切にしてくれる会社もあると知ることができました。

後悔していることがあるとすれば、定年まで同じ会社に勤めることが目標だったので、それが達成できなかったことは少し残念です。

◇ ◇ ◇

私はいずれ管理職として働くことを望んでおり、そのため、プロジェクトにも積極的に参加をしていますし、会社に対しての提案も行っています。

これからは、管理分野についてもっと勉強し、昇進を目指していきたいと思います。

また、グループの先頭に立って、新しいプロジェクトも立ち上げていきたいです。

これから後輩社員も増えていくと思いますので、自分が学んできた経験や、仕事を効率よく進める方法なども教えていけたらと思います。

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