【転職体験談】アパレル会社から不動産会社に転職。「仕事が楽しい」を感じられない日々。
転職前
- 職業
- アパレル業
- 職種
- 内勤スタッフ
- 従業員規模
- 400名
- 年収
- 300万円
転職後
- 職業
- 不動産業
- 職種
- 営業
- 従業員規模
- 500名
- 年収
- 350万円
目次
kさんの転職ストーリー
1これまでの私
「仕事が楽しい」など、一度も感じたことがない。
転職前は、女性アパレルブランドの本社スタッフでした。
主に携わっていたのは、店舗マネジメントです。
販促の企画、売上・売れ筋商品の分析、ECサイトの運営・管理、売上を落としている店舗に他の店で売れている要因・商品や工夫している点を伝えたり、販売計画を立てたりしていました。
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毎月の予算達成のため、店舗ごとにスケージュールを逆算して販売計画を立案や単日の予算を割り振り、1日の予算を達成するために平均客単を計算し、何名のお客様に売れば予算を達成できるかを計算していました。
当時は父母妹との4人で生活をしていました。
残業代もでないのに毎日終電まで働き、やりがいや生きがいというのものはなかったです。
ましてや、「仕事が楽しい」など、一度も感じたことはありませんでした。
参考:アパレルブランドの店舗マネジメントの主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
スタッフ管理 |
|
売上管理 |
|
商品管理 |
|
顧客対応 |
|
店内ディスプレイ |
|
マーケティング活動 |
|
2転職のきっかけ
激務の果て、とうとう体調を崩してしまった。
毎日終電の激務がずっと続き、当然と言えば当然であったのでしょう。
私は体調を崩してしまいました。
しばらく有給を頂いて、家で今の仕事、そしてこれから先のことをずっと考えていて。そして、
- 私
-
「転職しよう」
と決意しました。このまま仕事を続けていても、閉塞感が増すばかりだということに気づいたからです。
もともと、私は「営業の仕事がやりたい」という想いでこの職場に営業職として入社しました。
ですが、実際はアパレル会社の本部スタッフ(内勤営業)でメインの業務は電話対応だったのです。
部署内にいる周囲の人たちを見ても、自分で売り上げを上げる訳ではないので、「絶対に売り上げを達成するんだ」という意識や情熱を持っている人はいなく、その点も温度差というか、ギャップを感じていました。
更にその想いに拍車をかけたのが、5年上の先輩社員の給与明細を見せてもらった時のことです。
- 私
-
「え、これが今の、先輩の給与額ですか?」
- 先輩
-
「そうだよ。少なくて参っちゃうよな」
先輩は少し恥ずかし気にそう言ってくれました。
たしかに額は少なかったのですが、それ以上に驚きだったのが、その給与額は、新卒の私よりも少なかったのです。
さすがにそのことを先輩には言えませんでしたが、「転職しよう」という決意をさらに後押しする、大きなきっかけになりました。
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3転職活動中
転職活動では、enエージェントのキャリアコンサルタントに助けられて。
転職活動中は終電で帰ってから深夜に履歴書や職務経歴書を書き、面接の準備を行いました。
ただでさえ寝不足の毎日が更に過酷になり、非常に辛かったです。
でも、私の「転職したい」という気持ちは収まることはなく、「今が頑張りどころだ」と自分を奮い立たせ、転職活動を続けました。
転職活動はenエージェントを利用しました。
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エージェントの担当の方は企業面接のスケジュールを調整して、私は直接企業と連絡を取り合うこともなく、スムーズに面接日程を決めて進めていくことが出来ました。
終電まで毎日働いている私にとっては、非常にありがたいサービスでした。
また、職務経歴書、履歴書などの添削を行ってくれ、また会社ごとに面接で重要視する項目や質問内容を教えてもらいました。
参考:転職エージェントの主なサポート内容
サポート内容 | 説明 |
---|---|
キャリア相談 |
|
業界情報の提供 |
|
求人紹介 |
|
応募書類の添削 |
|
面接対策 |
|
条件交渉の代行 |
|
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4転職後
はじめての不動産営業の仕事。
私は、無事、不動産会社に転職をすることが出来ました。
そこで、「土地活用」の営業をしています。
土地をご所有しているお客様に対して相続税対策でアパートの建築の提案をする、といった業務です。
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こう話すと、富裕層向けの優雅な仕事に思われてしまうかもしれませんが、実際はその真逆かもしれません。
飛び込みの営業なので、お客様に訪問をしても拒絶されることが多いですし、正直、辛いことばかりです。
ですがその反面、契約を頂けたときの気分はひとしおです。
なにせ、アパートの契約は安くても何千万円もの契約になるので。
また、不動産会社に勤めて、私は色々なことを知れました。
例えば、「土地」をご所有されているお客様は、多くの場合相続税や、固定資産税、所得税などの税金でお困りの方が非常に多くいらっしゃいます。
そして、「アパートの建築」は相続税の圧縮(節税)としてはとても合理的な方法です。
そのことが伝わると、お客様はものすごく喜んでいただけます。
当然、投資事業になりますので、お客様は億単位の借金を背負うことになります。
営業を始めた当初は、
- 私
-
(アパート建築しても、入居がちゃんとあるだろうか…それに、10年後どのくらい賃料は下落するのだろう)
といったことで、私自身もとても不安に思っていました。
そこで、お客様に提案する時はきちんと市場調査を行い、望みの強い物件プランを見いだし、そこを提案するように心がけました。
例えば、「この地域ではファミリーの間取りが人気があり、長期間の入居が見込めます」──といった具合です。
そうしていくうちに、お客様からとても喜んでもらう機会が増え、それは私のやりがいにもなっていきました。
参考:不動産営業の主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
新規顧客開拓 |
|
顧客対応 |
|
物件調査 |
|
契約業務 |
|
フォローアップ |
|
広告・マーケティング |
|
5その後、どうなったか。
不動産営業として、これからのキャリアアップを目指して。
アパートの建築は単に建築の知識や不動産だけでなく、金融関係、税金関係の知識が必要になります。
お客様が、「不動産の購入」や「賃貸物件の建築」をやろうと思われる主の理由は、「所得を増やしたい」という理由よりも「相続税、固定新税、所得税対策をなんとかしないと」と考えている方が圧倒的に多いです。
そのため、私は税務、ローンの知識、ファイナンシャルプランナーの資格も取りました。
特に、ファイナンシャルプランナーの資格を取得したことによって、保険や税金、金融商品の話を聞かれたり、不動産の以外でのご相談をいただくことが多くなり、結果、提案の幅を広げることに繋がりました。
残念に思えること、後悔していることは一切ありません。
本当に転職をしてよかったと思います。
第二新卒として何も知識がない状態での転職にも拘らず、一部上場企業に拾っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
◇ ◇ ◇
今後は、お客様にとってより良い提案ができるよう、これからも幅広い知識をつけたいと考えています。
そのため、ファイナンシャルプランナーCFP、賃貸経営管理士などの資格取得を目指したいと思っています。
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また、5年後にはで営業部の部長に就きたいと思います。
そのためには来年でトップの営業成績を収めることが、大きな条件になってくるのですが、必ず取りたいと思っています。
そして、単に営業成績のことを考えるのではなく、部署としても達成ができるよう、部署長の補佐を行い、営業戦略を立て、その戦略を遂行していき、また若い後輩社員とのコミュニケーションとり、育成しながらチーム力を高めていきたいです。
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