Webエンジニアは未経験でも転職できる?Webプログラマーとの違いは?
[最終更新日]2024/08/16
「WebエンジニアやWebプログラマになりたいけど、実務未経験でどうやって転職すべきか分からない」と悩んでいませんか。
結論から言うと、実務未経験でもWebエンジニア・Webログラマへの転職は可能です。
その背景として、日々ITが成長し、そして多くの企業がWEBサービスを開発・運用しており、恒久的な「Webエンジニア・プログラマ不足」になっていることがあります。
目次
1)Webエンジニアの仕事内容・Webプログラマーとの違い
WebエンジニアとWebプログラマー、どちらも「Webアプリケーションの開発」が主な仕事内容になります。
Webアプリケーションとは、簡単に言うと「ChromeやSafariなどのWebブラウザを通して利用されるサービス」のことです。
たとえばAmazonや楽天といったECサービス、Webブラウザで動作するSNS、ポータルサイトやブログサービスも該当します。
WebエンジニアとWebプログラマーは、Webアプリケーションの企画から開発、そしてサービス運用をするために活動します。
WebエンジニアとWebプログラマーの違いは?
WebエンジニアとWebプログラマーの仕事内容の違いは、以下のとおりです。
仕事内容 | |
---|---|
Webエンジニア | Webアプリケーションの開発に伴う、システム設計やプログラミング、テスト、運用まで幅広く行う。 |
Webプログラマー | Webアプリケーションの開発に伴う、プログラミングおよびテストをする。 |
上記表を見て確認できるとおり、Webプログラマーと比べてWebエンジニアの仕事内容は多岐に渡ります。
ですが、会社によって両者の区別が明確にされていない場合も多く、Webエンジニア・Webプログラマーを総称してどちらも「Webプログラマー」と呼んでいる会社もあります。
今回のように「未経験でWebエンジニア・Webプログラマーに転職する」という際には、上記表で言うところの「Webプログラマー」の仕事内容を指す場合が多いです。
Webアプリケーションを開発する際に、開発対象は更に「フロントサイド」と「サーバーサイド」の2つに分けられます。
フロントサイドとサーバーサイドの違い
Webアプリケーションは、プログラム言語と呼ばれる言葉を用いてサーバー上で指示を出すことで、ページが表示される仕組みになっています。
ここで開発する領域は、主に実際に目に見える部分を指示するフロント側(フロントサイド)と、裏側でデータのやり取りや受け渡しをするサーバー側(サーバーサイド)とあります。
フロントサイドとサーバーサイドどちらを専門とするかで、学ぶべき領域や携わる業務範囲が異なります。
この違いについて、ネット上で商品を購入できるECサイトを例にしてみていきましょう。
「フロントサイド」とは
あなたがECサイトに訪れると、たくさんの商品が並んでいるページを見ることになると思います。
このページにおいて、どこに商品の写真を置いて、どこにその紹介文章を置くか、どのような色で、デザインで表示させるのかを設計、組み立てるのが、フロントサイドのWebエンジニア、Webプログラマーが行う仕事になります。
ときにバナーが動いたり、文章が点滅したりすることもあるでしょう。こうした、訪れたユーザーが目にするページを構築するのがフロントサイド側で行う仕事です。
「サーバーサイド」とは
次に、実際に購入するページに移るとします。この時、会員登録を行い、そしてクレジットカードや住所を入力します。
一度入力した情報は、一度そのページを離れても、設定したIDとパスワードを入力することで、自動でデータが入るようになります。
これはサイトの裏側で、入力したデータをデータベースと呼ばれるシステムに保管し、そしてログインすることでその情報を抽出することで可能となっているのです。
こうしたサイトの裏側で情報のやり取りができるようにシステムを組み立てているのが、サーバーサイド側のWebエンジニア、Webプログラマーの仕事になります。
サーバーサイド側は表には見えませんが、サイトを運営するうえで根幹、骨組みに当たる部分になります。また、入力した個人情報が外部に漏れないようにするためのセキュリティの観点も欠かせません。
サーバーサイドの仕事は専門性が高く、一般的にフロントサイドの仕事よりも高年収になることが多いです。
2)Webエンジニアに求められる知識・スキル
続いては、Webエンジニアとして業務に携わるうえで、どんな知識・スキルが必要かについて見ていきましょう。
特に押さえておきたいのは、以下の3点です。
プログラミング言語を知ること
プログラミング言語とは、HTMLやCSSといったマークアップ言語やPHP、Java、Perl、Rubyなどの開発言語のことを指します。
前述の「フロントサイド」での開発の場合は、HTML、CSS、javascriptなどのプログラミング言語を使用し、「サーバーサイド」の開発の際は、PHP、Java、Perl、Rubyなどのプログラミング言語を使用します。
そのため、プログラミング言語を知らないことには仕事が進みません。
まずは、言語を学ぶことが大切です。
多くの企業はWebエンジニアやWebプログラマーの人材不足にあり、「できれば育てていきたい」という方針であることが少なくありません。
未経験でも入社可能で、育成の仕組みが整っている企業に入社し、熱意をもって取り組んでいけば、必ずや成長していけるでしょう。
知識がないからと言って諦めるのではなく、一つ一つ学んで成長していくのだという気持ちを持って取り組むことが大切です。
論理的思考力(ロジカルシンキング)
WebエンジニアやWebプログラマーは、プログラム上におけるそれぞれの指示をどのように組み立てれば効率よく実現できるかを、一つ一つ整理しながら構築していく必要があります。
目標に向けて、論理的に正しい道筋を作り上げられる思考を身に着ける必要があります。感性を用いて仕事を進めるというよりは、論理的思考(ロジカルシンキング)に基づいて業務を進めていくが多いでしょう。
論理的思考で扱われる主な思考法
思考法 | 説明 |
---|---|
帰納法 | 対象に関連する情報(サンプルケース)を多く集め、そこで見られた傾向から結論を推察する思考法 |
演繹法 | 対象に対して、関連する情報(一般論や観察事項)に照らし合わせて結論を推察する思考法 |
マトリックス | 対象に「評価軸」を設け、比較対象を用いながらどの点に課題や検討ポイントがあるかを確認していく思考法 |
ロジックツリー | 対象がどのような構造になっているかを明るみにして、どの部分に課題や対策があるかについて見出していく思考法 |
MECE | 項目出し・リストアップする際に「漏れなく・ダブりなく」整理すること |
論理的思考力は実際に業務を進めていくうちに自然と身についてくるものでもあります。
はじめのうちから「完璧にマスターしよう」とするよりも、「まずは論理的思考を使ってみよう」と心がけることが大切です。
問題解決能力
フロントサイド、サーバーサイドに関わらず、プログラミングを行っていくと、どのように構築すればよいか分からない、どのような言語を用いれば分からないという場面によく遭遇します。
これは経験を積んでいるベテランにも起こることです。
そうした問題に遭遇した時に、「どのように解決していけばよいか」について、前向きに取り組む姿勢と経験を培うことも大切です。
また、現在はWebエンジニア・Webプログラマー向けののQAサイトも非常に多くあります。
こうしたツールを用いて、素早く解決できるような手段をあらかじめ持っておくと、現場に出た時に仕事を素早く進められるでしょう。
参考:プログラミングの問題解決に役立つおすすめ「コミュニティサイト」
▽ITエンジニア特化型Q&Aサイト「teratail(テラテイル)」
引用元:teratail
「teratail(テラテイル)」は、プログラミングやエンジニアリングに関する質問と回答をユーザー間で行うQAサイトです。
利用ユーザーも多く、例えば「初心者が一人でWebアプリを作れるようになるには?」だったり、「PHPの知識だけで転職できますか?」といった初心者や業務未経験者の質問も多く見受けられます。
▽Qiita(キータ)
引用元:qiita
「Qiita(キータ)」は、エンジニアリングに関する知識を記録・共有できるサービスです。
エンジニアの方々がそれぞれの得意分野について、「プログラミング言語の習得に必要なもの」、「ディープラーニング基礎知識まとめ」といった形で特定テーマに沿って記事としてまとめており、その範囲も幅広くあります。
これからの学習に向けての参考サイトとして非常に有用でしょう。
その他、Q&Aの質問も受け付けていますので、他のQAサイト同様に質問をして有識者からの回答を参考にする、といった使い方もできます。
3)未経験からWebエンジニア・Webプログラマーに転職する際に、準備しておきたい4つのポイント
続いては、実務未経験でのWebエンジニア・Webプログラマーへの転職を成功させるために、ぜひとも準備しておきたいことを確認しておきましょう。
未経験からWebエンジニアに転職する際に準備すべきポイント4点
#1 業務に関わる「基本要素」への理解を深めておく
未経験からのWebエンジニア・プログラマーの転職であったとしても、以下6要素については事前に理解を深めておいた方が安心でしょう。
要素 | 説明 |
---|---|
HTML/CSS | HTMLはWebページを表示する際に構造と内容を渡すための言語、CSSはその際のレイアウトを設定する言語です。Web開発の最も基礎となる技術です。 |
プログラミング言語 | 先にお伝えしたフロントサイドやサーバーサイドにおいて、動的な演出をする際に必要となります。代表的なプログラミング言語にPHP、JAVA、Python、Perlなどがあります。 |
Git | プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための管理ステムです。これにより、チームでの同時開発を可能にします。 |
Webの仕組み | そもそもWebサービスはどういった仕組みになっているかの知識・理解も必須で求められます。たとえば、サーバーやネットワーク、HTTP、TCP/IP、FTPなどについて、事前に理解していることが求められるでしょう。 |
フレームワーク | フレームワークとは、アプリケーションを開発するとき、その土台として機能させるソフトウェアのことです。たとえばPHP言語でしたら「cakePHP」、「laravel」、JavaScriptでしたら「AngularJS」、「jQuery」などのフレームワークがあります。 すべてを知っておく必要はありませんが、ひとつでも実際に使っておくと良いと思います。 |
セキュリティ | Webアプリケーションを公開する際はセキュリティ対策が必須となります。Webサービスにはどのようなリスクや脆弱性があり、それによってどのような被害があるのかは事前に知っておいた方が良いでしょう。 |
尚、これらの知識・理解は書籍やプログラミングスクールでの学習で得られますが、可能な限りご自身でも一度Webサイトを構築するなどして、「実際にやりながら覚える」流れも作っておくと良いでしょう。
どんなことにも言えることですが、「実際にやってみる」ことで得られる理解は、座学よりも数倍大きいものです(ベストは、実践と座学を両方行うことです)。
以下に紹介するプログラミングスクールは、未経験からエンジニアを目指した人たちからの評判が高いです。
就職サポートも付いていますので、「スクールのレッスンを終えた後に、正社員として転職する予定」という人にもおすすめです。
これからWebエンジニア・プログラマーを目指す人の、おすすめエンジニアスクール
エンジニアスクール | 主な特徴 |
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キャリスタカレッジ |
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ネットビジョンアカデミー |
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ウズウズカレッジ |
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Aidemy Premium |
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iOSアカデミア |
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DMM WEBCAMP |
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コードキャンプ |
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テックアカデミー |
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#2 実際にソースを書き、サイトを作ってみる
未経験での転職を志す場合でも、最低限の知識は求められる傾向にあります。また、予め知識を持っておくと、面接官に対して熱意をアピールすることにもつながりますから、まずはソースコードを書いてみることが重要です。
ソースコードというのは、プログラミング言語を用いて書かれた指示書のようなものです。テキストファイルに書くだけでも、拡張子を変えることでソースコードとして認識されます。
この際に行うといいのが、サイトを実際に作ってみることです。
最近は、「CMS」と言って簡単にWebサイトを作成できるツールも数多くありますので、まずはサイトを公開する際に、どのような流れで行われていくのかを体験してみることが重要です。
また、少しずつ「こういう動きをつくりたい」という思いも出てくるでしょうから、そうした時に実際に調べて書いてみると良いでしょう。
やってみることによって、いろいろと「分からないこと」も出てくるものです。分らないことはそのままにせず都度調べる習慣を作っておくと、技術習得のペースを早められます。
#3 Webエンジニアの「その後のキャリアプラン」も考えておく
転職の際に企業からよく聞かれる質問の一つが、将来どのようになっていきたいかという質問です。
WebエンジニアやWebプログラマーのキャリアとしては、特定の道の専門家としてスペシャリストを目指すのか、もしくは顧客や社内の事業企画チームと仕様の策定や問題解決などをするWebプロデューサーやシステムインテグレーター(SIer)としての道を目指すのかで大きく分かれます。
実際に業務を進めていく中で適性が見えてくることもありますが、今の段階でどちらを目指したいのかは考えておくとよいでしょう。
エンジニア・スペシャリストになれば数多くのシステムやサイトを実際に構築していくことになりますので、それが実際に世に出た時には大きなやりがいや達成感を持てるでしょう。
また、WebプロデューサーやSE・システムインテグレータはよりビジネスを全体的に俯瞰できるポジションとなりますので、会社への貢献をより売上に近いところで実感できます。
どちらにしても豊富な知識と経験が必要ですから、まずは一歩踏み出してプログラムを動かすところが始めていきましょう。
#4 Webエンジニア・プログラマー未経験に強い転職エージェントを利用する
具体的に転職活動をする際は、転職エージェントの登録はマストで考えておくと良いでしょう。
「Webエンジニア・プログラマーの転職を成功したい」という人が転職活動を進めていく上で、強力なパートナーとなってくれはずです。
転職活動の際には、多くの人が「転職エージェント」を利用しています。
その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。
ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。
上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。
それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。
ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。
特に、Webエンジニア・Webプログラマーの実務未経験の方は、どうしても業界・企業に関する知識が不足しがちですので、その状態での活動は思っていた仕事内容と異なる会社に転職してしまったりのミスマッチ転職のリスクがあります。
その際に転職エージェントに登録することによって、キャリアアドバイザーから転職に向けての適切なサポート・アドバイスを受けられます。
例えば、あなたの志向や現状スキル、またはこだわりに沿った求人企業を紹介してくれたり、応募企業ごとに具体的な対策を検討してくれたりと、転職エージェントは特に「業界・実務未経験」転職者に非常に有効なのです。
以下は、未経験からWebエンジニア・プログラマーを目指す際におすすめの転職エージェントです。「ここが自分に合いそう」と思ったものから登録を検討してみてください。
4)未経験からのWebエンジニアの転職におすすめの転職エージェント
ワークポート
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「Webエンジニア未経験でも、積極的に支援してほしい!」という人におすすめのエージェントです。
ワークポートは「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
同サービスの活用メリットとして挙げられるのが、「転職決定率の高さ」です。
サービスを利用した人たちの評判・口コミからは「求人紹介から企業との交渉まで積極的に動いてくれた」「企業とのミスマッチを最小限に抑えようと働きかけてくれた」といった感想が目立ちます。
「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
Webエンジニア・プログラマーの求人数 | 約1.2万件(2024年8月現在) |
リクルートエージェント
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Webエンジニア求人は国内最多!転職を有利に進める支援ツールも豊富です。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
Webエンジニア求人も約4.5万件(2024年8月現在)と、国内最多の求人を擁しています。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用しておくべき支援ツールは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」でしょう。
未経験からWebエンジニア・プログラマへの転職の際は、入念な企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにWebエンジニア・プログラマーへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
Webエンジニア・プログラマーの求人数 | 約4.5万件(2024年8月現在) |
doda(デューダ)
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豊富な求人と担当者の積極的な提案が特徴。「本気でWebエンジニア求人を見つけたい!」という人はぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
Webエンジニア系の求人は常時1万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でWebエンジニア・プログラマーの求人をじっくりチェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
Webエンジニア・プログラマーの求人数 | 約1.2万件(2024年8月現在) |
Green
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都市部のWebエンジニア求人が豊富です。企業からのスカウト・オファーも多いです!
Greenは、おもにIT・Web業界への転職を検討している人向けの転職サイトです。
約3.0万件の求人を保有しており、そのうち6割はITエンジニア・技術職向けの求人です(2024年8月現在)。
ここまでITエンジニア向けの転職エージェントを紹介しましたが、ここで転職サイトGreenを紹介した理由は、「企業からのスカウトを多く貰えることが多い」サービスだからです。
転職エージェントは、基本担当エージェントからの紹介をもって求人にアプローチします。一方Greenでは転職サイトですので求職者が直接企業にアプローチし、また企業側からのコンタクトを得られることもふんだんにあるのです。
また、Greenでは「実務未経験者向け」の求人も豊富です。
まずは一度試しに登録してみて、希望する領域の求人の掲載状況やスカウトの頻度からニーズ確認するだけでも、Greenを利用するメリットはあるでしょう。
Greenの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
Webエンジニア・プログラマーの求人数 | 約2,000件(2024年8月現在) |
5)年代別 Webエンジニア・プログラマーへの転職で注意するポイント
続いては、Webエンジニア・プログラマーの転職を考えたときに、年代別に注意するポイントを上げていきたいと思います。
20代がWebエンジニア・プログラマーに未経験で転職する場合
20代における未経験からの転職は比較的入りやすいといえます。
今は多くの企業でWebエンジニアが不足傾向にありますし、もっと育てたいと考えている経営者は多くおります。
また、20代は第二新卒といって企業側も積極的に採用を強化している傾向にありますので、しっかりと準備と対策をすることで内定率を上げていくことは可能でしょう。
20代がWebエンジニア・プログラマーを目指す際の注意点
- 企業研究を入念に行う。とくに、業務内容と育成制度は十分チェックを
- 自ら学ぶ姿勢を大切に
- 不安な点は転職エージェントに相談を。ただし、最終的な判断と責任は自分にあると心得る
Web業界は労働条件が疎かにされがちな企業がまだまだ多くあります。場合によっては、月に100時間を超えるような残業が強要されたり、残業代が出なかったりといった企業も少なくありません。
また、いきなり即戦力として求められ、研修や勉強会といったものが一切行われない企業もゼロではありません。
そうした企業に入ってしまうことを防ぐために、福利厚生が整っているか、研修制度や勉強会の制度はあるか、常に大量募集を行っていないかといった点を調べながら、企業文化や風土を事前に調べておきましょう。
その他にも、どのような取引先があり、またどのような案件実績があるのか、もしくは自社でサービスを提供している企業であれば、どのようなプログラムを用いているのか、新規事業などは積極的に行っているのかといったことも事前に調べておき、入社後にどのような仕事に携わることに事になりそうかをイメージしておくことも重要です。
なお、勉強に関しては自ら積極的に学ぶ姿勢を持つことが重要です。また、年収面に関してはスキルがモノをいう世界ですから、初めの内は、年収よりも学べる環境かどうかを重視していくとよいでしょう。
20代の転職者の方におすすめ参考情報
30代がWebエンジニア・プログラマーに未経験で転職する場合
30代での転職も、まだまだ需要はあります。
ただし、20代以上に論理的思考力や事前にプログラムに触れておくという実績は重要です。転職活動を始める前にどの言語を学んでいくのかを定めて実際に勉強し、自分でプログラムやサイトを作ってポートフォリオを準備しておきましょう。
30代がWebエンジニア・プログラマーを目指す際の注意点
- 企業研究を入念に行う。とくに、業務内容と人材要件(必須スキルなど)は十分チェックを
- 実務未経験の場合は、ポートフォリオを作っておく
- 企業からは、技術的な知識よりも実務的なスキル・経験が求められることを知っておく
こうした準備をすることで、より採用率の向上や良い条件での内定を得る可能性が高まります。逆に、30代になると全く知識がない状態では採用が少し厳しくなるか、もしくは、採用されても労働条件において不利になりかねませんので注意が必要です。
また、転職の際には転職の理由を明確に答えられることと、過去に行ってきた改善の経験が話せることも重要です。
WebエンジニアやWebプログラマーは、プログラムを構築してテストし、動かないところを改善して、あるべきシステムを作り上げていきます。
一回で完璧なプログラムを作れる人は本当にわずかですから、基本的には改善や修正が行われることを前提に、その改善スキルを持っていることをアピールできる人は、未経験でも強みになると言えます。
30代で転職する際には、未経験ではありながらも準即戦力のような立ち位置を求められますから、しっかりと準備していきましょう。
30代の転職者の方におすすめ参考情報
40代以降がWebエンジニア・プログラマーに未経験で転職する場合
40代以降で未経験からWebエンジニアやWebプログラマーに転職できる人は稀です。
そのため、目指す際はリーダー・マネジメント経験、またはディレクション・マーケティングスキルなどのこれまでの経験を前面に出しつつの活動が望ましいでしょう。
40代のエンジニアに会社が求めているのは、組織をまとめる力や案件を引っ張っていく推進力、そして顧客とのコミュニケーションや企画力にあります。
つまり、現場の第一線で働くというよりもマネジメントスキルや顧客折衝経験、そして、プロジェクトのリーダーとしてやり遂げた実績が求められます。
20代がWebエンジニア・プログラマーを目指す際の注意点
- マネジメントスキル、マーケティングスキルなど、自分の強みとなるスキル・経験を前面に出して転職活動をする
- Webエンジニア・プログラマー職種よりも、これまでの経験を活かしての「Webエンジニアリングに関わる職種」を探す(ex:PL・PM、ITコンサルなど)
特に大口の案件を経験した実績があれば、大きな強みになります。また、豊富な実績と顧客折衝経験がある方は、コンサルタントという道も考えられます。
転職をする際には、こうした実績をアピールできれば通過率を高められるでしょう。
ただし、転職に際してよほどの理由がないと、企業側はリスクがあるのではないかという不安を抱えます。その不安を解消できるだけの理由と、アピールポイントを伝えられるように、しっかりと準備をすることが欠かせません。
40代の転職者の方におすすめ参考情報
まとめ)Webエンジニア・Webプログラマーの「今後」と「やりがい」
WebエンジニアやWebプログラマーは、これからますます需要が増えていくことが予測されます。
ただし、競争相手は日本だけではなく海外の人材ともスキルやコスト面で競うことになっていきます。
特に企業側からすると、コスト面で見た時にどうしても海外の人材に負けてしまう可能性が高いですから、自分が選ばれる理由は何か、アピールできることは何かをしっかりと考え、そしてそのスキルを身に着けていくことが重要です。
また、スキルを身に着け、大きな案件を完成させて実際に使っていただき、そして感謝をされるようになると、非常にやりがいを感じられるのが、WebエンジニアやWebプログラマーという職業の特徴です。
一度身に着けたスキルは一生の財産となりますから、初めは大変でも、年を重ねるごとにその価値が分かるようになっていくものです。
今はまだ経験がなくても、大丈夫です。
日々の努力を積み重ねて一流のエンジニアを目指して、頑張っていきましょう!