初めての転職でまずやることは?後悔しない転職活動の始め方
[最終更新日]2024/06/01
今現在、転職を検討している人の中には、就職して以来、今回が初めての転職になる人もいると思います。
職務経歴書の書き方や転職活動のスケジュールの立て方など、就活のときとの違いに戸惑うことも多いのではないでしょうか。
目次
1)転職活動は、まず何から始める?
転職活動の具体的なステップ
目指す業界や会社の規模に関わらず、転職活動は次の5つのステップに分けて行います。
- STEP1 キャリアの棚卸し/自己分析
- STEP2 企業・業界研究
- STEP3 職務経歴書の作成
- STEP4 応募~面接(2~3回)・内定
- STEP5 退職手続き(業務の引継ぎ)~入社
各ステップについて、詳しく見ていきましょう。
キャリアの棚卸し/自己分析
「キャリアの棚卸し」とは、これまでの自身の経歴を振り返り、「どんなスキルや経験が身についたのか」を振り返ることです。
そこで導いた答えをもとに、「自分は転職してどんな仕事がしたいのか」といった本質の部分について、自己分析を進めます。
企業・業界研究
自己分析により転職で叶えたいことが明確になったら、それを実行できる企業を探していきます。
応募を検討している企業の情報収集・研究をすることは転職活動においても非常に重要なステップです。
「この企業は、こんな人材を求めている」ということが分かっていれば、それに合わせてアピールポイントを強化できますし、より内定獲得への確度は高まります。
職務経歴書の作成
応募企業にあなたの仕事の経歴や強み・志向を伝えるための書類を作成します。
職務経歴書は「履歴書の詳細バージョン」といった認識を持っている人も少なくありませんが、実際は企業へ応募した後の書類選考や面接選考時の重要な参考資料となりますので、面接で話す内容まで考えて記載事項を練っておく必要があります。
職務経歴書は「自分」という人間を知ってもらうプレゼン資料として、見やすさはもちろん、アピールポイントが明確に伝わるよう工夫して記入するとよいでしょう。
応募~面接(2~3回)・内定
気になる企業へ応募し、書類選考を通過したら、いよいよ転職活動の山場である面接へと進みます。
新卒採用時も面接を行ったとは思いますが、中途採用での面接は社会人としてよりシビアな目で見られることとなります。
当日想定される質問についての回答を事前にシミュレーションしておくなどの対策は必須です。
企業によって面接回数は異なりますが、おおよそ2~3度の面接を経て、内定をもらうのが一般的です。
退職手続き(業務の引継ぎ)~入社
現職で働きながら転職活動をする際は、円満退職を目指すためにも退職手続きは並行して行う必要があります。
まれに「どうせ辞める会社なのだから、引き継ぎなどは言われたことだけやっておけばいいのでは?」と考える人もいますが、去り際に悪い印象を残すのはおすすめできません。
現職での必要な手続きを終え退職したら、晴れて新しい職場での生活がスタートします。
以上が、転職活動の大まかな流れになります。
いきなり求人探しに入らず、最初にキャリアの棚卸し/自己分析をやっておくと、迷いのない転職活動をしやすくなります!
転職活動にかかるおおよその期間
転職活動にかかる期間は「平均3ヵ月程度」といわれています。そのうち退社から入社準備の期間は平均4~5週間ほどですので、転職活動開始から内定を貰えるまでの期間目安は2ヵ月程度と見ておくと良いかもしれません。
ただし、転職は「早ければよい」というものではありません。「今後のキャリアプラン、ライフプランを見据えた、最適な職場選びを実現できること」を第一に考え、上記の期間についてはあくまで目安として持っておき、なるべくゆとりを持ったスケジュールで転職活動に臨むのがよいでしょう。
また、退職手続きは業務の引継ぎなど、ゆとりを持って退職予定日のおよそ2~1.5ヵ月前を目安に、直属の上司へ退職の旨を伝えておくのが理想的です。
転職活動にかかる期間は人それぞれ。「早く済ませよう」という意識が強すぎると、焦りや妥協が起きやすくなりますのでご注意ください。
2)初めての転職で最初にやるべき4つのこと
初めての転職となると、まず始めに何から手をつけたらいいのか分からないという人も多いはずです。
そこで、転職活動を始めるなら必ずやっておくべきことを4つの項目にまとめて紹介します。
- 転職先を探す前に、まずは自己分析を
- 「いつまでに転職するか」を決めてからスケジュールを立てる
- 調べながら、希望する業界・仕事内容を明確にする
- 希望する転職先について整理する
転職先を探す前に、まずは自己分析を
自己分析は「転職をすることで何を叶えたいのか」、「そのためにはどんなスキルや経験をアピールしていけばいいのか」といった本質の部分を明確にするために行います。これらを客観的に分析することで、応募する企業へアピールするための自身の強みが見えてくるようになります。
自己分析は以下の4つのステップに沿うとスムーズに進められます。
- STEP1 振り返り(キャリアの棚卸し)
- STEP2 身につけたいスキルの整理(Will)
- STEP3 活かせるスキルの整理(Can)
- STEP4 企業に必要なスキル・資質の把握(Must)
自己分析を通じて見つけた強みやアピールポイントは、きちんと企業側へ伝えられるように自分の言葉で整理しておくことが大切です。
「○○といった考えを大切にしている→なぜなら○○な経験があったから」、「○○を行った結果、○○のような成果を得られた」など、具体的なエピソードがあれば積極的に取り込んでいきましょう。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからのアドバイス① 自己分析について
- 武蔵野
さん -
以前、すでに転職を3度経験している25歳女性のサポートをさせていただいたことがありました。
その方は、自身の「転職回数の多さ」を気にしていて、実際、転職活動も思うようにいかず悩んでいるようでした。悩みの解決へとつながったのは、「これまでのキャリアをストーリーで説明」できるようにしたことです。
「これまでの転職は、これからのキャリアを踏むうえで必要なストーリーだった」ということを分かってもらえるように、転職理由を創っていったのです。納得できるストーリーがあって初めて、企業側は「この人が欲しい」という感情を持ちやすくなりますし、「この人が入ったら、どのように活躍し、成長していってくれるんだろう」というイメージを持ってもらいやすくなります。
ポイントは、あなた自身が「今回の転職は、自分にとって意義のあるものだ」と思えるようにしておくことです
「いつまでに転職するか」を決めてからスケジュールを立てる
前述したように、転職活動開始から内定獲得まではおおよそ「3ヵ月程度」です。
実際にはそれよりもスムーズに進むこともあれば、反対に長期化する可能性もありますが、この「3ヵ月」をふまえてまずは入社したい日から逆算してスケジュールを立てるようにするとよいでしょう。
特に明確な入社日の希望が無い場合はおおよその目安でも構いません。
次に、退職日の目安を定めておきます。
こちらも前述したように、業務の引継ぎなどを考えると2~1.5ヵ月までには、上司へ退職の旨を伝え必要な引継ぎに移れるようにしておきましょう。
「入社希望日」「退職予定日」が決まったら、転職活動に必要な準備期間を決めていきます。
しっかりとスケジュールを立てておくことによって、時間的にも気持ち的にもゆとりを持って転職活動に臨めます。
応募する企業・業界についてしっかり調査し、明確にする
たとえ同じ業界内で転職しようと考えている人であっても、志望する企業と業界の最新情報について調べておきましょう。
新卒のときとは違い、同業他社との力関係や取引先との相関図など、より具体的な業界地図が見えているはずです。
同業他社へ転職するなら、いっそう「なぜその会社なのか」という理由が問われるはずです。未経験の業種へジョブチェンジするのであればなおさら、調べられる範囲のことはできる限り調べておくべきでしょう。
応募予定の企業ホームページや主要な商品についてリサーチしておくことはもちろん、その企業の理念や業界内でのポジションなどについても、調べられる範囲の情報は集めておくとよいでしょう。
可能であれば、実際に顧客として製品やサービスを利用してみるのも有益です。
企業研究でチェックする主なポイント
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経営方針 |
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社風 |
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また、このような情報収集をすべて個人で行うことに難しさを感じる人もいるでしょう。
その際は、自身の目指す業界に詳しい転職エージェントを利用すると、必要な情報を教えてもらえる可能性があります。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからのアドバイス② 企業研究について
- 武蔵野
さん -
企業研究で意識しておくと良いのが、「その会社が、どこに注力し、こだわっているか」です。またそこに共感できるのなら、面接の場でも積極的に伝えるとよいでしょう。
企業側は、「うちの会社を調べてくれているんだな」と感じて好印象を持ってくれるケースが多いです。
少し打算的な言い方になってしまいますが、「ここをくすぐってあげると、喜んでくれそうだな」というポイントを見出しておくのは、効果的な手法だと思います。
企業研究は、はじめに「その企業の何について調べておくか」を明確にしておくと、効率的に進められます。
希望する転職先について整理する
転職先に求めることは、たいてい1つではないでしょう。たとえば、
- もっと幅広い商品を扱いたい(製品・サービス)
- 新規開拓だけでなく既存顧客からの要望もしっかり聞きたい(営業戦略)
- 将来性が感じられる会社で働きたい(経営方針・社風)
- 残業をできるだけ減らしたいと考えている経営者のもとで働きたい(働き方)
転職先に求めることを整理するとは、こうした希望条件に優先順位を付けることです。
今の職場を辞める理由、転職したい理由、次の職場に求めるものは、それぞれ少しずつ(または全面的に)重なっているはずです。
転職先に対して「こうあってほしい」という面と、「これだけは避けたい」という面を明確にしておき、実際に求人に応募する・しないの判断基準にするのです。
この優先順位を明確にしておくことで、求人を探すときの時間短縮にもつながります。
転職サイトで検索条件を設定しておけば、前回と同じ条件で検索できることも多いため、自分にとって最適な検索条件を1つ決めておき繰り返し利用することもできるのです。
大事なのは、これだけは、譲れないという希望条件を持っておくこと。それがあなたの「転職の軸」になります。
3)初めての転職は、転職エージェントを使うべき?
結論から言うと、初めての転職活動をする際は、転職エージェントの利用をおすすめします。
理由は、以下の4点です。
- 転職活動の不明点や不安について相談できる
- 自身の強みやアピールポイントについてアドバイスがもらえる
- マッチ度の高い求人を紹介してくれる
- 企業との間に立ち、スケジュールや条件交渉を行ってくれる
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが担当につき、キャリアについてのカウンセリングや書類添削・面接対策などのサポートを無料で行ってくれます。
転職活動は就職活動の頃とは違い、皆で一斉にスタートするものではなく、一人で行います。
そうした状況で、頼りになる存在がいるとういのは精神的にも大きな助けになるはずです。
キャリアアドバイザーは各企業の人事担当者ともつながりがあるため、個人では知ることのできない企業の詳しい情報についても知れます。
また、キャリアアドバイザー経由で求人サイトには掲載されていない非公開の求人を紹介してもらえる可能性もあります。
非公開求人は応募者も限られるため、比較的ライバルの少ない状態で選考に臨めます。
初めての転職を成功に導くにあたり、転職エージェントの利用は大きなアドバンテージとなるでしょう。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからのアドバイス③ 転職エージェントについて
- 武蔵野
さん -
キャリア相談は、会社の人にはなかなかしづらいものでしょう。そんな時、キャリアアドバイザーの存在はとても有益なはずです。
特に20~30代の若手社会人は、キャリアの道筋は3通りほどしか知らないことがほとんどですが、実際は10本も20本もあるのです。
新たな選択肢を広げるためにも、転職エージェントの利用はおすすめです。ただし、経験の浅いアドバイザーだと、満足のいくサポートを受けられない可能性もあるので、2つか3つほど転職エージェントを併用し、自分に合ったアドバイザーを見極めることも大切です。
4)初めて転職する人におすすめの転職エージェント
マイナビエージェント
20代~30代で「初めての転職」の利用者の多いサービス
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書類添削と面接準備へのサポートが充実しているエージェント。とくに若手社会人への転職支援に強いです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
また、マイナビエージェントは業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。
引用元:マイナビエージェント公式サイト
マイナビエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
求人数 | 約5.8万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。
リクルートエージェント
登録後に「面接力向上セミナー」などの役立ちサービスを無料で利用できる
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「たくさん求人を紹介してほしい」なら、リクルートエージェント!ほぼすべての業種・職種において豊富な求人を取り揃えています。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
支援ツールでは、とくに志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を活用するとよいでしょう。
さきに述べたように、転職先の企業選びは入念な企業研究が欠かせません。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
そのほか、登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
公開求人数 | 約40万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。
doda(デューダ)
担当者から積極的な提案&自分からも求人応募が可能
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豊富な求人と担当の積極的な提案が特徴のエージェントです。「本気でいい求人を探したい!」という人はぜひ登録しておきましょう。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年6月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスに切り替えることもできます。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
公開求人数 | 約24万件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。
マイナビジョブ20’s
保有求人の約8割が「未経験OK」。第二新卒向けの転職エージェント
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ネット上での高評価の評判・口コミの多いエージェントです。20代での正社員化やキャリアチェンジの転職に!
マイナビジョブ20’sは若手社会人に特化した転職サービスです。
今回が初めての転職という人や、社会人としての経験が浅い第二新卒・既卒の人におすすめのサービスです。
社会人経験の浅い人や未経験者向けの求人が充実しており、今回が初めての転職という人も、「経験が浅い」「社会人経験が短い」ことを理由に転職支援を断られることはありません。
実際、マイナビジョブ20’sで紹介される求人の約70%は、「未経験OK」の求人です。
未経験でも意欲を重視して採用する企業を紹介してもらえますので、社会経験を問わず転職先を見つけやすいのが特徴です。
マイナビジョブ20’sの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、神奈川、北海道、大阪、愛知 |
公開求人数 | 約5,900件(2024年6月現在) |
とくに多い職種 | 営業|事務・管理・企画・経営|販売・フード・アミューズメント|美容・ブライダル・ホテル・交通|WEB・インターネット・ゲーム|クリエイティブ|ITエンジニア|電気・電子・機械・半導体|医薬・食品・化学・素材|建築・土木|コンサルタント・金融・不動産専門職・士業など |
転職の方向性が定まっていない人は、登録後に無料で利用できる「Web適性診断」を試してみましょう。診断内容を踏まえ、担当エージェントに相談できます。
目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう
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各分野のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web業界 | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | リーダー・マネージャー | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビIT AGENT |
レバテックキャリア |
ワークポート |
doda X |
JACリクルートメント |
リクルートダイレクトスカウト |
ビズリーチ |
ジャスネットキャリア |
マスメディアン |
クリーデンス |
MS Agent |
エンワールド |
ロバート・ウォルターズ |
メイテックネクスト |
レバウェル介護 |
かいご畑 |
メリット |
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公開求人数 | 約2.1万件 | 約2.5万件 | 約11万件 | 約6.0万件 | 約2.1万件 | 約40万件 | 約14万件 | 約4,000件 | 約4,900件 | 約1,400件 | 約1.0万件 | 約900件 | 約1,900件 | 約1.6万件 | 約23万件 | 約9,000件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2024年11月時点のものです。
特化型転職エージェントでは、利用対象を「実務経験者」に限定している場合が多いです。
サービス登録時に職務経歴・スキルを詳しく書いておくと、よりマッチする求人を紹介してもらいやすくなります。
5)初めての転職でよくある質問【FAQ】
Q1.「最初の会社は3年は勤めるべき」と言われましたが本当ですか?
結論から言うと、転職する理由によって「勤続年数が弱点にならない」ケースと、「弱点になる」ケースがあります。
そもそも「入社してまず3年は働くべき」と言われる背景には、研修期間や指導期間が終わったタイミングがおおよそ3年目以降と考えられているためです。
そのような考えを持つ企業の場合、短期での離職は「忍耐力が無いのでは?」という印象を与えるリスクはたしかにあります。
しかし一方で、3年を待たずに転職をした方がいい場合もあります。
たとえば劣悪な労働環境によって心身に影響を及ぼしている場合や、「さらにスキルアップが目指せる職場で働きたい」というポジティブな理由で転職を検討している場合などが挙げられます。
企業側の納得を得られるような確かな転職理由がある人は、勤続年数に限らず転職活動に踏み切ってみてもよいでしょう。
Q2.20代はどんな理由で転職を考えるのでしょうか?
株式会社マイナビの調べによると、20代の転職理由として最も多いのは「労働条件が良くなかった」というものでした。次いで「会社の将来に不安を感じた」、「満足のいく仕事内容ではなかった」、「人間関係がうまくいかなかった」などの理由が並びます。
こうした「現職への不満」をきっかけに転職へ踏み切るのはまったく問題はありません。
しかし、面接で「前職を退職した理由は何ですか?」と問われた際は、ネガティブな感情よりも「ポジティブな感情」を伝える方が、企業へ与える印象も変わります。
詳しくは、以下の記事をご参照ください。
Q3.転職活動は「現職を辞めてから」と「働きながら」どっちがいいですか?
転職活動は、なるべく「働きながら行う」ことをおすすめします。
一見すると現職を辞めてから転職活動を始めた方がたっぷり時間を取れるようにも思えますが、収入のない期間が発生してしまいます。
転職先がスムーズに決まれば問題はないかもしれませんが、求人の数や企業の採用状況は刻々と変化していますので、生活や気持ちのゆとりを持つためにも、収入源は確保しておくべきでしょう。
Q4.「転職をしやすい時期」はあるのですか?
年間を通して見ると、新年度を見据えた組織強化をしたい企業の多い2月・3月と、下期に向けた採用活動をする企業が多い8月・9月に求人が増える傾向があります。
しかし、同時に転職者の数も比例して増える傾向があるため、必ずしも「転職がしやすい」というわけではありません。
ベストな時期を見計らうよりは、業界調査や求人情報の収集をコンスタントに行い、「いつでも転職活動を始められる」という状態をキープしておくことが大切です。
Q5.転職サイトと転職エージェントに違いは何ですか?
一言で言うと、転職サイトは「自力で求人を探し、応募する」、転職エージェントは「キャリアアドバイザーからのサポート・求人紹介を受けながら進める」という違いがあります。
自身のペースで転職活動を進めたい人には転職サイトを、サポートやアドバイスを受けながら転職活動を行いたい人は転職エージェントをおすすめします。
また、「キャリアアドバイザーのサポートを受けつつ自分でも求人を検索したい」という人は、転職サイトと転職エージェントの両方を利用するのも効果的です。
まとめ)初めての転職活動の成功は「事前準備」がカギ!
転職ノウハウの中には、「転職成功者は平均〇社応募している」「少しでも興味があればどんどん応募したほうが成功率は上がる」という意見も見られます。
しかし、この記事で触れてきたように、転職活動の成功はこうした数値で決まるのではなく、「どれだけの準備を行えたか」にあります。
やみくもに数だけ応募したとしても選考過程で準備不足が露呈してしまい、結果的に選考通過率を下げてしまうおそれもあります。
転職活動のゴールは「内定獲得」ではなく、「この会社に転職してよかった」と実感できることです。
真の意味で転職活動を成功させるためにも、応募以前の事前準備をしっかりと固めておきましょう。