ITエンジニアの職務経歴書の書き方と注意点まとめ【テンプレート・見本付き】
[最終更新日]2024/09/17
転職の際、「職務経歴書の書き方が分からない」「書類選考で落とされることが多い」と悩むITエンジニアの方は多いと思います。
ITエンジニアの職務経歴書が厄介な点は、以下の2点が挙げられるでしょう。
- エンジニアとしての活動は、具体的な成果・数値に落とし込みづらいことが多い
- 職務経歴書を読む人が、必ずしもエンジニアの知識を持っているとは限らない(非エンジニアにも分かるように書く必要がある)
このように、ITエンジニアが職務経歴書を作成する場合には他職種とは違った注意が必要になります。
目次
1) ITエンジニアの職務経歴書で重要視されるものとは?
真っ先に見られるのは技術的スキル
ITエンジニアは技術職ですので、採用担当者が職務経歴書を見て真っ先にチェックするのは言うまでもなく「スキル」です。
開発言語や携わってきたプロジェクトの内容、規模などが求めるレベルに合致しているかどうかが最も重要視されると考えて間違いありません。
ただし、ここで1つ大きな落とし穴があるので注意が必要です。
ITエンジニアの多くは、自分が携わってきた開発分野や得意分野の技術に対して愛着を持っています。
そのため、自分が現状持っているスキルや過去の経歴を羅列して「これだけ書かれていれば十分説得力があるだろう」と安心してしまう傾向も見られます。
実は、採用担当者が見ているのはエンジニアの「これまで」だけでなく、「今後の成長性」に対する期待値も重視していることが少なくありません。
入社後よりいっそう技術レベルを高めるべく、自発的に課題を見つけて学び続けられる人物かどうかを見ているのです。
携わってきた仕事を羅列するだけでなく、自ら考えて課題を発見し、改良や改善を加えてきたのが伝わることがとても大切です。
ITエンジニアに求められる「コミュニケーション能力」とは?
ITエンジニアにもコミュニケーション能力が求められるとよく言われます。
とくに経験を積んだエンジニアにとっては、外部折衝やマネジメントといった人と関わる仕事が増えていくだけに、コミュニケーション能力はよりいっそう重視されるのです。
しかし、この「コミュニケーション能力」は解釈を誤りやすいビジネススキルの1つとも言えます。
ITエンジニアにとって必要なコミュニケーション能力とは、伝えるべきことを端的に、かつ正確に伝えられる力や、チームやプロジェクトをまとめるのに役立つ力のことを言います。
決して愛想がいいとか、社交性があるといった類の能力のことではないのです。
とくに職務経歴書に記載するのであれば、「コミュニケーション能力がある」といった曖昧な書き方ではなく、それによってどのようにチームをまとめてきたか、その結果どういった成果に結びついたか、といった具体的な成果につながったことが分かるように書くことが重要になります。
2)職務経歴書を書くとき、特に意識しておきたいこと3点
「プロジェクトの全体像」が伝わるようにする
ITエンジニアが「職務経歴」と聞くと、開発で使用してきた言語や開発環境を詳しく記載するイメージがあるかもしれません。
しかし、実は重要度が高いのは「どのレベルの仕事まで経験してきた人なのか」という点です。
- 割り振られた仕事を、「仕様書通り」にこなしていた人
- 「プロジェクトの目的や全体像」を理解して仕事をしてきた人
職務経歴書を一読して、上のような印象を持ったエンジニアが1人ずついたとしたら、「この人を採用するべきだ」と高く評価されるのは明らかに後者のエンジニアでしょう。
企業は採用コストを費やして人材を募集・選考して採用するわけですから、与えられた「作業」をこなすのに精一杯の人ではなく、自発的に考えて動ける人材を求めているのです。
プロジェクトの全体像を把握していたことをアピールするには、「プロジェクト概要」「業務内容」を詳述する必要があります。
これらの項目の記載事項が薄くならないよう、しっかりと内容を練っておきましょう。
ITエンジニアの転職は、ポートフォリオも用意した方がよい?
ITエンジニアのポートフォリオは、応募者自身のスキルや実績をアピールするものです。職務経歴書や自己紹介書に書かれている内容の裏付けとなりますので、可能な限り用意した方がよいでしょう。
実務経験の豊富な人は、これまで参加したプロジェクトやその内容、作成したアプリやサービスなどをポートフォリオで紹介します。
まだITエンジニアとしての実務経験のない人は、新たにプログラムを作成し、Web上にアップしておきます。
また、GitHubを利用している人はそこで公開設定したソースコードをポートフォート代わりにできます。
ITエンジニアのポートフォリオについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
設計・開発の経験は、分かりやすく整理する
職務経歴書に記載するのは自分がこれまで携わってきた開発の経験なので、自分にとっては「当たり前」のことです。
ところが、初めて読む人にとっては未知のことばかりですので、「このぐらいは何となく想像できるだろう」と思わずに、ていねいで客観的な書き方を心がけましょう。
たとえば、「設計」「開発」とだけ書かれていても、具体的に何の設計・開発をしたのか伝わりません。
クライアントサイドとサーバーサイドのどちらなのか、既存システムを改修したのか新規で開発したのか、といった基本的な情報をきちんと書きましょう。
また、細かく正確に伝えるべきことと、あまりこだわり過ぎないほうがいいことがありますので注意しましょう。
たとえばどのバージョンの言語で開発していたのか、といったことは重要な情報ですので詳述するべきですが、開発ツールやミドルウェアについては経歴を紹介する上でさほど重要でない場合もあります。
読む人にとって見やすいよう、情報を整理して書くことも大切です。
採用担当者が最も知りたいのは直近の経験ですので、時系列で古いものから書くよりも、直近のプロジェクトから新しいもの順に書いていったほうが読みやすくなります。
応募先企業に合わせた強みを書く
応募先企業の開発分野や職種が前職までと同じなのか、あるいは違うものになるのかによって、職務経歴書の書き方も変える必要があります。
同じ分野・職種であれば、これまでの経験とスキルをいっそう伸ばしていく方向でアピールすべきですし、異なる分野・職種であれば活かせそうな経験・スキルを優先的に記載すべきです。
マネジメント職を目指していきたいのであれば、リーダーやサブリーダーとして担ってきた役割を具体的に書き、どのような点にこだわって管理・育成に携わってきたのかをアピールしましょう。
顧客と直接の折衝をする立場を目指したいのであれば、これまで開発に携わってきた中でニーズをどう捉えてきたのか、ユーザーの反応や顧客からのフィードバックを開発にどう活かしてきたのか、といったことに触れるといいでしょう。
このように、応募先企業や職種によってアピールポイントは大きく異なります。
同じ職務経歴書をそのままテンプレートとして使い回すことのないよう、応募先ごとに内容をよく練ってから提出することが大切です。
3)職務経歴書を書くときの注意点
応募企業の事業調査は必須
職務経歴書は書類選考通過後の面接においても重要な意味を持ちます。
面接の際に担当者が見る資料が主に職務経歴書となることも多く、面接で何を聞かれるか、どの点を強調して伝えたいのか、といったことを職務経歴書の作成段階で考えておく必要があります。
職務経歴書の作成は、いわば面接のシナリオ作りなのです。
職務経歴書の志望動機を記載するにあたって、応募先企業の事業内容を調べておくことは非常に重要です。
必ずしも「貴社のサービスを以前から利用しており…」などと書く必要はありませんが、どういった事業展開をしており、入社後はどのサービスの開発に関わりたいのか、といったことはイメージしておくべきでしょう。
事業内容をよく知らずに応募したことが伝わってしまうと、志望の本気度が低いと判断される可能性があります。
「コミュニケーション力」をアピールポイントにするときは要注意
まず、「コミュニケーション力」をアピールポイントに書く人はとても多いので、ここをアピールしても採用担当者の目にとまりにくいことを知っておきましょう。
ある成果をあげるためにコミュニケーション力が大きく貢献した、といったように、明らかにコミュニケーション力をアピールしたほうが効果的な場合を除いて、安易にアピールポイントにしないほうが無難です。
コミュニケーション力をアピールポイントに挙げる人が多い理由は、「書きやすい」からです。
単に「コミュニケーション力がある」とだけ書くのであれば、具体的な状況や成果を書かなくて済む代わりに、何も伝わらないアピールポイントになってしまいます。
コミュニケーション力をアピールする場合は、「誰と」「どのような状況で」「どんな成果につながった」といった具体的な書き方をしましょう。
具体的な状況を書きにくいのであれば、コミュニケーション力とは別のアピールポイントを探したほうがいいかもしれません。
長時間勤務や連勤をアピールしない
ITエンジニアとしての最大の人材価値は技術力にあります。
何らかの問題が立ちはだかったとき、解決するために必要なのはスキルであって、「体力」や「根性」ではありません。
「自分がいかに今の職場で頑張ってきたか」をアピールしたいあまり、「月〇〇時間の残業をこなした」「土日を返上して対応した」といったことを書きたがる人がいますが、こうした表現は逆効果と考えて間違いないでしょう。
応募先の企業で長時間労働とそれに伴う残業手当の膨張が問題視されている可能性も全くないとは言い切れません。
反対に、体力と根性でピンチを乗り切れる人を積極的に採用したいと考えている会社であれば、職場環境の面で入社後の働き方が心配です。
ブラック企業対策の意味でも、長時間勤務や連勤をアピールするのをやめておきましょう。
書類のファイル形式は統一する
応募書類の形式に指定がなければ、1ファイルのPDFにまとめて送るようにしましょう。履歴書と職務経歴書が別のファイル形式で作られていたり、2ファイルに分かれていたりすると、受け取る側が保存するときや印刷するときにひと手間増やさなくてはなりません。
また、採用担当者がどのような環境でファイルを開くか分からないため、OSの違いやソフトのバージョンに左右されにくい形式のほうが無難です。
書類としての扱いやすさや読みやすさにしっかりと配慮されていることが伝われば、好印象を持ってもらえる可能性もあります。
SNSアカウントは名刺代わりに紹介しておく
GitHubやQiitaといったエンジニア向けSNSアカウントは名刺代わりになりますので、むしろ積極的に職務経歴書に記載して紹介しましょう。
エンジニアとしての活動の様子が伝わりやすくなり、入社後の配属チームや担当プロダクトを考慮してもらえるかもしれません。
また、FacebookやTwitterのアカウントは教えたくない人も多いかもしれませんが、実名登録しているSNSであれば簡単に本人が特定できますので、自己紹介を兼ねて自分から知らせてしまってもいいでしょう。
4)職務経歴書のテンプレートと見本のダウンロード
ITエンジニアが応募時に参考にしやすい職務経歴書のテンプレートをご紹介します。
テンプレートと合わせて見本も紹介していますが、自分の経験や応募先企業の事業内容に合わせて内容をしっかりと練っておくようにしましょう。
職務経歴書としての体裁など基本的なことを押さえた上で、自分の言葉でアピールできることが重要です。
テンプレートと見本をひととおり確認したら、自分の言葉で職務経歴書を書いてみましょう。
職務経歴書のテンプレートと見本
各項目を記入する際のポイント
1.職務経歴概要
職務経歴概要には、これまで担当してきた仕事について要点を絞って書きます。
採用担当者は職務経歴書を上から順に読んでいくため、転職の経験がある人はここで職歴を整理して示しておくと伝わりやすくなります。
【見本】職務経歴概要の記入例
大学を卒業後、20yy年、〇〇〇株式会社に入社しました。
入社後の2年間は、主に社内Webサービス向けのフロントエンド、サーバーサイドの開発・運用に従事してまいりました。
近年は新規事業として立ち上がったAndroid・iOSアプリ開発チームのチームリーダーとして従事し、企画・ディレクション・開発業務も兼任しております。
2.得意とする分野・スキル
得意とする分野・スキルは具体的に書きましょう。また、初めて読む人にとって分かりやすい表現になっていることが重要です。
社内で使われている独特の用語、特に異業種に応募する場合は業界特有の用語が使われていないかチェックしましょう。
思いつくままに書くのではなく、アピールしやすいものから優先順位をつけて挙げていくようにしましょう。
【見本】得意とする分野・スキルの記入例
3.職務経歴
職務経歴では、「いつ(When)」「どこで(When)」「何をしてきたか(What)」が明確になるように意識して書きます。
また、成果・実績は出来るだけ詳細に書くことを意識します。
【見本】職務経歴の記入例
4.職務経歴-業務の経験から得たもの
経験・実績のうち、特にアピールしたいものについて詳述しましょう。面接の柱となる重要なところです。
エピソードをまじえるなどして、読んだ人が具体的にイメージできるように書くのがポイントです。
【見本】職務経歴-業務の経験から得たものの記入例
開発業務においては、各環境・言語の知識習得だけでなく、「顧客(エンドユーザー)の求めるサービスは何か」を意識した企画開発の重要性を学びました。
また、チームリーディング業務においては、様々な意見発信者の想いや意向をまとめ融合していくことにより、チームの関係性を高めるだけでなく相乗効果的な成果が見いだせることを経験できました。
これまでの経験で、開発スキル・コミュニケーションスキル共に相応の蓄積ができたと自負しております。
5.志望動機
自分ができること、今後やってみたいことをできる限り両方とも伝えましょう。
募集企業の提供するサービスと自身の興味・関心の「共通点」を提示し、明確な動機が伝わることを意識すると良いでしょう。
採用担当者は「この人を採用した場合に得られるメリット」を考えた上で合否を決めます。あなたを採用することで企業側が得られるメリットを意識して書きましょう。
【見本】志望動機の記入例
1.皆のアイデアを融合して、一つのサービスを創り上げていく機会をより多く持つために
私は、現職でのリーディング業務で培ったチームビルディング力と、従来の「モノづくり」への熱意を最大限発揮できる環境を求めて、今回御社の求人に応募させていただきました。
貴社の「皆のアイデアを融合して、一つのサービスを創り上げていく」という事業コンセプトに惹かれました。前職は異業界ではありますが、これまでに培った経験を最大限発揮できればと思っております。貴社でマーケティング観点も身につけ、より多くのお客様に有益な時間と感情を提供するサービスを多く産み出していきたいと思っています。
2.私個人の更なる「成長」と、貴社への「価値提供」を目指して
社内育成制度が充実された貴社の育成体制に強い関心を持ちました。私自身、これから更にスキル面だけでなく人間性、リーダーシップにおいても貴社と共に成長していければと思っております。
また、ゆくゆくは新人・後輩の育成も担い、スタンス・スキル両面からの成長を手助けするとともに、これまで私が経験したノウハウも伝えていき、貴社の組織力向上に役立てられればと考えております。
5)転職エージェントで職務経歴書のアドバイスをもらうのもおすすめ
自分が書いた職務経歴書がどれだけ人に伝わるものになっているのか、自分だけで判断するのはなかなか難しいところがあります。
知人や家族など、自分以外の人に職務経歴書を読んでもらい、分かりにくいところや伝わりにくいところはないか、第三者の目で見てもらったほうがいいでしょう。
転職市場でプロとして活躍している転職エージェントのキャリアアドバイザーにアドバイスしてもらうのも、職務経歴書をブラッシュアップする上で有効な方法と言えます。
転職活動の際には、多くの人が「転職エージェント」を利用しています。
その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。
ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。
上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。
それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。
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マイナビIT AGENT
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ITエンジニア公開求人数 | 約1.9万件(2024年9月現在) |
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ユニゾンキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・関西(大阪府) |
プログラマー・Webエンジニアの公開求人数 | 約1.0万件(2024年9月現在) |
リクルートエージェント
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転職を有利に進める支援ツールが多数!「正しい転職活動の進め方」を知りたければリクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントは国内No.1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2024年9月のITエンジニア向け公開求人数は10万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
とくにアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、フロントエンドエンジニアの求人紹介および転職支援に強みがあります。
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たとえば、リクルートエージェントではITエンジニア関連の職務経歴書のサンプル(見本)を12種類揃えています(2024年9月現在)。
プログラマーやSE、インフラエンジニア、社内SEなど、エンジニア職種に合わせて見本を確認できるのです。
また、担当アドバイザーもITエンジニアの職務経歴書の書き方について有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、福島、東京、埼玉、千葉、栃木、群馬、神奈川、新潟、静岡、石川、岐阜、滋賀、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、加賀、愛媛、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約10万件(2024年9月現在) |
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エンジニア経験のある担当からのサポート!選考通過率の高さでも定評のあるエージェントです。
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レバテックキャリアの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、神奈川、大阪、福岡 |
エンジニア公開求人数 | 約2.5万件(2024年9月現在) |
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dodaエンジニアIT経由のスカウトメールを見ることで、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について確認できるでしょう。
なかには書類選考無しの、「面接確約」のスカウトメールもあります。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、「スカウト・オファーを沢山ほしい」という人は、レジュメ内容を充実させることをおすすめします。
dodaエンジニアITの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
エンジニア求人数 | 約5.7万件(2024年9月現在) |
まとめ)ITエンジニアの職務経歴書は、採用担当者の「心に残ること」を意識しよう!
職務経歴書を読む採用担当者も人間です。
ありきたりな文言が並んだ書類に目を通すよりも、「キラリと光るもの」を持つ人の応募書類を目にしたときのほうが、「この人に会ってみたい」「いちど話してみようか」と思ってもらえる可能性が格段に高くなるはずです。
採用担当者は日々大量の応募書類に目を通していることを忘れずに、読みやすさや伝わりやすさに気を配ることも大切です。
採用担当者の「心に残る」職務経歴書を作成できれば、書類選考や面接を勝算のあるものへと変えていけるでしょう。