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SIerのスマホ開発。一念発起で受けた転職面接の後、私が言われたことは。|私の転職体験談

ごん さん(男性 42歳 神奈川県)
まあまあ成功、
ちょっと失敗

転職前

BEFORE
職業
システム会社
職種
SIer QAエンジニア
従業員規模
180人
年収
360万円

転職後

AFTER
職業
システム会社
職種
SIer
従業員規模
360人
年収
500万円

目次

ごんさんの転職ストーリー

1これまでの私

職業、中堅SIer。

PCで作業をするSIerのイメージ

転職を検討し始めたのは2018年の秋頃です。
その1年後に、実際に転職をしました。

転職前はシステム開発会社で、スマホ端末のシステム評価を行っておりました。

SIerでしたので、スマホのシステム開発をしている会社に派遣され、派遣先の現場で業務をするという流れです。

SIer(システムインテグレーター)とは

クライアントのシステム開発や運用などを請け負うサービス事業者のこと。
委託先の会社に出向して業務をすることもあります。

当時の職場には、会社から私以外に3名派遣しており、私はそのメンバーのまとめ役でした。

業務内容については特に不満もありませんでした。
若い頃は専門スキルの習得に苦しく感じるときもありましたが、経験する年数を重ねていくと自然とスキルは身につくものです。

今は若かりし頃の私と同様に試行錯誤している部下に対してレクチャーをして(ときには敢えて何も説明せずに苦労や失敗の経験を積ませたり)、ただ一日一日の業務を進めていました。

家族構成は、妻と7歳の男の子、5歳の女の子の4人家族です。
3年前に中古で購入したマンションに住んでいます。

妻とは共働きです。
これから子ども2人の教育費がどんどんかかってきますので、毎月貯金の目標額を決めて取り組んでいます。

2転職のきっかけ

月日の経過とともに、賞与額が減っていった。

賞与額が減っていく職場イメージ

「転職しよう」と思ったきっかけは、金銭面の要因でした。

2016年頃から、会社の離職率が高まってきて、──よく聞く話ではありますが、「有望な社員ほど、先に会社を去っていく」、そんな状況が続きました。

当時の会社は社員の一人ひとりが売り上げを創っていくというスタイルの会社でしたので、直接事業に関わる社員が減れば、その人が優秀な人材であればなおさらのこと、売り上げは減っていきます。

特に大きく影響したのは賞与でした。
4年前にマンションを購入して、これからローン返済を頑張ろうという時に、会社の賞与はどんどん減っていってしまったのです。

あるとき、人事から「毎月の基本給について、全社員一律で下がる」という話を聞かされた時、

(この会社に、もう長くいるべきではない)

と、思うようになりました。

3転職活動中

自分の「可能性」を確認したい。チャレンジしたい。

転職のキャリアを悩むイメージ

転職しようと思ったその頃、同業の知り合いから「良かったらうちの会社にこないか」と誘われました。
同じような業務で、かつ年収は一定の希望額を約束して頂けるということでした。

非常にありがたいお話でした。ですが、

(いちど自分自身でも転職活動をして、可能性を確認したい)

という気持ちがありました。

誘っていただいた方にその気持ちを伝え、私は転職エージェントに登録して転職活動を始めました。

利用したサービスはリクルートエージェントです。

担当の方に転職の基本的な進め方・スケジューリングを教えてもらい、プロフィール作成や応募時の理由の書き方などのレクチャーを受けました。

私がチャレンジした会社は1社のみ。スマホ開発で有名な開発会社でした。

「本当に入りたい」と思える会社に、本気でチャレンジしてみようと。

リクルートエージェントの担当さんのフォローの甲斐もあって、書類選考は通りました。

そして一次面接に向けて、エージェントの方から模擬面接を行ってもらい、また「ちょっとした挨拶などのしぐさも観ておくと良い」と面接の参考動画を紹介してもらいました。

私自身も面接の準備にしっかり時間を掛けました。
印象を与える自己PR、これまでの職務経歴や志望動機について、何度も頭の中でシミュレーションして、実際に声に出して練習を行いました。

面接当日、若干の緊張はあったものの練習の成果を充分に発揮した受け答えができたと思いました。これ以上の問答がないところで面接は終了となり、手応えも感じました。

3日後にリクルートエージェントの担当さんからメールで連絡があり、

残念ですが、採用には至りませんでした。

理由としては、「転職してから、具体的に何をしたいのかが伝わらなかった」というコメントを頂いています。

とのことでした。

メッセージを読んで、たしかに私はその会社に入ること自体を目標としていて、先のことはほとんど考えられていなかった──ということに気付きました。

4転職後

転職後の新しい職場で、待ち受けていた環境は。

転職後のSIer職場のイメージ

結局、知り合いの方に誘われた会社に入社することとなりました。

新しい職場は、前職と同じSIerです。
スマホ開発の案件がメインでしたので、前職で得た知識や経験をそのまま活かせました。

同僚の人たちは私の経験を買ってくれ、「こういう時、前の会社ではどうしていました?」といった質問をしにきてくれたりしました。
おかげで、早いタイミングから社内メンバーとのコミュニケーションは円滑に、育まれていったと思います。

誘ってくれた知り合いの方の根回しもあったのかと思いますが、とても入りやすい環境でした。

◇ ◇ ◇

新しい会社では、「効率化」や「ミスを減らす」ための取り組みに非常に力を入れています。
具体的にどう効率化やミス削減をしていくかというと、「自動化」。つまり、システムの効率化やミスを減らすためのシステムを作る、ということです。

その際に先輩社員から「Pythonを学んでおくと良い」と言われて、久しぶりに私もプログラミングについて勉強する機会を持ちました。

業務の合間に勉強時間を見つけて、試しにプロトタイプを作ってみて同僚に見てもらったり──、もともとプログラミングは好きでしたので、なかなか楽しさもありました。

5その後、どうなったか。

今回の転職を振り返って。

エンジニアの職場イメージ

今回の転職を行って思ったことは、「培った経験の大切さ」です。

前職とほとんど同じ内容の仕事ではあったということもありますが、新しいことを始める際も長年経験して得た知識やスキルが「意外なところで役立つ」と感じることが多かったです。

そして、なにかひとつでも「この部分は分かる」という取っ掛かりがあると、大抵の業務はすんなりできるものです。

こうした経験の蓄積は止めることなく、今後も知識・スキルに還元していけるよう続けていきたいと思いました。

また、転職活動では目指した会社には入社できませんでしたが、今思うと現在の会社で良かったと思っています。

理由としては、「おそらく今の会社の方が楽だったろうから」というのが一番の理由ではありますが、それよりもここで頑張ればお誘い頂いた方への恩返しにもなるなと思ったからです。

思えば、年収も前の会社から大分上げて頂きました。
そして、現在は働きやすい職場環境を提供してもらっており、感謝してもしきれません。

仕事で貢献して恩返しできるように、日々の業務をコツコツと進めていきたいと考えています。

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