『みんなの転職「体験談」。』
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もうここでは働きたくない!ブラックな印刷会社からメーカー事務へ【転職体験談】

転職前

BEFORE
職業
印刷会社
職種
DTP制作
従業員規模
30人
年収
280万円

転職後

AFTER
職業
メーカー
職種
事務
従業員規模
1100人
年収
264万円

目次

マユミさんの転職ストーリー

1これまでの私

カタログ制作の印刷会社で管理職に。

カタログ制作会社で管理職に。

通信販売の商品カタログを制作する印刷会社で、企画や編集、制作管理などの業務に携わっていました。
私はそこで管理職を務めていました。

参考:カタログ製作の印刷会社の主な仕事内容

仕事内容 詳細
企画・デザイン
  • カタログのコンセプト策定
  • レイアウトデザイン
  • 商品やサービスの魅力を引き出すデザイン
編集・コピーライティング
  • 商品説明文の作成
  • キャッチコピーの作成
  • 誤字脱字チェック
写真撮影
  • 商品写真の撮影
  • 撮影スタジオの手配
  • 写真のレタッチ・加工
印刷前準備(プリプレス)
  • デザインデータの確認・修正
  • カラープルーフの作成
  • 印刷用フィルムの作成
印刷
  • 印刷機のセットアップ
  • カラーマッチング
  • 本印刷の実施
後加工(ポストプレス)
  • 製本(綴じ加工)
  • 折り加工
  • トリミング・カッティング
検品・品質管理
  • 印刷物の検品
  • 品質チェック
  • 不良品の排除
納品・配送
  • カタログの梱包
  • 納品先への配送手配
  • 納品書の作成
営業・顧客対応
  • 顧客からの要望ヒアリング
  • 見積もり作成
  • 進捗管理・報告
アフターサポート
  • クレーム対応
  • 改訂版の提案
  • フィードバックの収集

元々、人を引っ張っていくような性格ではないので、苦労も絶えませんでした。

仕事自体も、人間関係のトラブルが頻発したり、上司と部下との板挟みの日々で、心も体も疲れ果てていました。
最初はやりがいの持てていた仕事も、徐々に意欲を失っていきました。

趣味はライブに行くことでしたが、管理職になってからは忙しくて時間も無くなり、友人たちとも時間が合わなくなっていきました。

(給料が下がってもいいから、もっと楽な環境で働きたい!管理職なんてやりたくない!)

そんな思いを募らせていきました。

2転職のきっかけ

次々と辞めていく部下たち

カタログ制作会社で管理職に。

転職のきっかけは、部下が次々に退職していったことです。

部下

「残業が辛くて…」

部下

「仕事が忙しくて休む暇がありません」

皆、口々にそう言って去っていきました。
そんな部下の姿を見ているうちに、たしかに今の働き方はおかしいと思うようになったのです。

当時の会社は残業代が出ないのは当たり前、繁忙期には休日出勤が義務付けられます。

管理職としての立場上、会社の方針には従わなければなりませんが、私としては部下を休ませてあげたいですし、きちんと残業申請は通したいと思っていました。
それでも、

上司

「終業時間内で仕事を終わらせられない方が悪い。休日出勤も一緒」

上司はそんな考え方なのです。

部下が辞めていくのは当然だと思います。
しかしその分のしわ寄せがすべて私に回ってきました。

もう限界だ。そう思って転職を決意しました。

3転職活動中

孤独な転職活動。

孤独な転職活動。

転職活動は前職を辞めてから始めました。
前職の勤務形態では、とてもじゃないですが転職活動の時間は取れなかったので。

転職に際しては「indeed」というサイトを利用しました。
事務職 正社員」の条件でネット検索したところ、このサイトが真っ先に出てきたためです。
実際に、質の良い求人がたくさん載っていました。

実を言うと、私は以前から何度か職を変えていたので、「また?」と思われるのが気が引けて、両親や友人にも相談できませんでした。
生活費も切り詰めての、苦しい転職活動でした。

一人ですとどうしても(どこにも受からなかったらどうしよう…)という不安も襲ってきます。

しかし運が良かったのか、応募先の企業から一社、面接のお報せが届き、無事に採用が決まったのです。
管理職の経験があったことや、PCスキル、電話応対なども問題ないと判断されたのが大きかったのかもしれません。

それから1ヵ月経った頃、事務職の求人応募から内定を頂けて。転職活動を終えられ、安心しました。

4転職後

はじめての事務職の仕事。出だしは好調。

新しい職場で、待ち受けていた状況は。

今の会社には、まだ勤めて1ヵ月しか経っていません。ですが、前職に比べる、はるかに気持ちが楽です。

仕事内容は、伝票の整理だったり消耗品の管理・発注、来客対応などです。

PCのOfficeツールは問題なく使えていますし、その他の業務も前職で経験済みでしたので、仕事自体はすぐに慣れました。

参考:事務職の主な仕事内容

仕事内容 詳細
データ入力・管理
  • 顧客情報や商品情報の入力
  • データベースの更新
  • ファイルの整理
文書作成・管理
  • 報告書や議事録の作成
  • 文書のファイリング
  • メールの作成・送信
電話・メール対応
  • 顧客からの問い合わせ対応
  • 電話の取り次ぎ
  • メールの返信
備品管理
  • 事務用品の在庫管理
  • 必要な備品の発注
  • 備品の整理・補充
その他の庶務
  • 郵便物の仕分け・発送
  • 社内イベントのサポート
  • 各種手続きのサポート

反対に、人間関係には面倒くささを感じます。
上司が、次から次へと仕事を投げてくるのです。

一般社員としての採用でしたが、また管理職として激務の日々になるんじゃないかと、戦々恐々としています。

また、社員は若手が多いので、同世代のいない職場は、なんだか少し気まずさもあります。

5その後、どうなったか。

管理職から事務職に転職して、今思うことは。

転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。

今回の転職で感じたことは、「30代でも未経験・正社員になれる」ということ。
プロのエージェントのサポートなしでは絶対にうまくいかないだろうと思っていたので、その点は意外でした。

(まだまだ可能性はあるんだ)

と自信を持てました。

後悔していることは、給与が下がってしまったこと。
賞与は実績次第、という会社ですので、やや心配ですね。

もう少し吟味してから転職を決めた方が良かったかな、とも思います。

◇ ◇ ◇

給与を上げるためには役職に就くのが一番だとは思いますが、これはちょっと悩みますね。

もしくは今よりもっと条件の良い会社に転職してみるか…ですかね。
やはり将来の安心のためには、もう少し給与が欲しいところです。

事務職に関する資格を保有しておくと何かと便利だと思いますので、勉強も始めたいと思います。

あんまり職を転々とするのも良くないと思いますし、様子を見ながら、今の会社でコツコツと働いて行こうと思っています。

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