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経理・会計職の、35歳からの転職活動。「つまらない人」は返上できるか|転職体験談

転職前

BEFORE
職業
運輸業
職種
経理・財務
従業員規模
約300名
年収
450万円

転職後

AFTER
職業
運輸業
職種
経理・会計
従業員規模
約3,000名
年収
600万円

目次

トーミンさんの転職ストーリー

1これまでの私

「あなたって、つまらない人ね」と言われて。

イメージ:経理・会計職で働く30代男性

転職を達成したのは、今から8年前の2015年のことです。

当時、私は35歳。新卒で入社した会社に、経理・会計としておよそ13年継続して勤務しました。

仕事に対しては、これといったやりがいはありませんでした。

生活できるだけの給料を得られれば、それ以上は望まず、仕事に刺激を得たいという思うこともなく、毎日決まりきった仕事をこなしていました。

33歳の時に職場で出会った女性からは、

女性

なんか、つまらない人ね

と言われました。
おかしなもので、結局その女性と結婚することになりました。

その女性が──現在は妻ですが──妊娠して、ようやくひとつ私に目標らしい目標ができました。
それは、「家族が生活しやすい環境にしていく」ことでした。

2転職のきっかけ

給料を、もっと上げたい。

イメージ:貯金を溜めていく様子

妻が妊娠して、そろそろ産休を取ろうかという話になったときに、私は転職を考えるようになりました。

当時の私の年収は480万円。
仮に妻が子育てに専念することになった場合と、これから子どもの教育費がかかることを考えて、給料をもっと上げたいと思ったからです。

それから、当時(2015年)はちょうど転職エージェントのサービスが活況を見せていた時期でした。

テレビCMから交通広告まで、転職エージェントの宣伝を見ない日はなかったくらいです。
私の気を引いたのは、「転職エージェントを利用して、〇〇万円年収アップしました」という謳い文句です。

転職でそんなに年収が上がるのなら、チャレンジした方がよいのではないだろうか──。
そんな思いが毎日頭をよぎり、とうとう私は転職活動に踏み切ったのでした。

3転職活動中

経理・会計職での「年収アップ」を目指して。

イメージ:転職面接を受ける30代男性

転職活動は、1年かけて行いました。

はじめは大手の転職エージェントを利用したのですが、紹介される求人があまり合わず、また担当者があまり私の希望する職種に明るくない印象があり、あまり積極的に求人応募できなかったのが長引いた理由です。

あとは、現職で働きながらの活動だったこともあります。
毎日、仕事終わりにエージェントから届いた求人紹介のメールをチェックして、企業を調べるという流れで進めました。

とうぜん、希望に合う求人がなければ進行はそこでストップです。
最初の4~5ヵ月は3歩進んでまた3歩下がるような、なんとなくしっくりこない感じでした。

利用するサービスを変えてみた方が良いかもしれないと思い、私の希望職種の経理・会計への転職に強いとされる「MS-Japan」に登録しました。

結果、これが良かったです。

担当のアドバイザーの方は経理・会計分野の転職市場に精通しており、私のリクエストをしっかり理解していただいたうえで、求人をピックアップして紹介してくれました。

また、担当アドバイザーの方と私との相性が良かったのも、幸運だったと思います。
話しやすく、親身になって支援をしてくれているのがわかる、信頼感のあるかたでした。

その方とは、転職を終えた今も、時々やり取りをしています。

転職エージェントをMS-Japanに変えて3ヵ月経った頃、希望する経理・会計のポジションで一社内定をいただき、そこに決めました。

4転職後

転職後の新しい職場で、待ち受けていた環境は。

イメージ:経理・会計職として働く男性

転職後の新しい職場は、前職と同じ運輸業の経理・会計職です。

仕事内容は、転職前と大きく変わりませんでしたので、比較的スムーズに取り組めました。

苦労したことと言えば、会計システムが異なるため、システムの使い方や運用方法を覚えるのに手間取ったくらいです。

また、経理部門の中堅メンバーということで、はじめから部下が2人ついたのが印象的でした。頼りないふるまいはできないと緊張感があったのを覚えています。

幸運なことに、職場環境はとても恵まれていました。
目指していた年収アップは果たせましたし、有給休暇の取りやすさなどの厚生福利の面においても前職よりも格段充実していました。

とくに有給休暇については、妻が2人目の子どもを妊娠・出産となった際の急な休暇についても、職場の同僚が快く応じてくれて、サポートをしてくれました。

若干、仲間意識の強さもあって飲み会が多くときに断りづらさを感じることもありますが、それ以外は特に不満なく、仕事を続けられました。

5その後、どうなったか。

「つまらない人」、それでもいい。

イメージ:カフェタイム

転職を振り返って思うことは、「目的を持って、そしてそれがブレることなく、活動を遂行すること」でしょうか。

私の場合は、「収入を増やすこと」がいちばんの目的でした。

そのため、新しいことにチャレンジするというような気持ちは少なく、むしろ転職後に仕事面での苦労を少しでも少なくするため、前職と同じ分野を希望しました。

人によっては、消極的な転職活動に見えるかもしれません。
でも、これで良かったんだと思います。
転職の目的は、人それぞれですから。「新しい知識・スキルの獲得」「得意分野を増やす」といった転職は、私には向きません。

自分にとって「このために転職するんだ」と強い気持ちの持てる目標を持つことが、大切だと思います。

それから、転職エージェントは使った方がよいと思います。
自分ひとりでやるには、転職活動は果てしないというか、きりがないんですよね。

とくに都市部では、求人の募集を出す企業は非常に多いです。
その中から、自分に合った職場や、現在の年齢や役職に見合う求人を見つけ出すのはとても骨が折れます。

迷った時の相談相手を得るうえでも、エージェントの協力はあるに越したことはないでしょう。

また、その際は「自分に合った転職エージェント」を見つけるのも大事ですね。単に知名度だけで選ぶのではなく、自分の希望する領域を得意とするエージェントを選ぶべきです。

◇ ◇ ◇

転職してから8年程が経過しました。

今では、マネージャーのポジションを任されています。
変わらず経理・会計職ですので、新規顧客獲得などの形に残りやすい目標は立てられませんが、職場環境を整えるべく、できることを最大限に行っていこうと思っています。

プライベートでは、子ども2人と妻と私の4人家族で仲睦まじく過ごしています。

妻からは相変わらず、(冗談交じりに)「つまらない人ねえ」と言われることもありますが、最近は「それでもいいんだ」と思うようになりました。

「つまらない」とは、「面白くない」「価値がない」という意味でつかわれることが多いですが、その一方で「決着がつかない」「はっきりしない」という意味もあります。

40代になりましたが、私の人生はまだ決着というものはついておらず、まだ「詰ってない」状態なわけです。

そう考えると、「私の人生は、まだまだこれからだ」という気持ちにもなります。

そんなこともあり、最近は、何かしら打ち込めるものをひとつ見つけてみようかと思っています。

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