エンジニアスクール「DMM WEBCAMP」で農業から未経験プログラマーに|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 農業
- 職種
- 部門責任者
- 従業員規模
- 51~100名
- 年収
- 300万~350万
転職後
- 職業
- IT・コンピューター
- 職種
- Webプログラマー
- 従業員規模
- 10~20名
- 年収
- 300万~350万
目次
たかしさんの転職ストーリー
1これまでの私
農業の出荷を担当。与えられた仕事を真面目にこなす日々。
当時、私は作物の出荷系の仕事をしていました。いわゆる、「農業」としての仕事です。
自分で言うのもなんですが、周りからは「真面目で責任をちゃんと背負ってやり遂げる人間」という評判を受けていました。
家族構成は、父・母・兄・そして自分の4人家族。
もともと人前に立って何かを進めていくのは苦手な性質なんですが、職場に矢面に立たずにヘラヘラ笑ってた上司がいて、そういうのを見ててとても「嫌だな」って思ってて。少なくとも、自分は人にそう思われないようにしようと。
とにかく「与えられた仕事をこなす」ことを真面目にやって、無茶ぶりのような大変な仕事も、きちんと毎回やり遂げました。
給料には反映されませんでしたが笑。
やりがいを感じることは、「お金を稼ぐこと」、「仕事で実績を積むこと」、そして「自分と関わる人はちゃんと幸せにしたいという思い」です。
当時の、「普段の楽しみ」はというと、…あまりこれといったことはなかったですね。
あまり酒は飲まないし、タバコもそこまで吸わず、ギャンブルにも特に好きでなかったし…。
それよりも、「自分のプラスになることをやろう」という気持ちが強かったと思います。
2転職のきっかけ
農業から、プログラマーになりたい。
「転職のきっかけ」ですか?
──「新しい分野で挑戦したい」という気持ちがとても強くなったからです。
ある時、急に通常の何倍もの追加発注があって、発注の前日までは現場には言われなかったのですが、上の人達はずっと前から知っていたみたいで。
…にもかかわらず、私たち現場にはそれが伝わってこなくて、連絡手段がアナログすぎることが問題だと感じました。
非常に作業効率が悪かったですし、以前も同じようなミスが何回か続いていたのです。
- 私
-
(…でも、これって連絡をもっとスムーズに伝えられるシステムがあれば解決できるんじゃないだろうか…)
私はそう考えて、上長にアイデアの提案をしましたが、あえなく却下されました。
そこで、「じゃあ自分でそのシステムを作ろう」と思ったのが、プログラミングに興味を持つきっかけになって。
そしてそれが、結果的に「IT業界」への転職の、最初の動機付けにもなりました。
それから少しして、私は「DMM WEBCAMP」という転職サポートのあるスクールに半年間通って、プログラミングの知識を深めていきました。
DMM WEBCAMPに通う際に、転職するという覚悟を持ってあえて会社をやめて退路を絶ったのも良い思い出です。
たかしさんが利用されたIT系スクール▽
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3転職中
半年間、プログラミングの勉強をして。
スクールには転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーの人たちがいて。その方の紹介で、未経験の職種ながらなんとか転職できました。
「転職で苦労したこと」ですか?
…31歳という年齢、かつ未経験という条件での「採用枠の少なさ」ですね。
31歳という年齢は実際厳しいと転職エージェントの方から言われることも多かったです。
自分で案件を探すとマッチするのはSIerの案件が実際多く、まずはそこでスキルを磨くのがいいという話もあったのですが、あまり気乗りはしてなかったです。
SIerとは
SIとは、System Integration(システムインテグレーション)の略のことです。
システムインテグレーションとは、言わば「システム開発や運用などを請け負う事業またはサービス」を指す言葉で、顧客(クライアント)の要望に応じて、ソフトウェアの設計や運用、コンサルティングに至るまで様々な仕事を請け負うことです。
この事業やサービスを請け負う企業のことを「System Integrator(システムインテグレーター)」、または縮めて「SIer(エスアイヤー)」と呼びます。
しかし、オリジナルポートフォリオが評されて、プログラマーとして転職できました。
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たぶん20代だったらサクッといったのかなと思うのですが。
そういう状況ではありましたが、その分、周囲の人達からの助けも沢山感じた時期でもありました。
ツイッターで繋がった人から「転職、頑張ってください」という声をいただいたり、スクールのキャリアエージェントの方も、絶えず励ましてくれたり。
その繋がりから、幸運にも今回転職が決まった会社さんも紹介していただきました。
転職サービスも沢山利用しました。マイナビエージェント、リクナビNEXT、doda、ワークポートなどです。
サポートは電話のみのところから、対面で百枚くらいの応募資料を持ってくるエージェントさん、自分にあったところだけチョイスして持ってきていただけるエージェントさんなど、様々ありました。
そんなこんなで転職活動中はとても忙しかったです。
毎日応募書類を書いて、応募して、状況を確認して、プログラミングを覚える時間は殆ど確保できませんでした。
自分の希望職種としては、「プログラマー」だったんですが、転職エージェントの方からは、
- 転職
エージェント -
「なかなか厳しいと思います」
と言われていて。
求人情報は合計で会社は100社くらいは見ました。
…で、そこから面接に至った会社数は、10社ぐらいですね。
最終的に、その会社のいくつかから内定をいただきました。
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4転職後
未経験からのエンジニア勤務。新しい職場で待ち受けていた環境は──。
幸運だっとことは、職場の先輩が良い人であったことです。
…というか、良い人すぎてましたね(笑)
実務未経験の私を、本当に親身にサポートしてくれました。
ですので、新しい職場での人間関係は問題ないです。…ただ、技術的な面ではとても苦労しています。
先輩たちも忙しいから一から十まで丁寧に教えるってことはできないですし。
「やってみてください」って言われて全然やれなくて、調べたけど全然わからない──そんなこともしょっちゅうで。
- 私
-
(先輩たちが頑張っているから、自分ももっと頑張らなくちゃいけない)
いつも、そんな意識でいました。
あと、技術系の会社ということもあって、エンジニアの待遇が良いのは良かったです。
代表の方もエンジニア側に対して寛大ですし、かつ全部任せてくれるので、皆自由にやれています。
たとえば、音楽聴きながら仕事できますし、お腹空いたらご飯行ったりしてオフィスの出入りも自由ですし。
また、つい最近は超凄腕のプログラマーが入ってきて、色々技術的なことを教えてもらったりしていて。
学ぶにも、エンジニアとしてのパフォーマンスを発揮するにも、とても良い環境に居れていると思っています。
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5その後、どうなったか。
エンジニアとして、ゼロから開発する能力を身につけたい。
「転職して、心残りなこと」ですか?
そうですね…、「もっといろいろ勉強しておけば良かった」とは感じていますね。
スクールで習ったことだけじゃなくて、もっと自分から幅広く勉強しておくことが大事だったんだなあって思います。
今も、もっと勉強のスピードも上げないとと焦っています。
悩むのではなく、自分からどんどんPDCAを回していかないとまずいなと感じています。
調べ物をするにも、先輩にすぐ聞くのではなく、自分で制限時間を設けるようにし、その時間内でどんどん試していく。
そこでわからないことは先輩に聞くけど、自分で解決する能力がどんどん高くなっていけるように。
そういうPDCAサイクルを回しています。
あとはタイピングをもっと早くしたい笑
周りの人、すごく早いんですよね。
負けずにスピードを早くしようと頑張ってたら、腱鞘炎になってしまいました笑
◇ ◇ ◇
取り組んでみたいことは、アプリ開発の会社なので、Androidアプリもiosアプリも両方作りたいですね。
先輩たちも言ってたんですけど、やっぱり出来上がっているものにただ追加していくだけの開発ってつまらないんですよね。
1から開発する経験はつけたいですね。
あとは、(少し先の話ではありますが、)もっと条件の良くて技術力の高い会社でやっていきたいなぁっていうのと、それでいて、いままで一緒にやってきた気の合う人たちと一緒に挑戦していけたらなあと思っています。
でも直近はとにかく業務で必要な技術を身につけていくことですね。
先輩たちを追いつかないとですし、そして追い越していきたい。
勝てるとはまだ思わないけど、目指していかないとダメですよね。
トップを走り続けるようなハイスキルな人がいて、そんな人と知り合うと、「自分のちっぽけさ」を思い知ることになるじゃないですか?
そうすると、「自分はそんな風になれない」って思って努力を放棄してしまい、量産型プログラマーみたいなのに成り下がったりする──そういう人も、多いと思うんですよね。
自分はそういうのは嫌ですね。だから、ちゃんと自分の人生を良くするために、食らいついて努力していきたい。
そして、周りから頼られるような人間になりたいですね。
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