調整薬局の薬剤師勤務「毎日が同じことの繰り返し」と悩むようになって|私の転職体験談
転職前
- 職業
- 調剤薬局
- 職種
- 薬剤師
- 従業員規模
- 200人
- 年収
- 500万円
転職後
- 職業
- ドラッグストア
- 職種
- 薬剤師
- 従業員規模
- 120人
- 年収
- 550万円
目次
あんちゃんさんの転職ストーリー
1これまでの私
薬剤師として、順調にキャリアアップ。
2年前、転職前は県内に十数店舗の支店がある調剤薬局で働いていました。
職場は薬剤師が5人の中規模の薬局で、一般薬剤師から管理薬剤師にキャリアアップし、
薬局内だけの仕事だけではなく、講演会や地域の活動なども任せられるようになっていました。
また新規店舗の出店の時には、出店の準備や保健所や薬剤師会などへの申請の手続きなども経験させてもらいました。
管理薬剤師とは
管理薬剤師は、薬局や病院などの医療機関で、薬の調剤や在庫管理、薬事法に基づく管理業務を行う薬剤師のことを指します。
薬局内のスタッフの指導や管理、法令遵守に関する業務も行い、薬局や医療施設の運営をサポートします。
管理薬剤師の主な仕事内容
仕事内容 | 説明 |
---|---|
薬の調剤・服薬指導 | 医師の処方箋に基づき、薬を調剤します。また、患者に対して薬の効果や服用方法、副作用について説明し、正しい服薬指導を行います。 |
薬品の在庫管理 | 薬局内で使用する薬品の在庫を管理し、適切なタイミングで発注を行います。期限切れや品質低下を防ぎ、常に適切な薬を提供できるようにします。 |
法令遵守とスタッフ管理 | 薬事法や関連する法令を遵守し、適切な薬品管理を行います。また、薬局内のスタッフの教育や業務の管理も担当します。 |
私生活の方は一人暮らしをしており、休日に友達とドライブや旅行に出かけたり、社会人サークルでサッカーをしています。
まだ結婚する予定はありませんが、将来結婚を考えて付き合っている人がいたので、その人との未来のことも考えながら生活をしています。
2転職のきっかけ
自分にはもっとふさわしい職場があるんじゃないか。
転職をしようと思ったきっかけは、自分が「毎日同じ事ばかりを続けている」と感じたことがきっかけです。
店舗で勤務をしていると、毎日が同じような処方箋の受付ばかりで、他の専門分野の知識が不足していると感じたのです。
私が勤めていた薬局は比較的新しいところで、私は開局前から準備等に携わってきました。
開局前から準備して軌道に乗せるまで、一通りの業務を経験したあとだったので、次は違うフィールドで勉強や勝負をして自己研鑽したいと思うようになりました。
職場でも優秀な後輩も育ってきていましたので、自分が抜けても店舗が回るようになって来たのも辞めるきっかけの1つでした。
また年収に関しても不満がありました。
とはいっても、あのまま転職を意識せずに働き続けていたら、年収に関して何も思うところは無かったと思います。
色々と求人を見漁るようになってきて初めて、管理職の立場にも関わらずほとんど給料が変わらず、今の自分の給料よりも高い求人がたくさんあることを知り、次第に仕事や能力の、それに見合った対価を貰えていないと感じるようになったのです。
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3転職活動中
転職エージェントを利用してみて。
転職する前に、まずは友人や先輩にどういった経緯で転職するのがいいかを相談しました。
すると皆口をそろえて言うのは、
- 友人
-
「転職エージェントに任せた方が絶対いいよ」
ということでしたので、仕事をしながらエージェントに求人を紹介してもらう方法が自分には向いているだろうと思いました。
私が実際に利用したのは、薬剤師専門の「薬キャリ」や「リクナビ薬剤師」といった、薬剤師の求人を専門的に扱う転職エージェントです。
登録したあとはすぐに電話がかかってきて、希望条件のヒアリングがありました。
数日後には希望に合った求人を数十件送ってもらい、その中で気になるものをまとめて面接に行きました。
年収や休日、希望する店舗など、自分ではなかなか交渉しづらいことも担当のキャリアアドバイザーさんが代行してくださり、とても助かりました。
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4転職後
新しい職場で、待ち受けていた状況は。
新しい職場は、県内にあるそこそこ大規模のドラッグストアになります。
調剤薬局とドラッグストアの業務内容の違い
調剤薬局は主に医師の処方箋に基づいて薬を調剤し、患者に提供する場所であり、処方薬の取り扱いが中心です。
一方、ドラッグストアは、処方薬だけでなく、一般用医薬品や健康食品、化粧品なども販売しており、幅広い商品を扱います。
患者とのコミュニケーションやアドバイスが重要な役割を果たす点では共通していますが、取り扱う商品や業務内容に違いがあります。
調剤薬局とドラッグストアの薬剤師の仕事内容比較
項目 | 調剤薬局 | ドラッグストア |
---|---|---|
薬の調剤 | 医師の処方箋に基づき、薬を調剤します。 | 調剤業務を行う店舗がありますが、取り扱いは少なく、一般用医薬品の販売が中心となります。 |
服薬指導 | 患者に対して薬の効果や服用方法、副作用について説明し、正しい服用を促します。 | 一般用医薬品の選び方や服用方法について、来店者にアドバイスを行います。 |
取り扱い商品 | 処方薬が中心で、調剤に特化した業務が主です。 | 処方薬に加え、一般用医薬品、サプリメント、化粧品、日用品など幅広い商品を取り扱います。 |
扱っている商品のほとんどが市販薬だったため、医療用医薬品の知識に偏っていた自分には少し、慣れるまで苦労しました。
ただ、周りで働く人たちの的確なサポートがあり、1年間は専属の先輩がついてくれる職場だったので、わからないことや知らないこと、不安などなんでも相談できる環境が揃ってたのは良かったです。
また、医療用医薬品の知識があったため、調剤併設のドラッグストアでも重宝されるようになって、入社間もなくでエリアマネージャーまで出世し、会社内の様々な場面で裁量を与えられるようになりました。
そして現在は、幹部候補生にも選ばれました。
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5その後、どうなったか。
転職を振り返って、今思うこと。これから、目指したいこと。
今回の転職を通して学べたことは、専門の転職エージェントに任せるのが一番確実で安心でき、交渉も有利に進められることです。
一人で転職活動をやっていたら求人を探すだけでも時間がかかり、それにアポイントを取るのも難しかったと思います。
また、その地域やエリアでの年収の相場も知らないので、転職エージェントを通すことによって自分の能力に相応な職場を紹介してもらえることも大きな利点となりました。
過去に紹介した年収例などがあるため、事前に転職後の収入についても計算できたため、あとは安心して任せられました。
ひとつ後悔していることは、転職エージェントは担当によっては力量に差があるので、もう少しベテランの担当さんに頼んだら、より満足のいく転職ができていたかもしれません。
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転職することで調剤薬局やドラッグストアのどちらも経験できたので、今後は調剤併設のドラッグストアなどを自分で開局したいと考えています。
新規開局のノウハウもありますし、ドラッグストアでの市販薬の知識、医療用医薬品の知識を活かした薬局作りを考えています。
現在は遠隔服薬指導やロボット調剤が法律でも認められてきているので、その流れに乗りながら最先端の技術や調剤機器などを導入していくのが理想です。
また、そういった話題を作った上で、世の中の薬剤師さんや薬局のイメージを大きく変えて、もっと身近な存在にしていくのも1つの目標です。
作ったあとは一店舗だけではなくて、全国展開できるようにもしたいと思っています。
参考:薬剤師関連の転職におすすめの転職エージェント[PR]
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在籍するエージェントはいずれも医療業界への支援実績が豊富な人材です。
ただ求人を紹介するだけでなく、転職者の希望や経験を踏まえたマッチングに力を入れています。
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