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Webデザイナーとして「残業のない職場」を目指して転職をしてみたけれど。|私の転職体験談

misa さん(女性 35歳 東京都)
ちょっと成功、
やや失敗

転職前

BEFORE
職業
Webディレクター
職種
IT関連
従業員規模
30名程
年収
500万円

転職後

AFTER
職業
Webデザイナー
職種
IT関連
従業員規模
2,000名程
年収
400万円

1これまでの私

人生はじめての「本格的なデザイン会社」で働いてはみたものの。

イメージ図:デザイン会社の職場

1年半の専業主婦を経験したのち、私は28歳の時に離婚し、派遣会社に登録しました。

Webデザイナーとして大手通信会社に派遣され、社内のインハウスデザインをしていました。

インハウスデザインとは

インハウスデザインとは、その企業内の製品・サービスに関わるデザインを手掛けることです。インハウスデザインをする人を「インハウスデザイナー」といいます。
デザイン業務を他社から依頼・受託されてのデザイン制作と区別する際に使われることが多いです。

ただ、派遣先の方でデザイン以外の業務(例えば、事務業務とか)もやらされることが多く、それで業務内容の改善を申し出たところ、契約解除にされてしまいました。

その後、知人の紹介で小規模のデザイン会社に正社員として雇用され、他の大手デザイン会社にWebディレクターとして出向することになりました。

わたしにとってその職場は、初めての「本格的なデザイン会社」でした。

(ここで、デザインを創っていけるんだ…!)

そんな期待を抱いていました。

当時、私は一人暮らしでしたし、プライベートで特に楽しみや生きがいもありませんでしたから、仕事への想いは自然と強まっていたのでしょう。

離婚という経験も辛かったですし、お金の問題もありました。

今日どうやって稼ぐか」を最優先に、その日その日を暮らしていました。

2転職のきっかけ

とにかく毎日が忙しく、そして職場の皆もピリピリしていて。

イメージ図:毎日が深夜残業

本格的にWebデザイナーとして働くのは初めてのことでした。
ですので、毎日必死に頑張りました。

朝の出社は他の企業より遅めですが、帰宅は0時を超えることもザラにありました

契約時に「月々の残業時間は30時間まで」と約束していたのですが、毎月ゆうに60時間を超えました。

直属の上司にも相談したのですが、社員全員がそんな感じで…。
残業時間が改善されることはありませんでした。

それでもチーム内に良い人達が多く、ハードワークでも耐えられましたのですが、数か月勤務後、別の部署に異動になりました。

その部署では更に残業が過酷で、終電帰りの毎日でした。

また、チームの雰囲気もピリピリしていました。

ちょっとしたミスをした際にも、何かと嫌味を言う人がいるな…、と思っていたら、気づくとチーム内の人達はみんなそんな人たちばかり。

終電まで頑張って働いても、「今日は大変だったね」であったり「お疲れ様、ありがとう助かったよ!」みたいな声の掛け合いはいっさいありません。

(こんな環境で、私はこの人たちと仲良くしていこうと思い続けられるだろうか…)

毎日のようにそんなことを考え始めるようになり、いつしか「この会社は、もう辞めた方が良いだろう」と、思うようになりました。

3転職活動中

転職先の希望は、とにかく「残業のない職場」。

イメージ図:女性のシステム手帳

会社を辞めるといっても、お金のこともあるし次の職場を探す必要がありました。

ですが、とにかく忙しい職場でしたので、働きながら転職先を探すのは無理だと思い、退職後に転職活動をすることにしました。

親からは「実家に帰ってはどうか」と言われましたが、あまり仕事にブランクがあるのは後々不利になると思い、断りました。

前職、全然職は知人の紹介だったのですが、結局業務内容が契約と違ったりと思うような働き方ができなかったため、

(今回の転職は、自分の意思・責任で、決めていこう…!)

そう思い、友人・知人にはなるべく助けを求めないように進めました。

転職エージェントについては、2件ほど利用しました。
ポートフォリオや職務経歴書を書くアドバイスをしていただきました。

あるとき、転職エージェントのキャリアアドバイザーの方から、

キャリアアドバイザー

「〇〇さん(私の名前です)が希望している職種で、たまたま大手通信会社で人員の空きがありましたよ」

と紹介してくれ、応募したところ運よく内定をいただけて。

年収は前職と比べて下がりますが、「定時で帰れる」ということでしたので、二つ返事で承諾しました。

4転職後

転職後の新しい環境で、待ち受けていた状況は。

イメージ図:

新しい職場は、事前に聞いていた通り残業はほとんどありませんでした。

あと良かったのは、「飲み会が強制参加ではない」ということですね。
私の歓迎会もランチ会で、こちらも気軽に参加できました。

仕事内容はまぁまぁ退屈な作業も多かったですが、その分スケジュールも余裕があって。暇な時間は自身のスキルアップの勉強ができました。

──と、ここまでの内容だと「転職成功!」と言っても良さそうなんですが、でもやっぱり問題というか、気になる点もありました。

何というか、「ぬるま湯」な環境と言えば良いんでしょうか。
あと、ちょっと閉鎖的な感じがあって。

たとえば、グループで固まって、内輪ノリな時が多いんですね。

それから、ひとの恋愛事情や家庭環境について根ほり葉ほり詮索してくるような人がいたり、──特に気になったのは、社員の「レッテル貼り」でした

他の社員の話になったときに、

同僚

「あの人ね、先月〇〇でおっきなミスしちゃったんだよね。あまり使えないタイプだよね」

といった、その人の評価や評判に関する噂をよく耳にしました。

きっと、私も同じように言われているのでしょう。

5その後、どうなったか。

残業ばかりの会社と残業のない会社を経験して、今思うことは。

イメージ図:デスクワーク中の女性

当時の転職を振り返って思うことは、どんな職場も良い面・悪い面があるということですね。

前職の会社は、たしかに激務で毎日本当に忙しかったですが、その分学ぶことも多く、自然にスキルアップすることができたように感じます。

転職後の今の会社は、仕事はラクなのですが、自ら学ぶ姿勢がないと、どんどん他の技術者にスキルで追い抜かれてしまうという危機感があって。
それが、却って自分のこれからの「キャリアプラン」を振り返るきっかけにもなりました。

きっと私は「適度に忙しくて、適度にスキルアップできる職場」を求めていたのでしょう。

そんな会社、なかなかないかもしれませんね笑。
でも、もう少ししっかり探せば、そういう会社にも巡り合えたかもしれないと、思うこともあります。

◇ ◇ ◇

結局、その一年後私は会社を辞めました

退職の理由は、やっぱりその会社の雰囲気が性に合わなかったから…というのと、ご縁があって再度結婚することができましたので、家事と両立できるWebデザインの在宅ワークに切り替えることにしたのです。

あと、年齢が年齢ですので、直近で子どもを授かることができればよいかなと考えています。子どもができないのであれば、里親制度も検討しています。

これは私の性格なんでしょうが、「何かあったときのために、私の収入だけでやっていけるような仕事をしていきたい」と思ってしまうんですよね。

夫は正社員ですが、私自身も、子育てをしながらもある程度の収入が見込めるような本業を、将来確立させたいと考えています。

misaさんの体験談のポイント

参考:女性の復職・キャリアチェンジにおすすめの転職サイト

LIBZ(リブズ)

リブズ
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